19.5 システム統合監視製品と連携した障害検知

JP1/Baseログファイルトラップ機能を用いると,Performance Managementの共通メッセージログの内容を,JP1イベントに変換できます。このため,Performance Managementのプログラム自身に障害が発生したときに,JP1イベントを発行することで,JP1/IMで障害を検知できます。

ただし,Performance Managementのプログラム自身の障害を検知するとき以外は,ヘルスチェック機能を利用して障害検知することをお勧めします。ヘルスチェック機能については,「19.2 ヘルスチェック機能による監視エージェントや監視エージェントが稼働するホストの稼働状態の確認」を参照してください。

Performance ManagementでJP1/Baseのログファイルトラップ機能と連携して,JP1イベントを発行する手順を次に示します。

<この節の構成>
19.5.1 ログの出力方式の設定
19.5.2 JP1/Baseのログファイルトラップ機能の定義ファイル作成例
19.5.3 JP1/Baseのログファイルトラップ機能の起動