形式
jpchasetup delete サービスキー
-lhost 論理ホスト名
機能
jpchasetup deleteコマンドは,Performance Managementの論理ホスト環境を削除するコマンドです。
このコマンドは,論理ホスト運用に対応したPerformance Managementでだけ実行できます。PFM - Managerは論理ホスト運用に対応しています。PFM - Agentの論理ホスト運用については,各PFM - Agentマニュアルの,クラスタシステムでの運用について説明している章を参照してください。
コマンドを実行できるホスト
実行権限
格納先ディレクトリ
引数
サービスキー
論理ホスト環境を削除するPerformance Managementプログラムのサービスのサービスキーを指定します。
指定できるサービスキーを次に示します。
Action Handlerサービスのサービスキーactは指定できません。
サービスキーにmgrまたはPFM - Agentサービスのサービスキーを指定すると,そのPerformance Managementプログラムのサービスの論理ホスト環境を削除します。
サービスキーにallを指定すると,指定した論理ホスト内にセットアップされているすべてのPerformance Managementプログラムのサービスについて,論理ホスト環境を削除します。論理ホスト起動に対応していないPerformance Managementプログラムのサービスのサービスキーを指定するとエラーになります。
なお,指定した論理ホストにセットアップされているPerformance Managementプログラムのサービスをすべて削除する場合,Action Handlerサービスも含めた論理ホスト環境が自動的に削除されます。
-lhost 論理ホスト名
削除する論理ホストのホスト名を指定します。
セットアップされていない論理ホスト名を指定するとエラーになります。
なお,現在セットアップされている論理ホスト環境は,jpchasetup list allで確認できます。
注意事項
戻り値
0 | 正常終了した。 |
0以外 | 異常終了した。 |
使用例
論理ホスト名がjp1-ha1のPFM - Managerの論理ホスト環境を削除する場合のコマンドの実行例を次に示します。
jpchasetup delete mgr -lhost jp1-ha1