キューレスジョブ実行環境設定ファイルで定義する環境設定パラメーターの一覧を次の表に示します。
各パラメーターの推奨値と設定が有効になる時期については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド 5.4.3 キューレスジョブ実行環境に関する環境設定について検討する」を参照してください。
表14-8 環境設定パラメーター一覧(Queueless.conf)
定義キー | 環境設定パラメーター | 定義内容 |
---|---|---|
[JP1_DEFAULT¥JP1AJSMANAGER]※1 | "QLMANCHARCODE"= | UTF-8環境のマネージャーからキューレスジョブを使用する運用で,UTF-8に対応していないエージェント(08-00より前のバージョンおよびLinux以外のプラットフォーム)で正しくジョブを実行するための設定 |
[JP1_DEFAULT¥JP1QLAGENT] | "AJSQL_JOBMAX"= | キューレスエージェントサービス内での最大同時ジョブ実行数 |
"AJSQL_CHARCODE"= | ジョブ情報およびジョブ出力結果の言語コード | |
"AJSQL_JOBWAITMAX"= | キューレスエージェントサービス内での最大待ちジョブ数 | |
"AJSQL_NOATTACHREQ"= | アタッチされていない論理ホストへの実行要求時の処理 | |
"AJSQL_EXECCURRENTSCRIPT"= | カレントパス上のスクリプトファイルの実行有無 | |
"AJSQL_TRACELOGFILE"= | トレースログファイル名 | |
"AJSQL_VARDQUOTEADD"= | 「$JP1AJS2_JPQTEMPxx$」変数変換時の処理 | |
"AJSQL_CONNECTTIMEOUT"= | キューレスファイル転送サービスへの通信接続タイムアウト時間 | |
"AJSQL_CONNECTCOUNT"= | キューレスファイル転送サービスへの通信接続リトライ回数 | |
"AJSQL_CONNECTINT"= | キューレスファイル転送サービスへの通信接続リトライ間隔 | |
"AJSQL_EXECLOG"= | キューレスジョブ実行内部ログ出力機能を有効にするかどうかの設定 | |
"AJSQL_EXECLOG_FTPPATH"= | キューレスファイル転送サービスが出力するキューレスジョブ実行内部ログを格納するフォルダ名 | |
"AJSQL_GETPASSWD_FTPRETRYCOUNT"= | キューレスファイル転送サービスでOSのパスワードファイルからユーザー情報の取得に失敗した場合にリトライする回数 | |
"AJSQL_GETPASSWD_FTPRETRYINTERVAL"= | キューレスファイル転送サービスでOSのパスワードファイルからユーザー情報の取得に失敗した場合にリトライする間隔 | |
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1QLAGENT]※2 | "AJSQL_LOGFILE"= | ログフォルダ名 |
"AJSQL_LOGSIZE"= | ログファイルサイズ | |
"AJSQL_STATFILE"= | ステータスファイル名 | |
"AJSQL_STATSIZE"= | ステータスファイルサイズ | |
"AJSQL_ATTACH"= | キューレスエージェントサービス起動時に設定されている論理ホストのアタッチの可否 | |
"AJSQL_EXECLOG_AGTPATH"= | キューレスエージェントサービスが出力するキューレスジョブ実行内部ログを格納するフォルダ名 | |
"AJSQL_GETPASSWD_AGTRETRYCOUNT"= | キューレスエージェントサービスでOSのパスワードファイルからユーザー情報の取得に失敗した場合にリトライする回数 | |
"AJSQL_GETPASSWD_AGTRETRYINTERVAL"= | キューレスエージェントサービスでOSのパスワードファイルからユーザー情報の取得に失敗した場合にリトライする間隔 | |
"AJSQL_AGTWORKPATH"= | キューレスジョブで使用するワークパス,およびテンポラリーファイル用ディレクトリ | |
[{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}¥JP1QLAGENT¥AJSQL_CLASS¥クラス名]※2 | "AJSQL_CJOBMAX"= | クラス内での最大同時ジョブ実行数 |
"AJSQL_CJOBWAITMAX"= | クラス内での最大待ちジョブ数 |