1.2.2 PDFファイルへのセキュリティ設定

JP1/AJS2 for 活文PDFstaffでは,PDFファイルに設定するセキュリティをジョブの定義時に指定できます。このため,PDF変換後に改めてセキュリティを設定する必要はありません。

また,PDFファイルに対しても,セキュリティを設定できます。この場合は,変換するファイルにPDFファイルを指定してください。

設定できるセキュリティの種類を次の表に示します。

表1-2 設定できるセキュリティの種類

種類設定内容
開くファイルを開くときのパスワードを設定する
操作制限操作制限する場合のセキュリティパスワードを設定する
印刷を制限する(印刷禁止や印刷時の解像度を指定できる)
変更を制限する(編集禁止や編集できる場所を指定できる)
テキスト,画像,およびそのほかの内容のコピーを有効にする
スクリーンリーダーデバイスのテキストアクセスを有効にする
ヘッダ設定ヘッダを設定する(表示文字列,フォントサイズ,表示位置を指定できる)
フッタ設定フッタを設定する(表示文字列,フォントサイズ,表示位置を指定できる)
透かし文字の設定透かし文字を設定する(表示文字列,フォントサイズ,表示タイプ,表示と印刷を指定できる)
注意事項
PDF変換ホストの環境によって,設定できるセキュリティの内容が異なります。詳細は,「2.3(1) 使用するAdobeサーバの種類」を参照してください。