3.3.1 論理システムとリソースパックの割り当て

論理システムとリソースパックの割り当て機能は,論理システムとリソースパックのマッピング情報を定義します。

<この項の構成>
(1) 論理システムとリソースパックの割り当てと定義方法
(2) 論理システムへのリソースパックの割り当て
(3) 論理システムとリソースパックの割り当て解除

(1) 論理システムとリソースパックの割り当てと定義方法

論理システムとリソースパックの割り当て機能と定義方法を次の表に示します。

表3-39 論理システムとリソースパックの割り当て機能一覧

項番機能定義方法
GUI情報収集インポート
1論理システムへのリソースパックの割り当て
2論理システムからのリソースパックの割り当て解除
(凡例)
○:定義できる
-:定義できない

注※ GUI,情報収集,インポートの定義方法については,「3.1.2 構成情報の定義方法」を参照してください。


(2) 論理システムへのリソースパックの割り当て

論理システムへのリソースパックの割り当てについて説明します。

[図データ]

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理システムにリソースパックを割り当てできます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システム,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムです。また,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されているリソースパック,またはJP1資源グループ名が設定されていないリソースパックです。
割り当ての規則
  • 論理システムにリソースパックを割り当てると,論理システムとリソースパックのマッピング情報が生成されます。
  • 一つの論理システムに対して一つのリソースパックを割り当てます。

(3) 論理システムとリソースパックの割り当て解除

論理システムとリソースパックの割り当ての解除について説明します。

アクセス権限
次の操作権限を持つユーザーは,アクセス権限が設定された範囲で論理システムとリソースパックの割り当てを解除できます。
  • 業務管理者権限
  • システム管理者権限
アクセス権限が設定された範囲とは,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されている論理システム,またはJP1資源グループ名が設定されていない論理システムです。また,ユーザーに設定されているJP1資源グループ名と同じJP1資源グループ名が設定されているリソースパック,またはJP1資源グループ名が設定されていないリソースパックです。
割り当て解除の規則
  • 論理システムとリソースパックの割り当てを削除する場合,論理システムのすべての仮想ホストとリソースパック内の物理リソースの割り当てが解除されていなければなりません。
  • 同時に複数の論理システムとリソースパックの割り当てを解除できません。