13.3.32 [デフォルト値の設定]ダイアログボックス

[デフォルト値の設定]ダイアログボックスでは,ダイアログボックスで表示される項目のデフォルト値を設定します。[デフォルト値の設定]ダイアログボックスを次の図に示します。

図13-65 [デフォルト値の設定]ダイアログボックス

[図データ]

表示項目について説明します。

ツリーエリア
デフォルト値をカスタマイズできるダイアログボックスとその設定項目が階層で表示されます。デフォルト値をカスタマイズできる項目を,次の表に示します。なお,「ダイアログボックス名」の列の< >内に記される内容は,[デフォルト値の設定]ダイアログボックスのツリーエリアでの表示内容です。

表13-16 デフォルト値をカスタマイズできる項目

ダイアログボックス名設定項目
詳細定義(全ユニット共通)※1
<詳細定義-共通>
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[ジョブグループ]基準日指定
基準日(曜日指定)週
基準日(曜日指定)曜日
月区分
基準時刻設定
詳細定義-[ジョブネット](ルートジョブネット用)
<詳細定義-ルートジョブネット>
多重起動
保存世代数
優先順位
打ち切り時間
スケジューリング方式
ジョブネット監視-実行所要時間
実行順序制御※2,※3,※4
接続範囲※2,※3,※5
実行順序制御方式※2,※3,※4
保留
詳細定義-[ジョブネット](ネストジョブネット用)
<詳細定義-ジョブネット>
ジョブネット監視-実行所要時間
詳細定義-[リモートジョブネット](ルートリモートジョブネット用)
<詳細定義-ルートリモートジョブネット>
多重起動
保存世代数
優先順位
打ち切り時間
スケジューリング方式
ジョブネット監視-実行所要時間
保留
詳細定義-[リモートジョブネット](ネストリモートジョブネット用)
<詳細定義-リモートジョブネット>
ジョブネット監視-実行所要時間
詳細定義-[プランニンググループ]基準日指定
基準日(曜日指定)週
基準日(曜日指定)曜日
月区分
基準時刻設定
実行順序制御※3,※4
接続範囲※3,※5
実行順序制御方式※3,※4
詳細定義-[起動条件]起動条件
異常終了後の動作
詳細定義-[UNIX Job]実行優先順位
終了判定-判定結果
実行先サービス
打ち切り時間指定
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[PC Job]実行優先順位
終了判定-判定結果
実行先サービス
打ち切り時間指定
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[Queue Job]実行優先順位
終了判定-判定結果
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[ジョブネットコネクタ]接続範囲※5
詳細定義-[判定ジョブ]判定条件
条件(終了コード)
条件(ファイル)
条件(変数(文字列))
条件(変数(数値))
詳細定義(イベントジョブ共通)※1
<詳細定義-イベント-共通>
打ち切り時間指定
打ち切り後の状態
詳細定義-[JP1イベント受信監視]終了判定
実行前のイベント検索
打ち切り時間指定
打ち切り後の状態
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[ファイル監視]打ち切り時間指定
打ち切り後の状態
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[メール受信監視]プラットフォーム
打ち切り時間指定
打ち切り後の状態
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[メッセージキュー受信監視]打ち切り時間指定
打ち切り後の状態
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[MSMQ受信監視]打ち切り時間指定
打ち切り後の状態
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[ログファイル監視]打ち切り時間指定
打ち切り後の状態
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[Windowsイベントログ監視]打ち切り時間指定
打ち切り後の状態
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[実行間隔制御]打ち切り時間指定
打ち切り後の状態
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義(アクションジョブ共通)※1
<詳細定義-アクション-共通>
プラットフォーム
実行先サービス
打ち切り時間指定
詳細定義-[JP1イベント送信]イベントの到達確認
プラットフォーム
実行先サービス
打ち切り時間指定
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[メール送信]プラットフォーム
実行先サービス
打ち切り時間指定
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[メッセージキュー送信]プラットフォーム
実行先サービス
打ち切り時間指定
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[MSMQ送信]実行先サービス
打ち切り時間指定
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[JP1/Cm2状態通知]プラットフォーム
実行先サービス
打ち切り時間指定
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[ローカル電源制御]プラットフォーム
実行先サービス
打ち切り時間指定
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[リモート電源制御]プラットフォーム
実行先サービス
打ち切り時間指定
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
詳細定義-[Custom Job]
<詳細定義-Custom Job (PC)>または
<詳細定義-Custom Job (UNIX)>
終了遅延監視-実行所要時間
実行ユーザー種別
実行登録登録方法
計画実行-デーモン起動時に予定時刻超過
計画実行-実行登録時に予定時刻超過
確定実行-デーモン起動時に予定時刻超過
即時実行-起動条件
即時実行-起動条件の有効範囲(回数)
即時実行-起動条件の有効範囲(時間)
日時変更開始日時
前倒し変更時の扱い
配下の開始日時もずらす
即時実行前倒し変更時の扱い
配下の開始日時もずらす
再実行(ルートジョブネット用)再実行するルートジョブネットを保留状態にする
異常状態の先行ユニットを警告終了にする
再実行(ネストジョブネット用またはジョブ用)再実行で指定したユニットを保留状態にする
異常状態の先行ユニットを警告終了にする
注※1
同じ項目を,共通および各ダイアログボックスで設定した場合,あとから設定した方が有効となります。
注※2
プランニンググループ配下でユニットを新規作成した場合,この定義項目は[詳細定義]ダイアログボックスで不活性表示となって変更できないため,デフォルト値の設定は無効になります。
注※3
JP1/IM - Planning Operation(オペレーションジョブ実行)用スケジューラーサービス配下でユニットを新規作成した場合,この定義項目は[詳細定義]ダイアログボックスで不活性表示となって変更できないため,デフォルト値の設定は無効になります。
注※4
08-00以前のJP1/AJS2 - Managerへの接続時にユニットを新規作成した場合,この定義項目は[詳細定義]ダイアログボックスで不活性表示となって変更できないため,デフォルト値の設定は無効になります。
注※5
08-10以前のJP1/AJS2 - Managerへの接続時にユニットを新規作成した場合,この定義項目は[詳細定義]ダイアログボックスで不活性表示となって変更できないため,デフォルト値の設定は無効になります。

[項目名]
ツリーエリアで選択された項目名が表示されます。
設定項目エリア
ツリーエリアで選択した項目内の項目一覧や,項目のデフォルト状態などが表示されます。
[参照]ボタン
ツリーエリアで選択した項目に対するマニュアルの説明が表示されます。
補足事項
「詳細定義-Custom Job (PC)」で設定した内容は,オペレーションジョブを新規作成する場合の[詳細定義-[オペレーションジョブ]]ダイアログボックスにも適用されます。