14.2.4 SNMPトラップ送信を抑止する
JP1/AJS2サービスは,NNMへJP1/AJS2オブジェクト用のSNMPトラップを送信しています。JP1/AJS2からのSNMPトラップ送信を抑止する場合,JP1/Baseの共通定義情報にSNMPトラップの抑止を設定する必要があります。なお,この設定は物理ホスト・論理ホスト共通の定義で,両方のホストに有効になります。
SNMPトラップ送信の抑止手順を次に示します。
- エディターで,次に示す内容を記述したファイルを作成する。
TRAPRESTRAINパラメーターには,SNMPトラップ送信を抑止するかどうかを指定します。SNMPトラップ送信を抑止する場合は「Y」を,抑止しない場合は「N」を指定します。デフォルトは「N」です。ファイル名は任意です。SNMPトラップ送信を抑止しない場合は,「Y」と記述されている部分に「N」を指定してください。「Y」および「N」ではない値が指定されていると,トラップ送信時にエラーが発生します。
[JP1_DEFAULT¥JP1AOMAGENT¥ov_link]
"TRAPRESTRAIN"="Y"
- 次に示すコマンドを実行する。
JP1/Baseインストール先フォルダ¥bin¥jbssetcnf ファイル名
手順1で作成したファイルが登録されます。