jp1ajs2_setup(UNIX限定)
形式
jp1ajs2_setup
機能
JP1/AJS2のインストール後,実行環境を設定します。
このコマンドが設定する情報を次に示します。
- JP1/AJS2の構成定義情報
このコマンドを使わない場合,jbssetcnfコマンド(JP1/Baseのコマンド)を実行してください。
- ジョブ実行環境情報
このコマンドを使わない場合,jpqimportコマンド(JP1/AJS2のコマンド)を実行してください。
- JP1/AJS2のポート番号
/etc/servicesファイルに設定されます。
設定しようとしたポート番号がすでに/etc/servicesファイルに設定されている場合,「Service(サービス名)portポート番号/tcpalreadyused.」というメッセージが出力されます。このメッセージは,設定しようとしたポート番号が/etc/servicesファイルのコメント中に設定されている場合にも出力されます。既存のポート番号と重複しないポート番号を設定したあと,このコマンドを再実行してください。
実行権限
スーパーユーザー権限
注意事項
- このコマンドはUNIXだけで実行できます。Windowsでは実行できません。
- JP1/Baseを前提とするJP1シリーズの製品の稼働中には,このコマンドを実行しないでください。
- 07-00以降のJP1/AJS2 - ManagerおよびJP1/AJS2 - Agentでは,新規インストールする際に,このコマンドが実行されます。インストール時のセットアップ処理で問題が発生した場合は,補助的にこのコマンドを使用して,セットアップしてください。インストール後に一度実行すれば,そのあとは実行する必要はありません。
戻り値