6.2.10 [代替文字列の設定]画面

代替文字列を特定するための設定を行う画面です。[可変文字列の設定]画面の[代替文字列]タブで[追加]ボタンまたは[編集]ボタンを選択すると表示されます。

図6-20 [代替文字列の設定]画面

[図データ]

表示項目について説明します。

[ステップ識別子]
ステップ識別子を選択します。プルダウンメニューには,記録済みのステップで設定されているステップ識別子が設定されています。デフォルトでは何も選択されていません。必ず選択してください。
[代替文字列取得元の設定]
代替文字列の取得元を選択します。
代替文字列をHTMLから取得する場合
[代替文字列をHTMLから取得]を選択してください。設定項目の詳細については,「(1) 代替文字列をHTMLから取得する場合の設定項目」を参照してください。
代替文字列をHTTPヘッダーから取得する場合
[代替文字列をHTTPヘッダーから取得]を選択してください。設定項目の詳細については,「(2) 代替文字列をHTTPヘッダーから取得する場合の設定項目」を参照してください。
デフォルトでは[代替文字列をHTMLから取得]が選択されています。
[代替文字列として扱わない文字列の設定]
取得した代替文字列の中で,代替文字列として扱いたくない部分がある場合にチェックします。デフォルトではチェックされていません。
チェックした場合は,[直前の文字列]または[直後の文字列]のどちらかを設定する必要があります。
[直前の文字列]
代替文字列の直前(代替文字列は含まない)の文字列を代替文字列として扱わない場合に設定します。設定した文字列と同じ文字列が複数存在する場合,文字列の先頭から検索して初めに現れた文字列を設定したことになります。
1~255バイトで設定してください。入力した文字列の前後に空白,タブ,および改行がある場合は,削除されます。
[代替文字列が含まれる個所の設定]で[属性]を選択した場合は,属性値の範囲を示す「"」や「'」は設定できません。
[直後の文字列]
代替文字列の直後(代替文字列は含まない)の文字列を代替文字列として扱わない場合に設定します。設定した文字列と同じ文字列が複数存在する場合,文字列の終わりから検索して初めに現れた文字列を設定したことになります。
1~255バイトで設定してください。入力した文字列の前後に空白,タブ,および改行がある場合は,削除されます。
[代替文字列が含まれる個所の設定]で[属性]を選択した場合は,属性値の範囲を示す「"」や「'」は設定できません。
[取込]ボタン
設定済みの代替文字列の設定を取り込みます。ほかのステップで設定した代替文字列の設定も取り込むことができます。クリックすると[代替文字列設定の取込元選択]画面が表示されます。
<この項の構成>
(1) 代替文字列をHTMLから取得する場合の設定項目
(2) 代替文字列をHTTPヘッダーから取得する場合の設定項目

(1) 代替文字列をHTMLから取得する場合の設定項目

[代替文字列取得元の設定]で[代替文字列をHTMLから取得]を選択した場合の設定項目について説明します。

[代替文字列が含まれる要素の設定]
代替文字列をHTMLから取得する場合に選択します。選択した場合,代替文字列が含まれる要素の要素名や,絞り込み条件,条件を満たす要素が複数ある場合に使用する要素を設定します。
[要素名]
代替文字列が含まれる要素の要素名を,1~1,023バイトで設定します。[代替文字列をHTMLから取得]を選択した場合,必ず設定してください。入力した文字列の前後に空白,タブ,および改行がある場合は,削除されます。
[要素の絞り込み条件の設定]
要素名だけでは要素を特定できない場合に,要素を絞り込むための条件を設定します。[追加]ボタン,[編集]ボタン,[削除]ボタンを操作し,必要な条件を設定してください。[絞り込み条件の設定一覧]には,設定されている,要素を絞り込むための条件が表示されます。
  • [追加]ボタン
    要素の絞り込み条件の設定を新しく追加します。クリックすると[要素の絞り込み条件の設定]画面が表示されます。
  • [編集]ボタン
    [絞り込み条件の設定一覧]で選択されている要素の絞り込み条件の設定を編集します。クリックすると[要素の絞り込み条件の設定]画面が表示されます。[絞り込み条件の設定一覧]で要素の絞り込み条件の設定が選択されていない場合はエラーメッセージが表示されます。
  • [削除]ボタン
    [絞り込み条件の設定一覧]で選択されている要素の絞り込み条件の設定を削除します。[絞り込み条件の設定一覧]で要素の絞り込み条件の設定が選択されていない場合はエラーメッセージが表示されます。
[条件を満たす要素が複数ある場合 n 番目の要素を使用]
[要素名]と[要素の絞り込み条件の設定]を満たす要素が複数存在する場合,先頭から数えて何番目の要素に代替文字列が含まれるかを,1~1,023の整数で指定します。デフォルトは「1」です。設定しなかった場合は,先頭の要素に代替文字列が使用されます。
[代替文字列が含まれる個所の設定]
代替文字列を含む個所として,[内容]または[属性]を選択します。デフォルトでは[属性]が選択されています。
[内容]
代替文字列が要素の内容に含まれる場合に選択します。
[属性]
代替文字列が要素の属性値に含まれる場合に選択します。選択した場合,[属性名]を必ず指定します。
[属性名]には,属性名を1~1,023バイトで指定します。
[属性名]に「=」は指定できません。設定した属性名の大文字・小文字は区別されません。入力した文字列の前後に空白,タブ,および改行がある場合は,削除されます。

(2) 代替文字列をHTTPヘッダーから取得する場合の設定項目

[代替文字列取得元の設定]で[代替文字列をHTTPヘッダーから取得]を選択した場合の設定項目について説明します。

[ヘッダー名]
HTTPヘッダーのヘッダー名を,1~1,023バイトで設定します。
[ヘッダーの値]
HTTPヘッダーの値を,1~4,095バイトで設定します。