14.1.4 JP1/Power Monitorが出力するログファイル

JP1/Power Monitorの運用状態を記録するファイルです。障害が起こったときなどに採取します。大きく分けて次の2種類あります。

ログファイル一覧を次の表に示します。

表14-4 ログファイル一覧

内容ファイル
の情報
ファイル名取得容量の
指定
作成される
タイミング
統合トレースログファイルJP1/Power Monitor運用情報を含むJP1製品の運用情報/var/opt/hitachi/HNTRLib2/spool/指定不可。統合トレースログファイルでの指定に基づく。
JP1/Power Monitorが出力するトレースログファイル    
JP1/Power Monitorデーモン起動時ログファイルJP1/Power Monitorデーモン起動時の情報/usr/lib/jp1_aom/log/startup指定不可。
約1KB。
JP1/Power Monitorデーモンの起動時。
リモート電源連携ログファイルエージェントホストの制御時のトレース情報/usr/lib/jp1_aom/log/エージェントホスト名.rpwlog指定不可。
約50KB。
エージェントホストの制御時。
エージェントホスト単位で再作成される。
APC連携ログファイルAPC社製電源制御装置の制御時のトレース情報/usr/lib/jp1_aom/log/logapc指定不可。
約1KB。
JP1/Power MonitorでAPC社製電源制御装置を使用してホストを終了した時。
定義ファイル退避ログファイルjaombkdefコマンド実行時の情報/usr/lib/jp1_aom/log/logbkup指定不可。
約1KB。
jaombkdefコマンド実行時。
定義ファイル回復ログファイルjaomrsdefコマンド実行時のログ情報/usr/lib/jp1_aom/log/logrstr指定不可。
約1KB。
jaomrsdefコマンド実行時。
pwajs2stp_grpコマンドエラーログファイルpwajs2stp_grpコマンド実行時のエラー情報/usr/lib/jp1_aom/log/pwajsstp_grp.log指定不可。
100バイト以下。
pwajs2stp_grpコマンドのエラー時。
HP-UX純正UPS連携ログファイルHP-UX製電源制御装置の制御時のトレース情報/usr/lib/jp1_aom/log/pwlog指定不可。
約1KB。
JP1/Power MonitorでHP-UX製電源制御装置を使用してホストを終了した時。
JP1/Power Monitor保守用ログJP1/Power Monitorの運用情報/usr/lib/jp1_aom/log/PW_プログラム名{1|2}.log構成定義ファイルのlog_sizeパラメーターで指定。
5KBから10MBまで指定できる。デフォルトは,64KB。
構成定義ファイルで指定された容量に達した時。