10.1.7 Storeデータベースの設定を初期化する

Agent StoreサービスのStoreデータベースの設定を変更している場合,一度にデフォルト値に戻すことができます。

<この項の構成>
(1) 収集設定情報を初期化する
(2) Storeデータベースを初期化する

(1) 収集設定情報を初期化する

データベースの設定内容をデフォルトに戻すには,Agent Collectorサービス起動情報ファイルモデルファイルjpcagt.ini.model)をコピーします。

手順を次に示します。

  1. jpcstopコマンドを実行し,PFM - Agentのサービスを停止する。
    次のようにコマンドを指定します。

    jpcstop XXXX※1

  2. Agent Collectorサービス起動情報ファイル(jpcagt.ini)を削除する。
    jpcagt.iniファイルは,次のディレクトリに格納されています。
    物理ホストの場合
    • Windowsの場合
      インストール先フォルダ¥XXXX※1¥agent[¥インスタンス名]※2
    • UNIXの場合
      /opt/jp1pc/XXXX※1/agent[/インスタンス名]※2
    論理ホストの場合
    • Windowsの場合
      環境ディレクトリ¥jp1pc¥XXXX※1¥agent[¥インスタンス名]※2
    • UNIXの場合
      環境ディレクトリ/jp1pc/XXXX※1/agent[/インスタンス名]※2

  3. Agent Collectorサービス起動情報ファイルのモデルファイル(jpcagt.ini.model)をjpcagt.iniというファイル名でコピーする。
    jpcagt.ini.modelファイルは,手順2で示したjpcagt.iniファイルと同じディレクトリに格納されています。
  4. jpcstartコマンドを実行し,PFM - Agentのサービスを起動する。
    次のようにコマンドを指定します。

    jpcstart XXXX※1

注※1
XXXX」は,PFM - Agentのサービスキーを示します。例えば,PFM - Agent for Oracleの場合は「agto」,PFM - Agent for Platform(Windows)の場合は「agtt」のように,PFM - Agentによって決まっています。サービスキーについては,各PFM - Agentマニュアルの,付録に記載されている識別子一覧を参照してください。
注※2
一つのホスト上で複数のサービスのセットを起動できるアプリケーションプログラムを監視するPFM - Agentの場合,「Store」ディレクトリの下にインスタンス名のディレクトリがあります。

(2) Storeデータベースを初期化する

Storeデータベースをデフォルトに戻すには,Agent Storeサービス起動情報ファイルのモデルファイル(jpcsto.ini.model)をコピーします。

手順を次に示します。

  1. jpcstopコマンドを実行し,PFM - Agentのサービスを停止する。
    次のようにコマンドを指定します。

    jpcstop XXXX※1

  2. Agent Storeサービス起動情報ファイル(jpcsto.ini)を削除する。
    jpcsto.iniファイルは,次のディレクトリに格納されています。
    物理ホストの場合
    • Windowsの場合
      インストール先フォルダ¥XXXX※1¥store[¥インスタンス名]※2
    • UNIXの場合
      /opt/jp1pc/XXXX※1/store[/インスタンス名]※2
    論理ホストの場合
    • Windowsの場合
      環境ディレクトリ¥jp1pc¥XXXX※1¥store[¥インスタンス名]※2
    • UNIXの場合
      環境ディレクトリ/jp1pc/XXXX※1/store[/インスタンス名]※2

  3. Agent Storeサービス起動情報ファイルのモデルファイル(jpcsto.ini.model)をjpcsto.iniというファイル名でコピーする。
    jpcsto.ini.modelファイルは,手順2で示したjpcsto.iniファイルと同じディレクトリに格納されています。なお,Storeバージョン2.0を使用している場合,コピー後にjpcdbctrl setupコマンドを実行する必要があります。ただし,jpcdbctrl setupコマンドを実行する前にAgent Storeサービスを起動しないでください。Agent Storeサービスを起動した場合,パフォーマンスデータが初期化されます。
  4. jpcstartコマンドを実行し,PFM - Agentのサービスを起動する。
    次のようにコマンドを指定します。

    jpcstart XXXX※1

注※1
XXXX」は,PFM - Agentのサービスキーを示します。例えば,PFM - Agent for Oracleの場合は「agto」,PFM - Agent for Platform(Windows)の場合は「agtt」のように,PFM - Agentによって決まっています。サービスキーについては,各PFM - Agentマニュアルの,付録に記載されている識別子一覧を参照してください。
注※2
一つのホスト上で複数のサービスのセットを起動できるアプリケーションプログラムを監視するPFM - Agentの場合,「Store」ディレクトリの下にインスタンス名のディレクトリがあります。