CSVフォーマットを作成するときの注意事項について説明します。
CSVフォーマットでは,型のサイズを可変長にして,不要文字削除指定を設定しておく必要があります。文字コードには初期値(JIS8,SJIS)を,セパレータには予約セパレータ(#Comma又は#Linefeed)を利用することをお勧めします。また,原則として,次に示す型を使用してください。
- 1バイト文字列型
- 混在文字列型
- 整数型
- 実数型
- 暗黙的小数部付数値型
- 日付型
- 時刻型
- 日付時刻型
CSVフォーマットでは,数値型の小数点及び指数記号に「"」を使用したり,桁セパレータを定義したりしないでください。
次に,FDLファイルの検証時に,エラー又はワーニングエラーとなる場合について説明します。
- エラーとなる場合
- データに解放文字(「?」など)が含まれていると,FDLファイルの検証時にエラーとなります。CSVフォーマットでは解放文字を使用しないようにしてください。
- ワーニングエラーとなる場合
- 型の文字コードとセパレータの文字コードが一致しないと,フォーマットの検証時にワーニングエラーとなります。
- フォーマットに文字列型数値以外の数値型,又はバイト列型が含まれていると,フォーマットの検証時にワーニングエラーとなります。文字列型数値以外の数値型(符号付2進整数など),及びバイト列型は使用しないようにしてください。