付録A.1 メモリー所要量

メモリー所要量は,PFM - Agent for Platformの設定状況や使用状況によって変化します。

<この項の構成>
(1) 見積もり式
(2) 見積もり例

(1) 見積もり式

PFM - Agent for Platformのメモリー所要量の,おおよその見積もりを次の表に示します。

表A-1 メモリー所要量

PFM - Agent for Platformの状態メモリー所要量(単位:メガバイト)
初期状態での運用45
初期状態以外での運用(14,000+(6,000+3*a+3,000+640*b+640*c))/1,024
(凡例)
a:PFM - Agent for Platformのプログラム全体の起動プロセス数(2個)
b:PFM - Web Consoleで表示しているリアルタイムレポート数
c:レコードのパフォーマンスデータ収集条件を,Log=Yに設定した定期収集レコード数
注意
Agent Collectorサービスは,収集可能な性能情報がOSの環境によって異なるため,メモリー所要量が記載内容より大きくなることがあります。

(2) 見積もり例

OSがWindows Server 2003の場合のメモリーの見積もり例を次に示します。

表A-1の変数を次の値とします。

a=2個
b=5レポート
c=3レコード

メモリーの算出式は,次のようになります。

(14,000+(6,000+3*2+3,000+640*5+640*3))/1,024(MB)
=(14,000+(6,000+6+3,000+3,200+1,920))/1,024
=(14,000+(14,126))/1,024
=28,126/1,024
=約27(MB)