JP1/AJS2をクラスタ運用するシステムを構築する場合の,Windowsホストのセットアップについて説明します。
クラスタ運用時のセットアップ手順を次の図に示します。
図9-1 クラスタ運用時のセットアップ手順
実行系と待機系のJP1シリーズプログラムは,同じドライブおよび同じフォルダにインストールしてください。図中の,JP1/BaseおよびJP1/AJS2シリーズプログラムのセットアップについては,「3. セットアップ」を参照してください。また,クラスタシステムのセットアップについては,使用するクラスタシステムのドキュメントを参照してください。
ここでは,クラスタ運用に必要な設定項目について説明します。説明中のコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 コマンドリファレンス 1. コマンド」を参照してください。
なお,JP1/AJS2でクラスタシステムのセットアップをする前に,必ずJP1/Baseでクラスタシステムをセットアップしておいてください。
また,クラスタ運用する場合は,使用するクラスタソフトへの対応を確認してからセットアップおよび運用してください。