付録B.1 環境変数を定義するときの注意事項

ジョブ実行時に使用する環境変数を定義する場合の注意事項を示します。

なお,環境変数の一覧については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス 1. コマンド 環境変数一覧」を参照してください。

注意
Windowsの場合,JP1/AJS2は,通常,JP1/AJS2サービスとして起動されるため,ユーザー環境変数は読み込みません。JP1/AJS2からジョブを起動する際は,JP1/AJS2サービス起動時に読み込んだシステム環境変数を設定します。ただし,クラスタシステムをセットアップすると,MSCSから起動したJP1/AJS2サービス(論理ホストだけ)ではユーザー環境変数が有効になります。これは,MSCSの仕様でMSCSがユーザー環境変数を読み込むためです。MSCS以外のクラスタソフトについては仕様を確認してください。
なお,JP1/AJS2サービス起動時に読み込む環境変数は,システム環境変数のほかに,OSが起動する際に設定する環境変数を含みます。ログインスクリプトに指定した環境変数は読み込みません。