計測対象のインターネットサービスごとに書式と定義内容を説明します。
(1) HTTP
HTTPサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM>
<HTTP>
<URL>URL</URL>
<POST>
<MESSAGE_BODY>メッセージボディ</MESSAGE_BODY>
</POST>
<DEPTH>深さ</DEPTH>
<WEB_AUTH>
<WEB_USERNAME>Web認証ユーザー名</WEB_USERNAME>
</WEB_AUTH>
<PROXY>
<PROXY_HOSTNAME>プロキシのホスト名またはIPアドレス</PROXY_HOSTNAME>
<PROXY_PORT>プロキシポート番号</PROXY_PORT>
<PROXY_USERNAME>プロキシユーザー名</PROXY_USERNAME>
</PROXY>
</HTTP>
</SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(HTTP)
表7-10 <SERV_PARAM>の定義内容(HTTP)
XMLタグ | 必須 | タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<HTTP>・・・</HTTP> | ○ | HTTPサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<URL>・・・</URL> ((255バイト以内の文字列)) | ○ | 計測対象のWebページのURLを指定します。プロトコル識別子(http://)は含めません。ポート番号は省略できます。ポート番号を省略した場合は,80番ポートを使用します。 |
<POST>・・・</POST> | - | POSTメソッドを計測するよう指定するタグです。<MESSAGE_BODY>タグを使用して設定します。省略する場合は,<POST>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。省略した場合は,GETメソッドを使用します。 |
<MESSAGE_BODY>・・・</MESSAGE_BODY> ((1~1,023バイトの文字列)) | -※1 | POSTメソッドの送信の場合にメッセージのボディとして送信される文字列を指定します。POSTメソッドを使用する場合,この項目は省略できません。 |
<DEPTH>・・・</DEPTH> ((1~100))《2》 | - | 埋め込みリソース・フレームを取得する深さを指定します。深さとは,計測対象のWebページ中に含まれるリソースとフレームのうち,ダウンロードするリソースとフレームのWebページ中の深さを表します。次に例を示します。
|
<WEB_AUTH>・・・</WEB_AUTH> | - | Web認証をする場合に指定します。<WEB_USERNAME>タグを使用し,Web認証に関する設定をします。省略する場合は,<WEB_AUTH>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。 |
<WEB_USERNAME>・・・</WEB_USERNAME> ((64バイト以内の文字列)) | -※2 | Web認証に使用するユーザー名を指定します。Web認証実行時だけ有効です。 |
<PROXY>・・・</PROXY> | - | プロキシを利用する場合に指定します。 <PROXY_HOSTNAME>タグ,<PROXY_PORT>タグ,および<PROXY_USERNAME>タグを使用し,プロキシに関する設定をします。省略する場合は,<PROXY>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。 |
<PROXY_HOSTNAME>・・・</PROXY_HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) | -※3 | プロキシサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。プロキシ利用時だけ有効です。 |
<PROXY_PORT>・・・</PROXY_PORT> ((1~65535)) | -※3 | プロキシサーバのポート番号を指定します。プロキシ利用時だけ有効です。 |
<PROXY_USERNAME>・・・</PROXY_USERNAME> ((64バイト以内の文字列)) | -※4 | プロキシ認証をする場合に使用するユーザー名を指定します。プロキシ認証をしない場合は,タグの記述を省略します。 |
(2) HTTPS
HTTPSサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM>
<HTTPS>
<URL>URL</URL>
<POST>
<MESSAGE_BODY>メッセージボディ</MESSAGE_BODY>
</POST>
<DEPTH>深さ</DEPTH>
<WEB_AUTH>
<WEB_USERNAME>Web認証ユーザー名</WEB_USERNAME>
</WEB_AUTH>
<PROXY>
<PROXY_HOSTNAME>プロキシのホスト名またはIPアドレス</PROXY_HOSTNAME>
<PROXY_PORT>プロキシポート番号</PROXY_PORT>
<PROXY_USERNAME>プロキシユーザー名</PROXY_USERNAME>
</PROXY>
<SSL_AUTH_IGNORE></SSL_AUTH_IGNORE>
<CLIENT_AUTH>
<CLIENT_CERT_FILE>クライアント証明書ファイル名</CLIENT_CERT_FILE>
</CLIENT_AUTH>
</HTTPS>
</SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(HTTPS)
表7-11 <SERV_PARAM>の定義内容(HTTPS)
XMLタグ | 必須 | タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<HTTPS>・・・</HTTPS> | ○ | HTTPSサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<URL>・・・</URL> ((255バイト以内の文字列)) | ○ | 計測対象のWebページのURLを指定します。プロトコル識別子(https://)は含みません。ポート番号は省略できます。ポート番号を省略した場合は,443番ポートを使用します。 |
<POST>・・・</POST> | - | POSTメソッドを計測するよう指定するタグです。<MESSAGE_BODY>タグを使用して設定します。省略する場合は,<POST>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。省略した場合は,GETメソッドを使用します。 |
