ここでは,JP1/AJS2を使用するシステムをリカバリーするときに必要な設定情報のバックアップ方法について説明します。
バックアップ方法は,JP1/Base,JP1/AJS2 - Manager,JP1/AJS2 - Agent,JP1/AJS2 - Viewに分けて記述します。使用している製品に合わせて,手順を組み合わせてください。なお,JP1/AJS2 - ManagerおよびJP1/AJS2 - Agentをバックアップする場合は,必ずJP1/Baseも同時にバックアップしてください。
また,バックアップ方法は,物理ホスト環境,論理ホスト環境(クラスタシステム用)の両方を記述しています。それぞれの環境をバックアップしてください。例えば,物理ホスト環境と一つの論理ホスト環境がある場合は,物理ホスト環境をバックアップしたあと,論理ホスト環境をバックアップしてください。
なお,バックアップは,OSのAdministrators権限(Windowsの場合)またはスーパーユーザー権限(UNIXの場合)を持つユーザーが実施してください。