JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス

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ajsalter

形式

 
ajsalter
     [-F サービス名]
     [-s {none|EXEC}]
     [-c {CHANGE|COPY}]
 

機能

スケジューラーサービスの運用環境を一時的に変更します。

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

引数

-F サービス名

処理対象とする,スケジューラーサービスのサービス名を指定します。

指定できる文字数は,1〜30(単位:バイト)です。

省略した場合,デフォルトサービス名が仮定されます。

-s {none|EXEC}

ジョブネットおよびジョブの実行を抑止するか,または抑止を解除するかを指定します。

ジョブネットおよびジョブの実行中にこのオプションで実行を抑止した場合は,抑止以降,新たなジョブネットおよびジョブは起動されません。

 

なお,このオプションを指定すると,UNIXの場合はスケジューラーサービス環境設定ファイル(Schedule.conf)のSUPPRESSパラメーターでの設定を,Windowsの場合は[マネージャー環境設定]ダイアログボックスの[スケジューラーオプション]タブの[抑止機能の設定]での設定を一時的に変更できます。

-c {CHANGE|COPY}

スケジューラーログファイルの交代方法を指定します。

なお,スケジューラーログの出力中にログ出力障害が発生し,ログ出力が閉塞していた場合に,このオプションを指定してスケジューラーログファイルを交代すると,ログ出力の閉塞を解除します。

注意事項

戻り値

0 正常終了。
4〜124で4の倍数値 異常終了。

使用例

ジョブネットの運用環境を一時的に変更します。その際,ジョブの実行を抑止します。

 
ajsalter -s EXEC

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