14.4.2 キューレスジョブ実行環境設定ファイルの環境設定パラメーター一覧

キューレスジョブ実行環境設定ファイルで定義する環境設定パラメーターの一覧を次の表に示します。

各パラメーターの推奨値と設定が有効になる時期については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド 5.4.3 キューレスジョブ実行環境に関する環境設定について検討する」を参照してください。

表14-8 環境設定パラメーター一覧(Queueless.conf

定義キー環境設定パラメーター定義内容
[JP1_DEFAULT¥JP1AJSMANAGER]※1"QLMANCHARCODE"=UTF-8環境のマネージャーからキューレスジョブを使用する運用で,UTF-8に対応していないエージェント(08-00より前のバージョンおよびLinux以外のプラットフォーム)で正しくジョブを実行するための設定
[JP1_DEFAULT¥JP1QLAGENT]"AJSQL_JOBMAX"=キューレスエージェントサービス内での最大同時ジョブ実行数
"AJSQL_CHARCODE"=ジョブ情報およびジョブ出力結果の言語コード
"AJSQL_JOBWAITMAX"=キューレスエージェントサービス内での最大待ちジョブ数
"AJSQL_NOATTACHREQ"=アタッチされていない論理ホストへの実行要求時の処理
"AJSQL_EXECCURRENTSCRIPT"=カレントパス上のスクリプトファイルの実行有無
"AJSQL_TRACELOGFILE"=トレースログファイル名
"AJSQL_VARDQUOTEADD"=「$JP1AJS2_JPQTEMPxx$」変数変換時の処理
"AJSQL_CONNECTTIMEOUT"=キューレスファイル転送サービスへの通信接続タイムアウト時間
"AJSQL_CONNECTCOUNT"=キューレスファイル転送サービスへの通信接続リトライ回数
"AJSQL_CONNECTINT"=キューレスファイル転送サービスへの通信接続リトライ間隔
"AJSQL_EXECLOG"=キューレスジョブ実行内部ログ出力機能を有効にするかどうかの設定
"AJSQL_EXECLOG_FTPPATH"=キューレスファイル転送サービスが出力するキューレスジョブ実行内部ログを格納するフォルダ名
"AJSQL_GETPASSWD_FTPRETRYCOUNT"=キューレスファイル転送サービスでOSのパスワードファイルからユーザー情報の取得に失敗した場合にリトライする回数
"AJSQL_GETPASSWD_FTPRETRYINTERVAL"=キューレスファイル転送サービスでOSのパスワードファイルからユーザー情報の取得に失敗した場合にリトライする間隔
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1QLAGENT]※2"AJSQL_LOGFILE"=ログフォルダ名
"AJSQL_LOGSIZE"=ログファイルサイズ
"AJSQL_STATFILE"=ステータスファイル名
"AJSQL_STATSIZE"=ステータスファイルサイズ
"AJSQL_ATTACH"=キューレスエージェントサービス起動時に設定されている論理ホストのアタッチの可否
"AJSQL_EXECLOG_AGTPATH"=キューレスエージェントサービスが出力するキューレスジョブ実行内部ログを格納するフォルダ名
"AJSQL_GETPASSWD_AGTRETRYCOUNT"=キューレスエージェントサービスでOSのパスワードファイルからユーザー情報の取得に失敗した場合にリトライする回数
"AJSQL_GETPASSWD_AGTRETRYINTERVAL"=キューレスエージェントサービスでOSのパスワードファイルからユーザー情報の取得に失敗した場合にリトライする間隔
"AJSQL_AGTWORKPATH"=キューレスジョブで使用するワークパス,およびテンポラリーファイル用ディレクトリ
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1QLAGENT¥AJSQL_CLASS¥クラス名]※2"AJSQL_CJOBMAX"=クラス内での最大同時ジョブ実行数
"AJSQL_CJOBWAITMAX"=クラス内での最大待ちジョブ数
注※1
Linuxの場合だけ,指定できます。
注※2
{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。