JP1 Version 8 JP1/Script(Windows(R)用)
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- 機能
- テキスト形式ファイルにデータを書き込みます。
- JP1/Script 07-50以降では,ラージファイルが使用できます。
- 形式
TextWrite ( FileId , Data , 〔NewLine〕 〔, Position〕 )
- 指定項目
- FileId
- ファイル識別子を数値,または値を格納した変数名で指定します。
- このファイル識別子は,TextOpenコマンドで実行結果として返される値です。
- なお,TextOpenコマンドのファイルオープン時の動作には,ReadOnly(ファイルを読み込みモードでオープン)以外を指定してください。
- Data
- 書き込むデータを文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- NewLine
- データを書き込んだ後に改行をするときには真(True)を,改行をしないときには偽(False)を指定します。
- この値は省略できます。省略した場合,真(True)を仮定します。
- Position
- ファイルの先頭を0とした読み書き開始位置を数値,または値を格納した変数名で指定します。
- この値は省略できます。省略した場合,現在の読み書き開始位置を仮定します。
- 説明
- 指定されたファイル識別子のテキスト形式ファイルに対しデータを現在の読み書き開始位置,または指定された読み書き開始位置から書き込みます。コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。
- 読み書き開始位置は,コマンドの実行結果が真(True)でNewLineに真(True)が指定してある場合は次行になり,NewLineに偽(False)が指定してある場合は書き込んだデータの直後になります。
- 注意
- すでに存在するファイルに対してTextOpenコマンドのModeオペランドにWriteOnly,またはReadWriteを指定し,TextWriteコマンドを実行した場合,TextWriteコマンドは,単純に指定された文字数分の上書きを行います。したがって,出力する文字数(改行コードを含む)が既存ファイルより少ない場合,少ない文字数分,オープン前の内容がファイルに残ります。
- 例
- 次のようなスクリプトで実行フォルダ下のテキストファイル"Readme.txt"にデータを書き込める。
' スクリプトファイル
Dim file1
file1 = TextOpen ( _BIN_+"Readme.txt" ,Create )
If file1 = 0 Then
MessageBox ( _BIN_+"Readme.txtのオープンに失敗" ,OK )
Else
TextWrite ( file1 ,"JP1/Scriptについての追加情報" )
TextWrite ( file1 ," 目次" ,False )
TextClose ( file1)
End
; Readme.txt
JP1/Scriptについての追加情報
目次
- 対象バージョン
- JP1/Script 05-00以降
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