5.4.1 共通メッセージログのファイルサイズ設定
共通メッセージログは,PFM - Manager,PFM - Base,およびPFM - Agentで出力されます。デフォルトでは,共通メッセージログのログファイルとして,2,048キロバイトのファイルが2ファイル使用されます。共通メッセージログのファイルサイズを変更したい場合に必要な設定です。
ファイルサイズを変更したい場合は,jpccomm.iniファイルの内容を直接編集します。jpccomm.iniファイルは,次の場所に格納されています。
- 物理ホストの場合
- Windowsの場合
- インストール先フォルダ
- UNIXの場合
- /opt/jp1pc/
- 論理ホストの場合
- Windowsの場合
- 環境ディレトクリ¥jp1pc
- UNIXの場合
- 環境ディレクトリ/jp1pc
jpccomm.iniファイルで編集するラベル名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。
表5-9 共通メッセージログのファイルサイズ設定項目(jpccomm.iniの[Common Section]セクション)
設定項目 | ラベル名 | 設定できる値 | デフォルト値 |
---|
共通メッセージログを格納するファイルのサイズ (キロバイト) | Common Msglog Size | 4~4,096 | 2,048 |
手順を次に示します。
- Performance Managementのプログラムおよびサービスを停止する。
Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,すべて停止してください。
- テキストエディターなどで,jpccomm.iniファイルを開く。
- 共通メッセージログのファイルサイズを変更する。
次に示す網掛け部分を修正してください。
![[図データ]](figure/zu105011.gif)
- 注意
- 行頭および「=」の前後には空白文字を入力しないでください。
- jpccomm.iniファイルには,共通メッセージログのファイルサイズ以外にも,定義情報が記述されています。[Common Section]セクションのCommon Msglog Size以外の値は変更しないようにしてください。必要な項目以外の値を変更すると,Performance Managementが正常に動作しなくなることがあります。
- jpccomm.iniファイルを保存して閉じる。
- 注意
- 共通メッセージログファイルの設定は,同一ホスト上のPerformance Managementプログラムで共通にしてください。
- jpccomm.iniファイルの設定内容をインストール時の状態に戻すには,jpccomm.iniファイルの格納先フォルダにあるjpccomm.ini.modelファイルをjpccomm.iniファイルにコピーしてください。