JP1/AJS2 for EAPのジョブ制御機能を使用するために必要なセットアップ作業について説明します。JP1/AJS2 for EAPのジョブ制御機能を使用するためには,次のセットアップ作業が必要です。UNIX系OSの場合,スーパーユーザーでセットアップ作業をしてください。
それぞれの作業の詳細について,次項以降で説明します。
なお,JP1/AJS2 for EAPとR/3システムとで通信する際,接続する側であるJP1/AJS2 for EAPは特定のポート番号やウェルノウンポート番号を使用しませんが,接続される側であるR/3システムは,接続の方法によって異なったポート番号を使用します。接続の方法に応じてR/3システムで使用できるポート番号については,「付録B.1 R/3システムまたはSAP BWシステムとの通信で使用されるポート番号」を参照してください。
また,JP1/AJS2 for EAPとR/3システムとの間にファイアウォールを配置する場合は,「付録B.2 ファイアウォールの通過方向」を参照してください。