8.2.8 標準出力ファイル名・標準エラー出力ファイルのumask値(UNIX限定)

実行ホスト(エージェント)がUNIXの場合,標準出力ファイル標準エラー出力ファイルは,デフォルトではJP1/AJS2サービスを起動したユーザーのumask値を基に作成されます。登録ユーザーごとに標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルのumask値を変えたい場合は,ジョブ実行環境設定ファイルを使用してください。

ジョブ実行環境設定ファイルの使用方法とファイルの仕様を次に説明します。

ジョブ実行環境設定ファイルの使用方法
エージェント上に,次に示すファイルをJP1ユーザーごとに作成してください。
  • ファイル名
    /etc/opt/jp1ajs2/conf/profiles/JP1ユーザー名/jajsJobProfile
  • ファイルの内容
    umask=3けたの8進数
ジョブ実行環境設定ファイルの仕様
ジョブ実行環境設定ファイルで指定したumask値は,標準出力ファイル・標準エラー出力ファイルにだけ影響します。ジョブプロセスが生成したファイルは影響を受けません。また,既存のファイルに対して標準出力や標準エラー出力を実行した場合は,上書き指定でも,追加書き指定でも,ファイルの権限は既存ファイルのままとなります。