2.7.1 JP1/Scriptを起動する

JP1/Scriptの起動方法を説明します。

<この項の構成>
(1) マネージャの起動方法
(2) エディタの起動方法
(3) トレースビューアの起動方法
(4) メニューエディタの起動方法
(5) 自動起動の方法

(1) マネージャの起動方法

JP1/Scriptを使用してスクリプトファイルを作成したり,作成したスクリプトファイルの編集をしたりする場合は,最初にJP1/Scriptのマネージャを起動します。

操作
  1. [スタート]から[プログラム]-[JP1/Script]を選択する
  2. JP1/Scriptのグループから「マネージャ」を選択する
    マネージャには,スクリプトファイルの管理や実行環境の設定,スクリプトの文法チェックなどの機能もあります。

なお,マネージャについては,「3.1.1 Scriptマネージャウィンドウとメニュー」を参照してください。

(2) エディタの起動方法

実際にスクリプトファイルの作成や編集をする場合は,エディタを起動します。

エディタには,三つの起動方法があります。

(a) アイコンからの起動方法
操作
  1. [スタート]から[プログラム]-[JP1/Script]を選択する
  2. JP1/Scriptのグループから「エディタ」アイコンを選択する
(b) マネージャからの起動方法
操作
  1. スクリプトファイルを選択する
  2. マネージャウィンドウの[ファイル]-[編集]を選択する
    ただし,ほかのエディタが関連付けられている場合はそのエディタが起動されます。
(c) ドラックアンドドロップでの起動方法
操作
  1. エクスプローラからスクリプトファイルをドラッグして,「エディタ」アイコン,またはすでに起動しているエディタウィンドウにドロップする
    なお,エディタについては,「3.2.1 Scriptエディタウィンドウとメニュー」を参照してください。

(3) トレースビューアの起動方法

スクリプトファイルの実行時に出力されるトレースは,トレースファイルに出力されます。トレースの状態を知りたいときは,トレースビューアを起動します。トレースビューアには二つの起動方法があります。

(a) アイコンからの起動方法
操作
  1. [スタート]から[プログラム]-[JP1/Script]を選択する
  2. JP1/Scriptのグループから「トレースビューア」を選択する
(b) マネージャからの起動方法
操作
  1. マネージャウィンドウの[ツール]-[トレースビューアの起動]を選択する
    トレースビューアを起動すると,トレースビューアウィンドウが表示されます。ウィンドウにはトレースファイルが一覧表示されています。

なお,トレースビューアについては,「3.4.1 Scriptトレースビューアウィンドウとメニュー」を参照してください。

(4) メニューエディタの起動方法

メニューエディタには,次の五つの起動方法があります。

(a) アイコンからの起動方法
操作
  1. [スタート]から[プログラム]-[JP1/Script]を選択する
  2. JP1/Scriptのグループから「メニューエディタ」アイコンを選択する
(b) マネージャからの起動方法
操作
  1. スクリプトファイルを選択する
  2. [ツール]-[メニューエディタの起動]を選択する,または右クリックで表示されるポップアップメニューから[メニューエディタの起動]を選択する
(c) エディタからの起動方法
操作
  1. [編集]-[メニューエディタ]を選択する,または右クリックで表示されるポップアップメニューから[メニューエディタ]を選択する
(d) ドラッグアンドドロップでの起動方法
操作
  1. エクスプローラからメニュー情報ファイルをドラッグして,「メニューエディタ」アイコン,またはすでに起動しているメニューエディタウィンドウにドロップする
    ドロップした後,メニュー情報ファイルを更新中の場合は,更新中のメニュー情報ファイルを保存するかどうかメッセージが表示されます。
(e) エクスプローラからの起動方法
操作
  1. エクスプローラからメニュー情報ファイルを選択する
  2. [ファイル]-[開く]を選択する,またはダブルクリックする

なお,メニューエディタについては,「3.6.1 Scriptメニューエディタウィンドウとメニュー」を参照してください。

(5) 自動起動の方法

JP1/Scriptは,スクリプトを自動的に起動して実行できます。

自動起動には,次の二つの方法があります。

自動起動する場合は,マネージャで実行環境(起動情報)を設定する必要があります。設定方法の詳細は,「3.1.14 スクリプトの自動起動を設定する」を参照してください。