統合スコープでシステムを監視する場合,JP1/IM - CMで定義したシステム定義情報に従って,監視ツリーを自動生成します。システム構成の変更時などは,差分だけを監視ツリーに反映することもできます。
次に示す仮想ホストが定義されている場合は,監視ツリーの監視オブジェクトも自動生成されます。
なお,監視ツリーを自動生成する場合は,JP1/IM - CMと統合スコープが同一ホスト,または同じ認証圏の別ホストにインストールされている必要があります。JP1/IM - CMと統合スコープの認証圏が異なる場合,監視ツリーを生成できません。
システム定義情報に従って自動生成した監視ツリーを,次の図に示します。
図4-3 システム定義情報に従って自動生成した監視ツリーの例
統合スコープについては,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager システム構築・運用ガイド」を参照してください。