機能
キーを追加,または削除したり,キーファイルを再構築したりします。追加,削除,および再構築するキーの情報は,テキストエディターやUNIXのviなどのエディターを使用して,キー定義パラメーターファイルに定義しておきます。
形式
Jiskeymnt ファイル名(Windowsの場合)
Jiskeymnt [ファイル名 ...](UNIXの場合)
実行権限
Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)
UNIXの場合:スーパーユーザー権限
格納先ディレクトリ
引数
ファイル名
キーを編集するISAMファイルの情報を記述した,キー定義パラメーターファイルのファイル名を指定します。
Windowsの場合,スペースを含むファイル名を指定する場合は,ダブルクォーテーションマーク(")で囲みます。
UNIXの場合,省略時は,ISAMファイルのキー定義情報を標準入力から読み込みます。複数のファイルを指定する場合は,ファイル名を1文字以上のスペースで区切ります。また,ワイルドカード(*)を使用してファイルを指定できます。
Jiskeymnt c:¥data¥*
キー定義パラメーターファイルの定義方法
キーの追加,削除,および再構築で使用するキー定義パラメーターファイルの定義方法を説明します。
パラメーターファイルの指定内容
キー定義パラメーターファイルに指定する内容を,次の表に示します。
表13-5 キー定義パラメーターファイルの指定内容(キーの追加,削除,および再構築)
キーワード | 形式 | 内容 |
---|---|---|
fi- | ファイル名※1 | ISAMファイルのファイル名を指定する。パス名を含めて指定できる。OSのファイル名の規則に従うこと。 Windowsの場合,スペースを含むファイル名は,ダブルクォーテーションマーク(")で囲む。 UNIXの場合,指定できるファイル名の最大長は,ファイル名の長さに関するOSの制限値よりも4文字短い。 |
an- | キー項目名※2 | キーを追加するとき,キー項目名を指定する。 |
dn- | キー項目名※2 | キーを削除するとき,キー項目名を指定する。 |
rn- | キー項目名※2 | キーを再構築するとき,キー項目名を指定する。すべてのキーを再構築する場合は,キー項目名を省略する。 |
ke- | t=キー属性 ,p=キー位置 ,l=キー長 [,ISDESC] | キーを追加するとき,キーの詳細を指定する。キー追加時は,必ず指定する。合成キーの場合,構成項目ごとに指定する。※3
|
cp- | 重複情報,圧縮情報 | キーを追加するとき,キーの重複および圧縮の情報を16進4桁で指定する。
|
sp- | スパース文字 | キーを追加するとき,スパース文字の内部値を16進2桁で指定する。cpパラメーターでスパースキーありを指定した場合に指定する。 |
キー定義パラメーターファイルには,追加するキー,削除するキー,および再構築するキーを,同時に指定できます。また,それぞれ複数のキーを指定できます。
パラメーターの記述方法
キー定義パラメーターファイルのパラメーターの記述方法を,次に示します。
パラメーターファイル定義時の注意事項
キー定義パラメーターファイルを定義するときの注意事項を,次に示します。
注意事項
戻り値
0 | 正常終了 |
1 | 異常終了 |