使用しているOSがWindowsの場合は,ユーザーがファイル権限を変更し,権限が強化された状態で運用できます。
ファイル権限を強化するには,フォルダの権限を変更します。設定された権限は下位のフォルダに継承されます。
PFM操作用グループを作成し,そのグループに対して変更以下の権限を与えます。権限を設定したあとは,従来一般ユーザーで実行できたコマンドについても,PFM操作用グループに属しているユーザーだけが実行できます。インストール先フォルダ¥jp1pcの権限を次の表に示すように変更します。
表5-21 フォルダの権限
権限 | アクセス許可 | |||
---|---|---|---|---|
Administrators | SYSTEM | Backup Operators | PFM Users (ユーザー指定) | |
フルコントロール | ○ | ○ | - | - |
変更 | ○ | ○ | ○ | ○ |
読み取りと実行 | ○ | ○ | ○ | ○ |
フォルダの内容の一覧 | ○ | ○ | ○ | ○ |
読み取り | ○ | ○ | ○ | ○ |
書き込み | ○ | ○ | ○ | ○ |
論理ホスト環境の場合,PFM操作用グループにはドメイングループを指定することをお勧めします。ドメイン運用をしていない場合は,各マシンで作成したPFM操作用グループに対して上記の表に示した権限を設定してください。