3.1.4 稼働状況ログ

稼働状況ログとは,PFM - Web Consoleが出力するログ情報のことです。

稼働状況ログに出力される情報の形式について説明します。

出力形式
[図データ]
項目の説明
項目内容長さ(単位:バイト)
番号ログ通番4
ログ出力日時ログが出力された日時が「YYYY/MM/DD hh:mm:ss.sss
」の形式で出力される(ローカルタイム)。
各値の意味を次に示す。
YYYY:西暦年を示す。
MM:月を示す。
DD:日を示す。
hh:時を示す。
mm:分を示す。
ss:秒を示す。
sss:ミリ秒を示す。
23
プログラム名「PFM-WebConsole」と出力される。16以内
プロセスIDプロセスID:JavaVM がRuntime のインスタンスに付与したハッシュ値8
スレッドIDスレッドID:java/lang/Thred オブジェクトのハッシュ値8
メッセージIDメッセージIDが出力される。11
種別ログ出力の契機となるイベント種別コードが出力される。
イベント種別コードおよび意味を次に示す。
OC△△:オブジェクトの生成
OD△△:オブジェクトの消滅
FB△△:関数の開始
FE△△:関数の終了
EC△△:例外発生
ER△△:エラーメッセージ
PB△△:他プログラムからの呼び出し
PE△△:他プログラムへのリターン
△△△△:上記以外
4
メッセージメッセージが「[PFM####:%%%:$$]&&&&」の形式で出力される。
各値の意味を次に示す。
[:メッセージログIDの開始を示す。
####:ログ出力番号を示す。
ログ出力回数を0からカウントした0000~9999の4けたの数値。9999の次は0000です。
::セパレーター
%%%:PFM - Web Consoleのイベント種別コードを示す。
種別コードおよび意味を次に示す。
FBI:主要メソッドの開始
FEI:主要メソッドの終了
FBS:メソッドの開始
FES:メソッドの終了
EC△:例外発生
ER△:エラー(-E)メッセージ
DP△:デバッグ情報
INF:情報(-I, -Q, -K)メッセージ
CAL:他プログラムの呼び出し
RET:他プログラムからのリターン
::セパレーター
$$:ログレベルを示す。
出力するメッセージのトレースレベルを2けたの数値で示す。
数値とレベルの対応を次に示す。
01:FATAL
10:WARN
20:DEBUG
30:TRACE
]:メッセージログIDの終了を示す。
&&&&:メッセージテキストを示す。
1,023以内
(凡例)
△:1バイトの空白
出力例
[図データ]