ajschgjob

形式

ajschgjob
    [-F サービス名]
    [ジョブ共通情報変更オプション]
    [UNIX/PC/QUEUEジョブ情報変更オプション]
    [判定ジョブ情報変更オプション]
    [JP1イベント受信監視ジョブ情報変更オプション]
    [ファイル監視ジョブ情報変更オプション]
    [メール受信監視ジョブ情報変更オプション]
    [メッセージキュー受信監視ジョブ情報変更オプション]
    [MSMQ受信監視ジョブ情報変更オプション]
    [ログファイル監視ジョブ情報変更オプション]
    [Windowsイベントログ監視ジョブ情報変更オプション]
    [実行間隔制御ジョブ情報変更オプション]
    [JP1イベント送信ジョブ情報変更オプション]
    [メール送信ジョブ情報変更オプション]
    [メッセージキュー送信ジョブ情報変更オプション]
    [MSMQ送信ジョブ情報変更オプション]
    [JP1/Cm2状態通知ジョブ情報変更オプション]
    [ローカル電源制御ジョブ情報変更オプション]
    [リモート電源制御ジョブ情報変更オプション]
    [-R]
    [-L|-E]
    [-J]
    ジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名...

機能

ジョブの定義内容を変更します。

実行権限

次に示すJP1権限レベルのどれかを与えられたユーザー

注意事項
ジョブネットワーク要素の実行ユーザー種別が所有ユーザーに設定されている場合,ジョブネットに対するJP1権限レベルがJP1_AJS_Admin権限以外のJP1ユーザーは,自分が所有するジョブネットワーク要素でなければ変更操作はできません。
ジョブネットワーク要素にJP1資源グループが設定されていない場合,上記に示すJP1権限レベルが与えられていなくても,あらゆるユーザーはそのジョブネットワーク要素に対してすべての操作ができます。

引数

-F サービス名

処理対象とする,スケジューラーサービスのサービス名を指定します。

指定できる文字数は,1~30(単位:バイト)です。

-R

指定したジョブネットワーク要素に含まれる,すべてのジョブの定義内容を変更します。

このオプションを,-L,-E,-Jオプションと同時に指定した場合,各オプションの定義内容に従って定義内容を変更します。

-L

実行登録していないジョブネット中のジョブの定義内容を変更します。

このオプションを-Jオプションと同時に指定した場合,実行登録していないジョブネット中のジョブの定義内容を変更します。-Eオプションと同時には指定できません。

-E

実行登録済みのジョブネット中のジョブの定義内容を変更します。

このオプションを-Jオプションと同時に指定した場合,実行登録済みジョブネット中のジョブの定義内容を変更します。-Lオプションと同時には指定できません。

-J

ジョブの定義内容を変更します。

ジョブ,ジョブネット,またはジョブグループ名

定義内容を変更するジョブ名,または-R,-E,-L,-Jオプションと同時にジョブ名,ジョブネット名,またはジョブグループ名を完全名で指定します。

指定できる文字数は,1~930(単位:バイト)です。

ジョブ,ジョブネットまたはジョブグループ名は,複数指定できます。

なお,ジョブ,ジョブネットまたはジョブグループ名に,論理ホスト名を指定できます。実行IDは指定できません。

ジョブ共通情報変更オプション

ジョブ共通情報変更オプションを変更します。

-ex "実行エージェントホスト名"
ジョブ実行エージェントホスト名を変更します。
指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。
QUEUEジョブ,判定ジョブ,ORジョブには指定できません。
-et 実行打ち切り時間
実行打ち切り時間を変更します。
指定できる値は,1~1,440(単位:分)です。
QUEUEジョブ,判定ジョブ,ORジョブ,および起動条件内のジョブには指定できません。
-ha {y|n}
保留属性を変更します。
ORジョブ,および起動条件内のジョブには指定できません。
  • y
    ジョブの実行を保留します。
  • n
    ジョブの実行を保留しません。
-es {kl|nr|wr|an}
実行打ち切り時間が経過したあとのイベントジョブの打ち切り状態を変更します。次の情報変更オプションに対して有効です。
  • JP1イベント受信監視ジョブ
  • ファイル監視ジョブ
  • メール受信監視ジョブ
  • メッセージキュー受信監視ジョブ
  • MSMQ受信監視ジョブ
  • ログファイル監視ジョブ
  • Windowsイベントログ監視ジョブ
  • 実行間隔制御ジョブ
このオプションを指定した場合に指定できる文字列を次に示します。
  • kl:強制終了
  • nr:正常終了
  • wr:警告検出終了
  • an:異常検出終了
このオプションは,イベントジョブだけに指定できます。起動条件内のイベントジョブには指定できません。
実行打ち切り時間の指定がないユニットに対してこのオプションを指定する場合,-etオプションで実行打ち切り時間を指定する必要があります。
-fd 実行所要時間
終了遅延を監視するジョブの実行所要時間を変更します。
指定できる値は,1~1,440(単位:分)です。数字以外の文字または1~1,440の範囲外の値を指定した場合はエラーとなります。
判定ジョブおよびORジョブには指定できません。判定ジョブおよびORジョブを指定した場合は無効オプションとして処理が続行されます。

