11.3.4 レポートに表示させるフィールドを設定する

ここで設定するパフォーマンスデータのレコードおよびフィールドは,各エージェントで異なります。各エージェントのレコードおよびフィールドについては,各PFM - Agentのマニュアルの,レコードについて説明している章を参照してください。

手順を次に示します。

  1. [新規レポート > フィールド]画面の[レコード]で,レポートに表示させたいレコードを選択する。
    レコードを選択すると,[すべてのフィールド]に選択したレコードのフィールドが表示されます。
    注意
    [新規レポート > 名前と種別]画面で,レポート種別として[履歴(複数のエージェント)]を選択している場合,[レコード]で選択できるのは単一行のレコードだけです。
    参考 レコードの説明画面
    [レコード]の右にある[説明]ボタンをクリックすると,[新規レポート > 名前と種別]画面で選択したプロダクトに属するレコードの説明画面が表示されます。
    参考 単一行のレコード複数行のレコードとは
    [レコード]の下に,「(単一行のレコードです)」または「(複数行のレコードです)」という説明が表示されます。これはレコードのタイプを表しています。単一行のレコードは単数インスタンスレコード,複数行のレコードは複数インスタンスレコードのことです。単数インスタンスレコードおよび複数インスタンスレコードについては,「4.2.1 (2) 単数インスタンスレコード・複数インスタンスレコードとは」を参照してください。
  2. [すべてのフィールド]で,レポートに表示させたいフィールドを選択する。
    選択したフィールドが選択状態で表示されます。ShiftキーまたはCtrlキーを使うと複数のフィールドを同時に選択できます。
  3. 移動ボタン([図データ])をクリックする。
    手順2で選択したフィールドが[選択されたフィールド]に移動します。
    いったん[選択されたフィールド]に移動したフィールドを元に戻したい場合は,[選択されたフィールド]で元に戻したいフィールドを選択し,移動ボタン([図データ])をクリックします。
    また,[選択されたフィールド]でフィールドを選択し,移動ボタン([図データ])または移動ボタン([図データ])をクリックすると,フィールドの並びを替えることができます。ここで指定した並びは,表,一覧およびグラフでのフィールドの並びに反映されます。

    この画面での設定例を次に示します。
    例えば,エージェントがPFM - Agent for Platform(Windows)で,CPU使用率が高いプロセスの上位10個のリアルタイムレポートについて,「Process Detail(PD)」レコードのフィールドとして「CPU %(PCT_PROCESSOR_TIME)」,「PID(ID_PROCESS)」,および「Program(INSTANCE)」の三つを指定する場合,この画面には,次のように設定します。
    [レコード]:Process Detail(PD)
    [選択されたフィールド]:PID,Program,CPU %,
    エージェントがPFM - Agent for Platform(Windows)で,CPU使用率が高いプロセスの上位10個のリアルタイムレポートについて,Process Detail(PD)レコードのフィールドとして次の三つを選択した場合の例を図に示します。
    • CPU %(PCT_PROCESSOR_TIME)
    • PID(ID_PROCESS)
    • Program(INSTANCE)

      図11-9 [新規レポート > フィールド]画面の入力例

      [図データ]

  4. [次へ >]ボタンをクリックする。
    [新規レポート > フィルター]画面に遷移します。「11.3.5 レポートに表示させるフィールドの表示条件(フィルター条件)を設定する」に進んでください。