<MESSAGE_BODY>・・・</MESSAGE_BODY> ((1~1,023バイトの文字列)) | -※1 | POSTメソッドの送信の場合にメッセージのボディとして送信される文字列を指定します。 |
<DEPTH>・・・</DEPTH> ((1~100))《2》 | - | 埋め込みリソース・フレームを取得する深さを指定します。深さとは,監視対象のWebページ中に含まれるリソースとフレームのうち,ダウンロードするリソースとフレームのWebページ中の深さを表します。次に例を示します。
|
<WEB_AUTH>・・・</WEB_AUTH> | - | Web認証に関する設定を行うタグです。Web認証をする場合にだけ指定します。Web認証をしない場合は,<WEB_AUTH>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。 |
<WEB_USERNAME>・・・</WEB_USERNAME> ((64バイト以内の文字列)) | -※2 | Web認証に使用するユーザー名を指定します。Web認証実行時だけ有効です。 |
<PROXY>・・・</PROXY> | - | プロキシを利用する場合に指定します。<PROXY_HOSTNAME>タグ,<PROXY_PORT>タグ,および<PROXY_USERNAME>タグを使用し,プロキシに関する設定をします。省略する場合は,<PROXY>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。 |
<PROXY_HOSTNAME>・・・</PROXY_HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) | -※3 | プロキシサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。プロキシ利用時だけ有効です。 |
<PROXY_PORT>・・・</PROXY_PORT> ((1~65535)) | -※3 | プロキシサーバのポート番号を指定します。プロキシ利用時だけ有効です。 |
<PROXY_USERNAME>・・・</PROXY_USERNAME> ((64バイト以内の文字列)) | -※4 | プロキシ認証をする場合に使用するユーザー名を指定します。プロキシ認証をしない場合は,タグの記述を省略します。 |
<SSL_AUTH_IGNORE> </SSL_AUTH_IGNORE> | - | SSLのサーバ認証で失敗しても,そのまま計測を続行する場合に指定します。SSLのサーバ認証で失敗した場合に計測を終了させる場合は,このタグを省略します。省略する場合は,タグの記述自体を省略します。 |
<CLIENT_AUTH>・・・</CLIENT_AUTH> | - | クライアント認証をする場合に指定します。<CLIENT_CERT_FILE>タグを使用し,クライアント認証に関する設定をします。クライアント認証をしない場合は,<CLIENT_AUTH>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。 |
<CLIENT_CERT_FILE>・・・</CLIENT_CERT_FILE> ((255バイト以内の文字列)) | -※5 | クライアント証明書と秘密鍵を格納したファイルを255バイト以内で指定します。インストール先フォルダ¥agtv¥probe¥cert配下に格納したファイルのファイル名を指定します。パスは含めません。ファイルは,Base64エンコードのX.506形式に変換しておく必要があります。 |
(3) SMTP
SMTPサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM>
<SMTP>
<HOSTNAME>ホスト名またはIPアドレス</HOSTNAME>
<PORT>ポート番号</PORT>
<MSG_SIZE>メッセージサイズ</MSG_SIZE>
<DST_MAIL_ADDR>宛先メールアドレス</DST_MAIL_ADDR>
<SRC_MAIL_ADDR>発信元メールアドレス</SRC_MAIL_ADDR>
<POP3_AUTH>
<POP3_HOSTNAME>POP3ホスト名またはIPアドレス</POP3_HOSTNAME>
<POP3_PORT>POP3ポート番号</POP3_PORT>
<POP3_USERNAME>POP3ユーザー名</POP3_USERNAME>
</POP3_AUTH>
</SMTP>
</SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(SMTP)
表7-12 <SERV_PARAM>の定義内容(SMTP)
XMLタグ | 必須 | タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<SMTP>・・・</SMTP> | ○ | SMTPサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<HOSTNAME>・・・</HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) | ○ | SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1~65535))《25》 | - | SMTPサーバのポート番号を指定します。 |
<MSG_SIZE>・・・</MSG_SIZE> ((0~10000))(バイト) | ○ | 計測用メールの本文のサイズを指定します。 |
<DST_MAIL_ADDR>・・・</DST_MAIL_ADDR> ((256バイト以内の文字列)) | ○ | 計測用メールの宛先メールアドレスを一つだけ指定します。 |
<SRC_MAIL_ADDR>・・・</SRC_MAIL_ADDR> ((256バイト以内の文字列)) | - | 計測用メールの発信元メールアドレスを指定します。 |
<POP3_AUTH>・・・</POP3_AUTH> | - | POP3認証(POP before SMTP)をする場合に指定します。<POP3_HOSTNAME>タグ,<POP3_PORT>タグ,および<POP3_USERNAME>タグを使用し,POP3認証に関する設定をします。省略する場合は,<POP3_AUTH>タグとそれに含まれるタグの記述を省略します。 |
<POP3_HOSTNAME>・・・</POP3_HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) | -※ | POP3サーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。POP3認証実行時だけ有効です。 |
<POP3_PORT>・・・</POP3_PORT> ((1~65535))《110》 | -※ | POP3サーバのポート番号を指定します。POP3認証実行時だけ有効です。 |
