4.8.1 監視対象マシンの時刻設定に関する注意事項
PFM - Agentマシンの現在時刻を変更する場合の注意事項を次に示します。
- 時刻設定を変更する前に,時刻設定を変更するマシンにインストールされている,すべてのPFM - AgentおよびPFM - Baseのサービスを停止してください。時刻設定を変更したあと,PFM - AgentおよびPFM - Baseのサービスを再起動してください。
- 現在時刻より未来の時刻に変更した場合,変更前の時刻から変更後の時刻までの履歴情報は保存されません。
- 現在時刻より過去の時刻に変更した場合,変更後の時刻から,データの収集および履歴情報が保存されます。変更前の同じ日時に収集されたデータおよび履歴情報がある場合,上書きされます。例えば,現在時刻が2006年7月5日12:00であるとき,現在時刻を過去の日時である2006年7月1日00:00に変更すると,7月1日00:00から7月5日12:00に収集されたデータおよび履歴情報は上書きされます。変更前の同じ日時に収集されたデータおよび履歴情報を保存しておきたい場合は,時刻設定を変更する前にjpcctrl backupコマンドを実行して,データおよび履歴情報をバックアップしておいてください。
- 現在時刻より未来の時刻に変更した場合,パフォーマンスデータの保存期間の関係でデータが削除されてしまうおそれがあります。このため,未来の時刻に変更する前にjpcctrl backupコマンドやjpcctrl dumpコマンドでデータをバックアップしておいてください。
- PFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleのサーバマシンは,必要に応じて時刻合わせをしてください。特に時刻を合わせる必要がなければ,PFM - Agent側の時刻設定を変えてもPFM - ManagerおよびPFM - Web Consoleに支障はありません。