16.1 JP1/AJS2 for Web Service連携の概要
JP1/AJS2 for Web Serviceを使用すると,Webサービスのクライアントプログラムをカスタムジョブでジョブネットに定義することによって,WWW上のさまざまなアプリケーションを利用したり,連携したりできます。
JP1/AJS2 for Web Serviceと連携するためのカスタムジョブを「WSジョブ」と呼びます。WSジョブには,「標準WSジョブ」と「ユーザーWSジョブ」の二つがあります。それぞれのWSジョブについて次に説明します。
- 標準WSジョブ
- JP1/AJS2 - Viewから,接続するWebサービスに渡すパラメーターやオペレーションを定義するだけで,Webサービスと連携できるジョブです。Webサービスのクライアントプログラムを開発する必要はありません。
- ユーザーWSジョブ
- ユーザーが作成したWebサービスのクライアントプログラムを,JP1/AJS2 for Web Serviceが規定しているインターフェースを実装して,JP1/AJS2のジョブとして定義するジョブです。
- なお,JP1/AJS2 for Web Serviceが規定しているインターフェースを実装したプログラムをユーザーWSプログラムと呼びます。