6.2.2 ジョブ制御機能に対して出力されるメッセージ

KAJM1001-E


100 or more items of job step information were specified.
指定できるジョブステップ情報は99個までです

ジョブステップ情報が100個以上指定されています。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
ジョブステップ情報の指定を99個までにして,コマンドを再実行してください。

KAJM1002-E


Job name cannot be omitted.
ジョブ名は省略できません

必ず指定しなければならない「-jn ジョブ名」が指定されていません。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
「-jn ジョブ名」を指定して,コマンドを再実行してください。

KAJM1003-E


Program name cannot be omitted.
プログラム名は省略できません

必ず指定しなければならない「ジョブステップ情報」が指定されていません。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
「ジョブステップ情報」を指定して,コマンドを再実行してください。

KAJM1004-E


Job count cannot be omitted.
ジョブ番号は省略できません

ジョブ番号が指定されていません。ジョブの終了を監視するときには,必ずジョブ番号を指定してください。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
ジョブ番号を指定して,コマンドを再実行してください。

KAJM1005-E


The name of the host that executes an external program cannot be omitted.
外部プログラムを実行するホスト名は省略できません

外部プログラムを実行するジョブステップ情報にホスト名が指定されていません。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
ホスト名を指定して,コマンドを再実行してください。

KAJM1006-E


The specified monitoring time is shorter than the monitoring interval.
監視時間に監視間隔より短い時間が指定されています

ジョブの終了を監視する時間が,ジョブを監視する時間間隔より短いです。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
値を正しく指定して,コマンドを再実行してください。

KAJM1007-E


The specified archive parameter is incomplete.
アーカイブパラメーターの指定が不完全です

保管モードに「アーカイブ」または「印刷とアーカイブ」を指定した場合,必ず「オブジェクトタイプ」,「文書タイプ」および「情報ID」を設定してください。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
保管モードおよびアーカイブパラメーターの指定を見直してから,コマンドを実行してください。

KAJM1009-E


To specify this option, new version of the XBP interface is required. (option: オプション)
このオプションを指定するためにはXBPインターフェースの新しいバージョンが必要です (オプション:オプション)

jr3bjsubまたはjr3bjrelコマンドの以下のオプションを指定するには,外部管理インターフェースXBPのバージョン2.0(XBP2.0インターフェース)を使用できるようにする必要があります。

-with_child,-class,-title,-dpt,-fmt,-text

詳細については,「4. コマンド」のjr3bjsubまたはjr3bjrelコマンドについての説明を参照してください。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
接続先のR/3システムでXBP2.0インターフェースを使用できるようにしてください。詳細については,「2.2.8(1) XBP2.0インターフェースを使用できるようにする」を参照してください。

KAJM1010-E


The parent-child function is set to OFF in the connected SAP system.
接続先のSAPシステムで親/子機能がオフに設定されています

親/子ジョブの終了監視(-with_childオプション)が指定されましたが,R/3システム上で親/子機能がオフに設定されています。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
接続先のR/3システムで親/子機能をオンに設定してください。詳細については,「2.2.8(2) 親/子機能を有効にする」を参照してください。

KAJM1800-E


No job satisfies the specified conditions.
条件に該当するジョブは存在しません

指定された条件に該当するジョブはありません。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
正しいジョブを指定して,コマンドを再実行してください。

KAJM1801-E


This program does not exist. (program: プログラム名)
このプログラムは存在しません (プログラム:プログラム名)

指定したプログラムがR/3システム上に定義されていません。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
コマンドに指定したプログラム名がR/3システムで有効かどうかを確認してください。必要があれば,指定したプログラムをR/3システム上に定義して,コマンドを再実行してください。

KAJM1802-E


A step required for execution is not defined.
実行に必要なステップが定義されていません

ジョブにジョブステップが定義されていません。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。複数の処理が要求されている場合,後続の処理を続行します。
(O)
ジョブステップ情報の定義内容を確認してください。

KAJM1803-E


The job has already finished.
ジョブは既に終了しています

指定されたジョブは終了しています。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。複数の処理が要求されている場合,後続の処理を続行します。
(O)
コマンドに指定したジョブ名,ジョブ番号を確認してください。

