17.2.5 構成変更

NNM連携機能の各設定項目について,環境に合わせて構成を変更できます。

NNM連携機能で構成を変更できる項目および手順について次に示します。

構成変更に関する注意事項
  • NNMで,複数のPFM - Managerからの情報を管理している場合は,ポート番号およびアプリケーション登録ファイルで設定する各PFM - Managerの接続ユーザー情報を同じにしてください。
  • NNM連携機能の構成を変更したあとにNNM連携機能を再セットアップした場合は,セットアップ後に再度,構成を変更する必要があります。
<この項の構成>
(1) ポート番号を変更する

(1) ポート番号を変更する

NNM連携機能では,PFM - ManagerまたはPFM - Baseと同一ホストにインストールされているNNMのサービスとしてSNMPトラップを処理するオブジェクトマネージャーと,NNMのGUIから起動されてバックグラウンドでシンボルの追加や更新をするマップマネージャーを介して,NNMのGUIのシンボルを管理しています。オブジェクトマネージャーとマップマネージャー間の通信には,jp1pcovsvrサービスを使用しています。このサービスは,デフォルトでは22292/tcpのポート番号を使用しています。

参考
jp1pcovsvrサービスのポート番号を変更するには,jpcnsconfig portコマンドを使用します。ポート番号の変更方法については,Windowsの場合は「5.3.1 ネットワーク構成の変更」を,UNIXの場合は「6.3.1 ネットワーク構成の変更」を参照してください。また,jpcnsconfig portコマンドについては,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」のコマンドについて説明している章を参照してください。