3.4.1 サーバのネットワーク構成
JP1/AJS2を運用するサーバのネットワーク構成について,次に示すことを確認してください。
- メディアセンス(Windowsの場合)
- Windowsのメディアセンス機能(LANケーブル抜けなどを検知して,IPアドレスを非活性にする機能)は,無効にすることをお勧めします。メディアセンス機能が有効な場合,一時的なネットワークの問題によってIPアドレスがなくなるため,この影響によってJP1の通信ができなくなることがあります。
- NIC多重化
- OSによってNICを多重化して,NIC障害時に予備NICに切り替える機能を提供している場合があります(例:WindowsでのNICチーミング,Solarisでのネットワークマルチパス,AIXでのイーサチャネル)。JP1を実行するサーバで,これらのNIC多重化の機能を用いる場合は,NIC多重化をしていない場合の動作と完全に互換性があり,JP1の動作に影響がないことが前提です。