表12-3 アラーム条件によるアラーム評価の違い
条件式 | レコードタイプ | [常に] | [すべての] | アラーム評価(通知) |
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[値の存在を監視するアラームとする]にチェックがない場合 | 単一行レコード※1 | × | × |
|
× | ○ | |||
○ | × | 異常,または警告のどちらかの条件を満たしている場合,以前のアラーム通知の有無に関係なく,異常(または警告)である旨のアラームが通知される。 | ||
○ | ○ | |||
複数行レコード※2 | × | × |
| |
× | ○ |
| ||
○ | × |
| ||
○ | ○ | 異常,または警告のどちらかの条件を満たしているすべてのデータ一つ一つについて異常(または警告)である旨のアラームが通知される。 注意:すべてのデータが評価されるので,1インターバルで複数のアラーム通知がされることがある。 | ||
[値の存在を監視するアラームとする]にチェックがある場合 | 複数行レコード※2 | × | × | 収集されたすべてのデータを基に,条件式である[アラームウィザード - 存在を監視する値]で指定した値の有無を判断し,値がない(つまり,条件を満たしていない)場合,異常(赤)のアラームが通知される。 注意:アラーム通知は稼働していない旨を1回だけ通知する。 収集されるデータが一つもない場合,アラームの評価はされない。 |
× | ○ | |||
○ | × | 収集されたすべてのデータを基に,条件式である[アラームウィザード - 存在を監視する値]で指定した値の有無を判断し,値がない(つまり,条件を満たしていない)場合,異常(赤)のアラームが通知される。 注意:アラーム通知は,毎回通知する。 収集されるデータが一つもない場合,アラームの評価はされない。 | ||
○ | ○ |
表12-4 発生頻度を設定した場合のアラーム評価の違い
[発生頻度] | [常に] | [すべての] | アラーム評価(通知) |
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○ | × | × |
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○ | × | ○ |
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○ | ○ | × |
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○ | ○ | ○ |
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発生頻度 | アラーム通知のタイミング |
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n/m | mインターバル中n回しきい値を超えた場合にアラームが通知されます。以降m回アラームを評価する間にn回しきい値を超えるごとにアラームが通知されます。 |
n/n※ | しきい値を超え続けている間,n回ごとにアラームを通知します。 しきい値を超えたときに連続してアラーム通知しない場合などに使用します。 |
注※ [常にアラーム通知する]がチェックされている場合は,収集開始から1回目の収集でしきい値を満たしている場合はインターバルに関係なくアラームが発行されます。