ディスク故障などの重大な障害の場合には,次の手順に従って回復してください。
(1) アンインストール
Performance Managementのプログラムをアンインストールします。
Windowsの場合のアンインストール手順については,「5.2.2 アンインストール手順」を参照してください。UNIXの場合のアンインストール手順については,「6.2.2 アンインストール手順」を参照してください。
(2) 再インストール
Performance Managementのプログラムを再インストールします。
Windowsの場合のインストール手順については,「5.1.3 インストール手順」を参照してください。UNIXの場合のインストール手順については,「6.1.3 インストール手順」を参照してください。
(3) 再セットアップ
Performance Managementのプログラムを再セットアップします。セットアップはトラブルが発生する前の環境のインスタンス名や物理ホスト名で行います。
Windowsの場合のセットアップ手順については,「5.1 インストールとセットアップ」を参照してください。UNIXの場合のセットアップ手順については,「6.1 インストールとセットアップ」を参照してください。
(4) 定義情報のリストア
バックアップしたサービスの定義情報をリストアします。
リストアを行うサービスの定義ファイルについては,「14.3.3 サービスの定義情報のバックアップとリストア」を参照してください。
(5) パフォーマンスデータおよびイベントデータのリストア
バックアップしたパフォーマンスデータおよびイベントデータのStoreデータベースをリストアします。
Storeデータベースをリストアする手順については,「14.4 稼働監視データのバックアップとリストア」を参照してください。
(6) サービスの起動
Performance Managementのプログラムのサービスを起動し,サービスが正常に起動しているか確認してください。
サービスを起動する手順については,「7.2 サービスの起動」を参照してください。サービスの状態はjpcctrl listコマンドで確認できます。サービスの状態を確認する手順については,「7.5 サービスの稼働状況の確認」を参照してください。
(7) レポートの定義情報およびアラームテーブルの定義情報のリストア
バックアップしたレポートの定義情報およびアラームテーブルの定義情報をリストアします。
レポートの定義情報のリストアについては,「14.3.1 (2) レポートの定義情報をリストアする」を参照してください。アラームの定義情報のリストアについては,「14.3.2 (2) アラームの定義情報をリストアする」を参照してください。
(8) 動作確認
最後に,トラブルが回復できたかどうかを確認します。次に示す項目が正常であることを確認してください。