JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド
ジョブ情報の削除処理を非同期で行う場合の設定手順を次に示します。
- <この項の構成>
- (1) 定義手順
- (2) 定義パラメーター一覧
- (3) 定義内容
(1) 定義手順
- JP1/AJS2のサービスを停止する。
次のコマンドを実行して,プロセスがすべて停止していることを確認します。
# /etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop※ # /opt/jp1ajs2/bin/jajs_spmd_status
- 注※
- 自動停止の設定が行われていることを確認してください。
- viなどのテキストエディターで,「(2) 定義パラメーター一覧」の定義パラメーターを記述した設定ファイルを作成する。
設定ファイルのファイル名は任意です。
- ファイルを保存し,次のコマンドを実行する。
jbssetcnfコマンドのパスは,「/opt/jp1base/bin/jbssetcnf」です。
jbssetcnf 設定ファイル名
jbssetcnfコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
- JP1/AJS2を再起動する。
設定ファイルに記述した内容が反映されます。
(2) 定義パラメーター一覧
表16-26 ジョブ情報削除処理非同期オプション設定の定義パラメーター
定義キー 環境設定パラメーター 定義内容 [{JP1_DEFAULT|論理ホスト名}\JP1NBQMANAGER\Database]※ "DeleteFlashOption"= ジョブ情報削除処理非同期オプション
- 注※
- {JP1_DEFAULT|論理ホスト名}の部分は,物理ホストの場合は「JP1_DEFAULT」を,論理ホストの場合は「論理ホスト名」を指定します。
(3) 定義内容
- "DeleteFlashOption"=dword:設定値
- ジョブ情報の削除について非同期で実行するかどうかを指定します。
- 0
- ジョブ情報の削除を非同期で実行する場合に指定します。
- 1
- ジョブ情報の削除を同期で実行する場合に指定します。
- デフォルトは「1」です。このパラメーターは,JP1/AJS2の新規のインストール時および新規のセットアップ時に「0」が設定されます。
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