7.6 計測条件ラベル定義ファイル(esptasklabel.conf)
計測条件に任意のラベル名を定義するファイルです。
- 注意
- 同一タスクIDのタスクについて,計測条件登録ファイル(esptask.xml)でラベル名が定義されている場合,計測条件登録ファイルでの設定が優先されます。
- なお,計測条件登録ファイルで定義したラベル名は,PFM - Web Console上でTask Labelプロパティとして確認,変更できます。計測条件ラベル定義ファイルで定義したラベル名をPFM - Web Consoleから確認したり変更したりすることはできません。
- <この節の構成>
- (1) 書式
- (2) 定義内容
- (3) 記述例
(1) 書式
[label definition]
task_id=計測条件ID
task_label=計測条件ラベル名
- 注意
- 計測条件ラベル定義ファイルを記述するときの注意事項を次に示します。
- キー名称と値は「=(イコール)」でつないで記述すること。
- キー名称と値は1行で記述すること。
- 行頭は1カラム目から記述すること。
- なお,先頭が「#(シャープ)」の行は,コメント行とみなされます。
(2) 定義内容
- label definitionセクション
- 計測条件のIDと任意のラベル名とを組み合わせて定義します。計測条件ラベルを,定義する計測条件の数だけ記述します。IDとラベル名のどちらかの定義が正しくない場合,その組み合わせの定義は反映されません。
表7-27 label definitionセクションの定義内容
キー名 | 必須 | 指定する値 |
---|
task_id | ○ | ラベルを定義する計測条件のIDを指定します。 |
task_label ((63バイト以内の文字列※)) | ○ | 計測条件に対する任意の名称を指定します。ほかの計測条件と重複しない一意の名称を指定する必要があります。 |
- (凡例)
- ○:必須項目
- 注※
- 「,(コンマ)」,「"(ダブルクォーテーション)」,「=(イコール)」は指定できません。
(3) 記述例
計測条件ラベル定義ファイルの記述例を次に示します。
[label definition]
task_id=1
task_label=HTTP A Server
task_id=2
task_label=HTTPS Shopping Server
task_id=3
task_label=POP3 Mail Server