UNIX/PC/QUEUEジョブ情報変更オプション

ジョブの定義情報を変更します。

このオプションは,UNIXジョブ,リカバリーUNIXジョブ,PCジョブ,リカバリーPCジョブ,QUEUEジョブ,およびリカバリーQUEUEジョブに指定できます。

-te コマンドテキスト
コマンドテキストを変更します。
指定できる文字数は,1~1,023(単位:バイト)です。
UNIXジョブだけに指定できます。
-sc スクリプトファイル名
UNIXジョブの場合はスクリプトファイル名,PCジョブおよびQUEUEジョブの場合は実行ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
-pm パラメーター
実行ファイルに対するパラメーターを変更します。
指定できる文字数は,1~1,023(単位:バイト)です。
-wk 作業用パス名
作業用パス(カレントパス)名を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
QUEUEジョブには指定できません。
-ev 環境変数ファイル名
環境変数ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
環境変数ファイル名はフルパスで指定します。
QUEUEジョブには指定できません。
環境変数を定義する際の注意事項については,「付録A 環境変数および環境変数ファイルを定義する場合の注意事項」を参照してください。
-en 環境変数
環境変数を変更します。
指定できる文字数は,1~20,479(単位:バイト)です。
バイト数の合計が20,479バイトまで複数指定できます。
QUEUEジョブには指定できません。
環境変数を定義する際の注意事項については,「付録A 環境変数および環境変数ファイルを定義する場合の注意事項」を参照してください。
-si 標準入力ファイル名
標準入力ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
標準入力ファイル名はフルパスで指定します。
QUEUEジョブには指定できません。
-so 標準出力ファイル名
標準出力ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
標準出力ファイル名はフルパスで指定します。
QUEUEジョブには指定できません。
-se 標準エラー出力ファイル名
標準エラー出力ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
標準エラー出力ファイル名はフルパスで指定します。
QUEUEジョブには指定できません。
-oa {new|add}
標準出力ファイルの情報更新方法を変更します。QUEUEジョブには指定できません。
  • new
    新しい標準出力ファイルに情報を出力します。
  • add
    既存の標準出力ファイルに情報を追加します。
-ea {new|add}
標準エラー出力ファイルの情報更新方法を変更します。QUEUEジョブには指定できません。
  • new
    新しい標準エラー出力ファイルに情報を出力します。
  • add
    既存の標準エラー出力ファイルに情報を追加します。
-pr 実行優先順位
ジョブの実行優先順位を変更します。
指定できる値は,1~5です。
優先順位がいちばん低いのが1,いちばん高いのが5です。
-un ジョブ実行ユーザー名
ジョブを実行する実行ユーザー名を変更します。
指定できる文字数は,1~63(単位:バイト)です。
QUEUEジョブには指定できません。
-jd {nm|ab|cod|mdf|exf}
終了判定の種別を変更します。
  • nm
    すべて正常終了として扱います。
  • ab
    すべて異常終了として扱います。
  • cod
    終了コードが指定値以下の場合に,正常終了として扱います。
  • mdf
    ファイルが更新されている場合に,正常終了として扱います。
    QUEUEジョブには指定できません。
  • exf
    ファイルが作成されている場合に,正常終了として扱います。
    QUEUEジョブには指定できません。
-wt 警告終了しきい値
警告終了のしきい値を変更します。
指定できる値は,0~2,147,483,647です。
指定した値が,異常終了しきい値よりも大きい場合は,異常終了しきい値に指定した値が仮定されます。
-th 異常終了しきい値
異常終了のしきい値を変更します。
指定できる値は,0~2,147,483,647です。
指定した値が,警告終了しきい値よりも小さい場合は,警告終了しきい値に指定した値が仮定されます。
-jf 終了判定ファイル名
終了判定ファイル名を変更します。
指定できる値は,1~511(単位:バイト)です。QUEUEジョブには指定できません。
-qu キュー名
ジョブをキューイングするキュー名を変更します。
指定できる文字数は,1~63(単位:バイト)です。
QUEUEジョブだけに指定できます。
-qm キューマネージャーホスト名
キューマネージャーホスト名を変更します。
指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。
QUEUEジョブだけに指定できます。
-rq ジョブ名
ジョブ名を変更します。
指定できる文字数は,1~63(単位:バイト)です。
QUEUEジョブだけに指定できます。
-s1 転送元ファイル名1
転送元ファイル名1を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
-d1 転送先ファイル名1
転送先ファイル名1を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
-t1 {sav|del}
転送先ファイル名1のジョブ実行終了後の削除オプションを変更します。QUEUEジョブには指定できません。
  • sav
    ジョブ実行後,ファイルを保存します。
  • del
    ジョブ実行後,ファイルを削除します。
-s2 転送元ファイル名2
転送元ファイル名2を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
-d2 転送先ファイル名2
転送先ファイル名2を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
-t2 {sav|del}
転送先ファイル名2のジョブ実行終了後の削除オプションを変更します。QUEUEジョブには指定できません。
  • sav
    ジョブ実行後,ファイルを保存します。
  • del
    ジョブ実行後,ファイルを削除します。
-s3 転送元ファイル名3
転送元ファイル名3を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
-d3 転送先ファイル名3
転送先ファイル名3を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
-t3 {sav|del}
転送先ファイル名3のジョブ実行終了後の削除オプションを変更します。QUEUEジョブには指定できません。
  • sav
    ジョブ実行後,ファイルを保存します。
  • del
    ジョブ実行後,ファイルを削除します。
-s4 転送元ファイル名4
転送元ファイル名4を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
-d4 転送先ファイル名4
転送先ファイル名4を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
-t4 {sav|del}
転送先ファイル名4のジョブ実行終了後の削除オプションを変更します。
  • sav
    ジョブ実行後,ファイルを保存します。
  • del
    ジョブ実行後,ファイルを削除します。
-jt {q|n}
キューイング属性の種別を変更します。UNIXジョブ,PCジョブおよびそのリカバリージョブに指定できます。QUEUEジョブには指定できません。
  • q
    キューイング属性あり。
  • n
    キューイング属性なし。

