13.2 JP1/IM連携時のセットアップ

JP1/IMと連携する場合のシステム構成例を次の図に示します。

図13-2 JP1/IMと連携する場合のシステム構成例

[図データ]

JP1/AJS2の状態をアイコンで監視する場合,JP1/IMのマネージャーホストにJP1/IM - Managerが必要です。その場合,JP1/AJS2 - ManagerのマシンにインストールするJP1/Baseはバージョン7以降を使用してください。

JP1/IM - ViewからJP1/AJS2 - Viewを呼び出す場合は,JP1/AJS2 - ViewとJP1/IM - Viewを同じマシンにインストールしてください。

この例では,JP1/AJS2 - ManagerやJP1/AJS2 - Agentの発行するイベントはJP1/Baseを中継して,JP1/IM - Managerに集められます。JP1/IM - ViewがJP1/IM - Managerにログインすると,マネージャーに集まったJP1イベントをJP1/IM - Viewで表示できます。

JP1/IM連携時のセットアップ手順を次の図に示します。

図13-3 JP1/IM連携時のセットアップ手順

[図データ]

[図データ]

JP1/AJS2の状態をアイコンで監視する場合,JP1/AJS2マネージャーホストで,ajs_adapter_setupコマンドを実行します。これは,JP1/IMがJP1/AJS2の定義情報を収集するために必要です。ajs_adapter_setupコマンドの実行形式を次に示します。

ajs_adapter_setup -i

なお,JP1/IMとの連携をやめる場合は,「ajs_adapter_setup -u」を実行してください。

注意事項
JP1/AJS2クライアントホストで,JP1/AJS2 Console Viewのセットアップをしたあとに,JP1/IM - Viewをインストールした場合は,JP1/AJS2 Console Viewを起動するメニューが[統合機能メニュー]画面に表示されません。
JP1/IM - Viewをあとからインストールしたときは,ajscvsetupコマンドを再度実行してください。
<この節の構成>
13.2.1 JP1イベントを出力したジョブをジョブネットモニタに表示するための設定