KAJM1804-W


Failed to acquire an R/3 job log. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブログの獲得に失敗しました (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

ジョブログの獲得に失敗しました。

挿入語句(ジョブ名,ジョブ番号)は,JP1/AJS2 for EAP 07-10以降の場合だけ出力されます。

(S)
コマンドの実行を継続します。
(O)
このメッセージより先に表示されているメッセージや,R/3システムログから原因を調査してください。
このメッセージの直前にKAJM0101-Eが出力されている場合は,ジョブログの出力先として指定したパスに誤りがある可能性があります。
次の要因に該当するかどうかをJP1/AJS2 for EAPのホストで確認してください。
  • 存在しないフォルダまたはディレクトリを指定していないか。
  • 指定したファイルが読み取り専用になっていないか (Windows版の場合)。
  • 指定したファイルに対してコマンド実行ユーザーからの書き込みが拒否されていないか。

KAJM1805-E


The job log no longer exists.
ジョブログファイルがありません

指定したジョブのジョブログファイルがR/3システムにありません(ジョブログファイルが不正に削除されています)。または,R/3システムで,指定したジョブのジョブログファイルが作成されていません。

(S)
ジョブログの獲得および表示を中止します。複数の処理が要求されている場合,後続の処理を続行します。
(O)
指定したジョブの実行が終了してからコマンドを再実行してください。コマンドを再実行しても状況が変わらない場合は,R/3システムの管理者に連絡してください。

KAJM1806-E


Condition: 条件
条件:条件

直前に表示したメッセージに対する条件を表示します。

KAJM1807-E


A log does not yet exist for the specified job.
ジョブログファイルがまだ作成されていません

R/3システムで,指定したジョブのジョブログファイルが作成されていません。

(S)
ジョブログの獲得および表示を中止します。複数の処理が要求されている場合,後続の処理を続行します。
(O)
指定したジョブの実行が終了してからコマンドを再実行してください。コマンドを再実行しても状況が変わらない場合は,R/3システムの管理者に連絡してください。

KAJM1808-E


Job log is empty.
ジョブログファイルにジョブログがありません

指定したジョブのジョブログファイルにジョブログが出力されていません。

(S)
ジョブログの獲得および表示を中止します。複数の処理が要求されている場合,後続の処理を続行します。
(O)
しばらくしてからコマンドを再実行してください。コマンドを再実行しても状況が変わらない場合は,R/3システムの管理者に連絡してください。

KAJM1811-I


Job was created. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブを登録しました (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

R/3システムにジョブを登録しました。

KAJM1812-E


Could not create the job. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブを登録できませんでした (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

R/3システムへのジョブの登録に失敗しました。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
表示されているほかのメッセージや,R/3システムログから原因を調査してください。なお,ジョブ番号が表示されている場合,R/3システムに不完全な状態のジョブ(実行できないジョブ)が登録されていることがあります。

KAJM1813-E


This variant does not exist. (variant: バリアント名)
このバリアントは存在しません (バリアント:バリアント名)

指定したバリアントがR/3システム上にありません。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
正しいバリアント名を指定して,コマンドを再実行してください。
正しいバリアント名を指定してもこのメッセージが出力される場合は,指定したプログラムに名前が空白のバリアントが登録されている可能性があります。
名前が空白のバリアントが登録されている場合は,次のどちらかの方法で対処してください。
  • R/3システムのVARIテーブルから,空白のバリアントを削除する。
  • ABAPプログラムとバリアントの指定値の妥当性チェックをしないように変更(環境設定ファイルのcommandセクションのCheckLevelキーの設定値を0に変更)してから,コマンドを再実行する。
名前が空白のバリアントが登録されていない場合は,バリアント名を確認してから,コマンドを再実行してください。

KAJM1814-E


This program is not executable. (program: プログラム名)
実行できないプログラムが指定されています (プログラム:プログラム名)

指定したプログラムは実行できない状態です。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
コマンドに指定したプログラムの状態,プログラムのバリアント情報を見直してください。

KAJM1815-E


A variant required for executing this program is not specified. (program: プログラム名)
このプログラムの実行に必要なバリアントが指定されていません (プログラム:プログラム名)

