12.3.3 退避ボックスの属性を変更および表示する(UNIXの場合)
UNIXのコマンドを使って,退避ボックスの属性を変更および表示します。
コマンドの使用例を次に示します。なお,この例では,次のコマンドを実行し,カレントディレクトリがJP1/AJS2の環境設定パラメーター「AJSBKUROOT」で定義したディレクトリになっているものとします。
cd /var/opt/jp1ajs2/backup/schedule(標準値の場合)
- 例1:退避ボックス(BACKUP)の所有者を「user2」に変更し,user2だけが更新できるようにする場合
- chmod 0744 BACKUP/.ajsbkup
- chown user2 BACKUP/.ajsbkup
- chmod 0755 BACKUP
- chown user2 BACKUP
- 例2:退避ボックス(BACKUP)の名称を「host1_BACKUP」に変更する場合
- mv BACKUP host1_BACKUP
- 例3:退避ボックス(BACKUP)の中の退避ファイル名の一覧を表示する場合
- ls -la BACKUP