12.6.6 アラームを削除する

個々のアラームを削除するには,jpcalarm deleteコマンドを使用します。

個々のアラームを削除する手順を次に示します。

  1. PFM - Managerがインストールされているホストにログインする。
  2. jpcalarm listコマンドを実行して,削除するアラームが定義されているアラームテーブル名を確認する。
    例えば,PFM - Agent for Platform(UNIX)で定義されているアラームテーブル名を確認する場合,次のように指定してコマンドを実行します。

    jpcalarm list -key agtu

    出力結果は次のようになります。この例では,ソリューションセットおよび「alarmtable1」が定義されていることが確認できます。

    Product ID:U
    Alarm Table Name:
     alarmtable1
     PFM UNIX Solution Alarms 6.70
     PFM UNIX Solution Alarms 7.00

    jpcalarm listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
  3. jpcalarm listコマンドを実行して,削除するアラーム名を確認する。
    例えば,PFM - Agent for Platform(UNIX)のアラームテーブル名「alarmtable1」で定義されているアラーム名を確認する場合,次のように指定してコマンドを実行します。

    jpcalarm list -key agtu -table alarmtable1

    出力結果は次のようになります。アラームテーブル「alarmtable1」にアラーム「Kernel CPU 01」,アラーム「Kernel CPU 02」,およびアラーム「User CPU 01」が定義されていることが確認できます。

    Product ID:U
    DataModelVersion:4.0
    Alarm Table Name:alarmtable1
    Alarm Name:
     Kernel CPU 01       [active]
     Kernel CPU 02       [active]
     User CPU 01         [active]

    The Bound Agent:
     UA1hostA
     UA1hostB

    jpcalarm listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
  4. jpcalarm deleteコマンドを実行する。
    例えば,PFM - Agent for Platform(UNIX)のアラームテーブル「alarmtable1」のアラーム「Kernel CPU 02」を削除する場合,次のように指定してコマンドを実行します。

    jpcalarm delete -key agtu -table alarmtable1 -alarm "Kernel CPU 02"

    jpcalarm deleteコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
  5. jpcalarm listコマンドを実行して,アラームが削除されているかどうかを確認する。
    手順2と同様に,次のように指定してコマンドを実行します。

    jpcalarm list -key agtu -table alarmtable1

    出力結果は次のようになります。この例では,アラームテーブル「Kernel CPU 02」が削除されていることが確認できます。

    Product ID:U
    DataModelVersion:4.0
    Alarm Table Name:alarmtable1
    Alarm Name:
     Kernel CPU 01       [active]
     User CPU 01         [active]

    The Bound Agent:
     UA1hostA
     UA1hostB

    jpcalarm listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。