判定ジョブ情報変更オプション

判定ジョブの定義情報を変更します。

-ej {gt|ge|lt|le|eq|ne|ef|nf|vgt|vge|vlt|vle|veq|vne|sce|spe|sne|snn|snl}
判定方法を変更します。
  • gt
    先行ジョブの終了コードが判定値より大きいことを示します。
  • ge
    先行ジョブの終了コードが判定値以上であることを示します。
  • lt
    先行ジョブの終了コードが判定値より小さいことを示します。
  • le
    先行ジョブの終了コードが判定値以下であることを示します。
  • eq
    先行ジョブの終了コードが判定値と等しいことを示します。
  • ne
    先行ジョブの終了コードが判定値と異なることを示します。
  • ef
    ファイルが作成されていることを示します。
  • nf
    ファイルが作成されていないことを示します。
  • vgt
    指定された変数の値が判定値(数値)より大きいことを示します。
  • vge
    指定された変数の値が判定値(数値)以上であることを示します。
  • vlt
    指定された変数の値が判定値(数値)より小さいことを示します。
  • vle
    指定された変数の値が判定値(数値)以下であることを示します。
  • veq
    指定された変数の値が判定値(数値)と等しいことを示します。
  • vne
    指定された変数の値が判定値(数値)と異なることを示します。
  • sce
    指定された変数の値が判定値(文字列)と等しいことを示します。
  • spe
    指定された変数の値が判定値(文字列)を含むことを示します。
  • sne
    指定された変数の値が判定値(文字列)と異なることを示します。
  • snn
    指定された変数の値が存在することを示します。
  • snl
    指定された変数の値が存在しないことを示します。
-ec 判定終了コード
判定の対象となる終了コードを変更します。
指定できる値は,0~4,294,967,295です。
-ef 終了判定ファイル名
判定の対象となるファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~260(単位:バイト)です。
-jV 変数名
判定の対象となる変数名を変更します。
指定できる文字数は,「?AJS2xxxxx?」の形式で1~64(単位:バイト)です。xxxxxの部分に指定できるのは,英大文字,数字,「.(ピリオド)」だけです。
-jT 変数の判定文字列
変数との判定対象とする文字列を変更します。
指定できる文字数は,1~511(単位:バイト)です。
-jl 変数の判定数値
変数との判定対象とする数値を変更します。
指定できる値は,0~2,147,483,647です。

JP1イベント受信監視ジョブ情報変更オプション

JP1イベント受信監視ジョブの定義情報を変更します。

-jp マクロ変数指定
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp ?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。
ただし,同一マクロ変数を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
xxxxxxxxx」の部分に指定できる文字は,英(大文字だけ)数字と,「.(ピリオド)」だけです。
「?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名」の部分に指定できる文字数は,1~64(単位:バイト)です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
  • CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
  • EVID:イベントID
  • EVUSR:イベント発行元ユーザー名
  • EVGRP:イベント発行元グループ名
  • EVHOST:発行元イベントサーバ名
  • EVIPADDR:イベント発行元IPアドレス
  • EVMSG:メッセージ情報
  • EVDETAIL:イベント詳細情報
  • EVSEV:拡張属性の重大度
  • EV:拡張属性名:任意の拡張属性
  • EVENV1~EVENV9:切り出したデータ
  • EVUSRID:イベント発行元ユーザーID
  • EVGRPID:イベント発行元グループID
  • EVPROCESSID:イベント発行元プロセスID
  • EVDATE:イベント発行年月日
  • EVTIME:イベント発行時間
-EI 監視イベントID
監視イベントIDを変更します。
指定できる値は,16進数の値で,00000000:00000000~FFFFFFFF:FFFFFFFFです。
-EU イベント発行元ユーザー名
イベント発行元ユーザー名を変更します。
指定できる文字数は,1~20(単位:バイト)です。
-EG イベント発行元グループ名
イベント発行元グループ名を変更します。
指定できる文字数は,1~20(単位:バイト)です。
-EH イベント発行元ホスト名
イベント発行元ホスト名を変更します。
指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。
-Ei イベント発行元IPアドレス
イベント発行元IPアドレスを変更します。
指定できる値は,「XXX.YYY.xxx.yyy」の形式で,0.0.0.0~255.255.255.255です。なお,「XXX」「YYY」「xxx」「yyy」に指定できる値は,それぞれ0~255です。
-EM イベントメッセージ情報
イベントメッセージ情報を変更します。
指定できる文字数または正規表現は,1~1,024(単位:バイト)です。
-ED イベント詳細情報
イベント詳細情報を変更します。
指定できる文字数または正規表現は,1~1,024(単位:バイト)です。
-ES イベント拡張属性重大度
イベント拡張属性の重大度を変更します。
指定できる文字列を次に示します。重大度は複数指定できます(「-ES em:al」のように,「:」で区切って指定します)。
  • em:「Emergency」を一致条件とします。
  • al:「Alert」を一致条件とします。
  • cr:「Critical」を一致条件とします。
  • er:「Error」を一致条件とします。
  • wr:「Warning」を一致条件とします。
  • no:「Notice」を一致条件とします。
  • in:「Information」を一致条件とします。
  • db:「Debug」を一致条件とします。
-EF 任意のイベント拡張属性
任意のイベント拡張属性を変更します。
「-EF "任意のイベント拡張属性名:¥"¥""」の形式で同時に複数指定できます。
値中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#¥"」,「#」は「##」と指定します。
全体で指定できる文字数は,最大2,048(-EFオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「evwfr=任意のイベント拡張属性名:"";」の形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
-ET 終了判定条件
終了判定条件を変更します。
指定できる文字列を次に示します。
  • n:常に正常終了とします。
  • a:常に異常終了とします。
  • n:ファイル名:メッセージが指定したファイルの内容と一致する場合に正常終了とします。
  • a:ファイル名:メッセージが指定したファイルの内容と一致する場合に異常終了とします。
  • d:ファイル名:詳細情報が指定したファイルの内容と一致する場合に正常終了とします。
  • b:ファイル名:詳細情報が指定したファイルの内容と一致する場合に異常終了とします。
ファイル名に指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。
-Eu イベント発行元ユーザーID
イベント発行元ユーザーIDを変更します。
指定できる値は,-1~9,999,999,999です。
-Eg イベント発行元グループID
イベント発行元グループIDを変更します。
指定できる値は,-1~9,999,999,999です。
-Ep イベント発行元プロセスID
イベント発行元プロセスIDを変更します。
指定できる値は,-1~9,999,999,999です。
-Ee {no|}
JP1イベント受信監視ジョブが実行された直後(JP1イベントの監視を始める前)に,それ以前に発生したJP1イベントを受信監視の対象とするかどうかを指定します。
  • no
    過去のJP1イベントを検索しません。

