1.4 導入の効果

JP1/AJS2 - Definition Assistantを利用することによって,JP1/AJS2を使用したシステムの導入および運用管理の各場面で,期待できる効果を次に示します。

<この節の構成>
(1) 業務設計・システム構築時の開発工数の削減
(2) 運用時の管理工数の削減

(1) 業務設計・システム構築時の開発工数の削減

JP1/AJS2 - Definition Assistantの導入前と導入後のシステム構築時の定義作業
JP1/AJS2のシステム構築時の代表的な作業である,ユニットの定義作業のイメージを次の図に示します。

図1-4 JP1/AJS2 - Definition Assistantの導入前と導入後のユニットの定義作業

[図データ]

(2) 運用時の管理工数の削減

JP1/AJS2 - Definition Assistantの導入前と導入後のシステム運用時の作業
JP1/AJS2のシステム運用時の代表的な作業である,定義の変更作業とサーバの移行作業のイメージを紹介します。
定義変更時の作業のイメージを次の図に示します。

図1-5 JP1/AJS2 - Definition Assistantの導入前と導入後の定義変更時の作業

[図データ]
サーバ移行時の作業のイメージを次の図に示します。

図1-6 JP1/AJS2 - Definition Assistantの導入前と導入後のサーバ移行時の作業

[図データ]

このように,JP1/AJS2 - Definition Assistantは,JP1/AJS2 - Viewだけで作業する場合に比べて,システム構築や運用管理の作業時間を減らすことができます。