8.2.4 ジョブ実行時に有効となるOSユーザー環境

ジョブを実行するときに有効となるOSユーザー環境は,プラットフォームによって異なります。

実行ホスト(エージェント)がWindowsの場合,通常はシステム環境変数が有効となり,ユーザープロファイル情報は無効となります。しかし,ジョブ実行制御の環境設定によって,ユーザープロファイル情報を有効にすることもできます。詳細については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 セットアップガイド 7.6 ユーザープロファイルを必要とするジョブを実行するための設定」を参照してください。

実行ホスト(エージェント)がUNIXの場合,ジョブを実行するとき,ユーザーマッピングで変換された実行OSユーザーのローカルログインスクリプトが読み込まれます。また,ジョブの実行シェルは,特にスクリプトファイルやコマンド文の先頭行で明記していないかぎり,その実行OSユーザーのログインシェルが設定されます。

なお,OSユーザー環境については,ジョブの実行単位ごとに読み込まれます。すでに実行登録中のジョブがあっても,定義を変更したあとに実行されたジョブから有効になります。