<POP3_USERNAME>・・・</POP3_USERNAME> ((40バイト以内の文字列)) | -※ | POP3認証に使用するユーザー名を指定します。POP3認証実行時だけ有効です。 |
(4) POP3
POP3サービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM>
<POP3>
<HOSTNAME>ホスト名またはIPアドレス</HOSTNAME>
<PORT>ポート番号</PORT>
<USERNAME>ユーザー名</USERNAME>
<NON_DELETE_MAIL></NON_DELETE_MAIL>
</POP3>
</SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(POP3)
表7-13 <SERV_PARAM>の定義内容(POP3)
XMLタグ | 必須 | タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<POP3>・・・</POP3> | ○ | POP3サービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<HOSTNAME>・・・</HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) | ○ | POP3サーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1~65535))《110》 | - | POP3サーバのポート番号を指定します。 |
<USERNAME>・・・</USERNAME> ((40バイト以内の文字列)) | ○ | POP3サービスで用いるユーザー名を指定します。 |
<NON_DELETE_MAIL> </NON_DELETE_MAIL> | - | 読み込んだメールを削除しない場合に指定するタグです。読み込んだメールを削除する場合は,タグの記述自体を省略します。 |
(5) IMAP4
IMAP4サービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM>
<IMAP4>
<HOSTNAME>ホスト名またはIPアドレス</HOSTNAME>
<PORT>ポート番号</PORT>
<USERNAME>ユーザー名</USERNAME>
<DELETE_MAIL></DELETE_MAIL>
</IMAP4>
</SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(IMAP4)
表7-14 <SERV_PARAM>の定義内容(IMAP4)
XMLタグ | 必須 | タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<IMAP4>・・・</IMAP4> | ○ | IMAP4サービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<HOSTNAME>・・・</HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) | ○ | IMAP4サーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1~65535))《143》 | - | IMAP4サーバのポート番号を指定します。 |
<USERNAME>・・・</USERNAME> ((64バイト以内の文字列)) | ○ | IMAP4サービスで用いるユーザー名を指定します。 |
<DELETE_MAIL> </DELETE_MAIL> | - | 読み込んだメールを削除する場合に指定するタグです。読み込んだメールを削除しない場合は,タグの記述自体を省略します。 |
(6) DNS
DNSサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM>
<DNS>
<IPADDRESS>IPアドレス</IPADDRESS>
<PORT>ポート番号</PORT>
<QUERY>検索対象ホスト名</QUERY>
<RETRY>リトライ回数</RETRY>
</DNS>
</SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(DNS)
表7-15 <SERV_PARAM>の定義内容(DNS)
XMLタグ | 必須 | タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<DNS>・・・</DNS> | ○ | DNSサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<IPADDRESS>・・・</IPADDRESS> | ○ | DNSサーバのIPアドレスを指定します。IPアドレスだけを受け付け,DNS名は受け付けません。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1~65535))《53》 | - | DNSサーバのポート番号を指定します。 |
<QUERY>・・・</QUERY> ((255バイト以内の文字列)) | ○ | 検索対象のホスト名を指定します。 |
<RETRY>・・・</RETRY> ((1~5))《1》 | - | リトライ回数を指定します。ここで指定したリトライ回数と,<GEN_PARAM>タグの<TIME_OUT>タグで指定したタイムアウト時間から,リトライタイムアウト時間が計算され,自動的に設定されます。計算式を次に示します。
|
(7) DHCP
DHCPサーバ固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM>
<DHCP>
<HOSTNAME>ホスト名またはIPアドレス</HOSTNAME>
<PORT>ポート番号</PORT>
<PROBE_PORT>プローブのポート番号</PROBE_PORT>
<NON_ACCEPT_OFFER></NON_ACCEPT_OFFER>
</DHCP>
</SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(DHCP)
表7-16 <SERV_PARAM>の定義内容(DHCP)
XMLタグ | 必須 | タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<DHCP>・・・</DHCP> | ○ | DHCPサーバ固有のパラメーターを含むタグです。 |
<HOSTNAME>・・・</HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) | ○ | DHCPサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1~65535))《67》 | - | DHCPサーバのポート番号を指定します。 |
