JP1/File Transmission Server/FTP(UNIX(R)用)
- <この項の構成>
- (1) 定義情報
- (2) 履歴情報
(1) 定義情報
保存・復元できる定義情報を,次の表に示します。
表3-8 JP1/FTPの定義情報(HP-UX,AIX,Linuxの場合)
内容 ファイル名,ディレクトリ名 所有者 アクセスパーミッション※1 環境情報 /var/opt/jp1_fts/sys/environment※2 スーパーユーザ 所有者に「rw」
所有者以外に「r」自動起動プログラム情報 /var/opt/jp1_fts/sys/UserData※3 スーパーユーザ 所有者に「rwx」
所有者以外に「rx」伝送情報 /var/opt/jp1_fts/sys/carddata※4 スーパーユーザ 所有者に「rw」
所有者以外に「r」管理ホスト定義情報 /var/opt/jp1_fts/sys/hostdef.csv ※5 スーパーユーザ 所有者に「rw」
所有者以外に「r」ログデーモン定義情報 /var/opt/jp1_fts/sys/ftslog.conf スーパーユーザ 所有者に「rw」
所有者以外に「r」接続拒否ユーザ定義ファイル /var/opt/jp1_fts/sys/jp1ftpusers※6 スーパーユーザ 所有者に「r」 接続許可ユーザ定義ファイル /var/opt/jp1_fts/sys/jp1ftpusers.allow※6 スーパーユーザ 所有者に「r」 PASVモードファイル伝送用定義ファイル /var/opt/jp1_fts/sys/ftspasvmode※7 スーパーユーザ 所有者に「r」 接続ホスト制限機能定義ファイル /var/opt/jp1_fts/sys/jp1ftphost.access_list※8 スーパーユーザ 所有者に「r」 ディレクトリ制限機能定義ファイル /var/opt/jp1_fts/sys/jp1ftpusers.directory_list※9 スーパーユーザ 所有者に「r」 複数IPアドレス環境用JP1/FTPホスト定義ファイル /var/opt/jp1_fts/sys/ftshostenv.conf※10 スーパーユーザ 所有者に「r」 FTP接続応答メッセージファイル /var/opt/jp1_fts/sys/ftsbanner※11 スーパーユーザ 所有者に「r」 テーブル情報ファイル /var/opt/jp1_fts/sys/.ftstblvers スーパーユーザ 所有者に「r」
- 注※1
- 最小限のパーミッションです。実行環境によって,ほかのパーミッションが付加されることがあります。
- 注※2
- 環境定義の変更(ftsdefineまたはftsutil)を一度も実行していない場合,このファイルはありません。
- 注※3
- UserDataの下には各ユーザ名のファイルがあり,それぞれがそのユーザの自動起動プログラム情報を保持しています。必要なユーザのファイルだけ,保存や移動ができます。
- 注※4
- 伝送の登録(ftsclientまたはftsregc)または運用管理コンソール(ftsconsole)で,伝送情報の登録をしていない場合,このファイルはありません。
- 注※5
- 運用管理コンソール(ftsconsole)で管理対象ホストを追加していない場合,このファイルはありません。
- 注※6
- ログイン制限機能を定義していない場合,このファイルはありません。
- 注※7
- PASVモードのファイル伝送を定義していない場合,このファイルはありません。
- 注※8
- 接続ノード制限機能を定義していない場合,このファイルはありません。
- 注※9
- ディレクトリ制限機能を定義していない場合,このファイルはありません。
- 注※10
- 複数IPアドレス環境用の定義をしていない場合,このファイルはありません。
- 注※11
- FTP接続応答メッセージの定義をしていない場合,このファイルはありません。
表3-9 JP1/FTPの定義情報(Solarisの場合)
内容 ファイル名,ディレクトリ名 所有者 アクセスパーミッション※1 環境情報 /usr/lib/jp1_fts/sys/environment※2 スーパーユーザ 所有者に「rw」
所有者以外に「r」自動起動プログラム情報 /usr/lib/jp1_fts/sys/UserData※3 スーパーユーザ 所有者に「rwx」
所有者以外に「rx」伝送情報 /usr/lib/jp1_fts/sys/carddata※4 スーパーユーザ 所有者に「rw」
所有者以外に「r」管理ホスト定義情報 /usr/lib/jp1_fts/sys/hostdef.csv※5 スーパーユーザ 所有者に「rw」
所有者以外に「r」ログデーモン定義情報 /usr/lib/jp1_fts/sys/ftslog.conf スーパーユーザ 所有者に「rw」
