JP1 Version 8 JP1/Script(Windows(R)用)
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
- 機能
- ファイルを削除します。
- JP1/Script 07-50以降では,ラージファイルが使用できます。
- 形式
DeleteFile ( PathName 〔, Option〕 )
- 指定項目
- PathName
- 削除するフォルダ,またはファイルのフルパスを文字列,または値を格納した変数名で指定します。ファイル名にワイルドカードを指定することもできます。
- Option (05-10以降)
- オプションを指定します。
- この値には次の値を指定できます。
| 値 |
意味 |
| ExclDir |
PathNameで指定されたフォルダ下のファイルだけを削除し,フォルダは残します。 |
- 説明
- 指定されたフォルダ,またはファイルを削除します。オプションが省略された場合,フォルダの中身が空ではなくても,中身ごとフォルダを削除します。オプションにExclDirが指定されている場合は,指定されたフォルダ下のファイルだけを削除します。
- コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。
- ただし,「指定されたファイルが見つからない」(_ERR_FILE_予約変数と等しい値),または「指定されたネットワーク名またはパスが見つからない」(_ERR_PATH_予約変数と等しい値)のエラーが発生した場合は,常に真(True)を返します。
- 補足
- Windows Vistaで環境変数ProgramFiles(通常はシステムドライブのProgram Filesフォルダ),またはWinDir(通常はシステムドライブのWindowsフォルダ)に設定されているフォルダ下のファイルを指定する場合,注意が必要です。詳細は,「1.8.4 コマンドの動作」を参照してください。
- 例
' 一時フォルダ下のファイル"tempfile.tmp"を削除する。
DeleteFile ( _TEMP_+"tempfile.tmp" )
' 一時フォルダ下の拡張子が".tmp"であるファイルを削除する。
DeleteFile ( _TEMP_+"*.tmp" )
' 一時フォルダ下のすべてのファイルを削除し,一時フォルダは残す。
DeleteFile ( _TEMP_ ,ExclDir )
- 対象バージョン
- JP1/Script 01-00以降
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2007, Hitachi, Ltd.