複合レポートは,複数の履歴レポートを一つのグラフに表示する機能です。通常のレポート機能でも,一つのグラフに複数エージェントのレポートを表示できますが,履歴レポートで同一のレコードに限定されます。複合レポート機能を使うと,エージェントのプロダクトやレポートのレコード種別に関係なく,複数の履歴レポートを一つのグラフに表示できます。また,基準となるレポートをベースラインとして設定することで,ほかのレポートと比較できます。
次の表に,複合レポートの表示可否について,グラフの種類とグラフオプションの組み合わせで示します。
表11-3 複合レポートの表示可否
グラフの種類 | グラフオプションの設定 | ||
---|---|---|---|
通常表示 | 3Dで表示する | グリッドを表示する | |
集合縦棒グラフ | ○ | ○ | ○ |
積み上げ縦棒グラフ | ○ | ○ | ○ |
集合横棒グラフ | × | × | × |
積み上げ横棒グラフ | × | × | × |
円グラフ | × | × | × |
折れ線グラフ | ○ | ×※ | ○ |
面グラフ | ○ | ×※ | ○ |
積み上げ面グラフ | ○ | ×※ | ○ |
次に,複合レポートの表示例をグラフの種類ごとに示します。
図11-31 複合レポートの表示例(集合縦棒グラフの場合)
図11-32 複合レポートの表示例(積み上げ縦棒グラフの場合)
図11-33 複合レポートの表示例(折れ線グラフの場合)
図11-34 複合レポートの表示例(面グラフの場合)
図11-35 複合レポートの表示例(積み上げ面グラフの場合)
この節では,複合レポートに関する,次の操作について説明します。