4.3.1 アラームイベントデータとは

Performance Managementは,監視エージェントのパフォーマンスデータがしきい値を超えて危険域に達したとき,システム管理者などに警告する機能を提供します。

Performance Managementでは,この警告を「アラームイベント」と呼びます。PFM - Agentから発行されたアラームイベントは,接続先のPFM - Managerに送信されます。PFM - Agentから送信されたアラームイベントは,PFM - Managerで一元的に管理されます。

アラームイベントは,システム管理者などにEメールや監視コンソールでシステムが危険域に達していることを知らせます。これをPerformance Managementでは「アクション」と呼びます。また,アラームイベントが発生したときに,システムが危険域に達したことを通知するためのコマンドなどを自動で実行させることもできます。

アラームイベントデータは,「Product AlarmレコードタイプPAレコードタイプ)」のレコードとして,PFM - ManagerのMaster StoreサービスによってStoreデータベースに格納されます。