JP1/Automatic Job Management System 2 設計・運用ガイド
アクションジョブの注意事項(使用する前に知っておいた方がよいこと)について説明します。アクションジョブの説明については,マニュアル「JP1/Automatic Job Management System 2 解説」を参照してください。
アクションジョブの種類を,次の表に示します。
表8-19 アクションジョブの種類
アクションジョブの種類 ジョブの内容 JP1イベント送信ジョブ JP1イベントをJP1/Baseのイベントサービスに登録する。 メール送信ジョブ メールを送信する。 メッセージキュー送信ジョブ※ TP1/Message QueueまたはMQSeriesのメッセージを送信する。 MSMQ送信ジョブ MSMQのメッセージを送信する。 JP1/Cm2状態通知ジョブ JP1/Cm2/NNMまたはhp OpenView NNMに状態を通知する。 ローカル電源制御ジョブ※ JP1/Power Monitorと連携して,ローカル電源制御ジョブを実行したホストをシャットダウンする。 リモート電源制御ジョブ※ JP1/Power Monitorと連携して,ネットワーク上のホストの電源を投入したり,システムを終了したりする。
- 注※
- Linuxは対象外です。
- 注意事項
- アクションジョブには「実行時のユーザー」は指定できません。詳細については各アクションジョブの注意事項を参照してください。
- アクションジョブはジョブ実行多重度の影響を受けます。そのため,ジョブ実行多重度に設定した値以上のジョブをエージェントホストで同時に実行しようとした場合,ジョブは実行待ち状態となります。実行多重度については,「8.1.19 ジョブ実行多重度に関する注意事項」を参照してください。
- <この節の構成>
- 8.4.1 JP1イベント送信ジョブの注意事項
- 8.4.2 メール送信ジョブの注意事項
- 8.4.3 メッセージキュー送信ジョブおよびMSMQメッセージ送信ジョブの注意事項
- 8.4.4 JP1/Cm2状態通知ジョブの注意事項
- 8.4.5 ローカル電源制御ジョブおよびリモート電源制御ジョブの注意事項
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