JP1/Power Monitor
UNIXホストのJP1/Power Monitorが起動するときに発生するトラブルの現象を次の表に示します。
表19-2 JP1/Power Monitor起動時のトラブル一覧
項番 現象 1 デーモンを起動できない。 次に,考えられる原因と対処方法をトラブルの現象ごとに説明します。
- <この項の構成>
- (1) デーモンを起動できない
(1) デーモンを起動できない
JP1/Power Monitorデーモンを起動できない場合,次のような原因と対処方法が考えられます。
(a) メモリー容量が不足している
同時に起動しているほかのアプリケーションを終了させるか,またはホストのメモリーを増設してください。
(b) ハードディスク容量が不足している
不要なファイルを削除し,ハードディスクの空き容量を増やすか,またはハードディスクを増設してください。
(c) 起動時に必要なファイルが削除されている
JP1/BaseおよびJP1/Power Monitorをインストールし直してください。
(d) リモート電源連携構成定義ファイルの設定が誤っている
- リモート電源連携デーモンが起動しない場合
activeパラメーターにyが設定されているか確認してください。
- 論理ホスト上のリモート電源連携デーモンが起動しない場合
次の個所を確認してください。
- activeパラメーターにyが設定されているか。
- agtdefパラメーターに/共有ディスク/jp1_aom/rpw/agt_defが設定されているか。
- agtdbパラメーターに/共有ディスク/jp1_aom/rpw/dbが設定されているか。
- managerパラメーターにホスト名を指定していないか。
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