JP1 Version 8 JP1/Script(Windows(R)用)
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- 機能
- グローバル変数を削除します。
- 他のコンピュータ上のグローバル変数も削除できます。
- 形式
DeleteGV ( GlobalName 〔, CompName〕 )
- 指定項目
- GlobalName
- 削除するグローバル変数を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- また,この値には次の値を指定できます。
| 値 |
意味 |
| AllGV |
すべてのグローバル変数を削除します。ただし,グローバル変数ファイル(SPTGV.SPG)は残ります。 |
- CompName
- 削除するグローバル変数が存在するコンピュータのコンピュータ名を文字列,または値を格納した変数名で指定します。
- この値は省略できます。省略した場合,このコマンドを実行するコンピュータのコンピュータ名を仮定します。
- なお,指定する他のコンピュータのOSはWindows NT,Windows 2000,およびWindows XPで,JP1/Scriptがインストールされ,JP1/Scriptサービスが開始されていなければなりません。また,アクセスするためのアカウントについては「2.2 他のコンピュータとの通信時のアカウント」を参照してください。
- 説明
- 指定されたグローバル変数を削除します。コマンドが正常に実行された場合は真(True)を,エラーが発生した場合は偽(False)を,コマンドの実行結果として返します。
- 指定されたグローバル変数が存在しない場合は,何もしないで常に真(True)を返します。
- CompNameに他のコンピュータを指定し,「グローバル変数」,および「設定する値」にn個のダブルクォーテーション(")を文字としてそのまま含めるには,(n*8)個のダブルクォーテーション(")を指定しなければなりません。ただし,次のレジストリの値に1を設定した場合は,(n*2)個のダブルクォーテーション(")を指定してください。
- 〔レジストリキー〕
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Hitachi\JP1/Script\SPTX
- 〔値名〕
ParseDQ(DWORD)
- 〔値〕
- 1:パラメタ文字列にn個のダブルクォーテーション(")を含む場合,(n*2)個のダブルクォーテーション(")を指定する
- なお,〔値〕に1と2(SeparateStrCount,SeparateStrコマンドを参照)の両方を指定する場合は3を指定してください。
- 補足
- CompNameに他のコンピュータを指定する場合,LAN環境下での動作だけを保証しています。ファイアウォールには対応していません。
- 例
'自コンピュータ上のグローバル変数をすべて削除する。
DeleteGV ( AllGV )
'コンピュータ"SOP4A065(SCRIPT)"上のグローバル変数"prm01"を削除する。
SetGV ( "prm01" ,10 ,"SOP4A065 ( SCRIPT ) " )
Exec ( _SCF_+"ABC.SPT" ,True )
DeleteGV ( "prm01" ,"SOP4A065 ( SCRIPT ) " )
- 対象バージョン
- JP1/Script 06-00以降
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