6.4.1 共通メッセージログのファイルサイズ設定

共通メッセージログは,PFM - Manager,PFM - Base,およびPFM - Agentで出力されます。デフォルトでは,共通メッセージログのログファイルとして,2,048キロバイトのファイルが2ファイル使用されます。共通メッセージログのファイルサイズを変更したい場合に必要な設定です。

ファイルサイズを変更したい場合は,jpccomm.iniファイルの内容を直接編集します。jpccomm.iniファイルは,次の場所に格納されています。

物理ホストの場合
Windowsの場合
インストール先フォルダ
UNIXの場合
/opt/jp1pc/
論理ホストの場合
Windowsの場合
環境ディレトクリ¥jp1pc
UNIXの場合
環境ディレクトリ/jp1pc

jpccomm.iniファイルで編集するラベル名,設定できる値の範囲などを次の表に示します。

表6-11 共通メッセージログのファイルサイズ設定項目(jpccomm.iniの[Common Section]セクション)

設定項目ラベル名設定できる値デフォルト値
共通メッセージログを格納するファイルのサイズ
(キロバイト)
Common Msglog Size4~4,0962,048

手順を次に示します。

  1. Performance Managementのプログラムおよびサービスを停止する。
    Performance Managementのプログラムおよびサービスが起動されている場合は,すべて停止してください。
  2. テキストエディターなどで,jpccomm.iniファイルを開く。
  3. 共通メッセージログのファイルサイズを変更する。
    次に示す網掛け部分を修正してください。

    [図データ]

    注意
    • 行頭および「=」の前後には空白文字を入力しないでください。
    • jpccomm.iniファイルには,共通メッセージログのファイルサイズ以外にも,定義情報が記述されています。[Common Section]セクションのCommon Msglog Size以外の値は変更しないようにしてください。必要な項目以外の値を変更すると,Performance Managementが正常に動作しなくなることがあります。
  4. jpccomm.iniファイルを保存して閉じる。
注意
  • 共通メッセージログファイルの設定は,同一ホスト上のPerformance Managementプログラムで共通にしてください。
  • jpccomm.iniファイルの設定内容をインストール時の状態に戻すには,jpccomm.iniファイルの格納先ディレクトリにあるjpccomm.ini.modelファイルをjpccomm.iniファイルにコピーしてください。