6.3.2 接続先PFM - Managerの変更
ここでは,Performance Managementシステムを構築したあとで,接続先のPFM - Managerを変更する方法を説明します。
なお,サービスの起動方法および停止方法の操作については,「7. Performance Managementの起動と停止」を参照してください。
- <この項の構成>
- (1) PFM - Agentホストでの作業手順
- (2) PFM - Web Consoleホストでの作業手順
(1) PFM - Agentホストでの作業手順![[図データ]](figure/zu105006.gif)
PFM - Agentの接続先PFM - Managerを変更するには,jpcnshostnameコマンドを使用します。
PFM - Managerと同じホストにPFM - Agentをインストールした場合,またはPFM - Baseのインストール時に接続先PFM - Managerを設定した場合,この作業は不要です。
- 注意
- 複数のPFM - Managerには接続できません。一つの監視エージェントで設定できる接続先のPFM - Managerは一つだけです。そのため,一つの監視エージェントに複数のPFM - Agentがインストールされている場合,それぞれの接続先として異なるPFM - Managerを設定することはできません。
- PFM - AgentとPFM - Managerが同じホストにインストールされている場合,接続先PFM - ManagerはローカルホストのPFM - Managerとなります。この場合,接続先のPFM - ManagerをリモートホストのPFM - Managerに変更できません。
- 接続先PFM - Managerを変更する前に,ローカルホストでPerformance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,すべて停止してください。
- PFM - Baseのバージョン08-50以降でインストール時に接続先PFM - Managerの設定を省略した場合は,接続先PFM - Managerの変更を必ず行ってください。
手順を次に示します。
- Performance Managementのプログラムおよびサービスを停止する。
Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動している場合は,すべて停止してください。サービスの停止にはjpcstopコマンドを使用してください。
jpcstop all
- 接続先PFM - Managerを変更する。
接続先PFM - Managerを変更するには,jpcnshostnameコマンドを使用します。例えば,接続先PFM - Managerをホストhost02上のPFM - Managerに変更する場合,次のように指定します。
jpcnshostname -s host02
- 変更後の接続先PFM - Managerが起動されていることを確認する。
- PFM - Agentホスト上のPerformance Managementのプログラムおよびサービスを再起動する。
なお,変更前の接続先PFM - Managerで,PFM - Agentのホスト名が付加された,Performance Managementプログラムのサービス情報をすべて削除してください。サービス情報の削除方法については,「6.2.3 サービス情報の削除」を参照してください。
(2) PFM - Web Consoleホストでの作業手順
接続先PFM - Managerを変更するには,初期設定ファイル(config.xml)ファイルを変更します。詳細については,「6.4.6 (1) (b) 接続先PFM - Managerの設定」を参照してください。