1.9.7 [分岐先ルールエレメント設定]画面

[分岐先ルールエレメント設定]画面では,分岐条件と分岐先ルールエレメントの組み合わせを設定します。

[分岐先ルールエレメント設定]画面の表示例を次に示します。

図1-17 [分岐先ルールエレメント設定]画面の表示例

[図データ]

表示項目を次に示します。

[分岐条件]
分岐条件を指定します。[リターンコードで分岐する]ラジオボタン,[変数で分岐する]ラジオボタン,[その他]ラジオボタンのどれかをチェックし,詳細を指定します。また,分岐条件に対応する分岐先ルールエレメントを[分岐先]で指定します。
[リターンコードで分岐する]ラジオボタン
分岐条件として,直前に実行されたコマンド実行ルールエレメントの戻り値を指定します。戻り値を範囲または条件のどちらかで指定します。
  • 上のボックス(範囲指定)
    任意の値以上,任意の値以下の形式で,戻り値の範囲を指定します。
    指定できる値の範囲:0~2,147,483,647
  • 下のボックス(条件指定)
    条件となる戻り値を指定します。右側のリストボックスでは,指定した値に対する条件として[と一致する],[以上],[以下],[未満]のどれかを選択します。
    指定できる値の範囲:0~2,147,483,647
[変数で分岐する]ラジオボタン
分岐条件として,ルールを起動したJP1イベントの属性,ルール名称,ルールの実行IDを,変数を使用して指定します。指定できる変数については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド」を参照してください。
指定できる変数条件は10件までです。複数指定した場合はAND条件となります。
  • [追加]ボタン
    変数条件を追加します。[変数条件]画面が表示されます。
  • [編集]ボタン
    [変数条件]一覧で選択した変数条件の内容を編集します。[変数条件]画面が表示されます。
  • [削除]ボタン
    [変数条件]一覧で選択した変数条件を削除します。
[その他]ラジオボタン
[リターンコードで分岐する]条件および[変数で分岐する]条件で指定した分岐条件が成立しなかった場合を分岐条件とします。
[分岐先]
[分岐条件]で指定した条件ごとに,分岐先ルールエレメントを選択します。分岐先ルールエレメントがない場合,リストは空欄です。この場合は,いったん[分岐先ルールエレメント設定]画面を閉じ,マップエリアで分岐ルールエレメントと分岐先ルールエレメントを関連づけてください。
[定義情報]ボタン
[分岐先]で選択したルールエレメントの定義情報を表示します。詳細定義画面が表示されます。