JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス
QUEUEジョブ定義情報の記述方法を説明します。
QUEUEジョブ定義情報の形式,およびパラメーターを次に示します。
- 形式
[qu="キュー名";] [qm="ホスト名";] [req="ジョブ名";] [sc="スクリプトファイル名";] [prm="パラメーター";] [fd=実行所要時間;] [pr=n;] [jd={nm|ab|cod};] [wth=n;] [tho=n;] [ts1="転送元ファイル名1";] [td1="転送先ファイル名1";] [ts2="転送元ファイル名2";] [td2="転送先ファイル名2";] [ts3="転送元ファイル名3";] [td3="転送先ファイル名3";] [ts4="転送元ファイル名4";] [td4="転送先ファイル名4";] [ha={y|n};] [eu={ent|def};]
- パラメーター
- qu="キュー名";
- QUEUEジョブをサブミットするキュー名を定義します。
- 指定できる文字数は,1〜63(単位:バイト)です。
- キュー名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- qm="ホスト名";
- 連携するJP1/AJS2 - Managerホスト名,JP1/NQSEXECホスト名,JP1/OJE for VOS3ホスト名を定義します。省略した場合,自ホスト名になります。
- 指定できる文字数は,1〜255(単位:バイト)です。
- ホスト名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- req="ジョブ名";
- QUEUEジョブをサブミットする場合のジョブ名を定義します。
- 指定できる文字数は,1〜63(単位:バイト)です。省略した場合,QUEUEジョブのユニット名が仮定されます。
- ジョブ名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- sc="スクリプトファイル名";
- 実行ファイル名を定義します。
- 指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- prm="パラメーター";
- 実行ファイルに対するパラメーターを定義します。
- 指定できる文字数は,1〜1,023(単位:バイト)です。
- パラメーター中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- fd=実行所要時間;
- 終了遅延監視するジョブの実行所要時間を定義します。
- 指定できる値は,10進数の値で1〜1,440(単位:分)です。
- pr=n;
- ジョブの実行優先順位を定義します。
- 指定できる値は,1〜5です。実行優先順位がいちばん低いのが1,いちばん高いのが5です。省略した場合,上位ジョブネットの定義に依存します。このパラメーターを省略し,かつ,最上位までのすべての上位ジョブネットに対してpr,またはniパラメーターを指定しなかった場合,ジョブの実行優先順位として1が仮定されます。
- jd={nm|ab|cod};
- 終了判定種別を定義します。省略した場合,codが仮定されます。
- nm:すべて正常終了とします。
- ab:すべて異常終了とします。
- cod:終了コードが指定値以下の場合に,正常終了とします。
- wth=n;
- 警告終了のしきい値を定義します。
- 指定できる値は,0〜2,147,483,647です。
- tho=n;
- 異常終了のしきい値を定義します。
- 指定できる値は,0〜2,147,483,647です。省略した場合,0が仮定されます。
- ts1="転送元ファイル名1";
- 転送元ファイル名をフルパス名で定義します。
- 指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- td1="転送先ファイル名1";
- エージェントホストに転送される転送先ファイル名を定義します。
- 指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- ts2="転送元ファイル名2";
- 転送元ファイル名をフルパス名で定義します。
- 指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- td2="転送先ファイル名2";
- エージェントホストに転送される転送先ファイル名を定義します。
- 指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- ts3="転送元ファイル名3";
- 転送元ファイル名をフルパス名で定義します。
- 指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- td3="転送先ファイル名3";
- エージェントホストに転送される転送先ファイル名を定義します。
- 指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- ts4="転送元ファイル名4";
- 転送元ファイル名をフルパス名で定義します。
- 指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- td4="転送先ファイル名4";
- エージェントホストに転送される転送先ファイル名を定義します。
- 指定できる文字数は,1〜511(単位:バイト)です。
- ファイル名中に「"(ダブルクォーテーションマーク)」や「#」が含まれる場合は,キャスト文字(#)でキャストします。「"」は「#"」,「#」は「##」と記述します。
- ha={y|n};
- ジョブの実行を保留するかを定義します。省略した場合,nが仮定されます。
- y:保留します。
- n:保留しません。
- eu={ent|def};
- ジョブ実行時のJP1ユーザーを定義します。省略した場合,entが仮定されます。
- ent:ジョブネットを登録したJP1ユーザーをジョブ実行時のJP1ユーザーとします。
- def:ジョブを所有するJP1ユーザーをジョブ実行時のJP1ユーザーとします。
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