11.7 複合レポートの表示

複合レポートは,複数の履歴レポートを一つのグラフに表示する機能です。通常のレポート機能でも,一つのグラフに複数エージェントのレポートを表示できますが,履歴レポートで同一のレコードに限定されます。複合レポート機能を使うと,エージェントのプロダクトやレポートのレコード種別に関係なく,複数の履歴レポートを一つのグラフに表示できます。また,基準となるレポートをベースラインとして設定することで,ほかのレポートと比較できます。

次の表に,複合レポートの表示可否について,グラフの種類とグラフオプションの組み合わせで示します。

表11-3 複合レポートの表示可否


グラフの種類
グラフオプションの設定
通常表示3Dで表示するグリッドを表示する
集合縦棒グラフ
積み上げ縦棒グラフ
集合横棒グラフ×××
積み上げ横棒グラフ×××
円グラフ×××
折れ線グラフ×
面グラフ×
積み上げ面グラフ×
(凡例)
○:表示できる。
×:表示できない。
注※
設定はできるが,無効となる。

次に,複合レポートの表示例をグラフの種類ごとに示します。

図11-31 複合レポートの表示例(集合縦棒グラフの場合)

[図データ]

図11-32 複合レポートの表示例(積み上げ縦棒グラフの場合)

[図データ]

図11-33 複合レポートの表示例(折れ線グラフの場合)

[図データ]

図11-34 複合レポートの表示例(面グラフの場合)

[図データ]

図11-35 複合レポートの表示例(積み上げ面グラフの場合)

[図データ]

この節では,複合レポートに関する,次の操作について説明します。

<この節の構成>
11.7.1 複合レポートの表示手順
11.7.2 複合レポートのプロパティ(定義内容)を確認する
11.7.3 複合レポートの応用的な使い方