6.2.2 [Webトランザクションの作成]画面

Webトランザクションを新規作成する際に,保存先のWebトランザクションファイルと,Webトランザクションの名称を設定する画面です。[Web Recorder](メイン)画面で[トランザクション]-[新規作成]を選択すると表示されます。

図6-3 [Webトランザクションの作成]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[Webトランザクションファイル名]
保存先のWebトランザクションファイル名を255バイト以内で指定します。既存のWebトランザクションファイルに保存する場合は,プルダウンメニューから選択することもできます。入力した文字列の前後に空白,タブ,および改行がある場合は,削除されます。なお,一つのPFM - Agent for Service Responseで計測するWebトランザクションは,一つのWebトランザクションファイルに保存することをお勧めします。異なるPFM - Agent for Service Responseで計測するWebトランザクションは,必ず異なるWebトランザクションファイルに保存してください。
Webトランザクションファイルは,次のフォルダに格納されます。
インストール先フォルダ¥agtv¥probe¥webtrans配下
[新規Webトランザクション名]
新たに作成するWebトランザクション名を255バイト以内で指定します。入力した文字列の前後に空白,タブ,および改行がある場合は,削除されます。また,Webトランザクション名には,半角の「|(ストローク)」は使用できません。なお,Webトランザクション名は,同じWebトランザクションファイルの中で一意の名称になるように指定してください。
[コメント]
コメントを255バイト以内で設定します。入力した文字列の前後に空白,タブ,および改行がある場合は,削除されます。この項目は省略できます。
[Webトランザクションファイルのエンコード]
Webトランザクションファイルのエンコードを指定します。プルダウンメニューから,「Shift_JIS」,「EUC-JP」,「ISO-2022-JP」,「UTF-8」,「US-ASCII」のどれかを選択してください。デフォルトは「Shift_JIS」です。
ここで指定したエンコードは,Webトランザクションファイル1行目のXML宣言文に反映されます。
注意
Web Recorderで自動記録されるメッセージボディは,送受信データがそのまま記録されます。
また,URLやタイトルなどのページ情報はShift_JISで記録されるため,この項目で指定した文字セットと一致しない場合があります。
その場合は,Webトランザクションファイルが,この項目で指定した文字セットで記載されるよう修正してください。
[ステップ識別子を自動的に付与する]
新規に作成するWebトランザクションで記録されるステップに,自動的にステップ識別子を付与する場合にチェックします。デフォルトはチェックされています。
自動的に付与されるステップIDは,[プリフィックス]で指定した文字列の後に,5桁の半角数字(前0埋め)のシーケンス番号を付加した文字列になります。
例えば,[プリフィックス]に「STEPID_」を指定した場合,自動付与されるステップ識別子は次のようになります。

STEPID_00001,STEPID_00002, …,STEPID_99999

[プリフィックス]
ステップ識別子のプリフィックスを,1~250バイトの英数字およびハイフン,アンダースコア,半角スペースで指定します。[ステップ識別子を自動的に付与する]をチェックした場合は,必ず指定してください。なお,入力した文字列の前後に空白,タブ,および改行がある場合は,削除されます。
注意
ステップ識別子を自動的に付与する場合,次の点に注意してください。
  • [ステップ識別子を自動的に付与する]の設定が有効になるのは,新規に作成したトランザクションで,かつ自動的に記録されたステップ(ステップ識別子がないステップ)に対してだけです。手動で挿入したステップには自動付与されません。既存のファイルを開いた場合も自動付与されません。
  • シーケンス番号が最大値(99999)に達した場合は,その後のステップから自動付与されません。