JP1/Power Monitor
形式
jaomstart[-c 構成定義ファイル名]
機能
jaomstartコマンドは,JP1/Power Monitorデーモンを起動するコマンドです。JP1/Power Monitorデーモンを起動することで,構成定義ファイルに設定されている内容を有効にし,ホストを自動的に起動・終了できるようにします。
実行権限
スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
/usr/bin/jp1_aom/
引数
-c 構成定義ファイル名
構成定義ファイル名を指定します。構成定義ファイル名は255バイトまでの文字列で指定します。構成定義ファイル名を省略すると,標準構成定義ファイル「/usr/lib/jp1_aom/conf」を指定したものとみなします。
注意事項
- 構成定義ファイルにエラーがあると,JP1/Power Monitorのデーモンが,起動しないで,標準エラー出力ファイルにメッセージを出力します。
- 次の場合,ホストを自動的に起動・終了できません。
- 運転スケジュール定義ファイルを構成定義ファイルに定義していない
- 構成定義ファイルに定義した運転スケジュール定義ファイルがない
- 運転スケジュール定義ファイルにスケジュール情報を設定していない
- 運転スケジュール定義ファイルを修正したあとにこのコマンドを実行すると,修正した運転スケジュール定義ファイルの内容に従って,新たに時刻が設定されます。
戻り値
0(正常終了) JP1/Power Monitorデーモンが起動しました。 0以外 エラーが発生しました。
使用例
構成定義ファイルに「/usr/aom/conf」を指定して,JP1/Power Monitorデーモンを起動します。
jaomstart -c /usr/aom/conf
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