4.7.3 スケジューラーサービスの統合トレースログ出力レベルの変更

スケジューラーサービスが,統合トレースログに出力するメッセージのレベルを指定できます。指定手順を次に示します。

  1. Windowsの[コントロールパネル]の[管理ツール]から[サービス]を選択し,次に示すサービスを停止する。
    • JP1/AJS2サービス
    • JP1/AJS2 Monitorサービス
  2. メモ帳などのテキストエディターで,次に示す内容を記述した設定ファイルを作成する。

    [{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1AJSMANAGER¥スケジューラーサービス名]
    "HNTRLOGLEVEL"="設定値"

    {JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。
    「設定値」には,出力レベルとして次の四つのどれかを指定します。
    • none
      どのメッセージも出力しません。
    • error
      エラーメッセージを出力します。
    • warn
      エラーおよび警告メッセージを出力します。
    • info
      エラー,警告および情報メッセージを出力します。
    デフォルトは「error」です。
    設定ファイルのファイル名は任意です。
  3. ファイルを保存し,次のコマンドを実行する。

    jbssetcnf 設定ファイル名

    jbssetcnfコマンドのパスは,「JP1/Baseのインストール先フォルダ¥bin¥jbssetcnf」です。
    jbssetcnfコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
  4. JP1/AJS2を再起動する。
    設定ファイルの内容が構成定義に反映されます。