11.3 JP1/AJS2を使用するシステムの設定情報のリカバリー

JP1/AJS2を使用するシステムの設定情報をリカバリーする方法を説明します。

リカバリー方法はJP1/Base,JP1/AJS2 - Manager,JP1/AJS2 - Agent,JP1/AJS2 - Viewに分けて記述します。使用している製品に合わせて,手順を組み合わせてください。なお,JP1/AJS2 - ManagerおよびJP1/AJS2 - Agentのバックアップ情報をリカバリーする場合は,必ずJP1/Baseを先にリカバリーしておいてください。

また,リカバリー方法は,物理ホスト環境,論理ホスト環境(クラスタシステム用)の両方を記述しています。それぞれの環境をリカバリーしてください。例えば,物理ホスト環境と一つの論理ホスト環境がある場合は,物理ホスト環境のバックアップ情報をリカバリーしたあと,論理ホスト環境のバックアップ情報をリカバリーしてください。

なお,リカバリーは,OSのAdministrators権限(Windowsの場合)またはスーパーユーザー権限(UNIXの場合)を持つユーザーが実施してください。

注意事項
設定情報は,JP1/AJS2の停止中に,ここで説明する手順でリカバリーしてください。なお,「11.2 JP1/AJS2を使用するシステムの設定情報のバックアップ」の手順でバックアップした情報を,別のホストにリカバリーすることもできます。ただし,バックアップした情報がリカバリーするホスト上での構成と同じかを確認してください。同じでない場合には必要に応じてバックアップした情報を変更してください。
<この節の構成>
11.3.1 JP1/BaseおよびJP1/AJS2のインストールとセットアップ
11.3.2 JP1/Baseの設定情報のリカバリー
11.3.3 JP1/AJS2 - Managerの設定情報のリカバリー
11.3.4 JP1/AJS2 - Agentの設定情報のリカバリー
11.3.5 JP1/AJS2 - Viewの設定情報のリカバリー
11.3.6 その他の情報のリカバリー