付録E.5 移行時の注意事項
- バージョン08-50では,Solarisで,適用していないとPerformance Managementのプログラムが起動できない前提パッチがあります。必要なパッチについてはリリースノートを参照してください。
- バージョンアップする際には,古いバージョンのPerformance Managementのプログラムをアンインストールしないでください。アンインストールすると,古いバージョンで作成したレポート定義,アラーム定義,パフォーマンスデータなども一緒に削除されてしまうため,新しいバージョンで使用できなくなります。
- 08-00以降のPFM - Managerを07-50以前のPerformance Managementのプログラムと混在させてインストールする場合,08-00以降のPFM - Managerをアンインストールするには,PFM - Web Console以外のPerformance Managementプログラム,PFM - Managerの順でアンインストールする必要があります。
- 08-00以降のPFM - Baseを07-50以前のPerformance Managementのプログラムと混在させてインストールする場合,08-00以降のPFM - Baseをアンインストールするには,PFM - Web Console以外のPerformance Managementプログラム,PFM - Baseの順でアンインストールする必要があります。
- Performance Managementのプログラムを上書きインストールすると,次の項目が自動的に更新されます。
- Agent StoreサービスのStoreデータベースファイル
- iniファイル
- 一つのホスト上で複数のサービスのセットを起動できるアプリケーションプログラムを,一つのPFM - Agentで監視しているPFM - Agentのインスタンス環境
- Performance Managementプログラムを新規にインストールした場合は,ステータス管理機能がデフォルトで有効になります。ただし,07-50から08-00以降へバージョンアップインストールした場合,ステータス管理機能の設定状態は元のままとなります。
- バージョン08-00以降のPerformance Managementプログラムをインストールした場合,ステータス管理機能の設定状態は次のようになります。
- Performance Managementのプログラムがインストールされていないホストに08-00以降のPFM - ManagerまたはPFM - Baseを新規インストールした場合
ステータス管理機能の設定状態:有効になります。
- それ以外の場合※
ステータス管理機能の設定状態:既存のままです。
注※ 次の場合が該当します。
- 06-70~07-50のPFM - Managerを08-00以降にバージョンアップした場合
- 06-70~07-50のPFM - Agentがインストールされている環境に,08-00以降のPFM - ManagerまたはPFM - Baseを新規インストールした場合
なお,06-70~07-00のPerformance Managementはステータス管理機能を持たないため,この場合の設定状態は「無効」になります。
- バージョン08-00以降のPerformance Managementプログラムでは,Storeサービスの実行プログラム(Windowsの場合はjpcsto.exeおよびstpqlpr.exe,UNIXの場合はjpcstoおよびstpqlpr)の配置先が変更されています。PFM - ManagerおよびPFM - Agentを08-00以降にバージョンアップする際に,旧配置先のStoreサービスの実行プログラムは削除されます。