10.2 JP1/AJS2シリーズプログラムのアンインストール
この節では,JP1/AJS2のアンインストールについて説明します。
- 注意
- JP1/AJS2をアンインストールすると,JP1/AJS2のプログラムが削除され,ユーザー環境(データベースや環境設定ファイルなど)そのものも削除されます。そのため,JP1/AJS2をアンインストール後に,新たにJP1AJS2をインストールすると,すべて最初から設定し直す必要があります。
- [コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]画面を開いた状態でアンインストールを行うと,JP1/AJS2で提供しているサービスの[スタートアップの種類]が「無効」となり,アンインストールされない場合があります。アンインストールする場合は[サービス]画面を閉じてください。スタートアップの種類が無効となり,アンインストールされなかった場合は,システムを再起動するとアンインストールされます。[スタートアップの種類]が「無効」のまま再インストールした場合,JP1/AJS2で提供するサービスがインストールされませんのでご注意ください。
- JP1/AJS2のアンインストール前にJP1/Baseがアンインストールされると,JP1/AJS2のアンインストールができません。JP1/AJS2のアンインストール実行前に必ずJP1/Baseがインストールされていることを確認してください。
- クラスタ運用を行っている場合は,JP1/AJS2のアンインストールの前にJP1/Baseで論理ホストの削除を実行してください。論理ホストの削除の詳細については,「9.4.6 論理ホストの削除」を参照してください。
- 組み込みDBのアンインストールについての注意事項
- 組み込みDBをインストールした場合,組み込みDBをアンインストールしたあと,作成したファイルを手動で削除してください。組み込みDBのアンインストール方法については,「10.3 組み込みDBのアンインストール」を参照してください。
WindowsホストからJP1/AJS2シリーズプログラムをアンインストールする手順を次に示します。
- JP1/AJS2シリーズプログラムをアンインストールするホストに,Administrators権限でログインする。
- すべてのプログラムを終了する。
既存のJP1シリーズのプログラムが動作している場合,必ず停止しておいてください。
- Windowsの[コントロールパネル]で[アプリケーションの追加と削除]を選択する。
アンインストールするプログラムを選択するダイアログボックスが表示されます。
- アンインストールするJP1/AJS2シリーズプログラムを選択し,[追加と削除]ボタンをクリックする。
プログラムの削除を確認するダイアログボックスが表示されます。
- [OK]ボタンをクリックする。
選択したプログラムがアンインストールされます。
- 必要に応じて,JP1/AJS2で作成したユーザーファイルと,JP1/AJS2のインストール先フォルダを削除する。