JP1/IM - CMの操作,バックアップやリカバリーなど,フェールオーバーしない論理ホストの運用方法は,クラスタシステムで運用する論理ホストと同じです。ただし,クラスタソフトと連動してフェールオーバーすることを除きます。
(1) 起動と停止
論理ホストのJP1は,次の順に起動してください。
また,論理ホストのJP1は,次の順に停止してください。
(2) 自動起動および自動停止の設定例
システム開始時および停止時に,論理ホスト用のJP1サービスを自動起動および自動停止する場合は,次の手順で設定する必要があります。
[Jp1BaseEvent_論理ホスト名]
Name=JP1/BaseEvent_論理ホスト名
ServiceName=JP1_Base_Event 論理ホスト名
[Jp1Base_論理ホスト名]
Name=JP1/Base_論理ホスト名
ServiceName=JP1_Base_論理ホスト名
StopCommand=jbs_spmd_stop.exe -h 論理ホスト名
[Jp1CMaster_論理ホスト名]
Name=JP1/CMaster_論理ホスト名
ServiceName=JP1_CMaster_論理ホスト名
StopCommand=jcm_spmd_stop.exe -h 論理ホスト名
(3) 論理ホストのJP1に対する操作
論理ホストに作成したJP1に対してコマンドを実行する場合は,クラスタシステムで動作する論理ホストと同様に論理ホスト名を明示して実行してください。
(4) 論理ホストの引き継ぎ
非クラスタシステム環境の論理ホストでは共有ディスク上の管理情報が引き継がれないため,フェールオーバーに対応していません。複数のホストで論理ホストIPを引き継ぐ運用はしないでください。