15.12.2 実行登録中に変更したユニット定義情報を有効にする

実行登録中でも変更したユニット定義情報を有効にする手順を次に示します。

  1. JP1/AJS2のスケジューラーサービスを終了する。
    ajsstopコマンドを使って,該当するJP1/AJS2のスケジューラーサービスを終了します。
  2. 環境設定のオプションを指定する。
    Windowsの場合
    [マネージャー環境設定]ダイアログボックスの[スケジューラーオプション]タブで,該当するJP1/AJS2のスケジューラーサービスを選択し,[ユニット定義変更の即時適用]で[する]を選択します。
    UNIXの場合
    スケジューラーサービス環境設定ファイル(/etc/opt/jp1ajs2/conf/Schedule.conf)のUNITDEFINERELOADパラメーターにyesを指定してから,jbssetcnfコマンドで設定を反映してください。
    実行登録中にユニットの定義内容を変更する運用を実施するおそれがあれば,オプションの設定を,「する」または「yes」にすることをお勧めします。
    設定方法の手順については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド 14.1.1 スケジューラーサービス環境の設定手順」を参照してください。
    「しない」または「no」を指定した場合は,変更した最新の定義内容が,有効にならないユニット定義情報があります(06-51以前と同様の動作)。
  3. JP1/AJS2のスケジューラーサービスを起動する。
    ajsstartコマンドを使って,該当するJP1/AJS2のスケジューラーサービスを起動します。JP1/AJS2のスケジューラーサービスの起動中に,実行登録中に変更したユニット定義情報を有効にする設定を変更した場合には,スケジューラーサービスを再起動してください。