EIAJ標準メッセージのデータとして変換できる制限範囲を次に示します。辞書をベースとしてデータを変換する場合には,EIAJ 1D版の辞書を使用してください。
なお,トランスレータが変換の対象データをEIAJ標準に従うと見なす条件は,メッセージグループ・ヘッダのBPID版の値が「1x」(xは任意)であることです。
- 分割/縮小モードを使用する。
- N属性,K属性項目を使用しない。
- 240以上のタグ番号(項目No)を使用しない。
- 240バイト以上の長さを持つデータ項目を使用しない。
- 明細番号付マルチ明細,マルチ明細のネストを使用しない。
- EIAJ標準形式の出力データを変換する場合に,ハッシュトータルチェックを実施するときは,実行時オプション「-EIAJHASH」を指定する(又は小数部3桁の9属性項目を指定する)。
- 文字セットは標準のものを使用する(8bit JIS)。
- 最大メッセージ長を32,767バイト以下にする。