14.2 JP1/Cm2またはhp OpenView連携時のセットアップ(Windowsホストの場合)

JP1/Cm2またはhp OpenViewと連携して,NNMからJP1/AJS2 - ManagerおよびJP1/AJS2 - Agentを監視するには,NNMがインストールされているホストに,JP1/AJS2 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Viewをインストールします。

JP1/Cm2またはhp OpenView連携時のシステム構成例を次の図に示します。

図14-1 JP1/Cm2またはhp OpenView連携時のシステム構成例

[図データ]

この例では,JP1/AJS2 - Viewで[JP1/Cm2状態通知]アクションジョブを定義・実行し,JP1/AJS2 - Viewと同じホストにあるNNMでJP1/AJS2 - ManagerおよびJP1/AJS2 - Agentの状態を監視しています。

JP1/Cm2またはhp OpenView連携は,次に示すOSで使用できます。

NNMのマネージャー(NNMがインストールされている,監視する側のホスト)として使用する場合
  • Windows XP Professional
    (JP1/AJS2 - View)
  • Windows Server 2003(Windows Server 2003(IPF)は除く)
    (JP1/AJS2 - ManagerまたはJP1/AJS2 - View)
NNMのエージェント(NNMで監視される側のホスト)として使用する場合
  • Windows 2000
    (JP1/AJS2 - Agent)
  • Windows Server 2003(Windows Server 2003(IPF)は除く)
    (JP1/AJS2 - ManagerまたはJP1/AJS2 - Agent)

JP1/Cm2またはhp OpenView連携時のセットアップ手順を次に示します。

図14-2 JP1/Cm2またはhp OpenView連携時のセットアップ手順

[図データ]

JP1/Cm2/NNMまたはhp OpenView NNMのセットアップについては,マニュアル「JP1/Cm2/Network Node Manager ネットワーク管理ガイド」,またはhp OpenView NNMのドキュメントを参照してください。

ここでは,SNMPサービスの起動順序の設定と,連携するための環境設定について説明します。

<この節の構成>
14.2.1 SNMPサービスの起動順序を設定する
14.2.2 連携するための環境を設定する
14.2.3 SNMPトラップの送信先を設定する
14.2.4 SNMPトラップ送信を抑止する
14.2.5 送信するSNMPトラップをカスタマイズする
14.2.6 JP1/Cm2またはhp OpenView連携を解除する
14.2.7 JP1/Cm2またはhp OpenView連携時の注意事項