7.2.3 クラスタソフトへの登録

JP1/IM - CMをクラスタ運用するには,論理ホストのJP1/IM - CMおよびJP1/Baseをクラスタソフトに登録して,クラスタソフトからの制御で起動・停止するように設定します。

JP1/IM - CMをクラスタソフトに登録する設定内容は,次のとおりです。

項番名前サービス名依存関係
1JP1/Base Event 論理ホスト名JP1_Base_Event 論理ホスト名IPアドレスリソース
物理ディスクリソース
2JP1/Base_論理ホスト名JP1_Base_論理ホスト名項番1のクラスタリソース
3JP1/CM_DB_論理ホスト名HiRDBClusterService_JCx
(x:セットアップした論理ホストごとに割り振られる番号)
IPアドレスリソース
物理ディスクリソース
4JP1/CM_論理ホスト名JP1_CMaster_論理ホスト名項番1,項番2,および項番3のクラスタリソース

注※ 論理ホストごとに割り振られる番号は,CMasterパス¥dbms¥db_論理ホスト名¥bin¥pdntcmd.batをテキストエディタで開き,@titleの行で確認してください。

<この項の構成>
(1) クラスタソフトへの登録
(2) リソースの起動停止順序の設定

(1) クラスタソフトへの登録

(a) MSCS(Microsoft Cluster Service)の場合

JP1/IM - CMおよびJP1/Baseのサービスを,MSCSのリソースとして登録します。各リソースの設定は次のようにします。次の[]は,MSCSの設定項目です。

(2) リソースの起動停止順序の設定

論理ホストのJP1/IM - CMおよびJP1/Baseを実行するには,共有ディスクおよび論理IPアドレスが使用できる必要があります。クラスタソフトの制御によって,次のように動作するように起動停止の順序または依存関係を設定してください。