7.1.6 FDLフォーマット挿入機能(/AFオプション)

フォーマット挿入機能を実行して,指定したFDLフォーマットをMDLファイルに挿入するには,コマンド「etmerge」の引数として「/AF」オプションを指定します。

<この項の構成>
(1) 形式
(2) 引数
(3) /AFオプション指定時の注意事項
(4) 実行例

(1) 形式

etmerge  /AF  旧MDLファイル  新MDLファイル  FDLファイル  
                   [{/IN フォーマット名|/OUT フォーマット名}...]

(2) 引数

/AF
指定したFDLフォーマットをMDLファイルに挿入する機能を実行するオプションです。
旧MDLファイル
変更前のMDLファイル名を指定します。種別は入力です。
新MDLファイル
FDLファイルを挿入した後のMDLファイル名を指定します。旧MDLファイルと同じファイルを指定してもかまいません。種別は出力です。
FDLファイル
MDLファイルに挿入するFDLファイル名を指定します。種別は入力です。
フォーマット名
MDLファイルに挿入するFDLファイルのフォーマット名を指定します。入力フォーマットとして挿入する場合は「/IN」,出力フォーマットとして挿入する場合は「/OUT」をそれぞれフォーマット名の前に指定します。種別は入力です。

(3) /AFオプション指定時の注意事項

(4) 実行例

FDLフォーマット挿入機能の実行例を次に示します。

「OLD.mdl」に,「ADD.fdl」のフォーマット「Format1」を入力側に,フォーマット「Format2」を出力側に挿入した結果を「NEW.mdl」として出力します。

etmerge  /AF  OLD.mdl  NEW.mdl  ADD.fdl  /IN  Format1 /OUT  Format2