11.4.1 レポートの定義を出力してカスタマイズする

既存レポートの定義を出力し,カスタマイズしてPFM - Web Consoleに登録する手順を次に示します。

  1. 定義を出力したいレポートを,レポートの定義ファイル(XML形式)に記述する。
    例えば,「User Reports」直下の「report_win」フォルダに保存されている「report1」および「report2」のレポート定義を出力する場合,次のように記述します。

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <!DOCTYPE pr-cli-parameters SYSTEM "rdef_output_params.dtd">
    <pr-cli-parameters ver="0110">
    <report-definitions>
    <report-definition name="report1" parent-folder="/report_win"/>
    <report-definition name="report2" parent-folder="/report_win"/>
    </report-definitions>
    </pr-cli-parameters>

  2. 手順1のレポートの定義ファイルを保存する。
  3. jpcrdef outputコマンドを実行する。
    例えば,レポートの定義ファイル「rdef_input_win.xml」に記述したレポートの定義を,出力先のレポート定義ファイル「rdef_output_win.xml」に出力する場合,次のように指定して実行します。

    jpcrdef output -o rdef_output_win.xml rdef_input_win.xml

    jpcrdef outputコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
  4. 手順3で出力したレポートの定義ファイルを編集する。
    レポートの定義ファイルの編集方法については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,jpcrdef createコマンドについて説明している個所を参照してください。
  5. 手順4で編集したレポートの定義ファイルを保存する。
  6. jpcrdef createコマンドを実行して,手順4で編集したレポートの定義を登録する。
    例えば,レポートの定義ファイル「rdef_output_win.xml」を使用する場合,次のように指定して実行します。

    jpcrdef create rdef_output_win.xml

    jpcrdef createコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
注意
レポートの定義ファイルは,定められた形式に編集してください。定められた形式以外に編集したり,作成したりすると,正常に動作しない場合がありますので,注意してください。