(1) グローバルバッファ面数の見積もり
組み込みDBまたはHiRDBで設定するグローバルバッファの面数は,次の式から見積もってください。
ユニット状態(AJSSTAT)テーブルのレコード数は,運用条件で想定される最大レコード数としてください。1個の登録済みルートジョブネットあたりに必要なレコード数は,「(ルートジョブネットおよび下層のネストジョブネット・ジョブの総数) * (保存世代数 + 確定実行登録した予定世代数 + 1)」(保存世代数には,起動条件成立によって生成された枝実行世代数も含みます)です。
(2) 共用メモリー所要量の見積もり
グローバルバッファを拡張すると,共用メモリーの所要量が増加します。共用メモリー所要量の増分は次の式から見積もってください。
組み込みDBまたはHiRDBが使用するグローバルバッファ用の共用メモリーセグメントの最大サイズが,システム共通定義のSHMMAXオペランドによって設定されます。
上記の見積もりで算出した共用メモリー所要量の増分値を,SHMMAXオペランドの設定値に加算してください。
SHMMAXオペランドの詳細については次に示すマニュアルを参照してください。