14.3.11 [表示色の設定]ダイアログボックス
オブジェクトの状態を示す表示色の割り当てを変更するためのダイアログボックスです。[表示色の設定]ダイアログボックスには,二つのタブがあります。
- <この項の構成>
- (1) [AJS2ユニット]タブ
- (2) [その他]タブ
(1) [AJS2ユニット]タブ
AJS2固有の状態を示す表示色の割り当てを変更するタブです。[AJS2ユニット]タブを次の図に示します。
図14-19 [表示色の設定]ダイアログボックス([AJS2ユニット]タブ)
![[図データ]](figure/zuv14170.gif)
表示項目について説明します。
- [JP1/AJS2 - Viewでの設定に従う]
- [アイコン表示色の一覧]の内容について,JP1/AJS2 - Viewの設定内容に従うかどうかを設定します。デフォルトはチェックなしです。
- [JP1/AJS2 - Viewでの設定に従う]をチェックした場合は,同一JP1ユーザーで設定したJP1/AJS2 - Viewでの各状態の表示色と同じ色で表示されることになり,[アイコン表示色の一覧],[アイコン表示色の変更],[選択]ボタンは,操作できない状態になります。
- 注意事項
- JP1/AJS2 - Viewでの設定とは,JP1/AJS2 Console Viewでログインした時点で,JP1/AJS2 - Viewで設定している情報です。JP1/AJS2 Console Viewの起動中にJP1/AJS2 - Viewで変更した設定情報については,JP1/AJS2 Console View側には反映されません。
- [アイコン表示色の一覧]
- AJS2ユニット監視オブジェクトの各状態と,割り当てられたアイコン表示色の一覧を次の表に示します。
表14-6 状態と表示色の一覧
状態名 | 表示色 |
---|
未登録 | 指定なし |
開始時刻待ち | 空色 |
保留予定 | 黄色 |
保留中 | 黄色 |
未計画 | 灰色 |
実行中 | 緑 |
警告検出実行中 | 赤 |
異常検出実行中 | 赤 |
正常終了 | 薄い緑 |
警告検出終了 | 薄い赤 |
異常検出終了 | 薄い赤 |
中断 | 薄い赤 |
強制終了 | 薄い赤 |
順序不正 | 薄い赤 |
繰り越し未実行 | 灰色 |
閉塞 | 茶色 |
監視中 | 緑 |
起動条件待ち | 空色 |
監視未起動終了 | 灰色 |
監視正常終了 | 薄い緑 |
監視打ち切り終了 | 薄い赤 |
監視中断 | 薄い緑 |
開始遅延 | 桃色 |
開始遅延(実行中) | 濃い桃色 |
終了遅延 | 橙色 |
終了遅延(実行中) | 濃い橙色 |
- 補足事項
- 表示色の割り当てを変更している場合は,状態と表示色の対応関係が表の内容と異なります。
- [アイコン表示色の変更]
- [アイコン表示色の一覧]で選択している状態の表示色として割り当てる色を指定します。指定できる色を次に示します。デフォルトは[指定なし]です。
- [空色]
- [黄色]
- [緑]
- [薄い緑]
- [赤]
- [薄い赤]
- [茶色]
- [橙色]
- [濃い橙色]
- [桃色]
- [濃い桃色]
- [灰色]
- [濃い灰色]
- [指定なし]
- 独自に作成した表示色がある場合は,作成した色の名称が続けて表示されます。
- [選択]ボタン
- 状態に割り当てられている表示色を変更する場合,または独自に表示色を作成する場合に選択します。[選択]ボタンをクリックすると,[表示色の選択]ダイアログボックスが表示されます。詳細については,「14.3.12 [表示色の選択]ダイアログボックス」を参照してください。
- なお,[選択]ボタンは,[アイコン表示色の一覧]で状態を選択している場合だけ選択できます。
- [遅延表示色の優先度]
- AJS2ユニット監視オブジェクトに異常,警告,遅延の状態が同時に発生した場合,どの状態を優先して表示するかを指定します。デフォルトは[異常>警告>遅延]です。
- [異常>警告>遅延]
異常,警告,遅延の優先順位で表示します。
- [異常>遅延>警告]
異常,遅延,警告の優先順位で表示します。
- [遅延>異常>警告]
遅延,異常,警告の優先順位で表示します。
(2) [その他]タブ
JP1/AJS2 Console固有の状態(AJS2固有の状態以外)について,表示色の割り当てを変更するタブです。[その他]タブを次の図に示します。
図14-20 [表示色の設定]ダイアログボックス([その他]タブ)
![[図データ]](figure/zuv14180.gif)
表示項目について説明します。
- [アイコン表示色の一覧]
- AJS2ユニット監視オブジェクトの各状態と,割り当てられたアイコン表示色の一覧を次の表に示します。
表14-7 状態と表示色の一覧
状態名 | 表示色 |
---|
状態未取得 | 指定なし |
状態認識不能 | 灰色 |
状態不明 | 赤 |
- 補足事項
- 表示色の割り当てを変更している場合は,状態と表示色の対応関係が表の内容と異なります。
- [アイコン表示色の変更]
- 各状態に割り当てることができる表示色の名称を一覧で表示します。割り当てられている表示色を変更する場合は,[アイコン表示色の一覧]から割り当てを変更する状態を選択し,ドロップダウンリストから新たに割り当てる色を指定します。指定できる色を次に示します。
- [空色]
- [黄色]
- [緑]
- [薄い緑]
- [赤]
- [薄い赤]
- [茶色]
- [橙色]
- [濃い橙色]
- [桃色]
- [濃い桃色]
- [灰色]
- [濃い灰色]
- [指定なし]
- 独自に作成した表示色がある場合は,作成した色の名称が続けて表示されます。
- [選択]ボタン
- [選択]ボタンをクリックすると[表示色の選択]ダイアログボックスが表示され,状態に割り当てることができる色のカラーイメージを参照できます。
- また,表示色を作成する場合にも[選択]ボタンをクリックし,一度[表示色の選択]ダイアログボックスを表示させる必要があります。詳細については,「14.3.12 [表示色の選択]ダイアログボックス」を参照してください。
- なお,[選択]ボタンは,[アイコン表示色の一覧]で状態を選択している場合に限り選択できます。