16.3.2 JP1/AJS2のプロセスの動作監視中に異常を検知した場合の対処
JP1/AJS2のプロセスの動作監視中に異常を検知した場合は,クラスタソフトによって論理ホストのJP1/AJS2をフェールオーバーするように設定してください。
フェールオーバーする前に同一ノードで再起動を試みたい場合は,JP1/AJS2を再起動するように設定してください。
クラスタソフトによって再起動する場合は,次の点に注意してください。
- 再起動は,JP1/AJS2のプロセス管理による再起動ではなく,クラスタソフトの制御で再起動するようにしてください。
JP1/AJS2のプロセス管理では障害検知後にJP1/AJS2を再起動するため,再起動機能が障害の影響を受けて正常に動作できないおそれがあります。より確実に再起動するために,クラスタソフトからの制御でJP1/AJS2を再起動してください。
- UNIXの場合,再起動するときは,停止(jajs_stop.cluster)のあとにクリーンアップとして強制停止(jajs_killall.clusterを実行)してから起動(jajs_start.clusterを実行)してください。
- JP1/Baseと連動して起動・停止するように設定してください。