jajs_spmd_stop
形式
jajs_spmd_stop
[-h 論理ホスト名]
[-job|-kill]
機能
JP1/AJS2のプロセスを終了します。
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
- JP1/AJS2 - Managerのインストール先フォルダ¥bin¥
- JP1/AJS2 - Agentのインストール先フォルダ¥bin¥
- UNIXの場合
- /opt/jp1ajs2/bin/
引数
-h 論理ホスト名
クラスタシステムで運用している場合に,プロセスを終了する論理ホスト名を指定します。
指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。
省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEに指定した論理ホスト名が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEを指定していない場合,物理ホスト名(hostnameコマンドで求まるホスト名)が仮定されます。
-job|-kill
JP1/AJS2プロセスの終了モードを指定します。
省略した場合,自JP1/AJS2サービスをエージェントとして実行中のジョブ(サービス配下のプロセスとして起動しているジョブ)に強制終了を要求し,実行中のジョブやジョブネットの終了を待たずに終了します。
- -job
実行中のすべてのジョブが終了したあと,プロセスを終了します。
JP1/AJS2 - Managerの場合だけ,指定できます。
- -kill
実行中のジョブを強制終了したあと,プロセスを終了します。
注意事項
- このコマンドでは次に示すプロセスを終了できません。
- ajsinetd
- jpomlsrv(Windowsの場合)
- このコマンドは,JP1/AJS2のプロセスの終了完了を待たないで終了します。JP1/AJS2のプロセスが終了したかどうかは,jajs_spmd_statusコマンドで確認してください。
- JP1/Power Monitorとの連携運用中で,かつ,JP1/Power Monitorからシステム終了処理を実行している間は,このコマンドを実行しないでください。
- JP1/AJS2の起動中に,-killオプションを指定してコマンドを実行した場合,停止要求を受け付けます。JP1/AJS2の起動中に-killオプションを指定しないで実行した場合,エラーとなります。
- 同一論理ホスト上でjajs_spmd_xxxxコマンドを同時に複数実行することはできません。
- イベントジョブ実行継続オプションを使用していると,このコマンドでエージェントホストのJP1/AJS2を終了させても,マネージャーホスト上のイベントジョブの状態は「実行中」のままとなります。そのため,-jobオプションでジョブの終了を待って停止する運用の場合は,JP1/AJS2を停止できません。イベントジョブ実行継続オプションと-jobオプションを併用する場合は,実行中のイベントジョブの終了を待つか,イベントジョブを強制終了する,またはスケジュールなどによってイベントジョブが終了している状態でコマンドを実行するなど,計画的な運用が必要です。
- Windows Server 2008のホストでこのコマンドを実行する際には,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要があります。コマンドプロンプトを起動する際は,Windowsの[スタート]メニューの[コマンドプロンプト]を右クリックし,ショートカットメニューから[管理者として実行]を選択してください。UAC機能が無効の場合は,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要はありません。
戻り値