16.6 イベントジョブのログサイズの設定の変更

運用の形態に合わせてイベントジョブのログサイズの設定変更を行います。最低でも24時間分のログが保持できることを目安とし,2,3日分のログを保持できるように設定することをお勧めします。

ログサイズの見積もりについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド 4.4.4 イベントジョブが出力するログのサイズを見積もる」を参照してください。

イベントジョブのログ設定を変更する手順を次に示します。

<この節の構成>
(1) 定義手順

(1) 定義手順

  1. JP1/AJS2のサービスを停止する。
    次のコマンドを実行して,プロセスがすべて停止していることを確認します。

    # /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop
    # /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status

    注※
    自動停止の設定が行われていることを確認してください。
  2. viなどのエディターで,定義パラメーターの記述を設定に合わせて変更してください。
    定義パラメーターについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド 4.4.4 イベントジョブが出力するログのサイズを見積もる」を参照してください。
    ログ設定構成定義ファイルのファイル名は任意です。
  3. ファイルを保存し,次のコマンドを実行する。

    jbssetcnf ログ設定構成定義ファイル名

    jbssetcnfコマンドのパスは,「/opt/jp1base/bin/jbssetcnf」です。
    jbssetcnfコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
  4. JP1/AJS2を再起動する。
    設定ファイルに記述した内容が反映されます。