1.1 JP1/AJS2と他製品との連携機能

JP1/AJS2と連携するプログラムと,連携時に必要なプログラムの概要を次の表に示します。

表1-1 連携するプログラムと連携時に必要なセットアップの概要

連携するプログラム機能必要なプログラムなど説明している章
メールシステムメールの送受信をジョブとして定義・実行する。メールサーバ,メールクライアントソフト2章
メッセージキューシステムメッセージキューを監視して,メッセージの送受信をジョブとして定義・実行する。メッセージキューシステム(TP1/Message Queue,MQSeries,MSMQ)3章
JP1/Power Monitor指定したホストの電源を制御する。
(ローカル電源制御)
JP1/Power Monitor,電源制御装置4章
指定したホストにあるJP1/Power Monitorを使ってリモートホストの電源を制御する。
(リモート電源制御)
JP1/Power Monitor,電源制御装置
JP1/FTPJP1/FTPの処理をカスタムジョブとして定義・実行する。JP1/FTP6章
SAP R/3システムSAP R/3システムの処理をカスタムジョブとして定義・実行する。JP1/AJS2 for Enterprise Applications7章
SAP BWシステムSAP BWシステムの処理をカスタムジョブとして定義・実行する。JP1/AJS2 for Enterprise Applications7章
Oracle E-Business SuiteシステムOracle E-Business Suiteシステムの処理をカスタムジョブとして定義・実行する。JP1/AJS2 for Oracle E-Business Suite7章
メインフレーム(JP1/OJE)VOS1,VOS3,VOSKなどのメインフレームの処理をカスタムジョブとして定義・実行する。JP1/OJE8章
VOS3にジョブをサブミットしたり,メインフレームで実行しているジョブを監視したりする。JP1/OJE
メインフレーム(JP1/AJS2 for Mainframe)メインフレームのジョブネットおよびジョブと,JP1/AJS2のジョブネットおよびジョブとを連携して運用する。JP1/AJS2 - Manager for Mainframe,JP1/AJS2 - View for Mainframe9章
HP NonStop ServerHP NonStop Serverにジョブを投入したり,HP NonStop Serverから受け取ったジョブを実行したりする。ジョブ・スケジューラ for MPP JP1連携オプション10章
JP1/ScriptJP1/Scriptで作成したスクリプトをJP1/AJS2のジョブとして定義・実行する。JP1/Script11章
JP1/NQSEXECJP1/NQSEXECにジョブをサブミットしたり,JP1/NQSEXECで実行しているジョブを監視したりする。JP1/NQSEXEC12章
JP1/IMJP1/IMでJP1/AJS2の運用状態を監視したり,JP1/IM - ViewからJP1/AJS2 - Viewを呼び出して定義編集したりする。JP1/IM - Manager,JP1/IM - View13章
JP1/Cm2またはhp OpenViewJP1/Cm2またはhp OpenViewでJP1/AJS2の運用状態を監視する。
  • JP1/Cm2/NNMまたはhp OpenView NNM
  • JP1/Cm2/Extensible SNMP Agent,hp OpenView SNMP拡張Agent,またはSNMPサービス
14章
JP1/NETM/DMJP1/AJS2で作成したジョブネットなどをパッケージングして配布する。JP1/NETM/DM Manager,
JP1/NETM/DM Client
15章
JP1/AJS2 for Web ServiceWebアプリケーションサーバと連携し,Webサービスを実行する。JP1/AJS2 for Web Service,
JP1/AJS2 - View for Web Service
16章
JP1/AJS2 for 活文PDFstaff活文PDFstaffと連携してPDF変換を行う。JP1/AJS2 for 活文PDFstaff17章