認証サーバ(プライマリー認証サーバ)で必要な設定です。認証サーバに登録されたユーザーだけがJP1資源グループに対して操作権限を持つJP1ユーザーになります。
JP1/Baseで提供するコマンドを実行すると,JP1ユーザーの登録,削除およびJP1ユーザーのパスワードを変更できます。また,登録したJP1ユーザーを一覧表示するコマンドも提供しています。各コマンドの詳細については,「13. コマンド」を参照してください。
(1) JP1ユーザーを登録する
JP1ユーザーを認証サーバに登録する場合,次に示すコマンドを実行します。
jbsadduser JP1ユーザー名
JP1ユーザー名には,小文字だけを使用してください。コマンド実行後にパスワードの入力を促されます。大文字と小文字を区別して入力してください。
JP1ユーザー名およびパスワードに指定できる文字の制限を次の表に示します。
表4-7 JP1ユーザー名およびパスワードの文字制限
対象 | バイト数 | 使用禁止文字 |
---|---|---|
JP1ユーザー名 | 1~31バイト | * / ¥ " ' ^ [ ] { } ( ) : ; | = , + ? < > およびスペース,タブ |
パスワード | 6~32バイト | ¥ " : およびスペース,タブ |
(2) 登録したJP1ユーザーのパスワードを変更する
登録したJP1ユーザーのパスワードを変更する場合は,次に示すコマンドを実行します。
jbschgpasswd JP1ユーザー名
(3) 登録したJP1ユーザーの削除
認証サーバに登録したJP1ユーザーを削除する場合は,次に示すコマンドを実行します。
jbsrmuser JP1ユーザー名
(4) 登録したJP1ユーザーの一覧表示
登録したJP1ユーザーの情報を確認する場合は,次に示すコマンドを実行します。
jbslistuser