14.7.4 スケジューラーサービスの統合トレースログ出力レベルの変更
スケジューラーサービスが統合トレースログに出力するメッセージのレベルを指定できます。
指定手順を次に示します。
- JP1/AJS2のサービスを停止する。
次のコマンドを実行して,プロセスがすべて停止していることを確認します。
# /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop
# /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status
- viなどのエディターで次に示す内容を記述した設定ファイルを作成する。
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1AJSMANAGER¥スケジューラーサービス名]
HNTRLOGLEVEL="設定値"
{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。
「設定値」には,出力レベルとして次のどれかを指定します。
- none
どのメッセージも出力しません。
- error
エラーメッセージを出力します。
- warn
エラーおよび警告メッセージを出力します。
- info
エラー,警告および情報メッセージを出力します。
デフォルトは「error」です。
設定ファイルのファイル名は任意です。
- ファイルを保存し,次のコマンドを実行する。
jbssetcnf 設定ファイル名
jbssetcnfコマンドのパスは,「/opt/jp1base/bin/jbssetcnf」です。
jbssetcnfコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
- JP1/AJS2を再起動する。
設定ファイルの内容が構成定義に反映されます。