17.2.2 スケジューラーログ

スケジューラーログとは,JP1/AJS2のスケジューラーサービスが出力する,運用管理者向けのログ情報のことです。ジョブネットやジョブの実行開始・実行終了および操作に関する情報が出力されます。

JP1/AJS2のスケジューラーログのログ情報は,JP1/AJS2 - Managerホストでのスケジューラーサービス単位に出力されます。出力先のファイルは次のとおりです。

Windowsの場合
[マネージャー環境設定]ダイアログボックスの[スケジューラーログの設定]タブの[スケジューラーログファイル1の名称]または[スケジューラーログファイル2の名称]に指定したファイルに出力されます。デフォルトは,「JP1/AJS2のインストール先フォルダ¥log¥ajs-log1.log」または「JP1/AJS2のインストール先フォルダ¥log¥ajs-log2.log」です。
UNIXの場合
スケジューラーサービス環境設定ファイル(Schedule.conf)のAJSLOGFILE1パラメーター,またはAJSLOGFILE2パラメーターに指定したファイルに出力されます。
デフォルトは,「/var/opt/jp1ajs2/log/ajs-log1.log」または「/var/opt/jp1ajs2/log/ajs-log2.log」です。

スケジューラーログの出力形式を次に示します。

ログ種別日付時刻付加情報

(凡例)
△:1バイトの空白文字

なお,スケジューラーログの詳細については,「付録E.1 スケジューラーサービスが出力するログ」を参照してください。