形式
jpoagoec
{-a マネージャーホスト名|-d マネージャーホスト名
|-r|-p}
[-h ホスト名]
機能
イベントジョブを使用している場合に,マネージャーホスト名の変更に伴って,イベント・アクションエージェントプロセスが記憶する要求元マネージャーホスト名を変更します。
イベントジョブの運用に際しては,エージェントはイベントジョブの要求元マネージャーホスト名を記憶しておき,エージェントとマネージャー間で通信してイベントジョブの整合を図っています。そのため,マネージャーホスト名が変更されると,コマンドを実行したエージェントホストまたはマネージャーホストのJP1/AJS2が記憶している,JP1/AJS2イベント受信監視の要求元マネージャーホスト名も変更する必要があります(jpoagoecコマンドを使って現在記憶しているマネージャーホスト名を表示して確認し,不要なホスト名を削除し,必要なホスト名を追加する必要があります)。
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
引数
-a マネージャーホスト名
追加するマネージャーホスト名を指定します。
指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。
-d マネージャーホスト名
削除するマネージャーホスト名を指定します。
指定できる文字数は,1~255(単位:バイト)です。
-r
すべてのマネージャーホスト名を削除します。
-p
記憶されているマネージャーホスト名の一覧を,標準出力ファイルに出力します。
-h ホスト名
保守(マネージャーホスト名を追加・削除・表示)するJP1/AJS2 - Managerの論理ホスト名,またはJP1/AJS2 - Agentの論理ホスト名を指定します。
指定できる文字数は,1~196(単位:バイト)です。
省略した場合,物理ホストに対する操作と仮定されます。
注意事項
戻り値
0 | 正常終了。 |
0以外の値 | 異常終了。 |
使用例
マネージャーホスト名を「ManagerHostB」から「ManagerHostC」に変更する例を示します。変更作業の流れは次のとおりです。