5.2.4 JP1/AJS2のサービスの自動起動および自動終了の設定

システムの起動・終了時に,JP1/AJS2サービスを自動的に起動・終了できます。

なお,OSの起動を最優先したい場合や,オペレーターが直接JP1/AJS2を起動させたい場合には,自動起動の設定をしないようにしてください。

Windowsの設定方法
デフォルトではJP1/Baseの起動管理機能が有効になっているため,JP1/AJS2のサービスが自動的に起動します。起動管理機能の使用をやめる場合は,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のサービスの起動および終了順序の設定の説明を参照して,設定を無効にしてください。
UNIXの設定方法
自動起動および自動終了の設定方法については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド 14.7.2 JP1/AJS2サービスの自動起動および自動終了の設定」を参照してください。
注意事項
  • Windowsのシャットダウンは,JP1/AJS2の停止完了を待ちません。JP1/AJS2の稼働中にシャットダウンを実行すると,JP1/AJS2のデータファイルが壊れるなどの問題が発生するおそれがあります。
  • PCジョブにOSのシャットダウンコマンドを登録して実行しないでください。ジョブの自動運用でOSをシャットダウンしたい場合は,JP1/Power Monitorをインストールし,アクションジョブのローカル電源制御ジョブを実行する運用を検討してください。
  • 手動でシステムを終了する場合は,JP1/Power Monitorの電源制御コマンド(aompwconコマンド)を実行してください。JP1/Power Monitorをインストールしないで手動でシャットダウンを実行する場合は,JP1/AJS2のサービスを手動で停止したあとにシャットダウンを実行してください。