はじめに

このマニュアルは,JP1/Automatic Job Management System 2 - Definition Assistant(以降,JP1/AJS2 - Definition Assistantと省略します)について説明したものです。

対象読者

このマニュアルは次の方にお読みいただくことを前提に説明しています。

マニュアルの構成

このマニュアルは,次に示す八つの章から構成されています。

第1章 概要
JP1/AJS2 - Definition Assistantの機能概要と特長について説明しています。使用例や前提条件についても説明しています。
第2章 機能
JP1/AJS2 - Definition Assistantの機能について説明しています。
第3章 インストールとセットアップ
インストールとセットアップの流れ,および環境設定パラメーターの内容について説明しています。
第4章 操作
JP1/AJS2 - Definition Assistantの操作手順について説明しています。
第5章 定義情報一覧
定義情報テンプレートに表示される入力項目について説明しています。
第6章 トラブルシューティング
障害が発生したときの対処について説明しています。
第7章 コマンド
JP1/AJS2 - Definition Assistantのコマンドについて説明しています。
第8章 メッセージ
JP1/AJS2 - Definition Assistantから出力されるメッセージについて説明しています。

関連マニュアル

このマニュアルの関連マニュアルを次に示します。必要に応じてお読みください。

JP1/AJS2関連

JP1関連

読書手順

このマニュアルは,利用目的に合わせて章を選択して読むことができます。利用目的別にお読みいただくことをお勧めします。

マニュアルを読む目的記述個所
JP1/AJS2 - Definition Assistantがどんな製品か知りたい。1.1節,1.2節,2章
インストールやセットアップなど,運用に必要な設定について知りたい。1.3節,1.4節,1.5節,1.6節,1.7節,3章,7章,付録C
操作手順について知りたい。4章
JP1/AJS2 - Definition Assistantの制限値を知りたい。付録B
定義情報項目の内容を知りたい。5章
トラブルの対処方法を知りたい。6章
コマンドの文法が知りたい。7章
表示されたメッセージの意味を知りたい。8章
生成されるファイル・ディレクトリについて知りたい。付録A
このマニュアルに記載されている用語を調べたい。付録F

このマニュアルでの表記

このマニュアルでは,日立製品およびそのほかの製品の名称を省略して表記しています。また,英略語を使用しています。正式名称と,このマニュアルでの表記を次の表に示します。

正式名称このマニュアルでの表記
JP1/Automatic Job Management System 2 - ManagerJP1/AJS2 - ManagerJP1/AJS2
JP1/Automatic Job Management System 2 - AgentJP1/AJS2 - Agent
JP1/Automatic Job Management System 2 - ViewJP1/AJS2 - View
JP1/Automatic Job Management System 2 - Advanced Manager※JP1/AJS2 - Advanced Manager
JP1/Automatic Job Management System 2 - Light Edition※JP1/AJS2 - Light Edition
JP1/Automatic Job Management System 2 - Client Toolkit※JP1/AJS2 - Client Toolkit
JP1/Automatic Job Management System 2 - Definition AssistantJP1/AJS2 - Definition Assistant
JP1/Integrated Management - Planning OperationJP1/IM - Planning Operation
JP1/Automatic Job Management System 2 for Enterprise ApplicationsJP1/AJS2 for Enterprise Applications
JP1/Automatic Job Management System 2 for Oracle E-Business SuiteJP1/AJS2 for Oracle E-Business Suite
JP1/File Transmission Server/FTPJP1/FTP
JP1/Open Job EntryJP1/OJE
VOS3 JP1/Open Job EntryJP1/OJE for VOS3
Microsoft(R) ExcelExcel
Microsoft(R) Office Excel
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise EditionWindows Server 2003Windows Server 2003
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 EditionWindows Server 2003(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition
Microsoft(R) Windows Vista(R) BusinessWindows Vista
Microsoft(R) Windows Vista(R) Enterprise
Microsoft(R) Windows Vista(R) Ultimate
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Operating SystemWindows XP Professional
注※ バージョン7の製品です。

Windows XP Professional,Windows Server 2003,およびWindows Vistaを総称してWindowsと表記することがあります。

JP1 Version 8での製品体系変更について

JP1 Version 8では,JP1/AJS2の製品体系に次の変更がありました。

このマニュアルで使用する記号

このマニュアルで使用する記号を次の表に示します。

記号意味
[ ]メニュー項目,ダイアログボックス,ダイアログボックスのボタン,キーボードのキーなどを示します。
(例)
[ファイル]-[新規作成]を選択する。
上記の例では,メニューバーの[ファイル]を選んで,プルダウンメニューの[新規作成]を選択することを示します。

環境設定パラメーターで使用する記号

環境設定パラメーターの説明で使用する記号を次の表に示します。

記号意味と例
|
(ストローク)
複数の項目に対して項目間の区切りを示し,「または」の意味を示します。
(例)
「A|B|C」は,「A,B,またはC」を示します。
{ }
(波括弧)
この記号で囲まれている複数の項目の中から,一組の項目を必ず選択します。項目と項目の区切りは「|」で示します。
(例)
「{A|B|C}」は,「A,B,またはCのどれかを必ず指定する」ことを示します。

数式で使用する記号

このマニュアルの数式中で使用する記号を,次の表に示します。

記号意味
乗算記号を示します。
/除算記号を示します。

図中で使用する記号

このマニュアルの図中で使用する記号を次の図に示します。

[図データ]

デフォルトのインストール先フォルダ

デフォルトのインストール先フォルダは

システムドライブ¥Program Files¥HITACHI¥JP1AJS2DA」です。

このマニュアルで使用する「Administrators権限」について

このマニュアルで表記している「Administrators権限」とは,ローカルPCに対してAdministrators権限を持つユーザーを指します。ローカルPCに対してAdministrators権限を持つユーザーであれば,ローカルユーザー,ドメインユーザー,およびActiveDirectory環境で動作に違いはありません。

常用漢字以外の漢字の使用について

このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次の用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。

KB(キロバイト)などの単位表記について

1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。