jevlogstop

機能

ログファイルトラップ機能を終了するコマンドです。

このコマンドを実行すると,jevlogstartコマンドで実行したログファイルトラップを終了できます。

形式

jevlogstop [-w] { ID番号 | -a 監視名 | ALL }

実行権限

Windowsの場合:Administrators権限(WindowsのUAC機能が有効な場合は管理者コンソールから実行)

UNIXの場合:スーパーユーザー権限

格納先ディレクトリ

Windowsの場合
インストール先フォルダ¥bin¥
UNIXの場合
/opt/jp1base/bin/

引数

-w

ログファイルトラップの停止前に,監視間隔にかかわらず一度ログを読みます。このオプションを指定しなかった場合,前回の監視タイミングからjevlogstopコマンド実行時までの間に発生したログは読み込まれません。

監視対象のログデータ量,およびリトライ中に保留されたJP1イベントの件数によっては,コマンドを実行してから終了するまでの時間が長くなる場合があります。クラスタシステム運用時で,フェールオーバー発生時の終了処理にこのオプションを使用する際は注意が必要です。

ID番号

jevlogstartコマンドで返されたID番号を指定します。指定したID番号のログファイルトラップが終了します。なお,ID番号は,jevlogstartコマンドの実行時に,標準出力に出力されます。

-a 監視名

終了したいログファイルトラップの監視名を指定します。なお,監視名は,jevlogstartコマンドの-aオプションで指定した名称です。

ALL

jevlogstartコマンドで起動したすべてのログファイルトラップが終了します。

戻り値

0正常終了
1引数エラー
2サービスまたは管理デーモンが起動していない
3指定IDまたは監視名のログファイルトラップが存在しない(すでに終了している)
ALL指定の場合は,ログファイルトラップが一つも存在しない
255そのほかのエラー