9.5.5 ServiceStartサービスを開始する

機能
登録されているサービスを開始します。
形式

ServiceStart ( ServiceInfoName )

指定項目
ServiceInfoName
開始するサービスのサービス情報名を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
説明
サービス情報に格納されているキーワードNameの値を使って,システムに登録されているサービスを開始します。
コマンドの実行結果は,_SVC_RTN_予約変数に格納します。コマンドの実行が成功した場合は真(True)を,アカウント不正のためログオンに失敗しサービスを開始できなかった場合はLOGON_FAILEDを,それ以外の場合は偽(False)を返します。
補足
Windows Vistaでは管理者権限でスクリプトファイルを実行してください。詳細は,「1.8.4 コマンドの動作」を参照してください。
注意
実行中の状態にならないサービスに対してこのコマンドを実行しないでください。このコマンドは,指定したサービスに対して開始要求をして,実行中の状態になるまで終了しません。

' JP1/Script サービスが存在しなかったら登録し,サービスを開始する。
ServiceSetValue ( "JSService" ,Name::"JP1_Script" )
If  IsExistService ( "JSService" ) = False  Then
 OutDir = "C:¥Program Files¥Hitachi¥Script¥BIN¥"
 ServiceSetValue ( "JSService" ,Name::"JP1_Script"   _
                    ,DispName::"JP1/Script"   _
                    ,Type::SERVICE_WIN32_OWN_PROCESS   _
                    ,Start::SERVICE_AUTO_START   _
                    ,Errctl::SERVICE_ERROR_NORMAL   _
                    ,Path::OutDir+"SPTHSV.EXE" )
 ServiceCreate ( "JSService" )
End
ServiceStart ( "JSService" )

対象バージョン
JP1/Script 01-00以降