8.2.10 JP1/AJS2のサービス停止時のジョブ実行制御の動作

JP1/AJS2のサービスを停止する方法には,実行中のジョブを強制終了しサービスを停止する方法と,実行中のジョブの終了を待ちサービスを停止する方法の2とおりがあります。デフォルトでは実行中のジョブを強制終了しサービスを停止します。

実行中のジョブを強制終了しサービスを停止する場合
自ホストで実行中のジョブだけを強制終了して,別のエージェントホストで実行中のジョブは強制終了しません。
実行中のジョブの終了を待ってからサービスを停止する場合
別のエージェントホストで実行中のジョブも含めてすべてのジョブが終了するのを待ってからサービスを停止します。

JP1/AJS2のサービスの停止方法については,「15.2.2 JP1/AJS2のサービスを手動で終了する」を参照してください。また,ジョブ実行制御が強制停止を行う際の詳細については,「8.2.1 ジョブの強制停止処理」を参照してください。

なお,終了時の動作は,jajs_spmd_stopコマンドのパラメーターにオプションを指定して実行することで一時的に変更できます。詳細については,「15.4.2 JP1/AJS2終了時の動作を一時的に変更する」を参照してください。