JP1 Version 8 JP1/Script(Windows(R)用)
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- 機能
- ユーザ定義のメニューを表示します。
- 形式
Menu ( FormName , 〔SpnFilePath〕 〔, FocusField〕 )
- 指定項目
- FormName
- 表示するメニューのフォーム名称を,文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- SpnFilePath
- 表示するメニューの情報が格納されているメニュー情報ファイルのフルパスを,文字列,または格納した変数名で指定します。
- この値は省略できます。省略した場合,実行中のスクリプトファイルのメニュー情報ファイルを仮定します。
- CallSptコマンドから呼び出されたスクリプトの実行時は,呼び出されたスクリプトファイルのメニュー情報ファイルを仮定します。
- FocusField
- メニュー起動時にフォーカスを位置付けるフィールド名称を文字列,または格納した変数名で指定します。
- この値は省略できます。省略した場合,メニュー情報ファイルで定義されたフィールドにフォーカスが位置付きます。
- 説明
- ユーザが定義したメニューフォームを表示します。コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。
- メニューフォーム終了時に,メニューフォームの終了要因を表す文字列が_FORM_TERM_KEY_予約変数に格納されます。格納される値は次のどれかです。
| 値 |
意味 |
| Enter |
Enterキーが押されて終了しました。 |
| Esc |
Escキーが押されて終了しました。 |
| F1〜F12 |
ファンクションキー(F1〜F12)が押されて終了しました。 |
| Command |
コマンドを実行して終了しました。 |
| Close |
Alt + F4またはクローズボタンが押されて終了しました。 |
| Timeout |
終了監視時間を経過したため終了しました。 |
- メニューの終了要因がCommandである場合,実行したコマンド番号を_FORM_TERM_CMDNO_予約変数に格納します。
- また,終了キーのモデファイキーを表す文字列が_FORM_MODIFY_KEY_予約変数に格納されます。格納される値は次のどれかです。
| 値 |
意味 |
| Shift |
Shift キー |
| Ctrl |
Ctrl キー |
| Alt |
Alt キー |
| Shift_Ctrl |
Shift キーと Ctrl キー |
| Ctrl_Alt |
Ctrl キーと Alt キー |
| Shift_Alt |
Shift キーと Alt キー |
| Shift_Ctrl _Alt |
Shift キーと Ctrl キーと Alt キー |
- また,メニューフォーム終了時にフォーカスの位置付いていたフィールド名を_FORM_FIELD_NAME_予約変数に格納します。
- 補足
- スクリプトをサービスで起動する場合は,このコマンドは使用できません。使用すると実行エラーになります。
- Menuコマンドから実行された外部コマンドの終了コードに0以外が返された場合,メッセージボックスを表示します。メッセージボックスを表示しない場合は,次に示すレジストリキーの値に0を設定してください。
- 〔レジストリキー〕
- HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\HITACHI\JP1/Script\SPTX
- 〔値〕
- Menu_EmgMsgBox(DWORD)
- 〔値のデータ〕
- 0:メッセージボックスを表示しない
- 1:メッセージボックスを表示する(初期値)
- 例
' メニューがEscキーを押されて終了した場合,スクリプトの実行を中断する。
Menu ( "MyMenu" )
If _FORM_TERM_KEY_ = "Esc" Then
Exit
Else
:
:
:
End
- 対象バージョン
- JP1/Script 05-20以降
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