JP1/AJS2 for EAPが発行するイベントの一覧を表5-8に示します。
JP1/AJS2 for EAPが発行するイベントをJP1/Baseで利用するためには,JP1/Baseの環境定義ファイルにイベントIDを定義しておく必要があります。パラメーター名には,「EVIDJP1R」を指定します。JP1/Baseの環境定義ファイルの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
表5-8 イベントの一覧(UNIX系OSの場合)
イベントIDの基本コード | イベント名称 | イベント発行契機 | イベント発行元ユーザーID・グループID | メッセージID | 詳細情報の有無 |
---|---|---|---|---|---|
0x00003721 | パラメーター不正警告イベント | コマンドに指定したパラメーターが不正なとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM0010-W KAJM0011-W KAJM0012-W KAJM0013-W KAJM0103-W KAJM0104-W KAJM0106-W | なし |
0x00003731 | ジョブの登録イベント | ジョブの登録に成功したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1811-I | あり |
0x00003732 | ジョブの登録失敗イベント | ジョブの登録に失敗したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1812-E | あり |
0x00003735 | ジョブのリリースイベント | ジョブのリリースに成功したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1821-I | あり |
0x00003736 | ジョブのリリース失敗イベント | ジョブのリリースに失敗したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1825-E | あり |
0x00003737 | ジョブの中止イベント | ジョブの中止に成功したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1840-I | あり |
0x00003738 | ジョブの中止失敗イベント | ジョブの中止に失敗したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1844-E | あり |
0x00003739 | ジョブの削除イベント | ジョブの削除に成功したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1850-I | あり |
0x0000373A | ジョブの削除失敗イベント | ジョブの削除に失敗したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1851-E | あり |
0x0000373B | ジョブの終了監視成功イベント | ジョブの終了の監視に成功したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1832-I KAJM1833-W | あり |
0x0000373C | ジョブの終了監視失敗イベント | ジョブの終了の監視に失敗したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1831-E KAJM1834-E KAJM1835-E | あり |
0x0000373D | XMIインターフェースセッションの監査レベルの変更失敗イベント | XMIインターフェースセッションの監査レベルの変更に失敗したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM0830-W | あり |
0x0000373E | R/3ジョブログの取得失敗イベント | R/3ジョブログの取得に失敗したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1804-W | あり |
0x0000373F | ジョブ割り込みの検出イベント | R/3ジョブの割り込みを検出したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1836-W | あり |
0x00003740 | 終了未確認ジョブ(ジョブ削除)の検出イベント | 終了の確認ができなかったR/3ジョブを検出したとき(終了監視対象ジョブが削除されたため) | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1837-W | あり |
0x00003741 | 終了未確認ジョブ(子ジョブ検出失敗)の検出イベント | 終了の確認ができなかったR/3ジョブを検出したとき(子ジョブの検出前にジョブが削除されたため) | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1871-W | あり |
0x00003742 | 終了未確認ジョブ(監視可能ジョブ最大数超過)の検出イベント | 終了の確認ができなかったR/3ジョブを検出したとき(終了監視可能なジョブの最大数を超過したため) | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1872-W | あり |
0x00003743 | 未リリースジョブの検出イベント | リリースされていないジョブを検出したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1838-W | あり |
0x00003744 | 不完全ジョブの削除失敗イベント | 不完全なR/3ジョブの削除に失敗したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM1819-W | あり |
0x00003751 | インフォパッケージの開始イベント | インフォパッケージの開始に成功したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM2821-I | あり |
0x00003752 | インフォパッケージの開始失敗イベント | インフォパッケージの開始に失敗したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM2822-E | あり |
0x00003753 | インフォパッケージの終了監視成功イベント | インフォパッケージの終了監視に成功したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM2826-I KAJM2827-E | あり |
0x00003754 | インフォパッケージの終了監視失敗イベント | インフォパッケージの終了監視に失敗したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM2824-E KAJM2825-E KAJM2828-E | あり |
0x00003761 | プロセスチェーンの開始イベント | プロセスチェーンの開始に成功したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM2841-I | あり |
0x00003762 | プロセスチェーンの開始失敗イベント | プロセスチェーンの開始に失敗したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM2842-E | あり |
0x00003763 | プロセスチェーンの終了監視成功イベント | プロセスチェーンの終了監視に成功したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM2846-I KAJM2847-E | あり |
0x00003764 | プロセスチェーンの終了監視失敗イベント | プロセスチェーンの終了監視に失敗したとき | コマンドを実行したユーザーID・グループID | KAJM2844-E KAJM2845-E KAJM2849-E | あり |