  • JP1イベント受信監視ジョブが実行された時刻から指定された時間だけさかのぼった時刻以降のJP1イベントを検索します。指定できる値は,10進数の値で,1~720(単位:分)です。
    を指定する場合,-EIオプションで監視イベントIDを指定しておく必要があります。
    監視イベントIDが指定されていない場合にを指定するときは,同時に-EIオプションで監視イベントIDを指定してください。

ファイル監視ジョブ情報変更オプション

ファイル監視ジョブの定義情報を変更します。

-jp マクロ変数指定
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp ?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。
ただし,同一マクロ変数を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
xxxxxxxxx」の部分に指定できる文字は,英(大文字だけ)数字と,「.(ピリオド)」だけです。
「?AJS2xxxxxxxxx?」の部分に指定できる文字数は,1~64(単位:バイト)です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
  • CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
  • FLFNAME:変更があったファイルの完全名
  • FLCOND:成立条件パラメーター
  • FLCTIME:ファイル更新時刻
  • FLSIZE:変更があったファイルのサイズ
-FF 監視対象ファイル名
監視対象のファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。ファイル名は,完全名または総称名で指定します。ただし,-FIオプションに監視間隔として1~9を指定する場合,ファイル名は総称名では指定できません。
-FC 監視条件
監視条件を変更します。
指定できる文字を次に示します。条件は複数指定できます(「-FC c:d」のように,「:」で区切って指定します)。ただし,sとmは同時に指定できません。
  • c:ファイルの作成を監視します。
  • d:ファイルの削除を監視します。
  • s:ファイルのサイズ変更を監視します。
  • m:ファイルの最終書き込み時刻変更を監視します。
-FOオプションを指定する場合は,cを指定してください。
cを指定して,-FOオプションを省略した場合,ファイル監視ジョブを実行したあとに,監視対象ファイルの作成を監視します。
cを削除した場合,ファイルの作成を監視しません。
-FI 監視間隔
ファイル監視の時間間隔を変更します。
指定できる値は,1~600(単位:秒)です。ただし,-FFオプションに監視対象ファイル名を総称名で指定する場合,監視間隔に1~9は指定できません。
-FO 監視対象ファイルが存在する場合の扱い
ファイル監視ジョブ実行時に,監視対象ファイルが存在する場合の扱いを変更します。このオプションは,監視条件に「ファイルの作成を監視する」が指定されている場合にだけ指定できます。
指定できる文字を次に示します。
  • y:監視条件成立とし,正常終了します。
  • n:監視対象ファイルの監視を続けます。

メール受信監視ジョブ情報変更オプション

メール受信監視ジョブの定義情報を変更します。

-jp マクロ変数指定
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp ?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。
ただし,同一マクロ変数を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
xxxxxxxxx」の部分に指定できる文字は,英(大文字だけ)数字と,「.(ピリオド)」だけです。
「?AJS2xxxxxxxxx?」の部分に指定できる文字数は,1~64(単位:バイト)です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
  • CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
  • MLRCVADDRESS:メールの差し出し人のアドレス
  • MLRCVSUBJECT:メールの件名
  • MLRCVBODY:メールの本文を保存したファイル名
  • MLRCVATTACHFILEnnnnは01~20の値):メールに添付されていた添付ファイル名
  • MLRCVATTACHLIST:メールに添付されていたファイル一覧のファイル名
  • MLRCVMAILBODY:メール
  • MLRCVTIME:メールの到着時間
注※
Windowsの場合,表示名(ニックネーム)を引き継ぐこともできます。
表示名を引き継ぐ場合は,[マネージャー環境設定]ダイアログボックスまたは[エージェント環境設定]ダイアログボックスで[メール連携]タブを選択し,[差出人アドレスの引き継ぎ]で[表示名]を選択してください。
-pf プラットフォーム種別
メール受信定義のプラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • u:UNIX上で定義します。
  • p:Windows上で定義します。
-MA 送信者
受信したメールの送信者を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。
「-MA 送信者」の形式で,20件まで同時に指定できます。
-ML メール受信リスト名
メール受信リスト名を変更します。
指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。
-MP プロファイル名
プロファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。
-Ms メールの保存
受信したメールの保存方法を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • y:保存します。
  • n:保存しません。
-MS 件名
受信したメールの件名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。
「-MS 本文」の形式で,20個まで同時に指定できます。
-MF 添付ファイル保存先フォルダ名
受信したメールの添付ファイルの保存先のフォルダ名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。
-mf 添付ファイルのリストファイル名
添付ファイルのリストファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。リストファイル名はフルパスで指定します。
-Mt 本文保存先ファイル名
受信したメール本文の保存先ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。ファイル名はフルパスで指定します。
-MT 本文
受信したメール本文を変更します。
指定できる文字数は,1~512(単位:バイト)です。
「-MT 本文」の形式で,20個まで同時に指定できます。

