JP1/Power Monitor
UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルは,Windowsホストのカレンダーにインポートできます。
次の図のように,UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルをWindowsホストにコピーし,コピーした運転スケジュール定義ファイルをインポートすることで,Windowsホストでは,UNIXホストと同じスケジュールが設定できます。また,UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルのテキストを修正して,Windowsホスト独自のスケジュール設定もできます。
- 注意
- UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルをWindowsホストにFTPコマンドで転送する場合は,転送モードにアスキーモードを指定してください。
- UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルをWindowsホストで利用する場合は,改行コードをWindows用に変換してください。なお,運転スケジュール定義ファイルを,FTPコマンドを使用してアスキーモードで転送した場合は,改行コードの変換は不要です。
- Windowsホストの計画終了中または強制終了中に,運転スケジュール定義ファイルをインポートしないでください。
- <この項の構成>
- (1) UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルの機能差異
(1) UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルの機能差異
UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルには,UNIXホストにだけ有効な機能があります。次の機能は,Windowsホストのカレンダー機能にはないため,指定を無視し,インポートしません。
- 「(+n)」指定
UNIXホストでは,次回電源投入時刻からn日後の終了開始時刻を設定します。
- 翌日の時刻設定とみなす時刻指定
次の時刻設定を,翌日の時刻設定とみなします。
- 次回電源投入時刻が指定されている場合で,終了開始時刻が次回電源投入時刻以前である。
- 次回電源投入時刻が指定されていない場合で,強制終了開始時刻が監視終了開始時刻以前または制限開始終了時刻以前である。
UNIXホストとWindowsホストで,運転スケジュール定義ファイルを共用する場合,「(+n)」指定および翌日の時刻設定とみなす時刻指定は誤りやすいので,実際に動作させたい日に時刻を設定してください。
- (誤りやすい例)
UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルの互換性については,「13.2.1(5) UNIXホストの運転スケジュール定義ファイルがインポートされたときの互換性」を参照してください。
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