Dim(配列)(配列変数を宣言しメモリ領域を割り当てる)
機能
配列変数を宣言してメモリ領域を割り当てます。
形式
Dim VarName ( 〔Number1〕 〔, Number2〕 ) 〔, VarName ( 〔Number1〕 〔, Number2〕 ) , …〕
Dim VarName [ 〔Number1〕 〔, Number2〕 ] 〔, VarName [ 〔Number1〕 〔, Number2〕 ] , …〕
指定項目
VarName
定義する配列変数の変数名を指定します。変数名は変数名の付け方の規則に従って指定します。変数名の付け方の詳細は,「4.1.1(1) 変数名の付け方」を参照してください。
Number1
配列変数の要素数(二次元配列の場合は行要素数)を数値,または値を格納した変数で指定します。省略した場合,要素数は可変となります。
Number2
二次元配列の列要素数を数値,または値を格納した変数で指定します。省略した場合,要素数は可変となります。
説明
このコマンドを使ってスクリプトで宣言した配列変数は,宣言したスクリプト内のすべてのプロシージャから参照できます。プロシージャで宣言した配列変数は,宣言したプロシージャ内だけで参照できます。
配列変数の宣言時は,配列変数のすべての要素がEmpty値になります。
例
' 二次元の固定な配列変数Table1を定義する。
Dim Table1( 5 ,6 )
' 一次元の固定な配列変数Table2から一次元の可変な配列変数Table3に一括代入する。
Dim Table2( 6 ) ,Table3( )
For I = 1 To 6
Table2( I ) = Time( )
Next
Table3 = Table2
' 一次元の固定な配列変数Table4と配列変数Table5を比較する。
Dim Table4( 6 ) ,Table5( 6 )
:
If Table4 = Table5 Then
:
' 次のような大小比較はできないため,実行エラーになる。
If Table4 <= Table5 Then
: