5.2 UNIX系OSの場合

OSにUNIXを使用している場合,UNIX版のJP1/AJS2 for EAPが発行するイベントを利用できます。イベントは,JP1/AJS2でジョブを起動したりJP1/IMで自動アクションを実行したりする契機として使用できます。

この節では,UNIX版のJP1/AJS2 for EAPが発行するJP1/SES形式のイベントについて説明します。

UNIX版のJP1/AJS2 for EAPが発行するイベントは,JP1/SES形式です。JP1/SES形式のイベントとは,JP1 Version 5以前の製品であるJP1/System Event Service(JP1/SES)のイベントサービスで利用されていたイベントのことです。イベントの属性には,イベントIDやメッセージなどの基本属性と,重大度,ユーザー名,プロダクト名,オブジェクトタイプなどの拡張属性があります。JP1/SES形式のイベントは基本属性だけを持ちます。
<この節の構成>
5.2.1 イベントIDの基本コードの形式
5.2.2 イベントの一覧
5.2.3 イベントの詳細情報