5.4.5 組み込みDBの再セットアップ
組み込みDBを再セットアップする場合の,セットアップ手順を次に示します。
- ajsembdbunsetコマンドで,組み込みDB環境のデータを削除する。
- 組み込みDB運用ディレクトリを変更する場合は,組み込みDBのアンインストール後に,再度インストールする。
- ajsembdbbuildコマンドで,組み込みDBを構築する。
- 実行系の共通定義情報を待機系に設定する。
実行系でのセットアップ完了後,実行系でjbsgetcnfコマンドを実行し,共通定義情報をファイルに退避します。
その退避したファイルを待機系にコピーし,jbssetcnfコマンドに指定して実行します。実行するコマンドを次に示します。
- 実行系で実行するコマンド
jbsgetcnf -h 論理ホスト名 > 退避ファイル名
- 待機系で実行するコマンド
jbssetcnf 退避ファイル名
ajsembdbunsetコマンドおよびajsembdbbuildコマンドの詳細については,「20. セットアップ時に使用するコマンド」を参照してください。また,jbsgetcnfコマンドおよびjbssetcnfコマンドについては,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。