JP1/IM - CMをクラスタ運用するには,論理ホストのJP1/IM - CMおよびJP1/Baseをクラスタソフトに登録して,クラスタソフトからの制御で起動・停止するように設定します。
JP1/IM - CMをクラスタソフトに登録する設定内容は,次のとおりです。
項番 | 名前 | サービス名 | 依存関係 |
---|---|---|---|
1 | JP1/Base Event 論理ホスト名 | JP1_Base_Event 論理ホスト名 | IPアドレスリソース 物理ディスクリソース |
2 | JP1/Base_論理ホスト名 | JP1_Base_論理ホスト名 | 項番1のクラスタリソース |
3 | JP1/CM_DB_論理ホスト名 | HiRDBClusterService_JCx (x:セットアップした論理ホストごとに割り振られる番号)※ | IPアドレスリソース 物理ディスクリソース |
4 | JP1/CM_論理ホスト名 | JP1_CMaster_論理ホスト名 | 項番1,項番2,および項番3のクラスタリソース |
注※ 論理ホストごとに割り振られる番号は,CMasterパス¥dbms¥db_論理ホスト名¥bin¥pdntcmd.batをテキストエディタで開き,@titleの行で確認してください。
(1) クラスタソフトへの登録
(a) MSCS(Microsoft Cluster Service)の場合
JP1/IM - CMおよびJP1/Baseのサービスを,MSCSのリソースとして登録します。各リソースの設定は次のようにします。次の[]は,MSCSの設定項目です。
(2) リソースの起動停止順序の設定
論理ホストのJP1/IM - CMおよびJP1/Baseを実行するには,共有ディスクおよび論理IPアドレスが使用できる必要があります。クラスタソフトの制御によって,次のように動作するように起動停止の順序または依存関係を設定してください。