JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド

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12.2.5 Linuxの場合のインストール

Linuxの場合のインストール手順を説明します。なお,CD-ROMのディレクトリ名やファイル名は,ハードウェア環境などによって記述した内容と見え方が異なることがあります。lsコマンドで確認し,表示されたファイル名をそのまま入力してください。

  1. JP1/AJS2シリーズプログラムをインストールするホストにスーパーユーザーでログインするかまたはsuコマンドでユーザーをスーパーユーザーに変更する。
  2. すべてのプログラムを終了する。
    既存のJP1シリーズのプログラムが動作している場合,必ず停止しておいてください。
  3. JP1/AJS2シリーズプログラムの媒体をセットする。
  4. CD-ROM装置をマウントする。
    マウントディレクトリを「/mnt/cdrom」としてマウントします。マウントのためのコマンドについては,OSのドキュメントを参照してください。
  5. 次のコマンドを実行して,Hitachi PP Installerを起動する。
     
    /mnt/cdrom/linux※1/setup /mnt/cdrom※2
     
    Hitachi PP Installerが起動され,初期画面が表示されます。

    注※1
    Linux(IPF)の場合は,iplinuxです。

    注※2
    ここではマウントポイントに/mnt/cdromを仮定します。
  6. 初期画面で「I」を入力する。
    インストールできるプログラムの一覧が表示されます。
  7. インストールするJP1/AJS2シリーズプログラムを選択し,「I」を入力する。
    選択したプログラムがインストールされます。なお,プログラムを選択するには,カーソルを移動させ,スペースバーで選択します。
  8. インストールが正常終了したら,「Q」を入力する。
    Hitachi PP Installerの初期画面に戻ります。

インストールが終了すると,ユーザー情報(認証サーバおよびJP1ユーザー),DBの設定が完了しているため,サービスの起動だけでジョブを実行できます。

ただし,設定はすべてデフォルトです。デフォルトから設定を変更する場合は,「13. セットアップ」を参照してください。

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