付録E.3 フォーマット情報ファイル
(1) 記述形式
フォーマット情報ファイルは,ツリー情報ファイルの内容とフォーマット詳細情報の内容で構成されています。ツリー情報ファイルについては,「付録E.2 ツリー情報ファイル」を参照してください。フォーマット詳細情報は,フォーマット単位に記述されます。フォーマット情報ファイルの記述形式を次に示します。
図E-2 フォーマット情報ファイルの記述形式
![[図データ]](figure/zu100500.gif)
各情報の出力順序について次に説明します。
- 型
- FDLの場合は型定義フォルダの順序,MDLの場合は型名でソートした順序で出力されます。
- セパレータ
- FDLの場合はセパレータ定義フォルダの順序,MDLの場合は定義されている順序で出力されます。
- 変数
- FDLの場合は変数定義フォルダの順序,MDLの場合は定義されている順序で出力されます。
- 構造
- FDLの場合は構造定義フォルダの順序,MDLの場合は構造名でソートした順序で出力されます。MDLの場合,複数の箇所で使用されている構造は,代表の構造についてだけ出力されます。
- コンポーネント
- 1構造に対して,兄弟の順序で出力されます。
- XML属性
- 構造直下のものは構造のコンポーネント情報の前に,型直下のものは型コンポーネント情報に続けて,定義された順序で出力されます。
- 注意
- MDLの場合,構造以下のフォーマット詳細情報は,代表の構造についてだけ出力されます。したがって,MDL上で編集した式は出力されないものがあります。個々の式については,ツリー情報ファイルで確認してください。
(2) フォーマット詳細情報
次に示す情報の項目タイトル及び項目値が,フォーマット詳細情報として出力されます。
- フォーマット属性情報
- 型属性情報
- セパレータ属性情報
- 変数属性情報
- 構造属性情報
- XML属性情報
- コンポーネント属性情報
フォーマット詳細情報の記述形式を次に示します。
- 項目値だけ出力される場合
- 項目値以外の情報も出力される場合
- (凡例)
- (TAB):タブを表します。
- 注意
- 式文字列に改行が含まれる場合,改行コードはスペースに置き換えられます。
(3) 記述例
フォーマット詳細情報の記述例を次に示します。なお,記述例は実際の出力情報を抜粋したものです。
![[図データ]](figure/zu101600.gif)