メッセージキュー受信監視ジョブ情報変更オプション

メッセージキュー受信監視ジョブの定義情報を変更します。

-jp マクロ変数指定
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp ?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。
ただし,同一マクロ変数を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
xxxxxxxxx」の部分に指定できる文字は,英(大文字だけ)数字と,「.(ピリオド)」だけです。
「?AJS2xxxxxxxxx?」の部分に指定できる文字数は,1~64(単位:バイト)です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
  • CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
  • MQRCVCORRELATION:メッセージの相関識別子
  • MQRCVDISCRIMINATION:メッセージのメッセージ識別子
  • MQRCVQUEUE:メッセージ受信キュー名
  • MQRCVMODELQUEUE:モデルキュー名
  • MQRCVMESSAGEFILE:メッセージ構造体格納ファイル名
-QC 相関識別子
受信したメッセージの相関識別子を変更します。
指定できる文字数は,1~24(単位:バイト)です。ただし,指定できる文字は,英(大文字だけ)数字だけです。
-QD メッセージ識別子
受信したメッセージのメッセージ識別子を変更します。
指定できる文字数は,1~24(単位:バイト)です。ただし,指定できる文字は,英(大文字だけ)数字だけです。
-QM モデルキュー名
メッセージ受信を監視するキューのモデルキュー名を変更します。
指定できる文字数は,1~48(単位:バイト)です。キュー名はMQ文字列で指定します。
-QQ メッセージ受信キュー名
メッセージ受信を監視するキュー名を変更します。
指定できる文字数は,1~48(単位:バイト)です。キュー名はMQ文字列で指定します。
-QS メッセージ格納ファイル名
メッセージ格納ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。

MSMQ受信監視ジョブ情報変更オプション

MSMQ受信監視ジョブの定義情報を変更します。

-jp マクロ変数指定
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp ?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。
ただし,同一マクロ変数を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
xxxxxxxxx」の部分に指定できる文字は,英(大文字だけ)数字と,「.(ピリオド)」だけです。
「?AJS2xxxxxxxxx?」の部分に指定できる文字数は,1~64(単位:バイト)です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
  • CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
  • MSRCVQUEUEPATH:メッセージのキューパス名
  • MSRCVMUTUAL:メッセージの相互関係
  • MSRCVMESSAGELABEL:メッセージラベル
  • MSRCVAPPLICATION:メッセージのアプリケーション情報
  • MSRCVMESSAGEFILE:メッセージ構造体格納ファイル名
-SA アプリケーション情報
監視するメッセージのアプリケーション情報を変更します。
指定できる文字数は,16進数の値で,0~FFFFFFFFです。
-SM メッセージラベル
監視するメッセージのメッセージラベルを変更します。
指定できる文字数は,1~249(単位:バイト)です。
-sq キューパス名
メッセージを監視するキューのキューパス名を変更します。
指定できる文字数は,1~259(単位:バイト)です。
-SR メッセージ相互関係
監視するメッセージの相互関係を変更します。
指定できる文字数は,1~20(単位:バイト)です。ただし,指定できるのは,英(大文字だけ)数字だけです。
-SF メッセージ格納ファイル名
メッセージ格納ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。ファイル名はフルパスで指定します。

ログファイル監視ジョブ情報変更オプション

ログファイル監視ジョブの定義情報を変更します。

-jp マクロ変数指定
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp ?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。
ただし,同一マクロ変数を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
xxxxxxxxx」の部分に指定できる文字は,英(大文字だけ)数字と,「.(ピリオド)」だけです。
「?AJS2xxxxxxxxx?」の部分に指定できる文字数は,1~64(単位:バイト)です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
  • CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
  • LFFNAME:トラップしたログファイル名
  • LFDATA:トラップしたデータ
-Lw ファイル作成待ちオプション
ログファイル監視ジョブ開始時のファイル作成待ちオプションを変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • y:ログファイルがない場合,エラーとします。
  • n:ログファイルが作成されるまで,ファイルのオープンを繰り返します。
-Ld ログファイルの出力ファイル形式
ログファイルの出力ファイル形式を変更します。
指定できる文字列を次に示します。
  • s:シーケンシャルファイル(デフォルト。単調増加ファイル)
  • s2:シーケンシャルファイル(ファイル名を変更して,同じ名称でファイルを作成)UNIX限定,およびJP1/Baseが07-00以降のバージョンで指定できます。
  • w1:ラップアラウンド(ラップ時,ファイルの先頭から上書き)
  • w2:ラップアラウンド(ラップ時,データを削除したあと,ファイルの先頭から記述)
-LF ログファイル名
監視するログファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。
「-LF "ログファイル名"」の形式で,8件まで同時に指定できます。
-LL ヘッダー指定
ヘッダーを変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • l:ヘッダー行数:ヘッダーの行数を変更します。指定できる値は,0~99,999(単位:行)です。
  • s:ヘッダーサイズ:ヘッダーのサイズを変更します。指定できる値は,9,999,999(単位:バイト)です。
-LM ログ情報以外のデータ
ログ情報以外のデータを変更します。
「-LM "[!]¥"ログ情報以外のデータ¥""」の形式で同時に複数指定できます。
データ中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#¥"」,「#」は「##」と指定します。
全体で指定できる文字数は,最大1,024バイト(-LMオプションに指定した値を,ajsprint -aオプションで出力される「「lfmks=[!]"ログ情報以外のデータ1"[:[!]"ログ情報以外のデータ2"...];」の形式に変換したあとのバイト数の合計が1,024以内)です。
-LX イベントデータの最大長
イベントデータの最大長を変更します。
指定できる値は,2~512(単位:バイト)です。
-LR ログデータのレコード形式
トラップするログデータのレコード形式を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • v:'[¥]区切り文字':可変長レコードで行を区切ります。区切り文字に指定できる文字数は,1(単位:バイト)です。
  • f:レコード長:固定長レコードで行を区切ります。レコード長に指定できる文字数は,1~9,999,999(単位:バイト)です。
-LI ログファイル検索間隔
ログファイル検索の時間間隔を変更します。
指定できる値は,1~86,400(単位:秒)です。
-Ls 検索開始オプション
検索開始オプションを変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • y:先頭データから入力します。
  • n:先頭データから入力しません。
-LD トラップデータ
トラップするデータを変更します。
「-LD "[!]¥"トラップデータ¥""」の形式で同時に複数指定できます。
トラップデータ中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#¥"」,「#」は「##」と指定します。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-LDオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「lftpd=[!]"トラップデータ1"[:[!]"トラップデータ2"...];」の形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。

