2.2.22 ローカル電源制御ジョブ定義情報の記述方法
ローカル電源制御ジョブ定義情報の記述方法を説明します。
ローカル電源制御ジョブ定義情報の形式,およびパラメーターを次に示します。
- 形式
[pwlt={f|r|s};]
[pwlf={m|r|f|p};]
[pfm={u|p};]
[etm=n;]
[fd=実行所要時間;]
[ex="実行ホスト名";]
[ha={y|n};]
[eu={ent|def};]
[jty={q|n};]
- パラメーター
- pwlt={f|r|s};
- 実行種別を定義します。省略した場合,fが仮定されます。
- f:電源をオフします。電源オフ後,JP1/AJS2ホストはJP1/Power Monitorに設定されている時刻に起動されます。詳細は,マニュアル「JP1/Power Monitor」を参照してください。
- r:シャットダウン後,再起動します。
- s:シャットダウンします(「pfm=p;」を指定した場合にだけ指定できます)。
- pwlf={m|r|f|p};
- 終了要求種別を定義します。省略した場合,fが仮定されます。
- m:監視終了します(「pfm=u;」を指定した場合にだけ指定できます)。
- r:制限終了します(「pfm=u;」を指定した場合にだけ指定できます)。
- f:強制終了します。
- p:計画終了します(「pfm=p;」を指定した場合にだけ指定できます)。
- pfm={u|p};
- ジョブを実行するプラットフォーム種別を指定します。省略した場合,pが仮定されます。
- u:UNIX環境で実行します。
- p:Windows環境で実行します。
- etm=n;
- 実行打ち切り時間を,実行開始時刻からの相対分で定義します。指定できる値は,1~1,440(単位:分)です。
- fd=実行所要時間;
- 終了遅延監視するジョブの実行所要時間を定義します。
- 指定できる値は,10進数の値で1~1,440(単位:分)です。
- ex="実行ホスト名";
- ジョブを実行するエージェントホスト名を定義します。指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。
- ha={y|n};
- ジョブの実行を保留するかを定義します。省略した場合,nが仮定されます。
- eu={ent|def};
- ジョブ実行時のJP1ユーザーを定義します。省略した場合,entが仮定されます。
- ent:ジョブネットを登録したJP1ユーザーをジョブ実行時のJP1ユーザーとします。
- def:ジョブを所有するJP1ユーザーをジョブ実行時のJP1ユーザーとします。
- jty={q|n};
- キューイング属性の種別を定義します。省略した場合,qが仮定されます。
- q:キューイング属性あり。
- n:キューイング属性なし。