指定されたプログラムにはバリアントが必要ですが,ジョブ登録時にバリアントが指定されませんでした。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
指定したプログラムが,バリアントを指定しなくても正しく動作するプログラムかどうかを確認してください。
バリアントを指定する必要があるプログラムの場合は,バリアントを指定して,コマンドを再実行してください。
バリアントを指定する必要がないプログラムの場合は,ABAPプログラムとバリアントの指定値の妥当性チェックをしないように変更(環境設定ファイルのcommandセクションのCheckLevelキーの設定値を0に変更)してから,コマンドを再実行してください。

KAJM1816-E


A program in ABAP cannot be assigned to a job step. (program: プログラム名)
ABAPプログラムをジョブステップに割り当てられません (プログラム:プログラム名)

ABAPプログラムを実行するジョブステップの割り当てに失敗しました。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
ジョブステップ情報を見直してください。

KAJM1817-E


An external program cannot be assigned to a job step. (program: プログラム名)
外部プログラムをジョブステップに割り当てられません (プログラム:プログラム名)

外部プログラムを実行するジョブステップの割り当てに失敗しました。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
ジョブステップ情報を見直してください。

KAJM1818-E


No variant is defined to the program.(program: プログラム名)
プログラムにバリアントが定義されていません (プログラム:プログラム名)

指定したプログラムにバリアントが定義されていません。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
指定したプログラムが,バリアントを指定しなくても正しく動作するプログラムかどうかを確認してください。
バリアントを指定する必要があるプログラムの場合は,プログラムにバリアントを定義したあと,定義したバリアントを指定して,コマンドを再実行してください。
バリアントを指定する必要がないプログラムの場合は,ABAPプログラムとバリアントの指定値の妥当性チェックをしないように変更(環境設定ファイルのcommandセクションのCheckLevelキーの設定値を0に変更)してから,コマンドを再実行してください。

KAJM1819-W


The incomplete job cannot be deleted. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
不完全なジョブを削除できませんでした (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

ジョブの登録が失敗した際に作成途中であった,定義が不完全なジョブの削除に失敗しました。

(S)
ジョブ名,ジョブ番号で表されるジョブを削除しないで,コマンドの実行を続行します。
(O)
jr3bjdelコマンドを実行して,ジョブ名,ジョブ番号で表されるジョブを削除してください。

KAJM1820-E


The job was already released.
ジョブは既にリリースされています

指定したジョブは,すでにリリースされています。すでにリリースされているジョブをリリースし直すことはできません。

(S)
ジョブ番号が指定されていない場合,後続のジョブの処理を続行します。後続のジョブがない場合,またはジョブ番号が指定されている場合,コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
コマンドに指定したジョブ名,ジョブ番号を確認してください。

KAJM1821-I


Job was released. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブをリリースしました (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

指定したジョブがリリースされました。

KAJM1822-E


No background work processes are free.
バックグラウンドワークプロセスに空きがありません

R/3システムのバックグラウンドワークプロセスに空きがありません。

(S)
ジョブ番号が指定されていない場合,後続のジョブの処理を続行します。後続のジョブがない場合,またはジョブ番号が指定されている場合,コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
しばらくしてからコマンドを再実行してください。

KAJM1825-E


The job cannot be released. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブをリリースできませんでした (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号)

指定したジョブをリリースできませんでした。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
このメッセージより先に表示されているメッセージや,R/3システムログから原因を調査してください。

KAJM1830-I


Now monitoring job-end. (monitoring time: 監視時間 min.)
ジョブの終了を監視しています (監視時間:監視時間 分)

ジョブの実行の終了監視を開始しました。

(S)
ジョブの実行の終了監視を続行します。

KAJM1831-E


Job-end monitoring is canceled because a timeout occurred. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
タイムアウトが発生したため,ジョブの終了監視を打ち切ります (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

