4.7.5 スケジューラートレースログファイルの名称変更
スケジューラーサービスのトレースログファイル名のデフォルトは「JP1/AJS2 - Managerのインストール先フォルダ¥log¥tracelog」です。このファイル名を任意のファイル名に変更できます。ファイル名の変更手順を次に示します。
- Windowsの[コントロールパネル]の[管理ツール]から[サービス]を選択し,次に示すサービスを停止する。
- JP1/AJS2サービス
- JP1/AJS2 Monitorサービス
- メモ帳などのテキストエディターで,次の内容を記述した設定ファイルを作成する。
[JP1_DEFAULT¥JP1AJSMANAGER]
"TRACELOGFILE"="ファイル名"
「ファイル名」には,スケジューラーサービスのトレースログファイルの名称をフルパスで,かつ255バイト以内で指定します。
物理ホストおよびすべての論理ホストのスケジューラートレース情報が,ここで指定したファイルに記録されます。トレース情報を確実に記録できるように,必ずローカルディスク上のファイル名として指定してください。
なお,ファイルは,トレース情報が出力されたときに新規作成されます。したがって,既存のファイル名は指定しないでください。
設定ファイルのファイル名は任意です。
- ファイルを保存し,次のコマンドを実行する。
jbssetcnf 設定ファイル名
jbssetcnfコマンドのパスは,「JP1/Baseのインストール先フォルダ¥bin¥jbssetcnf」です。
jbssetcnfコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
- JP1/AJS2を再起動する。
設定ファイルの内容が構成定義に反映されます。