18.4.3 カラム名およびテーブル名の指定規則
PFM ODBCドライバーを使用して,Performance Managementのパフォーマンスデータを抽出する場合の,カラム名およびテーブル名の指定規則を次に示します。
- カラム名
データベースID_フィールド名
- テーブル名※
製品タイプ識別子_レコード名
- 注※
- PFM - Agentに複数のデータモデルが混在する場合,最新のデータモデル以外のテーブル名には,データモデルのバージョンを指定する必要があります。
- データモデルのバージョンを指定する場合のテーブル名は,次のようになります。
- 製品タイプ識別子_レコード名_データモデルのバージョン
各指定項目について次に示します。
- データベースID
- データベースIDには,Storeデータベースの種類を示す識別子を指定します。
- 指定できる識別子とその意味を次に示します。
- PI:PIレコードタイプのレコードであることを示します。
- PD:PDレコードタイプのレコードであることを示します。
- PFM - Agentによっては,これ以外にも指定できるデータベースIDがあります。データベースIDは,レコードタイプの頭文字で構成されています。各PFM - Agentのレコードタイプについては,各PFM - Agentマニュアルの,PFM - Agentの概要について説明している章を参照してください。
- フィールド名
- PFM - Agentで収集されるパフォーマンスデータが格納されている各レコードのフィールド名を,PFM - Manager名で指定します。各レコードのフィールド名については,各PFM - Agentマニュアルの,レコードについて説明している章を参照してください。
- 製品タイプ識別子
- Performance Managementの各プログラムの種類を示す識別子を指定します。各PFM - Agentの製品タイプ識別子については,各PFM - Agentマニュアルの,付録に記載されている識別子一覧を参照してください。
- レコード名
- PFM - Agentで収集されるパフォーマンスデータが格納されているレコード名を,PFM - Manager名で指定します。レコード名については,各PFM - Agentマニュアルの,レコードについて説明している章を参照してください。
- データモデルのバージョン
- PFM - Agentに複数のデータモデルが混在する場合,データモデルのバージョンを指定します。データモデルのバージョンについては,各PFM - Agentマニュアルの,レコードについて説明している章を参照してください。
PFM - Agent for OracleでActivity Summary(PD_PDAS)レコードのActive Transactions(ACTIVE_TRANSACTIONS)フィールドを抽出する場合のカラム名およびテーブル名の指定例を次に示します。
- カラム名:PD_ACTIVE_TRANSACTIONS
- テーブル名:ORACLE_PD_PDAS
また,データモデルが混在しているPFM - Agent for Oracleで,データモデルのバージョン5.0のActivity Summary(PD_PDAS)レコードのActive Transactions(ACTIVE_TRANSACTIONS)フィールドを抽出する場合のテーブル名の指定例を次に示します。