12.6.4 アラームテーブルをコピーする
アラームテーブルをコピーするには,jpcalarm copyコマンドを使用します。
- 注意
- アラームテーブル単位でコピーする場合,コピー先のアラームテーブルは,コピー元と同じPFM - Agentのアラームテーブルとして認識されます。ほかのPFM - Agentのアラームテーブルとしてコピーすることはできません。
- コピー先のアラームテーブル名に,「PFM」で始まるアラームテーブル名を指定することはできません。
アラームテーブルをコピーする手順を次に示します。
- PFM - Managerがインストールされているホストにログインする。
- jpcalarm listコマンドを実行して,コピーするアラームテーブル名を確認する。
例えば,PFM - Agent for Platform(UNIX)で定義されているアラームテーブル名を確認する場合,次のように指定してコマンドを実行します。
jpcalarm list -key agtu
出力結果は次のようになります。この例では,ソリューションセットだけが定義されていることが確認できます。
Product ID:U
Alarm Table Name:
PFM UNIX Solution Alarms 6.70
PFM UNIX Solution Alarms 7.00
jpcalarm listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
- jpcalarm copyコマンドを実行する。
例えば,PFM - Agent for Platform(UNIX)のソリューションセットPFM UNIX Solution Alarms 7.00を,「alarmtable1」というアラームテーブル名でコピーする場合,次のように指定してコマンドを実行します。
jpcalarm copy -key agtu -table "PFM UNIX Solution Alarms 7.00" -name alarmtable1
jpcalarm copyコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
- jpcalarm listコマンドを実行して,アラームテーブルがコピーされているかどうかを確認する。
手順2と同様に,次のように指定してコマンドを実行します。
jpcalarm list -key agtu
出力結果は次のようになります。この例では,アラームテーブル「alarmtable1」が新しく作成されたことが確認できます。
Product ID:U
Alarm Table Name:
alarmtable1
PFM UNIX Solution Alarms 6.70
PFM UNIX Solution Alarms 7.00
jpcalarm listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。