9.4.3 共通定義情報変更時の作業

クラスタ運用の場合,JP1/Base,JP1/AJS2およびJP1/IMの共通定義情報を各物理ホスト上で一致させる必要があります。実行系の物理ホストでJP1/Base,JP1/AJS2,JP1/IMの設定が完了し,共通定義情報を変更したあとに次に示すコマンドを実行して,各物理ホスト上の情報を一致させてください。なお,この操作は,JP1/Base,JP1/AJS2およびJP1/IMすべての製品に影響を与えるので注意してください。

実行系

jbsgetcnf -h 論理ホスト名 > 退避ファイル名

待機系

jbssetcnf 退避ファイル名

注※
JP1/AJS2を使用している場合に,JP1/Base,JP1/AJS2およびJP1/IMの共通定義情報が更新されるタイミングを次に示します。
  • JP1/AJS2をセットアップしたとき。
  • JP1/AJS2の[マネージャー環境設定]ダイアログボックスまたは[エージェント環境設定]ダイアログボックスで,設定を変更したとき。
  • JP1/Power Monitorのjpwconfigsetコマンド(クラスタシステムを利用しているJP1/AJS2と連携して,JP1/AJS2でホストの電源を制御する場合に必要な環境を設定するコマンド)で,JP1/AJS2との連携を設定したとき。