15.4 パッケージング

この節では,ユニット定義情報,カレンダー情報をパッケージングする方法を説明します。

なお,Windowsで作成したパッケージはWindowsホストだけに配布できます。UNIXホストには配布できません。また,UNIXで作成したパッケージはUNIXホストだけに配布できます。Windowsホストには配布できません。

ユニット定義情報,カレンダー情報をパッケージングする手順を次に示します。

  1. JP1/AJS2 - Viewを起動する。
  2. [JP1/AJS2 - View]ウィンドウで,パッケージングしたいユニットや,パッケージングしたいカレンダー情報が定義されているジョブグループをクリックする。
    クリックしたユニットが選択状態で表示されます。
  3. [ファイル]-[パッケージ]を選択する。
    [パッケージ]ダイアログボックスが表示されます。
  4. パッケージの属性を定義する。
  5. [パッケージ]をクリックする。
    手順4の定義に従って,パッケージ登録ホストに,ユニット定義情報,カレンダー情報がパッケージングされます。
    パッケージが作成されるキャビネットとキャビネット識別IDについて,次に示します。
    パッケージ登録ホスト,またはパッケージング実行ホストがUNIXの場合
    手順4の定義で指定したキャビネット名は無視され,指定したキャビネット識別ID(グループID)を持つキャビネットに作成されます。キャビネット名はキャビネット識別IDと同じ名称になります。
    パッケージ登録ホスト,およびパッケージング実行ホストがWindowsの場合
    手順4の定義で指定したキャビネット名とキャビネット識別IDを持つキャビネットに作成されます。ただし,指定したキャビネット識別IDがすでに使用されていた場合は,キャビネット名は無視され,指定したキャビネット識別IDを持つキャビネットに作成されます。
    パッケージングの実行結果が[実行結果]に表示されます。[実行結果]に表示されるエラーメッセージについては,Windowsの場合はマニュアル「JP1/NETM/DM 運用ガイド1 (Windows(R)用)」および「JP1/NETM/DM 運用ガイド2 (Windows(R)用)」を,UNIXの場合はマニュアル「JP1/NETM/DM SubManager (UNIX(R)用)」および「JP1/NETM/DM Client (UNIX(R)用)」を参照してください。
注意事項
JP1/AJS2 - ManagerがWindows版の場合,JP1/AJS2 - Viewから「パッケージ」を実行する前に,JP1/AJS2 - Managerホストの環境変数PATHに「JP1/NETM/DM Clientインストール先フォルダ¥bin」を追加しておいてください。