11.6.1 レポートを表示する

レポートは次の方法で表示できます。

それぞれの手順について説明します。

<この項の構成>
(1) 特定のエージェントを指定して表示する
(2) アラームに関連づけられているレポートを表示する
(3) [イベントモニター]画面からレポートを表示する
(4) ブックマークからレポートを表示する

(1) 特定のエージェントを指定して表示する

特定のエージェントを指定してレポートを表示する手順を次に示します。

  1. 監視コンソールのブラウザーからPFM - Web Consoleにログインする。
    [メイン]画面が表示されます。
  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[エージェント階層]タブを選択する。
    [エージェント階層]画面が表示されます。
  3. ナビゲーションフレームで,レポートを表示するエージェントを選択する。
    選択したエージェントにチェックマークが表示されます。
  4. メソッドフレームの[レポートの表示]メソッドを選択する。
    インフォメーションフレームに,[レポートの表示 > レポートの選択]画面が表示されます。[レポートの表示 > レポートの選択]画面は,ツリー種別の選択項目によって表示が異なります。
    ツリー種別が「レポート」の場合は,後述の「(a)ツリー種別が「レポートの場合」」を参照してください。ツリー種別が「ブックマーク」の場合は,後述の「(b)ツリー種別が「ブックマークの場合」を参照してください。
    注意
    レポートが表示されない場合
    履歴レポートが表示されない場合は,レポートの表示対象であるStoreデータベースのレコードの設定が,次のようになっているかどうかを確認してください。
    • Logの値が「Yes」
    • Collection Intervalの値が1以上
    上記の設定になっていない場合は,上記の設定に変更してください。履歴レポートは過去の収集データを利用して表示するため,表示対象のレコードがStoreデータベースに記録されるように設定されていないと表示できません。
    また,複合レポートが表示されない場合は,表示対象である登録レポートが設定されていないことが考えられます。複合ブックマークの編集によって設定してください。
    参考
    レポート画面は,次のように表示されます。
    ツリー種別が「レポート」の場合:
    • エージェントを一つだけ選択したとき
      レポートを複数選択したときは,選択した数だけレポート画面が表示されます。
    • エージェントを複数選択し,「履歴(1つのエージェント)レポート」または「リアルタイム(1つのエージェント)レポート」を選択したとき
      エージェントごとにレポート画面が複数表示されます。
    • エージェントを複数選択し,「履歴(複数のエージェント)レポート」を選択したとき
      すべてのエージェントのデータが表示された一つのレポート画面が表示されます。
    ツリー種別が「ブックマーク」の場合:
    • エージェントの指定(単一,複数)に関係なく,ブックマーク登録時の選択エージェントとなります。
    • ブックマーク(複合ブックマークを除く)を選択したとき
      ブックマークに登録されている,登録レポートの数だけレポート画面が表示されます。

(a) ツリー種別が「レポート」の場合

  1. レポート階層からレポートを選択する。
    レポート階層には,[エージェント階層]画面のナビゲーションフレームで選択したエージェントと同一プロダクトのレポートが表示されます。
    • 一つのレポートを表示するとき
      レポート階層からレポートを選択すると,別ウィンドウにレポートが表示されます。
      なお,レポート作成時にフィールドの表示条件で「表示時に指定」がチェックされているときは,[レポートの表示設定]画面が別ウィンドウに表示されます。[レポートの表示設定]画面に情報を設定したあと,[OK]ボタンをクリックすると,レポートが表示されます。
    • 複数のレポートを表示するとき
      [複数選択]をチェックすると,レポート階層から複数のレポートを選択でき
      ます。ただし,[エージェント階層]画面のナビゲーションフレームで複数の監視エージェントを選択しているときは,[複数選択]は表示されません。
      レポート階層からレポートを複数選択したあと,[OK]ボタンをクリックすると,それぞれのレポートが別ウィンドウに表示されます。
      なお,レポート作成時にフィールドの表示条件で「表示時に指定」がチェックされているときは,[レポートの表示設定]画面が別ウィンドウに表示されます。[レポートの表示設定]画面に情報を設定したあと,[OK]ボタンをクリックすると,レポートが表示されます。

(b) ツリー種別が「ブックマーク」の場合

  1. ブックマーク階層からブックマークまたは登録レポートを選択する。
    ブックマーク階層からブックマークまたは登録レポートを選択すると,別ウィンドウにレポートが表示されます。

(2) アラームに関連づけられているレポートを表示する

アラームに関連づけられているレポートを表示して,アラーム発生の原因を分析します。

アラームに関連づけられているレポートを表示する手順を次に示します。

  1. 監視コンソールのブラウザーからPFM - Web Consoleにログインする。
    [メイン]画面が表示されます。
  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[エージェント階層]タブを選択する。
    [エージェント階層]画面が表示されます。
  3. ナビゲーションフレームで,レポートを表示するエージェントを選択する。
    選択したエージェントにチェックマークが表示されます。
  4. メソッドフレームで[アラームの状態の表示]メソッドを選択する。
    インフォメーションフレームに[アラームの状態の表示]画面が表示されます。レポートが関連づけられているアラームには,アラームアイコン([図データ])の横にレポートアイコン(Agent for Platformの場合は[図データ]または[図データ])が表示されます。
    アラームにレポートを関連づける方法については,「12.4.6 アラームにレポートを関連づける」を参照してください。
  5. レポートを表示させたいレポートアイコンを選択する。
    選択したレポートアイコンのレポート画面が別ウィンドウで表示されます。

    補足 [Show Options]タブの画面が表示された場合
    レポート表示時に,表示条件を設定するように設定されている場合,レポート画面の初期表示時に,[Show Options]タブの画面が表示されます。この場合は,必要に応じて表示条件を設定し,[OK]ボタンをクリックすると,[Report]タブの画面が表示されます。

(3) [イベントモニター]画面からレポートを表示する

Performance Managementシステムのイベントを一覧表示する画面を,[イベントモニター]画面といいます。[イベントモニター]画面では,あらかじめアラームに関連づけられているレポートを表示できます。

[イベントモニター]画面でレポートを表示する手順については,「13.1.2 アラームに関連づけられているレポートを表示する」を参照してください。

アラームにレポートを関連づける方法については,「12.4.6 アラームにレポートを関連づける」を参照してください。

(4) ブックマークからレポートを表示する

レポートはブックマークに登録できます。レポートをブックマークに登録する手順については,「11.5.1 ブックマークを作成する」を参照してください。

ブックマークに登録したレポートを表示する手順を次に示します。

  1. 監視コンソールのブラウザーからPFM - Web Consoleにログインする。
    [メイン]画面が表示されます。
  2. [メイン]画面のナビゲーションフレームで[ブックマーク階層]タブを選択する。
    [ブックマーク階層]画面が表示されます。
  3. ナビゲーションフレームのブックマーク階層からブックマークまたは登録レポートを選択する。
    選択したブックマークまたは登録レポートにチェックマークが表示されます。
  4. メソッドフレームで[レポートの表示]メソッドを選択する。
    手順3で選択したレポートのレポート画面が別ウィンドウで表示されます。