ディスク障害でデータが破損するなどの万一のトラブルに備えて,システム管理者は,Performance Managementで利用するデータのバックアップを取得する方式を検討します。Performance Managementでバックアップが必要なデータと,タイミングを次に示します。
図3-12 Performance Managementで必要なバックアップデータの取得例
また,取得した稼働情報をほかのアプリケーションで利用するためにデータをエクスポートする場合は,その方式を検討します。
稼働情報のバックアップやエクスポートは,運用コマンド(jpcctrl backupコマンドまたはjpcctrl dumpコマンド)で行います。バックアップの方法については,「14. バックアップとリストア」を参照してください。