11.2.3 JP1/AJS2 - Agentの設定情報のバックアップ

JP1/AJS2 - Agentをバックアップする場合は,JP1/Baseも同時にバックアップしてください。

JP1/AJS2 - Agentの設定情報をバックアップする場合に,必要な作業を次に示します。

次に,JP1/AJS2 - Agentの設定情報のバックアップに必要な作業について説明します。

<この項の構成>
(1) JP1/AJS2で使用するファイルのバックアップ

(1) JP1/AJS2で使用するファイルのバックアップ

JP1/AJS2 - Agentで使用するファイルを,物理ホスト・論理ホスト単位に,任意の方法でバックアップしてください。

バックアップの対象となるファイルは,WindowsとUNIXでは異なるため,それぞれの場合に分けて説明します。

(a) Windowsの場合

JP1/AJS2 - Agentのバックアップ対象ファイルを次の表に示します。

表11-5 JP1/AJS2 - Agentのバックアップ対象ファイル(Windowsの場合)

ファイル名内容
JP1/AJS2フォルダ1¥jp1ajs_env.confJP1/AJS2環境定義ファイル
JP1/AJS2フォルダ1¥jp1ajs_spmd.confJP1/AJS2プロセス管理定義ファイル
JP1/AJS2フォルダ1¥jp1ajs_service_0700.conf拡張起動プロセス定義ファイル
JP1/AJS2 - Agentのインストール先フォルダ¥conf¥jpoov.conf2JP1/Cm2またはhp OpenView連携用定義ファイル
注※1
「JP1/AJS2フォルダ」の部分は次のフォルダに置き換えてください。
  • 物理ホストの場合:JP1/AJS2 - Agentのインストール先フォルダ¥conf
  • 論理ホストの場合:共有フォルダ¥jp1ajs2¥conf
注※2
機能を使用していない場合,ファイルはありません。

(b) UNIXの場合

JP1/AJS2 - Agentのバックアップ対象ファイルを次の表に示します。

表11-6 JP1/AJS2 - Agentのバックアップ対象ファイル(UNIXの場合)

ファイル名内容
JP1/AJS2ディレクトリ1/jp1ajs_env.confJP1/AJS2環境定義ファイル
JP1/AJS2ディレクトリ1/jp1ajs_spmd.confJP1/AJS2プロセス管理定義ファイル
JP1/AJS2ディレクトリ1/jp1ajs_service_0700.conf拡張起動プロセス定義ファイル
JP1/AJS2ディレクトリ1/EVAction.confイベント・アクション定義ファイル
JP1/AJS2ディレクトリ1/Queue.confジョブ実行環境設定ファイル
JP1/AJS2ディレクトリ1/Queueless.confキューレスジョブ実行環境設定ファイル
/etc/opt/jp1ajs2/jajs_start自動起動スクリプト※2
/etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop自動停止スクリプト※2
/etc/opt/jp1ajs2/jajs_start.cluster論理ホスト起動スクリプト※2
/etc/opt/jp1ajs2/jajs_stop.cluster論理ホスト停止スクリプト※2
/etc/opt/jp1ajs2/jajs_killall.cluster論理ホスト強制停止スクリプト※2
/etc/opt/jp1ajs2/conf/jpoov.conf※3JP1/Cm2またはhp OpenView連携用定義ファイル
注※1
「JP1/AJS2ディレクトリ」の部分は次のディレクトリに置き換えてください。
  • 物理ホストの場合:/etc/opt/jp1ajs2/conf
  • 論理ホストの場合:共有ディレクトリ/jp1ajs2/conf
注※2
スクリプトは,必要に応じてバックアップしてください。
注※3
機能を使用していない場合,ファイルはありません。