15.1.6 フェールオーバー方式の設計

業務システム上で動作するPFM - Agentの障害で,PFM - Agentのノード全体をフェールオーバーさせると,PFM - Agentが監視対象としている同じ論理ホストで運用する業務アプリケーションもフェールオーバーすることになり,業務に影響を与えるおそれがあります。そのため,PFM - Agentの障害によってPFM - Agentのノード全体をフェールオーバーさせるかどうかを検討してください。

補足
業務アプリケーションに影響を与えないために,「PFM - Agentで障害が発生した場合は,そのノードで再起動を試みるが,PFM - Agent障害を契機としたフェールオーバーはしない」という運用方針にする場合もあります。