JP1/Integrated Management - Manager リファレンス
形式
DESC_VERSION=3 [DisplayItemContainer] : [DisplayItemInformation] Visible=表示可否 AttrName=JP1イベント属性名 AttrOrder=並び順 ColumnSize=列幅 [End] [End] : [UpdateMethodInformation] : Applet_ScrollBuffer=100 GetEventCount=画面更新時のイベント取得件数 [End] [FilterDefine] [FilterOptionContainer] : [End] [End] [FilterOptionContainer] FilterName=SEARCH ServerName= Title=Search Destination=TOFUTURE DBSeqNumber=NOMATTER LogConsole=true Side=0 EventLimitNumber=イベント検索時のイベント取得件数 [End] [End] [End] : [End] [End]
ファイル
defaultUser(デフォルトユーザープロファイル)
defaultUser.model(デフォルトユーザープロファイルのモデルファイル)
profile_ユーザー名(各JP1ユーザー用ユーザープロファイル)
格納ディレクトリ
- Windowsの場合
- Consoleパス\conf\console\profile\
- 共有フォルダ\jp1cons\conf\console\profile\(クラスタ運用時)
- UNIXの場合
- /etc/opt/jp1cons/conf/console/profile/
- 共有ディレクトリ/jp1cons/conf/console/profile/(クラスタ運用時)
説明
イベントコンソールの画面表示に関する環境情報をユーザーごとに定義するファイルです。
マネージャーホスト上のユーザーごとにあり,イベントコンソールのユーザー環境(主に画面表示に関する環境情報)を設定します。ユーザーごとのプロファイルは,JP1ユーザー名に対応して「profile_ユーザー名」という名称で作成されます。なお,ユーザープロファイルにはすべてのユーザーのデフォルトとなる「defaultUser」プロファイルが用意してあります。この「defaultUser」プロファイルを変更しておくと,それ以降作成するユーザープロファイルは変更した「defaultUser」プロファイルを基準にします。
定義の反映時期
JP1/IM - Manager(JP1/IM - Central Console)に再ログインするとその定義が有効になります。
記述内容
- [DisplayItemInformation]〜[End]
- [DisplayItemInformation]〜[End]内にイベントコンソール画面に表示するJP1イベントの属性を指定します。
- [DisplayItemInformation]〜[End]で一つの定義ブロックとなります。定義ブロックの内容は,[イベントコンソール]画面の三つのページすべてに反映されます。定義ブロックを追加する場合は,[DisplayItemContainer]〜[End]の間に挿入します。
- [DisplayItemInformation]〜[End]で指定できるパラメーターを次に示します。
- Visible = 表示可否
- AttrNameで指定した属性の情報を表示するかどうかを指定します。表示可否に「true」を指定した場合は,AttrNameで指定した属性の情報が表示されます。表示可否に「false」を指定した場合は,AttrNameで指定した属性の情報は表示されません。なお,「false」を指定すると,[ユーザー環境設定]画面の「表示できる項目」に表示されます。
- AttrName = B.基本属性またはE.拡張属性
- JP1イベントの属性名を指定します。ここで指定した属性の情報がイベントコンソール画面に表示されます。JP1イベントの属性が基本属性の場合は「B.属性名」,拡張属性の場合は「E.属性名」と指定します。
- 設定可能な属性については「4.1 JP1イベントの属性」を参照してください。
- AttrOrder = 並び順
- 左から何列目に表示させるかを指定します。1を指定すると,イベント一覧のいちばん左側に表示されます。なお,ほかと同じ値は指定しないでください。
- ColumnSize = 列幅
- 列の幅を指定します。指定できる値は,1〜1,000です。
- GetEventCount=画面更新時のイベント取得件数
- イベントコンソールの「最新情報に更新」や自動更新でのイベント取得件数を指定します。
- 指定できる値は1〜200,デフォルトは20です。
- EventLimitNumber=イベント検索時のイベント取得件数
- イベント検索を実行したときに,1回のイベント検索で取得するイベントの件数を設定します。指定できる値は1〜2,000,デフォルトは20です。
- なお,EventLimitNumberパラメーターはファイル内に複数定義されています。[FilterOptionContainer]パラメーターの次の行にFilterName=SEARCHと記述されているブロック内のEventLimitNumberパラメーターで,設定を変更してください。
注意事項
- ユーザープロファイルの内容はイベントコンソールの動作のすべてに影響するため,操作にはご注意ください。また,説明していない属性および属性値については一切変更しないでください。変更した場合,イベントコンソールの動作が不正になることがあります。
- JP1/IM - Viewの動作中および終了時には,ユーザープロファイルが上書きされることがあります。このため,ユーザープロファイルを編集する場合は,編集する前にJP1/IM - Viewを終了させてください。
- ユーザープロファイルは,マネージャーごとにあります。そのため,ログインするマネージャーを変更した場合は,その接続先のプロファイルを変更する必要があります。
- defaultUserファイルの内容を変更する場合には,あらかじめバックアップを作成してから変更されることをお勧めします。
- JP1/Baseのユーザー管理でユーザーを削除しても,ユーザープロファイルは削除されません。
- JP1/Baseのユーザー管理でユーザー名を変更しても,ユーザープロファイルは引き継がれません。
- 属性値が範囲外など,ユーザープロファイルに誤りがある場合,イベントコンソールは正しく動作しないことがあります。
定義例
DESC_VERSION=3 [DisplayItemContainer] [DisplayItemInformation] ValidTab=Serious Visible=true AttrName=E.DEALT AttrOrder=0 Title= ColumnSize=20 [End] [DisplayItemInformation] ValidTab=All Visible=true AttrName=E.SEVERITY AttrOrder=1 Title=Event level ColumnSize=100 [End] : [DisplayItemInformation] ValidTab=All Visible=false AttrName=B.SOURCESEQNO AttrOrder=-1 Title=SourceSeqNo ColumnSize=180 [End] [End] : [UpdateMethodInformation] Type=1 AutoUpdate=true Interval=5 Application_ScrollBuffer=500 Applet_ScrollBuffer=100 GetEventCount=20 [End] [FilterDefine] [FilterOptionContainer] : [End] [End] [FilterOptionContainer] FilterName=SEARCH : Side=0 EventLimitNumber=20 [End] [End] [End] : [End] [End]
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