11.3.8 [Userfunc_Option]セクション
(1) 書式
(2) 説明
- FUNCnnn
- nnnには,[Userfunc_Mapfunc]セクションで定義した組み込み関数のIDと同じIDを指定します。
- オプション名
- 出口関数に渡すオプション名を記述します。
- USE02IF
- 出口関数の入力引数に変換実行関数(ETtrans2Exec関数)で指定されたポインタ(ET_PTR型)が渡されます。なお,Interschemaバージョン1の互換APIが使用されている場合は,ポインタとしてnullが渡されます。
- また,実行環境文字コード文字列型(ET_ENVSTRING)を使用できます。実行環境文字コード文字列型(ET_ENVSTRING)については,「11.3.2 [Userfunc_Mapfunc]セクション」の「表11-2 ユーザ組み込み関数で使用する型」を参照してください。
(3) 注意
- オプションUSE02IFを指定していない出口関数には,ポインタ(ET_PTR型)を渡しません。また,実行環境文字コード文字列型(ET_ENVSTRING)を使用すると,エラーとなります。
- C言語で新しく出口関数を作成する場合,USE02IFオプションを指定してください。