JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス
形式
ajscmtrsetsz
[-s トレースログファイルのサイズ]
機能
JP1/AJS2 Console Managerのトレースログファイルのサイズを変更します。
引数を指定しないで実行した場合は,現在設定されているトレースログファイルのサイズを標準出力ファイルに出力します。
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
- JP1/AJS2 Consoleのインストール先フォルダ\bin\
- UNIXの場合
- /opt/jp1ajs2cm/bin/
引数
-s トレースログファイルのサイズ
トレースログファイルのサイズを指定します。
指定できる値は,64〜2,097,151(単位:キロバイト)です。
注意事項
- このコマンドでトレースログファイルのサイズを小さくした場合,サイズ変更前のトレースログファイルの内容は削除されます。
- オプションと値との間は,必ず1バイト以上の空白文字で区切ってください。
- Windows Server 2008のホストでこのコマンドを実行する際には,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要があります。コマンドプロンプトを起動する際は,Windowsの[スタート]メニューの[コマンドプロンプト]を右クリックし,ショートカットメニューから[管理者として実行]を選択してください。UAC機能が無効の場合は,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要はありません。
戻り値
0 正常終了。 0以外の値 異常終了。
使用例1
トレースログファイルのサイズを,3メガバイト(3,072キロバイト)に設定します。
ajscmtrsetsz -s 3072
使用例2
現在設定されているトレースログファイルのサイズを,標準出力ファイルに出力します。
ajscmtrsetsz
- 出力例
SIZE:64KB
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