1.1 PFM - Agent for Platformの特長
PFM - Agent for Platformは,UNIXのパフォーマンスを監視するために,パフォーマンスデータを収集および管理するプログラムです。
PFM - Agent for Platformの特長を次に示します。
- UNIXの稼働状況を分析できる
監視対象のUNIXから,CPU使用率や起動中のプロセス数などのパフォーマンスデータをPFM - Agent for Platformで収集および集計し,その傾向や推移を図示することで,UNIXの稼働状況の分析が容易にできます。
- UNIXの運用上の問題点を早期に発見し,トラブルの原因を調査する資料を提供できる
監視対象のUNIXでシステムリソースが不足するなどのトラブルが発生した場合,Eメールなどを使ってユーザーに通知することで,問題点を早期に発見できます。また,その問題点に関連する情報を図示することで,トラブルの原因を調査する資料を提供できます。
PFM - Agent for Platformを使用するには,PFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleが必要です。
PFM - Agent for Platformについて次に説明します。
- <この節の構成>
- 1.1.1 UNIXのパフォーマンスデータを収集できます
- 1.1.2 パフォーマンスデータの性質に応じた方法で収集できます
- 1.1.3 パフォーマンスデータを保存できます
- 1.1.4 UNIXの運用上の問題点を通知できます
- 1.1.5 アラームおよびレポートが容易に定義できます