形式
jpcalarm delete -key サービスキー
-table アラームテーブル名
[-alarm アラーム名]
[-y]
機能
jpcalarm deleteコマンドは,アラームテーブルまたはアラームを削除するコマンドです。
-tableオプションと-alarmオプションの指定の組み合わせと,削除されるアラームテーブルまたはアラームの関係を,次の表に示します。
表2-10 オプション指定の組み合わせと,削除されるアラームテーブルまたはアラームの関係
オプションの指定 | 削除される情報 | |
---|---|---|
-table | -alarm | |
○ | × | -tableオプションで指定したアラームテーブルと,そのアラームテーブルに定義されているアラームすべてが削除される。 |
○ | ○ | -alarmオプションで指定したアラームだけが削除される。 |
コマンドを実行できるホスト
PFM - Manager
実行権限
格納先ディレクトリ
引数
-key サービスキー
アラームテーブルまたはアラームを削除したいPFM - Agentのサービスキーを指定します。ここで指定できるサービスキーは,PFM - Agentのサービスキーだけです。PFM - Agentのサービスキーについては,各PFM - Agentマニュアルの,付録に記載されている識別子一覧を参照してください。
-table アラームテーブル名
削除するアラームテーブル名を指定します。
1~64バイトの全角文字,半角英数字,半角空白文字,または次に示す半角記号を指定できます。
% - ( ) _ . / @ [ ]
ただし,半角空白文字を含む場合は「"」(半角引用符)で囲んでください。また,半角記号を指定する場合は,必要に応じてエスケープ表記をしてください。
ワイルドカード文字は使用できません。
-alarm アラーム名
削除するアラーム名を指定します。
1~20バイトの全角文字,半角英数字,半角空白文字,または次に示す半角記号を指定できます。
% - ( ) _ . / @ [ ]
ただし,半角空白文字を含む場合は「"」(半角引用符)で囲んでください。また,半角記号を指定する場合は,必要に応じてエスケープ表記をしてください。
ワイルドカード文字は使用できません。
-y
アラームテーブルまたはアラームを削除するときに,削除確認をしないで強制的に削除するかどうかを指定します。
「-y」を指定すると,アラームテーブルまたはアラームが強制的に削除されます。
指定を省略した場合,アラームテーブルまたはアラームを削除してもよいかを確認するメッセージが出力されます。
注意事項
戻り値
0 | 正常終了した。 |
1 | 引数の指定に誤りがある。 |
2 | コマンドの実行権限がない。 |
3 | Name Serverサービス,Master Managerサービス,View Serverサービスのうち,一つ以上のサービスが起動していない。 |
4 | 同一マシン上で起動停止コマンドまたはほかのセットアップコマンドが実行されている。 |
5 | 指定されたPFM - Agentがセットアップされていない。 |
6 | 指定されたアラームテーブルまたはアラームがない。 |
11 | ユーザーによって処理が中止された。 |
100 | Performance Managementの環境が不正である。 |
200 | メモリーが不足している。 |
211 | アラームテーブルまたはアラームの削除に失敗した。 |
222 | 通信処理でエラーが発生した。 |
223 | 通信処理でタイムアウトが発生した。 |
255 | 予期しないエラーが発生した。 |
使用例1
PFM - Agent for Platform(UNIX)に定義されているアラームテーブルalarmtable1を削除する場合のコマンド実行例を次に示します。
jpcalarm delete -key agtu -table alarmtable1
使用例2
PFM - Agent for Platform(UNIX)のアラームテーブルalarmtable1に定義されているアラームalarm1を,削除確認なしで削除する場合のコマンド実行例を次に示します。
jpcalarm delete -key agtu -table alarmtable1 -alarm alarm1 -y