18.3 Microsoft Excelでのパフォーマンスデータ抽出例
ここでは,WindowsでMicrosoft Excelを利用して,Performance Managementのパフォーマンスデータを抽出する例を示します。
PFM - Agent for Platform(Windows)で収集したWebアプリケーションサーバのCPUの使用率をMicrosoft Excelのワークシートに抽出する手順を示します。
- Microsoft Excelで[データ]-[外部データの取り込み]-[新しいデータベースクエリ]を選択する。
[データソースの選択]ダイアログボックスが表示されます。
- [データベース]タブをクリックする。
[データベース]タブが表示されます。
- [Performance Management]を選択する。
![[図データ]](figure/zu118020.gif)
- [OK]ボタンをクリックする。
[クエリウィザード - 列の選択]ダイアログボックスが表示されます。
[使用可能なテーブルと列]にPFM - Agentのレコードの各フィールド名が,PFM - Manager名で表示されています。
レコードの各フィールドのPFM - Manager名については,各PFM - Agentマニュアルの,レコードについて説明している章を参照してください。
- [使用可能なテーブルと列]で,データを抽出するテーブルと列を選択し,[>]ボタンをクリックする。
選択したテーブルと列が,[クエリの列]に表示されます。
ここでは,NT_PIテーブルから次の項目を[クエリの列]に追加します。
項目名 | 説明 |
---|
PI_DATETIME | レコードが生成された日付と時刻を表すレコードのキー。 |
PI_PCT_TOTAL_PROCESSOR_TIME | プロセッサの使用率(%)。 |
PI_DEVICEID | PFM - Agentが動作しているホスト名。 |
- ポイント
- クエリーには必ず一つ以上のODBCキーフィールドを指定してください。
- [次へ >]ボタンをクリックする。
[クエリウィザード - データの抽出]ダイアログボックスが表示されます。
- 抽出するデータの条件を設定する。
[抽出する列]には,PFM - Agentのレコードの各フィールド名が,PFM - Manager名で表示されています。
- 注意
- ここで指定できる条件は,=,<>,>,>=,<,<=です。
- [次へ >]をクリックする。
[クエリウィザード - 並べ替え順序の設定]ダイアログボックスが表示されます。
- 抽出するデータの並べ替え順序を設定する。
- [次へ >]をクリックする。
[クエリウィザード - 完了]ダイアログボックスが表示されます。
- [Microsoft Excelにデータを返す]を選択し,[完了]ボタンをクリックする。
クエリウィザードが終了し,[Microsoft Excelへの外部データの取り出し]ダイアログボックスが表示されます。
- 抽出するデータの出力先を指定し,[OK]ボタンをクリックする。
選択した出力先に,抽出したパフォーマンスデータが出力されます。