4.2 定義情報のインポート
マネージャーホストに定義されているユニットの情報を取り出し,JP1/AJS2 - Definition Assistantの定義情報管理テンプレートに取り込むための手順を説明します。
- スタートメニューから,[JP1_Automatic Job Management System 2 - Definition Assistant]-[定義情報のインポート]を選択する。※
定義情報管理テンプレートのマスターファイルが開きます。
インポートは,定義情報管理テンプレートのマスターファイル(JP1/AJS2 - Definition Assistantのインストール先フォルダ¥bin¥AJS2DAMASTER.xls),およびマスターファイルを別名でコピーしたファイルから実行できます。実行結果ファイルからは,インポートを実行できません。
- 注※
- 定義情報管理テンプレートは,マスターファイルを直接ダブルクリックして開くこともできます。また,JP1/AJS2 - Viewからも開けます。
- [IMPORT]ボタンをクリックする。
[ユニット定義のインポート]ダイアログボックスが表示されます。環境設定ファイルに,接続するマネージャーホスト名,スケジューラーサービス名,文字コード種別,およびインポートするユニット名が設定されている場合は,その設定内容がデフォルトで表示されます。
図4-2 [ユニット定義のインポート]ダイアログボックス
![[図データ]](figure/zue04015.gif)
- インポート対象についての情報を入力する。
入力する項目を次に示します。
- [ホスト名]
インポート対象のマネージャーホスト名を指定します。
- [サービス名]
インポート対象のスケジューラーサービス名を指定します。
- [文字コード種別]
接続するJP1/AJS2 - Managerのバージョンが07-00-/C以降の場合は,「AUTO」を指定します。
接続するJP1/AJS2 - Managerのバージョンが07-00-/B以前の場合は,インポート対象のスケジューラーサービスが使用する文字コード種別(環境設定パラメーター「AJSCHARCODE」に設定されている値)を指定します。
- [ユニット名]
[ユニット名]には,ユニットの完全名を入力します。最下層のユニット名には,ワイルドカード(「*」や「?」)を使えます。上位ユニット完全名にはワイルドカード(「*」や「?」)は使用できません。[ユニット名]の入力例を次に示します。
- /
- ルートジョブグループ以下の全ユニットの定義情報をインポートします。
- /GROUP
- /GROUP以下の全ユニットの定義情報をインポートします。
- /GROUP/NET/*
- /GROUP/NETの下位ユニットすべての定義情報をインポートします。
- /GROUP/NET/A*
- /GROUP/NETの下位ユニットで,ユニット名が「A」で始まるユニットの定義情報をインポートします。
[ユニット定義のインポート]ダイアログボックスの入力項目は,省略できません。
- [OK]ボタンをクリックする。
インポートの処理を開始します。
- インポート結果を確認する。
インポートが正常終了すると,KAVZ0302-Iのメッセージダイアログボックスが表示されます。[OK]ボタンをクリックして,実行結果を確認してください。実行結果は実行結果ファイルに出力されます。実行結果ファイルのファイル名,出力フォルダなどについては,「付録A.2 インポート,またはエクスポート実行時に作成されるファイル」を参照してください。また,定義情報管理テンプレート上にメッセージが出力された場合は,入力・表示用フィールドのタイトルの上にメッセージ情報が出力されます。表示されているメッセージIDを基に対処してください。
なお,事前に環境設定パラメーターを指定しておくことで,テンプレートを開いたときにインポートを自動的に実行できます。環境設定パラメーターの詳細については,「3.2 環境設定パラメーター」を参照してください。