監視時間内にジョブが終了しなかったので,ジョブの終了監視を打ち切ります。

(S)
R/3ジョブを打ち切る指定がされている場合,タイムアウト時にR/3ジョブを打ち切ります。R/3ジョブを打ち切る指定がされていない場合,タイムアウト時にコマンドの実行を打ち切ります。
(O)
R/3ジョブの状態を参照して,必要に応じてR/3ジョブの実行を中止してください。

KAJM1832-I


Job has finished. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号, status: Finished)
ジョブが終了しました (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号,状態:終了)

ジョブが終了しました。

KAJM1833-W


The job was terminated. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号, status: Terminated)
ジョブが打ち切られました (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号,状態:中止)

R/3システムでジョブの実行が打ち切られました。

(O)
ジョブの実行が打ち切られた原因をジョブログなどの情報から調査してください。

KAJM1834-E


Could not monitor job-end. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブの終了監視に失敗しました (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

ジョブの終了監視に失敗しました。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
このメッセージより先に表示されているメッセージや,R/3システムログから原因を調査してください。
R/3ジョブの状態をSAPフロントエンドソフトウェアで確認し,必要に応じR/3ジョブの実行を打ち切ってください。

KAJM1835-E


Job-end monitoring is canceled because a reconnection timeout occurred. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
再接続タイムアウトが発生したため,ジョブの終了監視を打ち切ります (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

R/3システムとの再接続リトライ時間内に接続を回復できなかったため,ジョブの終了監視を打ち切ります。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
このメッセージより先に表示されているメッセージや,R/3システムのログから原因を調査してください。また,リトライ回数またはリトライ時間(環境設定ファイルのCommandセクションのRetryCountキーまたはRetryTimeキー)の値が妥当かどうかを確認してください。
R/3ジョブの状態をSAPフロントエンドソフトウェアで確認し,必要に応じR/3ジョブの実行を打ち切ってください。

KAJM1836-W


The job was intercepted. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブが割り込まれました (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

JP1から終了を監視しているジョブが,R/3システムによって割り込まれました。割り込みは,以下の条件が同時に満たされたときに発生します。

  • XBP 2.0インターフェースがインストールされている
  • INITXBP2レポートプログラムを使用して,割り込み機能を有効化している
  • TBCICPT1テーブルに,条件にマッチする割り込み基準が設定されている
(S)
コマンドの実行を続行します(割り込まれたジョブを含め,終了監視を続行します)。
(O)
割り込まれたジョブを,再度リリースしてください(割り込まれたジョブは,R/3システムによって「登録済(Scheduled)」状態に引き戻されているため, JP1からの終了監視も完了していません)。

KAJM1837-W


The job was deleted or state is unknown. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブが削除されたか状態が不明です (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

JP1から終了を監視しているジョブが削除されました(または,状態が不明です)。

親/子ジョブの終了監視中に検出された子ジョブに対してこのメッセージが出力された場合は,正常終了時に自動的に削除されるような設定でジョブが登録されている可能性があります。

(S)
終了監視処理を続行したあと,1個以上のジョブの結果を確認できなかったことを示す戻り値1を返します。
(O)
終了監視中にジョブが削除されないような設定で登録してください。
なお,R/3システム上にジョブが存在している状態でこのメッセージが出力される場合は,R/3システムログなどから要因を調査してください。

KAJM1838-W


The job is not released. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブがリリースされていません (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

ジョブの終了監視中に,「登録済(Scheduled)」状態の子ジョブが検出されました。開始属性を指定しないで子ジョブが登録されたか,リリース権限のないユーザーから子ジョブが登録された可能性があります。

(S)
コマンドの実行を続行します(この「登録済(Scheduled)」状態のジョブを含め,終了監視を続行します)。
(O)
まず,終了監視処理を完了するために,この「登録済(Scheduled)」状態のジョブをリリースしてください。
次に,このジョブが登録されている親ジョブに指定したプログラムでジョブの開始属性が指定されているかどうかを確認してください。また,-authオプションでABAPプログラムの権限ユーザーを変更している場合は,指定したユーザーにジョブのリリース権限があるかどうかを確認してください。
なお,このジョブを含めた終了監視が不要な場合は,-with_childオプションを指定しないことを検討してください。

KAJM1840-I


The job was canceled. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブを中止しました (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

