[メインスコープ]ウィンドウおよび[サブスコープ]ウィンドウで表示する個々のオブジェクトにデフォルトのアイコン以外の,任意のアイコンを表示することができます。
ここではアイコンイメージファイルの作成方法について説明します。
(1) アイコンイメージファイルとして指定できるファイル形式
gif形式のイメージファイルが指定できます。
(2) 使用するソフトウェア
gif形式の編集ができるグラフィックエディターを使用します。
(3) アイコンイメージサイズ
アイコンイメージのサイズは48×48(単位:ピクセル)です。
ただし,マップエリアでアイコンを選択したときに選択されているかどうかの区別がつかなくなりますので,描画領域の周囲に最低2ピクセルの余白を取り,46×46(単位:ピクセル)の範囲内でアイコンを作成することをお勧めします。なお,余白の部分は透過色の設定を行ってください。
(4) 状態色領域の設定について
アイコンイメージには状態色を表示させる領域を用意してください。状態色を表示させる領域には次の表に示すRGB値を指定してください。
表12-3 状態色表示RGB値
項番 | RGB値(赤:緑:青) |
---|---|
1 | 255:204:255 |
2 | 255:102:255 |
3 | 255:51:204 |
4 | 204:51:204 |
5 | 204:51:153 |
6 | 102:0:51 |
なお,JP1/AJS2 Console Viewではsample.gif※というイメージファイルを用意しています。次の図に示すように,このイメージ上にシンボルイメージを乗せるようにアイコンイメージを作成すると,デフォルトのアイコンイメージと統一性のあるアイコンイメージが作成できます。
図12-1 アイコンイメージの作成方法
(5) アイコンイメージファイル名
作成するアイコンイメージファイル名はuser_で始まるファイル名にしてください。
(6) アイコンイメージファイルの配置先
作成したアイコンイメージはアイコンイメージ格納フォルダに配置します。
アイコンイメージ格納フォルダはデフォルトでは次のパスになっています。
JP1/AJS2 - Viewのインストール先フォルダ¥image¥console¥icon
アイコンイメージ格納フォルダは変更することもできます。詳細は「12.3.9 アイコンイメージ格納フォルダを変更する」を参照してください。