4.3.1 JP1/AJS2と連携する場合のシステム構成

JP1/Power Monitorと連携してJP1/AJS2を利用する場合,JP1/AJS2 - Manager,JP1/AJS2 - Agent,およびJP1/AJS2 - Viewを使用します。また,JP1/AJS2 - Manager,およびJP1/AJS2 - Agentの前提プログラムとしてJP1/Baseが必要です。JP1/AJS2の電源連携ジョブを実行するJP1/AJS2 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Agentのホストには,JP1/Power Monitorをインストールする必要があります。

なお,電源連携ジョブは,システム操作権限を持つユーザー,またはスーパーユーザーで実行してください。

JP1/AJS2と連携して,自ホストを起動・終了する場合のシステム構成例を次の図に示します。

図4-3 JP1/AJS2と連携して自ホストを起動・終了する場合のシステム構成例

[図データ]

JP1/AJS2と連携して,JP1/Power Monitorのエージェントホストを起動・終了する場合のシステム構成例を次の図に示します。なお,JP1/AJS2 - ManagerをJP1/Power Monitorのエージェントホストにインストールした場合,JP1/Power Monitorのエージェントホストの電源をオフにすると,そのJP1/AJS2 - Managerを使ったJP1/AJS2の運用ができなくなります。システム構築時にはご注意ください。

リモート電源制御ジョブの設定で,次回電源投入時刻はジョブが実行されるホストの実行ユーザーのタイムゾーンで指定された時刻として動作します。

図4-4 JP1/AJS2と連携して他ホストを起動・終了する場合のシステム構成例

[図データ]