所有者以外に「r」接続拒否ユーザ定義ファイル /usr/lib/jp1_fts/sys/jp1ftpusers※6 スーパーユーザ 所有者に「r」 接続許可ユーザ定義ファイル /usr/lib/jp1_fts/sys/jp1ftpusers.allow※6 スーパーユーザ 所有者に「r」 PASVモードファイル伝送用定義ファイル /usr/lib/jp1_fts/sys/ftspasvmode※7 スーパーユーザ 所有者に「r」 接続ホスト制限機能定義ファイル /usr/lib/jp1_fts/sys/jp1ftphost.access_list※8 スーパーユーザ 所有者に「r」 ディレクトリ制限機能定義ファイル /usr/lib/jp1_fts/sys/jp1ftpusers.directory_list※9 スーパーユーザ 所有者に「r」 複数IPアドレス環境用JP1/FTPホスト定義ファイル /usr/lib/jp1_fts/sys/ftshostenv.conf※10 スーパーユーザ 所有者に「r」 FTP接続応答メッセージファイル /usr/lib/jp1_fts/sys/ftsbanner※11 スーパーユーザ 所有者に「r」 テーブル情報ファイル /usr/lib/jp1_fts/sys/.ftstblvers スーパーユーザ 所有者に「r」
- 注※1
- 最小限のパーミッションです。実行環境によって,ほかのパーミッションが付加されることがあります。
- 注※2
- 環境定義の変更(ftsdefineまたはftsutil)を一度も実行していない場合,このファイルはありません。
- 注※3
- UserDataの下には各ユーザ名のファイルがあり,それぞれがそのユーザの自動起動プログラム情報を保持しています。必要なユーザのファイルだけ,保存や移動ができます。
- 注※4
- 伝送の登録(ftsclientまたはftsregc)または運用管理コンソール(ftsconsole)で,伝送情報の登録をしていない場合,このファイルはありません。
- 注※5
- 運用管理コンソール(ftsconsole)で管理対象ホストを追加していない場合,このファイルはありません。
- 注※6
- ログイン制限機能を定義していない場合,このファイルはありません。
- 注※7
- PASVモードのファイル伝送を定義していない場合,このファイルはありません。
- 注※8
- 接続ノード制限機能を定義していない場合,このファイルはありません。
- 注※9
- ディレクトリ制限機能を定義していない場合,このファイルはありません。
- 注※10
- 複数IPアドレス環境用の定義をしていない場合,このファイルはありません。
- 注※11
- FTP接続応答メッセージの定義をしていない場合,このファイルはありません。
(2) 履歴情報
保存・復元できる履歴情報を次の表に示します。
表3-10 JP1/FTPの履歴情報(HP-UX,AIX,Linuxの場合)
内容 ファイル名,ディレクトリ名 所有者 アクセスパーミッション※ 履歴情報 /var/opt/jp1_fts/sys/history スーパーユーザ 所有者に「rw」
所有者以外に「r」プロトコルトレース /var/opt/jp1_fts/trace スーパーユーザ 所有者に「rwx」
所有者以外に「rx」システム情報 /var/opt/jp1_fts/sys/system スーパーユーザ 所有者に「rw」 イベントログ (ログデーモン定義情報に定義したイベントログの基準ファイル名)*
デフォルトの場合:
/var/opt/jp1_fts/trace/ftsevent.log*スーパーユーザ 所有者に「rw」
所有者以外に「r」アクセスログ /var/opt/jp1_fts/trace/ftsaccess.log スーパーユーザ 所有者に「rw」
- 注※
- 最小限のパーミッションです。実行環境によって,ほかのパーミッションが付加されることがあります。
表3-11 JP1/FTPの履歴情報(Solarisの場合)
内容 ファイル名,ディレクトリ名 所有者 アクセスパーミッション※ 履歴情報 /usr/lib/jp1_fts/sys/history スーパーユーザ 所有者に「rw」
所有者以外に「r」プロトコルトレース /usr/lib/jp1_fts/trace スーパーユーザ 所有者に「rwx」
所有者以外に「rx」システム情報 /usr/lib/jp1_fts/sys/system スーパーユーザ 所有者に「rw」 イベントログ (ログデーモン定義情報に定義したイベントログの基準ファイル名)*
デフォルトの場合:
/usr/lib/jp1_fts/trace/ftsevent.log*スーパーユーザ 所有者に「rw」
所有者以外に「r」アクセスログ /usr/lib/jp1_fts/trace/ftsaccess.log スーパーユーザ 所有者に「rw」
- 注※
- 最小限のパーミッションです。実行環境によって,ほかのパーミッションが付加されることがあります。
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