付録D.3 HiRDBから組み込みDBに移行する場合に注意すること

<この項の構成>
(1) HiRDBから組み込みDBに移行する場合に注意すること
(2) HiRDBから組み込みDBに移行した場合に変更される設定

(1) HiRDBから組み込みDBに移行する場合に注意すること

(2) HiRDBから組み込みDBに移行した場合に変更される設定

HiRDBから組み込みDBへデータベースを変更した場合の,スケジューラーデータベースのアクセスに関する構成定義の変更についての有無を次の表に示します。

表D-3 移行前,移行後の構成定義の内容

項番構成定義バージョン7(HiRDB)バージョン8(組み込みDB)
1

AJSDBTYPE

HiRDBEmbedDB
2

TABLENAMEPREFIX

AJS(任意)変更なし
3

TABLENAMEPOSTFIX

(任意)変更なし
4

RDBAUTHID

(任意)root
5

RDBUSER

(任意)ajs2
6

RDBPASSWORD

(任意)指定なし
7

RDBCHECKINTERVAL※1

(任意)変更なし
8

RDBHOST

HiRDBホスト名組み込みDBホスト名
9

RDBPORT

HiRDBポート番号組み込みDBポート番号
10

RDBIPC※2

(任意)変更なし
11

RDBSENDMEMSIZE※3

(任意)変更なし
12

RDBRECVMEMSIZE※3

(任意)変更なし
13

RDBCONNECTWAITTIME※4

(任意)変更なし
注※1
JP1/AJS2の最適値として,新規のインストール時および新規のセットアップ時に「300」が設定されます。特に問題がなければ,この値に変更することをお勧めします。
注※2
JP1/AJS2の最適値として,新規のセットアップ時に「MEMORY」が設定されます。特に問題がなければ,この値に変更することをお勧めします。
注※3
JP1/AJS2の最適値として,新規のセットアップ時に「100」が設定されます。特に問題がなければ,この値に変更することをお勧めします。
注※4
JP1/AJS2の最適値として,新規のセットアップ時に「1」が設定されます。特に問題がなければ,この値に変更することをお勧めします。

組み込みDBに移行した場合は,空き領域の再利用機能を使用します。