9.3 ホストリンクジョブネットの定義
この節では,JP1/AJS2のジョブネットにホストリンクジョブネットを定義し,メインフレームのジョブやジョブネットをホストリンクジョブネットと関連づけて処理を実行する方法を説明します。ここで説明する手順では,ホストリンクジョブネットと関連づけるネットグループはすでにメインフレーム側で定義が済んでいることを前提とします。
ホストリンクジョブネットの定義の詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 メインフレーム 運用・操作編」を参照してください。
- 編集するジョブネットを[ジョブネットエディタ]ウィンドウで開く。
編集したいジョブネットを開き,[排他編集]をチェックしてください。
- アイコンリストから,ホストリンクジョブネットのアイコンをドラッグし,マップエリアにドロップする。
[詳細定義-[ホストリンクジョブネット]]ダイアログボックスが表示されます。
- リンク先ネットグループなど,ホストリンクジョブネットの属性を定義する。
リンクするネットグループの名称を,「ホストシステムID://ネットグループ名」の形式で指定します。また,必要に応じてその他の属性も定義します。
- ほかのジョブ,ジョブネットなどを設定する。
必要に応じて,ほかのジョブやジョブネットなどのアイコンをマップエリアにドラッグし,属性などを設定する。
- ジョブネット中のジョブやジョブネット,ホストリンクジョブネットの間に関連線を引く。
ジョブやジョブネットなどの実行順序に合わせて,関連線を引きます。
- 注意事項
- JP1/AJS2 - View 06-00を使用している場合,ホストリンクジョブネットはジョブネットとして表示されます。このジョブネットは,操作しないでください。ホストリンクジョブネットを操作する場合は,JP1/AJS2 - View 06-51以降を使用して操作してください。