4.1 環境設定によって一括監視の環境をカスタマイズする方法

ユーザー環境設定によって,一括監視の環境をカスタマイズできます。カスタマイズは,カスタマイズする項目によって次の二つの方法があります

<この節の構成>
(1) ユーザー環境設定ファイルで定義する
(2) [ユーザー環境設定]画面で変更する

(1) ユーザー環境設定ファイルで定義する

JP1ユーザーごとの環境をJP1/AJS2 - Web Operation Assistantマシン上のユーザー環境設定ファイルで定義します。必ずユーザーごとに環境を定義してください。この環境設定ファイルに環境が定義されていないユーザーはJP1/AJS2 - Web Operation Assistantにログインできません。

ユーザー環境設定ファイルで定義するのは管理者が定義する(各JP1ユーザーが自由に変更できない)項目です。ユーザー環境設定ファイルに対するアクセス権は,OSレベルのパーミッション設定(WindowsのNTFSアクセス許可の設定)で管理してください。

ユーザー環境設定ファイルには,ログインするJP1ユーザーごとに次の情報を定義します。

ユーザー環境設定ファイルに定義した内容を有効にするには,JP1/AJS2 WOA HTTP ServerサービスおよびJP1/AJS2 WOA Web Application Serverサービスを再起動する必要があります。

(2) [ユーザー環境設定]画面で変更する

JP1ユーザーが自由にWeb画面上で環境のカスタマイズができます。環境のカスタマイズ情報はJP1ユーザーごとに保存されるので,ほかのJP1ユーザーにはその環境は引き継がれません。

Web画面でカスタマイズできる項目を次に示します。