<PROBE_PORT>・・・</PROBE_PORT> ((1~65535))《68》 | - | 計測条件の計測で使用するDHCPクライアントとなるプローブのポート番号を指定します。 |
<NON_ACCEPT_OFFER> </NON_ACCEPT_OFFER> | - | DHCPサーバから割り当てられたIPアドレスを受理しない場合に指定するタグです。DHCPサーバから割り当てられたIPアドレスを受理する場合は,タグの記述自体を省略します。 |
(8) FTP
FTPサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM>
<FTP>
<HOSTNAME>ホスト名またはIPアドレス</HOSTNAME>
<PORT>ポート番号</PORT>
<USERNAME>ユーザー名</USERNAME>
<TRANS_DIRECTION>転送方向</TRANS_DIRECTION>
<FILE_NAME>転送ファイル名</FILE_NAME>
<PASSIVE></PASSIVE>
</FTP>
</SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(FTP)
表7-17 <SERV_PARAM>の定義内容(FTP)
XMLタグ | 必須 | タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<FTP>・・・</FTP> | ○ | FTPサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<HOSTNAME>・・・</HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) | ○ | FTPサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1~65535))《21》 | - | FTPサーバのポート番号を指定します。 |
<USERNAME>・・・</USERNAME> ((64バイト以内の文字列)) | ○ | FTPサービスで使用するユーザー名を指定します。 |
<TRANS_DIRECTION>・・・</TRANS_DIRECTION> ((UPLOADまたはDOWNLOAD)) | ○ | ファイルを転送する方向を指定します※1。サーバへファイルを転送する場合は「UPLOAD」を,サーバからファイルを転送する場合は「DOWNLOAD」を指定します。 |
<FILE_NAME>・・・</FILE_NAME> ((32バイト以内の文字列)) | ○ | 転送するファイル名を指定します。 |
<PASSIVE></PASSIVE> | - | 接続モードを指定します※2。PASSIVEモードによって,データ用コネクションを確立する場合に指定するタグです。省略する場合は,タグの記述自体を省略します。省略した場合は,ACTIVEモードでデータ転送用コネクションを確立します。 |
(9) TCP
TCPサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM>
<TCP>
<HOSTNAME>ホスト名またはIPアドレス</HOSTNAME>
<PORT>ポート番号</PORT>
</TCP>
</SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(TCP)
表7-18 <SERV_PARAM>の定義内容(TCP)
XMLタグ | 必須 | タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<TCP>・・・</TCP> | ○ | TCPサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<HOSTNAME>・・・</HOSTNAME> ((255バイト以内の文字列)) | ○ | TCPサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。 |
<PORT>・・・</PORT> ((1~65535)) | ○ | TCPサーバのポート番号を指定します。 |
(10) WEBTRANS
WEBTRANSサービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM>
<WEBTRANS>
<TRANSACTION_FILE>Webトランザクションファイル名</TRANSACTION_FILE>
<TRANSACTION_NAME>Webトランザクション名</TRANSACTION_NAME>
</WEBTRANS>
</SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(WEBTRANS)
表7-19 <SERV_PARAM>の定義内容(WEBTRANS)
XMLタグ | 必須 | タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<WEBTRANS>・・・</WEBTRANS> | ○ | WEBTRANSサービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<TRANSACTION_FILE>・・・</TRANSACTION_FILE> ((255バイト以内の文字列)) | ○ | Webトランザクションファイル名を指定します。インストール先フォルダ¥agtv¥probe¥webtransに格納されている,拡張子が.xmlのファイルを指定します。パスは含めません。大文字・小文字は区別されません。 |
<TRANSACTION_NAME>・・・</TRANSACTION_NAME> ((255バイト以内の文字列)) | ○ | Webトランザクション名を指定します。なお,「|(ストローク)」は使用できません。 |
(11) USERSERV
ユーザー定義サービス固有の設定項目を表すタグについて説明します。
(a) 書式
<SERV_PARAM>
<USERSERV>
<USER_SERVICE_ID>ユーザー定義サービスID</USER_SERVICE_ID>
</USERSERV>
</SERV_PARAM>
(b) <SERV_PARAM>定義内容(USERSERV)
表7-20 <SERV_PARAM>の定義内容(USERSERV)
XMLタグ | 必須 | タグの役割,指定する値 |
---|---|---|
<USERSERV>・・・</USERSERV> | ○ | ユーザー定義サービス固有のパラメーターを含むタグです。 |
<USER_SERVICE_ID>・・・</USER_SERVICE_ID> ((1~100)) | ○ | コマンド登録ファイルに登録した,ユーザー定義サービスIDを指定します。 |