12.4.4 アラーム条件式を設定する

アラームの条件式を設定する手順を次に示します。

  1. アラーム条件式を設定する。
    例えば,監視対象がPFM - Agent for Platform(Windows)で,プロセッサのビジー状態に対して,プロセッサの使用率が80%を超えたときに警告のアラームを通知し,90%を超えたときに異常のアラームを通知するようにする場合,次のように設定します。
    [レコード]:System Overview(PI)
    [フィールド]:CPU%
    [条件]:>
    [異常値]:90
    [警告値]:80

    図12-5 [新規アラーム > アラーム条件式]

    [図データ]

  2. [追加]ボタンをクリックする。
    [異常条件]および[警告条件]に条件式が追加されます。
    条件式は複数設定できます。複数設定した場合はAND演算子で結合され,設定したすべての条件式を満たしているかどうかがアラーム通知の条件となります。
    なお,すでに[異常条件]および[警告条件]に追加している条件式を選択してからアラーム条件を設定し,[更新]ボタンをクリックすると,条件式が上書き更新されます。
    参考
    条件式として[異常値]や[警告値]に文字列を指定する場合,ワイルドカード文字「*」を指定できます。例えば,「項目名="*AAA*"」と指定すると,「AAAを含む文字列」の監視ができます。
  3. [次へ >]ボタンをクリックする。
    [新規アラーム > アクション]画面に遷移します。「12.4.5 アクションを設定する」に進んでください。