R/3ジョブの実行を中止しました。

KAJM1841-E


Job cannot be canceled because it is not active.
実行中でないジョブは中止できません

キャンセル対象のジョブの状態が「実行中」の状態ではありません。

(S)
ジョブ番号が指定されていない場合,後続のジョブの処理を続行します。後続のジョブがない場合,またはジョブ番号が指定されている場合,コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
キャンセル対象のジョブの状態を確認して,「実行中」の状態になってからjr3bjcanコマンドを実行してください。

KAJM1844-E


The job cannot be canceled. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブを中止できませんでした (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

指定したジョブの中止に失敗しました。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
このメッセージより先に表示されているメッセージや,R/3システムログから原因を調査してください。

KAJM1845-E


Unable to determine available server from execution host.
実行先ホストから利用可能なサーバを決定できません

-tghオプションで指定したホスト名から,実行先のサーバを決定できません。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
指定したホスト名に誤りがないか,該当するホストに正しくSAPインスタンスが割り当てられているか確認してください。
なお,-tghオプションは,リリース4.0以前のR/3システム用に作成されたジョブ定義の互換パラメーターです。リリース4.5以降のR/3システム用にジョブを定義する場合は,-tgsオプションを使用してください。

KAJM1850-I


The job was deleted. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブを削除しました (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

jr3bjdelコマンドで指定したR/3ジョブを削除しました。

KAJM1851-E


The job cannot be deleted. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
ジョブを削除できませんでした(ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

指定したジョブの削除に失敗しました。

(S)
コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
このメッセージより先に表示されているメッセージや,R/3システムログから原因を調査してください。

KAJM1852-E


The job cannot be deleted because it is active or ready.
実行中又は待機中のジョブは削除できません。

指定したジョブの状態が「実行中」または「待機中」でした。

(S)
ジョブ番号が指定されていない場合,後続のジョブの処理を続行します。後続のジョブがない場合,またはジョブ番号が指定されている場合,コマンドの実行を打ち切ります。
(O)
削除対象のジョブの状態を確認して,「終了」または「中止」の状態になってからjr3bjdelコマンドを実行してください。「実行中」または「待機中」のジョブを削除したい場合は,ジョブが終了するのを待つか,jr3bjcanコマンドを使用してジョブをキャンセルしてから, 削除してください。

KAJM1870-I


The child job was detected. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号, child job name: ジョブ名, child job count: ジョブ番号)
子ジョブを検出しました (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号,子ジョブ名:ジョブ名,子ジョブ番号:ジョブ番号)

親/子ジョブの終了監視中に終了または中止されたジョブの子ジョブが検出されました。

(S)
検出した子ジョブの終了監視を実行します(監視処理完了の延期)。

KAJM1871-W


The child job was undetectable. (job name: ジョブ名, job count: ジョブ番号)
子ジョブを検出できませんでした (ジョブ名:ジョブ名,ジョブ番号:ジョブ番号)

ジョブが削除されたために,子ジョブの検出に失敗しました。このメッセージの直前に,エラーの要因を示すメッセージKAJM0812-EまたはKAJM0813-Eが出力されます。

親/子ジョブの終了監視中に検出された子ジョブに対してこのメッセージが出力された場合は,正常終了時に自動的に削除されるような設定でジョブが登録されている可能性があります。

(S)
終了監視処理を続行したあと,1個以上のジョブの結果を確認できなかったことを示す戻り値1を返します。
(O)
終了監視中にジョブが削除されないような設定で登録してください。

KAJM1872-W


The maximum number of monitoring job was exceeded. (maximum number: 最大数)
監視ジョブの最大数を超過しました (最大数:最大数)

1回の終了監視で監視可能なジョブの最大数を超過しました。最大数は親ジョブを含む値です。値100は,JP1からリリースして終了を監視するジョブ1個とその子ジョブ99個が監視可能であることを示しています。

(S)
以降の子ジョブの検出を実行しません。終了監視処理を続行したあと,1個以上のジョブの結果を確認できなかったことを示す戻り値1を返します。
(O)
ジョブを分割するなどの方法で,監視対象ジョブが最大数を超えないように構成して実行してください。