Windowsイベントログ監視ジョブ情報変更オプション

Windowsイベントログ監視ジョブの定義情報を変更します。

-jp マクロ変数指定
マクロ変数の指定を変更します。
「-jp ?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。
ただし,同一マクロ変数を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
xxxxxxxxx」の部分に指定できる文字は,英(大文字だけ)数字と,「.(ピリオド)」だけです。
「?AJS2xxxxxxxxx?」の部分に指定できる文字数は,1~64(単位:バイト)です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
  • CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
  • NELOG:ログ種別
  • NEEVKIND:イベントの種類
  • NESOURCE:ソース
  • NECLASS:分類
  • NEEVID:イベントID
  • NEDETAIL:説明
-NJ イベント分類の判定条件
イベント分類の判定条件を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • y:指定した分類を監視対象にします。
  • n:指定した分類以外の分類を監視対象にします。
-NC 分類
監視するイベントの分類を変更します。
指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。
-ND 説明
イベントの詳細説明を監視する場合の,比較対象となる説明を変更します。
指定できる文字数は,1~1,024(単位:バイト)です。
-Ni イベントIDの判定条件
イベントIDの判定条件を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • y:指定したイベントIDを監視対象にします。
  • n:指定したイベントID以外のイベントIDを監視対象にします。
-NI イベントID
監視するイベントのイベントIDを変更します。
指定できる値は,0~4,294,967,295です。
-NE イベントの種類
イベントの種類を変更します。
指定できる文字を次に示します。種類は複数指定できます(「-NE i:w:e」のように,「:」で区切って指定します)。
  • i:情報イベントを監視します。
  • w:警告イベントを監視します。
  • e:エラーイベントを監視します。
  • s:成功の監査イベントを監視します。
  • f:失敗の監査イベントを監視します。
-NL ログ種別
ログ種別を変更します。
指定できる文字列を次に示します。
  • sys:システムログを監視します。
  • sec:セキュリティログを監視します。
  • app:アプリケーションログを監視します。
  • dns:DNS Serverログを監視します。
  • dir:Directory Serviceログを監視します。
  • frs:ファイル複製サービスログを監視します。
-Ns ソースの判定条件
ソースの判定条件を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • y:指定したソースを監視対象にします。
  • n:指定したソース以外のソースを監視対象にします。
-NS ソース
監視するソースを変更します。
指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。

実行間隔制御ジョブ情報変更オプション

実行間隔制御ジョブの定義情報を変更します。

-jp マクロ変数指定
マクロ変数指定を変更します。
「-jp ?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名」の形式で同時に複数指定できます。
ただし,同一マクロ変数を複数指定した場合,最初に指定したマクロ変数の引き継ぎ情報だけが引き継がれます。
xxxxxxxxx」の部分に指定できる文字は,英(大文字だけ)数字と,「.(ピリオド)」だけです。
「?AJS2xxxxxxxxx?」の部分に指定できる文字数は,1~64(単位:バイト)です。
全体で指定できる文字数は,最大2,048バイト(-jpオプションに指定された値を,ajsprint -aオプションで出力される「jpoif=?AJS2xxxxxxxxx?:引き継ぎ情報名;」形式に変換したあとのバイト数の合計が2,048以内)です。
引き継ぎ情報名に指定できる文字列を次に示します。
  • CMTMOUT:ジョブが打ち切り終了したかどうか
-Tw 待ち時間
待ち時間を変更します。
指定できる値は,1~1,440(単位:分)です。

