7.23 ファイルおよびフォルダの変更方法
JP1/AJS2が使用するファイルおよびフォルダのうち,環境設定パラメーターに定義内容を公開しているものは,すべて変更できます。
変更手順を次に示します。
- <この節の構成>
- (1) 変更手順
- (2) 定義パラメーターおよび定義内容
(1) 変更手順
- JP1/AJS2サービスをいったん停止し,コールドスタートする。
なお,新規構築時のパラメーター変更の場合は,JP1/AJS2サービスのコールドスタートは不要です。
- JP1/AJS2サービス,JP1/AJS2 MonitorサービスおよびJP1/AJS2 Console Agentサービスを停止する。
- jbsgetcnfコマンドで,現在の定義情報を出力する。
- 出力したファイル中の必要なファイルおよびフォルダ定義について,環境設定パラメーターをエディターで変更する。
- 変更例
- "AJSLOGFILE1"="c:¥home1¥jp1ajs2¥log¥ajs-log1.log"
- "AJSLOGFILE2"="c:¥home1¥jp1ajs2¥log¥ajs-log2.log"
- "AJSDBDIRECTORY"="c:¥home2¥jp1ajs2¥database¥schedule¥AJSROOT1"
- "DatabasePath"="c:¥home2¥jp1ajs2¥database¥queue"
- jbssetcnfコマンドで編集したファイルを指定し,変更内容を反映させる。
- 手順4で環境設定パラメーターに設定したフォルダを作成する。
- 変更前のフォルダにあったファイルを手順6で作成したフォルダへそれぞれ移動させる。
- 手順2で停止したサービスを起動する。
なお,作成したフォルダと移動したファイルの所有者や権限は,移動前のものと同じ状態にしてください。
(2) 定義パラメーターおよび定義内容
変更できる定義パラメーターと定義内容については,「14. 環境設定」を参照してください。