11.8.3 CSVの形式

(a) CSVデータの出力形式

CSVデータは,データヘッダ1部,データヘッダ2部,およびデータ部の順に出力されます。各部の表示形式について次に説明します。

(b) CSV出力に使用される文字のキャラクターセット

config.xmlに「characterCode」として設定した文字コードになります。設定できるキャラクターセットは,US-ASCII,windows-1252,ISO-8859-1,UTF-8,UTF-16,UTF-16BE,UTF-16LE,Shift_JIS,EUC-JP,EUC-JP-LINUX,およびMS932です。

デフォルトは,Shift_JISです。

注意
config.xmlの「characterCode」の設定値が,上記のキャラクターセットに含まれない場合,または設定してあった値がプラットフォームで定義されていなかった場合,初期化時にエラーとしてログ出力し,設定値にデフォルト値を使用します。

(c) 各行の改行コード

config.xmlに「lineSeparator」として設定します。デフォルトは,Windowsでは「CRLF」,UNIXでは「LF」です。

改行コードが「CRLF」の場合は,「0D0A」を出力します。「LF」の場合は,「0A」を出力します。

注意
設定が「CRLF」,「LF」以外である場合,初期化時にエラーとしてログ出力し,設定値に「CRLF」を使用します。

(d) ファイルの終了コード

最終データを出力したあと,<EOF>を出力します。

(e) 各項目間のデリミタ

各項目間のデリミタは,「,」で表します。データ値に「,」,「"」,改行が含まれる場合は,データ値自体を「" "」で囲みます。

(f) 日付フォーマット

ロケールによって設定されるデフォルトの形式またはconfig.xmlの「selectFormat」に指定した形式で表示します。

注※ config.xmlの説明については,Windowsの場合は「5.4.6 PFM - Web Consoleの設定変更」,UNIXの場合は「6.4.6 PFM - Web Consoleの設定変更」を参照してください。