11.3.4 JP1/AJS2 - Agentの設定情報のリカバリー

バックアップしたJP1/AJS2 - Agentの設定情報をリカバリーする場合に,必要な作業を次に示します。

次に,バックアップしたJP1/AJS2 - Agentの設定情報をリカバリーするときに必要な作業について説明します。

<この項の構成>
(1) JP1/AJS2のセットアップ
(2) 定義ファイルのリカバリー
(3) JP1/AJS2の起動

(1) JP1/AJS2のセットアップ

ディスク障害などでJP1の環境が壊れた場合,まずJP1をインストールし,JP1/Baseをセットアップしてから,JP1/AJS2シリーズプログラムをインストールしてください。JP1/AJS2 - Agentのセットアップについては,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド 3.2.2 JP1/AJS2 - Agentのセットアップ」(Windowの場合),またはマニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド 13.2.2 JP1/AJS2 - Agentのセットアップ」(UNIXの場合)を参照してください。

(2) 定義ファイルのリカバリー

バックアップしたファイルを,元の位置にリカバリーしてください。

注意事項
リカバリーするには,次の条件を満たしていることを確認してください。
  1. JP1/Baseがインストール済みであること。
  2. JP1/AJS2がインストール済みであること。
  3. 論理ホスト環境をリカバリーする場合は,論理ホスト環境のJP1がセットアップ済みであること。
  4. JP1/BaseとJP1/AJS2が停止していること。
  5. 論理ホストの設定ファイルをリカバリーする場合は,共有ディスクがマウントされていること。

(3) JP1/AJS2の起動

リカバリー後は,コールドスタートでJP1/AJS2を起動してください。