JP1/Automatic Job Management System 2 for Enterprise Applications
JP1/AJS2 for EAPで使用するコマンドを機能別に分けると,次のようになります。
- ジョブ制御機能で使用するコマンド
- インフォパッケージまたはプロセスチェーン制御機能で使用するコマンド
- 各制御機能で使用する共通のコマンド
それぞれのコマンドの一覧を表4-1,表4-2および表4-3に示します。
なお,以降に示す各コマンドの説明では,コマンドはアルファベット順に記載されています。
機能 コマンド名 必要な実行権限 バックグラウンドジョブをキャンセルする jr3bjcan なし バックグラウンドジョブを削除する jr3bjdel なし バックグラウンドジョブをリリースする jr3bjrel なし R/3システムのリソースに関する情報を取得する jr3bjrep なし バックグラウンドジョブに関する情報を表示する jr3bjsho なし バックグラウンドジョブを登録する jr3bjsub なし 表4-2 インフォパッケージまたはプロセスチェーン制御機能のコマンド
機能 コマンド名 必要な実行権限 インフォパッケージまたはプロセスチェーンを開始する jbwipsta なし
機能 コマンド名 必要な実行権限 拡張パスワードの使用可否を設定する jr3chrfc
- Windowsの場合
Administrators権限を持つユーザー
- UNIX系OSの場合
スーパーユーザー
コマンド使用時の注意を記載します。
- コマンドの規則の相違点(Windowsの場合)
JP1/AJS2 for EAPのコマンドの規則は,Windowsのコマンドの規則と異なる部分があります。JP1/AJS2 for EAPのコマンドを使用するときには,次の規則の違いに注意してください。
Windowsでの一般的なコマンドの規則 JP1/AJS2 for EAPのコマンドの規則 オプションの区切り記号には,「/(スラント)」を使用している。 オプションの区切り記号には,「-(ハイフン)」を使用している。 オプションで指定する英字の大文字,小文字は区別されない。 オプションで指定する英字の大文字,小文字は区別される。 次に,各コマンドの共通引数の形式について説明します。
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