1.5.2 UNIX系OSの場合

JP1/AJS2,JP1/Baseとの連携について説明します。

<この項の構成>
(1) JP1/AJS2を利用してR/3システムにバックグラウンドジョブを登録する
(2) JP1/AJS2を利用してSAP BWシステムのインフォパッケージまたはプロセスチェーンを開始する
(3) JP1/Baseのイベントサービスを利用する
(4) JP1/AJS2を利用してR/3システムのバックグラウンドジョブを制御する
(5) JP1/AJS2を利用してSAP BWシステムのインフォパッケージまたはプロセスチェーンを制御する

(1) JP1/AJS2を利用してR/3システムにバックグラウンドジョブを登録する

JP1/AJS2を利用してR/3システムにバックグラウンドジョブを登録するには,JP1/AJS2 for EAPのコマンド(コマンドライン)をJP1/AJS2のジョブとして定義し,定義したジョブをJP1/AJS2のジョブネットに定義します。ジョブネットに定義したR/3ジョブは,JP1/AJS2のスケジュール機能やカレンダー機能を使用して,R/3システムに登録し,実行することができます。

ジョブの定義およびジョブネットへの定義の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド」を参照してください。

(2) JP1/AJS2を利用してSAP BWシステムのインフォパッケージまたはプロセスチェーンを開始する

JP1/AJS2を利用してSAP BWシステムのインフォパッケージまたはプロセスチェーンを開始するには,JP1/AJS2 for EAPのコマンド(コマンドライン)をJP1/AJS2のジョブとして定義し,定義したジョブをJP1/AJS2のジョブネットに定義します。ジョブネットに定義したジョブは,JP1/AJS2のスケジュール機能やカレンダー機能を使用して,SAP BWシステムに登録し,実行することができます。

ジョブの定義およびジョブネットへの定義の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 操作ガイド」を参照してください。

(3) JP1/Baseのイベントサービスを利用する

JP1/AJS2 for EAPでは,JP1/Baseのイベントサービスで利用できるイベント(JP1/SES形式のイベント)を提供しています。JP1/AJS2 for EAPで発行したイベントをJP1/IMに送ることによって,自動アクションによるリカバリー処理などを実行できます。JP1/Baseのイベントサービスを利用するために必要な設定,およびJP1/SES形式のイベントの種類については,「5. イベント」を参照してください。

JP1/Baseについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。

(4) JP1/AJS2を利用してR/3システムのバックグラウンドジョブを制御する

JP1/AJS2を利用してR/3システムのバックグラウンドジョブを制御するためには,JP1/AJS2のアクションに,JP1/AJS2 for EAPのコマンドを設定します。

JP1/AJS2 for EAPのコマンドをJP1/AJS2のアクションに設定する方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド」を参照してください。

(5) JP1/AJS2を利用してSAP BWシステムのインフォパッケージまたはプロセスチェーンを制御する

JP1/AJS2を利用してSAP BWシステムのインフォパッケージまたはプロセスチェーンを制御するためには,JP1/AJS2のアクションに,JP1/AJS2 for EAPのコマンドを設定します。

JP1/AJS2 for EAPのコマンドをJP1/AJS2のアクションに設定する方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド」を参照してください。