19.2 JP1/AJS2シリーズプログラムのアンインストール
この節では,JP1/AJS2シリーズプログラム(JP1/AJS2 - Manager,JP1/AJS2 - Agent)のアンインストール方法を,インストール先ホストのOSごとに説明します。
- 注意
- JP1/AJS2をアンインストールすると,JP1/AJS2のプログラムが削除され,ユーザー環境(データベースや環境設定ファイルなど)そのものも削除されます。そのため,JP1/AJS2をアンインストール後に,新たにJP1AJS2をインストールすると,すべて最初から設定し直す必要があります。
なお,JP1/AJS2を論理ホスト上で構築している場合,アンインストールしても論理ホスト上のユーザー環境(データベースや環境設定ファイルなど)は削除されません。必要に応じて「18.4.6 論理ホストの削除」に記載されている手順に従って,論理ホストを削除してください。
- JP1/AJS2のアンインストール前にJP1/Baseがアンインストールされると,JP1/AJS2のアンインストールができません。JP1/AJS2のアンインストール実行前に必ずJP1/Baseがインストールされていることを確認してください。
- クラスタ運用を行っている場合は,JP1/AJS2のアンインストールの前にJP1/Baseで論理ホストの削除を実行してください。論理ホストの削除の詳細については,「18.4.6 論理ホストの削除」を参照してください。
JP1/AJS2シリーズプログラムのアンインストールをするときには,次に示すディレクトリ配下から他のディレクトリに移動してください。アンインストール後にディレクトリが残っていた場合は,削除してください。
- JP1/AJS2 - Manager
/etc/opt/jp1ajs2,/opt/jp1ajs2,/var/opt/jp1ajs2,/etc/opt/jp1ajs2cm,/opt/jp1ajs2cm,/var/opt/jp1ajs2cm
- JP1/AJS2 - Agent
/etc/opt/jp1ajs2,/opt/jp1ajs2,/var/opt/jp1ajs2
- 組み込みDBのアンインストールについての注意事項
- 組み込みDBをインストールした場合,組み込みDBをアンインストールしたあと,作成したファイルを手動で削除してください。組み込みDBのアンインストール方法については,「19.3 組み込みDBのアンインストール」を参照してください。
- <この節の構成>
- 19.2.1 HP-UXの場合のアンインストール
- 19.2.2 Solarisの場合のアンインストール
- 19.2.3 AIXの場合のアンインストール
- 19.2.4 Linuxの場合のアンインストール