5.6.1 JP1/Scriptで扱うファイルのバックアップとリカバリー

バックアップ対象ファイルを表5-8に示します。バックアップとリカバリーは必要に応じて利用者が実施してください。

なお,スクリプトファイル以外のファイルは,スクリプトの定義後または実行後に作成されるため,存在しない場合があります。

表5-8 バックアップ対象ファイル

項番ファイル名ファイル名または拡張子ファイルの所在
1スクリプトファイル.SPT任意のフォルダ。ユーザが作成する。
2実行環境ファイル.SPVスクリプト実行フォルダ。スクリプトの定義後または実行後に作成される。
3メニュー情報ファイル.SPN
4モニタリング情報ファイル.SPD
5解析トレースファイル.SPA
6実行トレースファイル.SPX
7ユーザトレースファイル.TXTなどMessageコマンドのOutputNameに指定したファイルパス。
8サーバトレースファイルSPTSVTRC.SPYインストール先フォルダ¥Data フォルダ下。※1 ※2スクリプトの定義後または実行後に作成される。
9トレース管理ファイルSPTLOGDB.SPB
10サーバ環境ファイルSPTSV.SPS
11グローバル変数ファイルSPTGV.SPG
12自動起動情報ファイルSPTLNCH.SPHインストール先フォルダ¥Data フォルダ下。※1 ※3スクリプトの定義後または実行後に作成される。
13実行環境構文ファイル.SPU実行環境ファイルと同じフォルダまたはtoDirNameで指定したフォルダ。実行環境ファイルコンバータを使用しない場合は存在しない。
注※1
Scriptマネージャの[ツール]-[オプション]-[クラスタ環境]で管理ファイルの出力先が変更されている場合,変更先のフォルダ下に作成されます。
注※2
Windows Vistaの場合,システムドライブの ¥ProgramData¥Hitachi¥Script¥Dataフォルダ下に作成されます。
注※3
Windows XPの場合,インストール先フォルダ¥Data フォルダの下のフォルダ下にも作成されます。
Windows Vistaの場合,システムドライブの ¥ProgramData¥Hitachi¥Script¥Dataフォルダ下と,その下のフォルダ下に作成されます。詳細は,「5.4.2 JP1/Scriptの情報」を参照してください。