機能
DNS(PI_DNS)レコードには,DNSサービスに関する応答時間の情報が格納されます。このレコードは複数インスタンスレコードです。
デフォルト値および変更できる値
項目 | デフォルト値 | 変更可否 |
---|---|---|
Collection Interval | 360 | ○ |
Collection Offset | 0 | ○ |
Log | No | ○ |
LOGIF | 空白 | ○ |
ODBCキーフィールド
PI_DNS_MSR_COND_ID
ライフタイム
なし
レコードサイズ
フィールド
View名 (Manager名) | 説明 | 要約ルール | 形式 | デルタ | データソース |
---|---|---|---|---|---|
Total Amount of Data (TOTAL_DATA_SIZE) | DNSプローブと計測対象サーバがUDP上でやり取りした総データ量(バイト)。 | AVG | double | No | Probe Daemon |
Total Response Time (TOTAL_RESP_TIME) | 総応答時間(秒)。図9-2の(1)。 | AVG | double | No | Probe Daemon |
DNSシーケンスを次の図に示します。
図9-2 DNSシーケンス
DNSの動作環境および注意事項
DNSプローブは,指定された検索対象ホスト名に対するIPアドレスをDNSサーバに問い合わせ,応答を受信するまでに掛かった時間を計測します。
DNSの動作環境および注意事項について,次に説明します。
リトライタイムアウト時間
リトライタイムアウト時間は,次の式で自動的に計算されます。
リトライタイムアウト時間=タイムアウト時間÷(リトライ回数+1)
検索対象ホスト名の名前解決
検索対象ホスト名の名前解決に失敗し,IPアドレスを求められない場合は,計測が失敗します。
準拠するRFC
RFCに準拠していない機能や制限事項については,前述の注意事項を参照してください。