JP1/OJEにジョブを実行要求するユーザーと,JP1/OJEからジョブを実行要求するユーザーを登録します。
登録するユーザーは,ジョブの実行方法(ジョブネットでQUEUEジョブを定義して実行要求する場合,サブミットジョブで実行要求する場合,およびJP1/OJEからJP1/AJS2に実行要求する場合)によって異なります。それぞれの場合の登録方法を次に説明します。
(1) QUEUEジョブで実行要求する場合
ジョブネットでQUEUEジョブを定義して実行する場合には,ジョブの要求元ユーザーは,JP1ユーザーとなります。
JP1/OJEに対してジョブの操作をするときには,JP1/AJS2 - Viewのログイン先のJP1/AJS2 - Managerに,JP1ユーザーに対応するメインフレームのユーザー情報を登録しておきます。
QUEUEジョブで実行要求する場合に各ホストで設定するユーザー情報を次に示します。
(2) サブミットジョブで実行要求する場合
サブミットジョブ(「jpq」で始まる名称のジョブ実行コマンドを使用して実行要求するジョブ)で実行する場合には,ジョブの要求元ユーザーは,コマンドを発行するプログラムを実行するOSユーザーとなります。
JP1/OJEに対してジョブの操作をするときには,実行要求元のホストに,実行するOSユーザーに対応するメインフレームのユーザー情報を登録しておきます。
OSユーザー名は,大文字・小文字を含めて正確に合わせてください。なお,JP1/AJS2 - Managerにも実行要求する場合には,OSユーザー名はすべて小文字で設定することをお勧めします。
サブミットジョブで実行要求する場合に各ホストで設定するユーザー情報を次に示します。
(3) JP1/OJEからJP1/AJS2に実行要求する場合
実行要求される側のJP1/AJS2 - Managerの認証サーバに,実行要求するユーザーをJP1ユーザーとして登録します。JP1ユーザーの登録方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド 3.1.1 JP1/Baseのセットアップ」(Windowsの場合),またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド 13.1.1 JP1/Baseのセットアップ」(UNIXの場合)を参照してください。