1.9.11 [詳細定義 - [判断待ち]]画面
[詳細定義 - [判断待ち]]画面では,判断待ちイベントを送信するホストや,イベントの属性を指定します。
[詳細定義 - [判断待ち]]画面の表示例を次に示します。
図1-21 [詳細定義 - [判断待ち]]画面の表示例
![[図データ]](figure/zu010180.gif)
表示項目を次に示します。
- [名称]
- ルールエレメントの名称を設定します。
- 指定できる文字数:1~255バイト
- [コメント]
- ルールエレメントのコメントを設定します。
- 指定できる文字数:0~80バイト
- [説明文]
- [説明文]画面を表示します。詳細は「1.9.13 [説明文]画面」を参照してください。
- [定義]ページ
- [重大度]以外の項目では,ルールを起動したJP1イベントの属性,ルール名称,ルールの実行IDを,変数を使用して指定できます。
- ただし,ルールエレメントの実行時,変数を展開した結果が最大値を超えると,[イベント送信先ホスト],[拡張属性],[ファイル指定]の場合は異常終了し,[メッセージ],[対処メッセージ]の場合は最大値を超えた文字列が表示されません。
- 指定できる変数については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Rule Operation システム構築・運用ガイド」を参照してください。
- [イベント送信先ホスト名]
- 判断待ちイベントの送信先ホスト名(JP1/IM - Managerのインストールされたホスト)を設定します。
- 指定できる文字数:1~255バイト
- [重大度]
- 判断待ちイベントの重大度を指定します。[緊急],[警戒],[致命的],[エラー],[警告],[通知],[情報],[デバッグ]の中から必要な項目を一つだけチェックします。デフォルトは[緊急]です。
- [メッセージ]
- 判断待ちイベントのメッセージを表示または指定します。
- デフォルトでは「$JRM_RULENAME:$JRM_RULEINSTANCEIDが判断待ちです。モニタ表示でルールの状態を確認してください。」が指定されています。
- 指定できる文字数:0~1,023バイト
- [拡張属性]一覧
- 判断待ちイベントの拡張属性を指定します。指定できる拡張属性は5件です。
- 右側のボタンで拡張属性の追加,編集,削除をします。
- [追加]ボタン
拡張属性を追加します。[イベント拡張属性]画面が表示されます。
- [編集]ボタン
[拡張属性]一覧で選択した拡張属性の内容を編集します。[イベント拡張属性]画面が表示されます。
- [削除]ボタン
[拡張属性]一覧で選択した拡張属性を削除します。
- [対処指示]ページ
- [形式]
- 対処メッセージの形式を[テキスト]または[HTML]のどちらかで指定します。
- [対処メッセージ]
- 対処メッセージを[メッセージ入力]または[ファイル指定]のどちらかで指定します。メッセージ,ファイル内,およびファイル名に変数を使用できます。
- [メッセージ入力]ラジオボタン
対処メッセージを表示または指定します。対処メッセージの形式に[HTML]を指定している場合は,HTML形式で指定します。
指定できる文字数:0~4,096バイト
使用できるHTMLタグを次の表に示します。
表1-8 対処メッセージに使用できるHTMLタグ
タグ | 属性 | 説明 |
---|
HTML | - | HTML文書であることを宣言します。 |
HEAD | - | 文書のヘッダー情報を表します。 |
BODY | - | 文書の本体を表します。 |
A | HREF | リンクを設定します。 リンク先は,ルールオペレーション・ビューアーからから接続できるリンク先に限ります。 「mailto:」は指定できません。 |
H1~H6 | - | 見出しを付けます。 |
FONT | | フォントのサイズと色を指定します。 SIZEで指定できる値は,1~7です。 COLORで指定できる値は,black,silver,gray,white,maroon,red,purple,fuchsia,green,lime,olive,yellow,navy,blue,teal,aquaです。 |
B | - | フォントをボールドにします。 |
I | - | フォントをイタリックにします。 |
HR | - | 横けい線を引きます。 |
BR | - | 改行します。 |
- (凡例)
- -:なし
- [ファイル指定]ラジオボタン
対処メッセージを記述したファイルを読み込ませることができます。ファイルはJP1/IM - RLホストに格納してください。対処メッセージのファイルに指定できる文字数は1メガバイトまでです。
ここでは,対処メッセージのファイルのフルパスを[ファイル名]に指定します。
指定できる文字数:0~1,024バイト