JP1イベント送信ジョブ情報変更オプション

JP1イベント送信ジョブの定義情報を変更します。

-pf プラットフォーム種別
プラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • u:UNIX環境で実行します。
  • p:Windows環境で実行します。
-EH イベント送信先ホスト名
イベント送信先ホスト名を変更します。
指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。
-eM メッセージ
イベントに付加するメッセージを変更します。
指定できる文字数は,1~1,023(単位:バイト)です。
-eI 送信イベントID
送信するイベントのイベントIDを変更します。
指定できる値は,16進数の値で,00000000~00001FFF,7FFF8000~7FFFFFFFです。
-eS イベント拡張属性重大度
イベント拡張属性の重大度を変更します。
指定できる文字列を次に示します。
  • em:「Emergency」を指定します。
  • al:「Alert」を指定します。
  • cr:「Critical」を指定します。
  • er:「Error」を指定します。
  • wr:「Warning」を指定します。
  • no:「Notice」を指定します。
  • in:「Information」を指定します。
  • db:「Debug」を指定します。
-Ef 任意のイベント拡張属性
イベントに付加された拡張属性を変更します。
「-Ef "任意の拡張属性名:¥"¥""」の形式で指定します。
指定できる文字数は,「evsfr=任意の拡張属性名:"";」の形式で,バイト数の合計が128バイトまでです。
値中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#¥"」,「#」は「##」と指定します。
-eK {y|n}
イベント到達確認をするかどうかを指定します。
指定できる文字を次に示します。
  • n:到達確認を行いません。
  • y:到達確認を行います。
-eP イベント到達確認間隔
JP1イベントが到達していなかった場合,到達確認を行う間隔を指定します。
ユニット定義でイベント到達確認を行わない指定がされている場合に,到達確認を行う指定に変更したい場合は,-eK yオプションと同時に指定してください。
-eK nオプションと同時には指定できません。
指定できる値は,10進数の値で,3~600(単位:秒)です。
-eR イベント到達確認回数
JP1イベントが到達していなかった場合,到達確認を行う回数を指定します。
ユニット定義でイベント到達確認を行わない指定がされている場合に,到達確認を行う指定に変更したい場合は,-eK yオプションと同時に指定してください。
-eK nオプションと同時には指定できません。
指定できる値は,10進数の値で,0~999(単位:回)です。
-jt {q|n}
キューイング属性の種別を変更します。
  • q:キューイング属性あり。
  • n:キューイング属性なし。

メール送信ジョブ情報変更オプション

メール送信ジョブの定義情報を変更します。

-pf プラットフォーム種別
プラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • p:Windows環境で実行します。
  • u:UNIX環境で実行します。
-MA メールアドレス
送信するメールのアドレスを変更します。
指定できる文字列を次に示します。
  • to:メールアドレス:メールを宛先に送信します。
  • cc:メールアドレス:メールのコピーを宛先に送信します。
  • bcc:メールアドレス:メールをブラインドカーボンコピーで宛先に送信します。

なお,「メールアドレス」に指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。「-MA メールアドレス」の形式で,20個まで同時に指定できます。
-MP プロファイル名
プロファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。
-MS 件名
送信するメールの件名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。
-mF 添付ファイル名
送信するメールの添付ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。「-mF "添付ファイル名"」の形式で,20件まで同時に指定できます。ファイル名はフルパスで指定します。
-mf 添付ファイルのリストファイル名
添付ファイルのリストファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。リストファイル名はフルパスで指定します。
-MT 本文
送信するメールの本文を変更します。
指定できる文字数は,1~512(単位:バイト)です。
-mt 本文ファイル名
送信するメールの本文ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。ファイル名はフルパスで指定します。
-jt {q|n}
キューイング属性の種別を変更します。
  • q:キューイング属性あり。
  • n:キューイング属性なし。

メッセージキュー送信ジョブ情報変更オプション

メッセージキュー送信ジョブの定義情報を変更します。

-pf プラットフォーム種別
プラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • p:Windows環境で実行します。
  • u:UNIX環境で実行します。
-QC 相関識別子
送信するメッセージに付加する相関識別子を変更します。
指定できる文字数は,1~24(単位:バイト)です。ただし,指定できるのは,英(大文字だけ)数字だけです。
-QD メッセージ識別子
送信するメッセージに付加するメッセージ識別子を変更します。
指定できる文字数は,1~24(単位:バイト)です。ただし,指定できるのは,英(大文字だけ)数字だけです。
-qE デッドレターキュー名
デッドレターキュー名を変更します。
指定できる文字数は,1~48(単位:バイト)です。デッドレターキュー名はMQ文字列で指定します。
-qH 保持時間
送信するメッセージの保持時間を変更します。
指定できる値は,1~9,999,999(単位:分)です。
-QM モデルキュー名
モデルキュー名を変更します。
指定できる文字数は,1~48(単位:バイト)です。キュー名はMQ文字列で指定します。
-qd メッセージデータファイル名
メッセージデータファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。
-qF メッセージフォーマット名
メッセージフォーマット名を変更します。
指定できる文字数は,1~8(単位:バイト)です。ただし,指定できるのは,英(大文字だけ)数字だけです。
-qM キューマネージャー名
メッセージを送信するキューマネージャー名を変更します。
指定できる文字数は,1~48(単位:バイト)です。キューマネージャー名はMQ文字列で指定します。
-qp 接続キュー管理プログラム名
接続キュー管理プログラム名を変更します。
指定できる文字数は,1~48(単位:バイト)です。プログラム名はMQ文字列で指定します。
-qR 優先度
送信するメッセージの優先度を変更します。
指定できる値は,0~9です。
-qP 永続性
送信するメッセージの永続性を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • y:永続性あり。
  • n:永続性なし。
-QQ キュー名
メッセージを送信するキュー名を変更します。
指定できる文字数は,1~48(単位:バイト)です。キュー名はMQ文字列で指定します。
-jt {q|n}
キューイング属性の種別を変更します。
  • q:キューイング属性あり。
  • n:キューイング属性なし。

