JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド
形式
ajswoarelsetup
[-h 論理ホスト名]
[-F スケジューラーサービス名]
{-i 監視元ホスト名|-u}
機能
スケジューラーサービスをJP1/AJS2 - Web Operation Assistantから監視するかどうかを設定します。このコマンドによって設定される情報を次に示します。
構成定義情報の設定
スケジューラーサービスをJP1/AJS2 - Web Operation Assistantから監視するための構成定義情報の設定をします。
定義キー 環境設定パラメーター [JP1_DEFAULT\JP1AJSMANAGER\スケジューラーサービス名]
または
[論理ホスト名\JP1AJSMANAGER\スケジューラーサービス名]・-iオプション指定時
"WOARELATION"=dword:00000001
"WOAHOST"="-iオプションの引数値"
・-uオプション指定時
"WOARELATION"="dword:00000000
"WOAHOST"=""
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
- Windowsの場合
- JP1/AJS2 - Managerのインストール先フォルダ\bin
- UNIXの場合
- /opt/jp1ajs2/bin
引数
-h 論理ホスト名
監視対象のJP1論理ホスト名を指定します。
省略した場合,環境変数JP1_HOSTNAMEの設定があれば,環境設定値が仮定されます。環境変数JP1_HOSTNAMEの指定がない場合は,物理ホストが仮定されます。論理ホスト名として,IPアドレスを指定することはできません。
-F スケジューラーサービス名
監視対象のスケジューラーサービスのサービス名を指定します。指定できる文字数は,1〜30(単位:バイト)です。
省略した場合,環境変数AJSCONFの設定があれば,環境変数値が仮定されます。
環境変数AJSCONFの指定がない場合は,デフォルトのスケジューラーサービスが仮定されます。
-i 監視元ホスト名
スケジューラーサービスを,指定された監視元ホスト上のJP1/AJS2 - Web Operation Assistantから監視できるようにします。指定できる監視元ホスト名の文字数は,1〜255(単位:バイト)です。監視元ホスト名には,JP1/AJS2 - Web Operation Assistantマシンのホスト名(コンピュータ名)を指定します。
-u
スケジューラーサービスをJP1/AJS2 - Web Operation Assistantから監視できないようにします。
注意事項
- このコマンドで指定した監視対象のスケジューラーサービスは,一つの監視元ホストでだけ監視できます。
なお,同一のスケジューラーサービスに対して,監視元ホストを変更して複数回コマンドを実行した場合,最後にコマンドで指定した監視元ホストが有効になります。
- 監視元のホスト名を変更した場合,このコマンドで変更後のホスト名を再設定してください。変更後のホスト名を設定するまで,監視元ホスト上のJP1/AJS2 - Web Operation Assistantから監視できないので注意してください。
- Windows Server 2008のマシンでこのコマンドを実行する際には,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要があります。コマンドプロンプトを起動する際は,Windowsの[スタート]メニューの[コマンドプロンプト]を右クリックし,ショートカットメニューから[管理者として実行]を選択してください。なお,UAC機能が無効の場合は,コマンドプロンプトを管理者として起動する必要はありません。
戻り値
0 正常終了。 0以外の値 異常終了。
使用例
スケジューラーサービス(service1)を,監視元ホスト(host1)上のJP1/AJS2 - Web Operation Assistantから監視する。
ajswoarelsetup -i host1 -F service1
Copyright (C) 2006, 2010, Hitachi, Ltd.
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