12.6.2 アラーム定義ファイルを検証する

作成したアラーム定義ファイルの内容が妥当かどうかを検証します。アラーム定義ファイルの検証には,jpcalarm checkコマンドを使用します。

この例では,アラーム定義ファイルの構文だけでなく,ファイル内で定義したPFM - Agentがセットアップされているか,レコードやフィールドがサポートされているかなど,定義内容が妥当であるかどうかを検証します。

手順を次に示します。

  1. Name Serverサービス,Master Managerサービス,およびView Serverサービスが起動されているかどうか確認する。
    Performance Managementのプログラムのサービスが起動されているかどうか確認するには,jpcctrl listコマンドを使用します。
    host01上で起動されているサービスの一覧を表示します。

    jpcctrl list "*" host=host01

    PFM - Managerがhost01上で起動している場合,次のように出力されます。

    Host Name ServiceID  Service Name     PID    Port    Status
    -------   ---------  ---------------- -----  ----    -------
    host01    PC1host01  Trap Generator   1468   1134    Active
    host01    PE1001     Correlator       1420   1114    Active
    host01    PH1host01  Action Handler   872    1116    Active
    host01    PM1001     Master Manager   1388   1104    Active
    host01    PP1host01  View Server      1504   1155    Active
    host01    PS1001     Master Store     632    1109    Active
    host01    PN1001     Name Server      484    8204    Active

    この例では,Name Serverサービス,Master Managerサービス,およびView Serverサービスがすべて起動されています。
    jpcctrl listコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。
  2. jpcalarm checkコマンドを実行する。
    次のように指定してコマンドを実行します。

    jpcalarm check -f /tmp/alarmtmp01.cfg

    アラーム定義ファイルに誤りがある場合,誤りの個所すべてについて,誤りの内容とファイル内での行番号を知らせるエラーメッセージが出力されます。
    誤りがあった場合は,メッセージ内容を参照して,誤りを修正してください。
    jpcalarm checkコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Performance Management リファレンス」の,コマンドについて説明している章を参照してください。