MSMQ送信ジョブ情報変更オプション

MSMQ送信ジョブの定義情報を変更します。

-SA アプリケーション情報
送信するメッセージのアプリケーション情報を変更します。
指定できる値は,16進数の値で,0~FFFFFFFFです。
-SH 保持時間
送信するメッセージの保持時間を変更します。
指定できる値を次に示します。
  • -1:INFINITE
  • n:0~2,147,483,647(単位:秒)の値
-sJ メッセージのジャーナルキューへの格納指定
送信済みメッセージの,ジャーナルキューへの格納指定を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • y:ジャーナルキューに格納します。
  • n:ジャーナルキューに格納しません。
-SM メッセージラベル
送信するメッセージのメッセージラベルを変更します。
指定できる文字数は,1~249(単位:バイト)です。
-sL 配信制限時間
送信するメッセージの配信制限時間を変更します。
指定できる値を次に示します。
  • -2:LONG_LIVED
  • -1:INFINITE
  • n:0~2,147,483,647(単位:秒)の値
-sM 配信モード
送信メッセージの配信モードを変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • h:高速モードで配信します。
  • r:回復可能モードで配信します。
-sP 優先順位
送信メッセージの優先順位を変更します。
指定できる値は,0~7です。
-sl キューラベル名
メッセージ送信先のキューラベル名を変更します。
指定できる文字数は,1~124(単位:バイト)です。
-SQ キューパス名
メッセージ送信先のキューパス名を変更します。
指定できる文字数は,1~259(単位:バイト)です。
-SR 相互関係
送信するメッセージの相互関係を変更します。
指定できる文字数は,1~20(単位:バイト)です。ただし,指定できる文字は,英(大文字だけ)数字だけです。
-sF 本文ファイル名
送信するメッセージの本文ファイル名を変更します。
指定できる文字数は,1~259(単位:バイト)です。ファイル名はフルパスで指定します。
-sT 本文タイプ
送信するメッセージの,本文の内容の型を変更します。
指定できる値は,16進数の値で,0~FFFFFFFFです。
-sU メッセージのデッドレターキューへの格納指定
送信済みメッセージの,デッドレターキューへの格納指定を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • y:デッドレターキューに格納します。
  • n:デッドレターキューに格納しません。
-jt {q|n}
キューイング属性の種別を変更します。
  • q:キューイング属性あり。
  • n:キューイング属性なし。

JP1/Cm2状態通知ジョブ情報変更オプション

JP1/Cm2状態通知ジョブの定義情報を変更します。

-pf プラットフォーム種別
プラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • p:Windows環境で実行します。
  • u:UNIX環境で実行します。
-CI JP1/Cm2/NNMまたはhp OpenView NNMに通知するメッセージ付加情報
JP1/Cm2/NNMまたはhp OpenView NNMに通知するメッセージの付加情報を変更します。
指定できる文字数は,1~256(単位:バイト)です。
-CC JP1/Cm2/NNMまたはhp OpenView NNMに通知する状態
JP1/Cm2/NNMまたはhp OpenView NNMに通知する状態を変更します。
指定できる文字列を次に示します。
  • un:Unknown
  • no:Normal
  • wa:Warning
  • mi:Minor
  • ma:Major
  • cr:Critical
  • re:Restricted
  • te:Testing
  • di:Disabled
-jt {q|n}
キューイング属性の種別を変更します。
  • q:キューイング属性あり。
  • n:キューイング属性なし。

ローカル電源制御ジョブ情報変更オプション

ローカル電源制御ジョブの定義情報を変更します。

-pf プラットフォーム種別
プラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • p:Windows環境で実行します。
  • u:UNIX環境で実行します。
-PT 電源制御種別
電源制御種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • f:電源をオフします。
  • r:シャットダウン後,再起動します。
  • s:シャットダウンします。
-Pf シャットダウン種別
シャットダウン種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • m:監視終了します。
  • r:制限終了します。
  • f:強制終了します。
  • p:計画終了します。
-jt {q|n}
キューイング属性の種別を変更します。
  • q:キューイング属性あり。
  • n:キューイング属性なし。

リモート電源制御ジョブ情報変更オプション

リモート電源制御ジョブの定義情報を変更します。

-pf プラットフォーム種別
プラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • p:Windows環境で実行します。
  • u:UNIX環境で実行します。
-PH 電源制御対象ホスト名
電源制御の対象とする,JP1/Power Monitorのエージェントホスト名を変更します。
指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。
-PF 電源制御種別
JP1/Power Monitorのエージェントホストの,電源制御種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • o:電源をオンします。
  • m:監視終了します。
  • r:制限終了します。
  • f:強制終了します。
  • p:計画終了します。
  • s:強制停止します。
-PN 次回電源オン時刻の設定
JP1/Power Monitorのエージェントホストの,次回電源オン時刻の設定を変更します。
指定できる文字および値を次に示します。
  • n:次回電源オン時刻を指定しません。
  • a:JP1/Power Monitorのエージェントホストに設定されている,次回電源オン時刻を有効にします。
  • c:[MM/DD.]hh:mm:「c:[MM/DD.]hh:mm」の形式で指定します。指定できる値を次に示します。
    MM:1~12(単位:月)
    DD:1~31(単位:日)
    hh:0~23(単位:時)
    mm:0~59(単位:分)
-PR 再起動
JP1/Power Monitorのエージェントホストのシャットダウン後の,再起動の設定を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • y:再起動します。
  • n:再起動しません。
-PW 電源オフの終了待ち
JP1/Power Monitorのエージェントホストの電源オフの終了が完了するまで,リモート電源制御ジョブの完了を待つかどうかの設定を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • y:シャットダウンを待ちます。
  • n:シャットダウンを待ちません。
-PP 電源制御対象ホストのプラットフォーム種別
リモート電源制御ジョブを実行するホストのプラットフォーム種別を変更します。
指定できる文字を次に示します。
  • p:Windows環境で実行します。
  • u:UNIX環境で実行します。
-jt {q|n}
キューイング属性の種別を変更します。
  • q:キューイング属性あり。
  • n:キューイング属性なし。

注意事項

戻り値

0正常終了。
4~124で4の倍数値異常終了。

補足事項

次のオプションについて各情報を未定義(デフォルトの状態)にするためには,オプションに対する値として「""」を指定してください。

使用例

ジョブ(net1/job1)の標準出力ファイルを,/dev/nullに変更します。

ajschgjob -so /dev/null net1/job1