JP1/Scriptでは,Windows 2000 ターミナルサービス,またはWindows Server 2003 ターミナルサービス上でJP1/Scriptを使用できます。管理者以外のユーザでリモートセッションからログインしてJP1/Scriptを操作する場合,ログインするユーザに「グローバルオブジェクトの作成」の権利をOSのセキュリティの設定で割り当ててください。また,ターミナルサービス環境でJP1/Scriptを使用する場合は,次の点に注意してご使用ください。
- Scriptランチャはターミナルサーバ側のプライマリセッションでだけ起動でき,ターミナルクライアント側のリモートセッションでは起動できません。なお,JP1/Scriptサービスは両セッションでサービスの開始/停止ができます。
- 自動起動に登録されたスクリプトファイルは起動のタイプにかかわらず,ターミナルサーバ側のプライマリセッションで起動されます。
- NetExecコマンドから呼び出す実行ファイルは実行する空間のタイプにかかわらず,ターミナルサーバ側のプライマリセッションで起動されます。
- 注意
- Beepコマンドはターミナルサーバ側がWindows 2000の場合に使用できます。それ以外で実行した場合,「0005:アクセスは拒否されました。ファイルの属性又はセキュリティを見直してください」などのエラーになります。ターミナルクライアント側のリモートセッションからはBeepコマンドを使用しないでください。