ジョブ,ジョブネット,またはジョブグループごとに,ジョブネットワーク要素を退避・回復できます。ジョブネットワーク要素のバックアップを取ったり,同じジョブネットを別のスケジューラーサービスやホストで実行したりできます。
退避したジョブネットワーク要素を別のスケジューラーサービスやホストに配布すると,定義したジョブネットを有効に活用できます。
また,ジョブグループやジョブネットは,JP1/NETM/DMまたはJP1/FTPを使って配布できます。JP1/NETM/DMを使うと,ジョブネットの定義内容を変更したときに自動配布するといった処理ができるので,各ホストでのJP1/AJS2の業務を管理しやすくなります。JP1/NETM/DMを使った自動配布については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 連携ガイド 15. JP1/NETM/DMを使った自動配布」を参照してください。
なお,退避・回復の操作は,スーパーユーザーまたはAdministrators権限を持つユーザーが実行することをお勧めします。