4.7
そのほかの設定
ここでは,次に示す設定手順について説明します。
スケジューラーサービスの多重起動の設定
ルートジョブグループを管理する
スケジューラーサービス
の多重起動ができます。多重起動させると,ルートジョブグループをサービスごとに管理できるようになります。
ISAMファイル自動再編成機能の設定
JP1/AJS2サービスの起動時に,該当する物理ホストおよび論理ホストで使用するISAMデータファイルを自動的に再編成できます。
スケジューラーサービスの統合トレースログ出力レベルの変更
スケジューラーサービスが,統合トレースログに出力するメッセージのレベルを指定できます。
ネストジョブネット定義パラメーター出力時のスケジュールルールの出力方法の変更
スケジュールルールを有効にして上位ジョブネットのスケジュールに依存しないようにするのか,またはスケジュールルールを削除して上位ジョブネットのスケジュールに依存するようにするのかを指定できます。
スケジューラートレースログファイルの名称変更
スケジューラーサービスのトレースログファイル名をデフォルトから任意のファイル名に変更できます。
JP1/AJS2 - Managerの運用方法をサブミットジョブの登録や操作に限定するときの設定
JP1/AJS2 - Managerでジョブネットによるジョブの操作をしない場合,ジョブ実行制御のコマンドを使用したサブミットジョブの登録や操作に限定できます。
サスペンド機能の設定
実行登録中にルートジョブネットの下位定義を編集する場合に必要なサスペンド機能を有効にします。
登録解除や保存世代数管理による世代削除処理方式の変更
保存世代数に大きい値を設定しているジョブネットに対して登録解除の操作をすると,登録が解除されるまでに時間が掛かってしまうことがあります。これを回避するため登録解除の処理を非同期型に設定できます。
スケジューラーサービスをウォームスタートで起動させたときに,実行中であったジョブまたはジョブネットの終了メッセージ,および終了イベントの出力有無の設定
JP1/AJS2定義内容の事前チェック機能の設定
JP1/AJS2定義内容の事前チェックを行う場合に必要な事前チェック機能を有効にします。
ジョブネットコネクタで異なるスケジューラーサービス間のルートジョブネットの実行順序を制御するための設定
ジョブネットコネクタで異なるスケジューラーサービス間のルートジョブネットの実行順序を制御できるようにします。
<この節の構成>
4.7.1 スケジューラーサービスの多重起動の設定
4.7.2 ISAMファイル自動再編成機能の設定
4.7.3 スケジューラーサービスの統合トレースログ出力レベルの変更
4.7.4 ネストジョブネット定義パラメーター出力時のスケジュールルールの出力方法の変更
4.7.5 スケジューラートレースログファイルの名称変更
4.7.6 JP1/AJS2 - Managerの運用方法をサブミットジョブの登録や操作に限定するときの設定
4.7.7 サスペンド機能の設定
4.7.8 登録解除や保存世代数管理による世代削除処理方式の変更
4.7.9 スケジューラーサービスをウォームスタートで起動させたときに,実行中であったジョブまたはジョブネットの終了メッセージ,および終了イベントの出力有無の設定
4.7.10 JP1/AJS2定義内容の事前チェック機能の設定
4.7.11 ジョブネットコネクタで異なるスケジューラーサービス間のルートジョブネットの実行順序を制御するための設定