3.4.1 使用できるメッセージキュー(TP1/Message QueueまたはMQSeries)

JP1/AJS2では,TP1/Message QueueまたはMQSeriesのメッセージキューのうち,ローカルキューマネージャーおよびリモートキューマネージャーのメッセージキューが使用できます。TP1/Message QueueまたはMQSeriesで使用できるメッセージキューの種類を次の表に示します。

表3-3 TP1/Message QueueまたはMQSeriesで使用できるメッセージキューの種類

名称ローカルリモート
定義済みキュー
動的キュー
別名キュー
イニシエーションキュー×
転送キュー
デッドレターキュー×
応答キュー××
システム省略時キュー(MQSeries)×
(凡例)
○:使用できる。
×:使用できない。
-:定義できない。

使用するメッセージキュー名はJP1/AJS2で指定します。メッセージキューの作成および定義は,TP1/Message QueueまたはMQSeriesで実行します。メッセージキューは,JP1/AJS2のメッセージキュー送受信を実行する前に作成しておく必要があります。

JP1/AJS2では,定義済みキューのほかに動的キューを指定できます。JP1/AJS2では,次の種類の動的キューが定義できます。

動的キューの種類は,メッセージキューシステムのモデルキューの設定で指定します。登録されているメッセージは,メッセージキューの種類によって扱われ方が異なります。

しかし,JP1/AJS2は,メッセージキューの種類をチェックしません。そのため,アプリケーションプログラムを作成する側で,運用に応じたメッセージキューを作成するようにしてください。