12.5.3 Sea-NACCSフォーマットの変換の規則
(1) Sea-NACCS EDI電文の入力処理の規則
MDLで定義されたコンポーネントのデータが現れる前に入力データが終了した場合,スペース項目があるものとして処理します。
(2) Sea-NACCS EDI電文の出力処理の規則
Sea-NACCSフォーマットでのEDI電文の出力処理の規則を次に示します。
- 実行時オプション「-SNCODE」が指定されている場合,Sea-NACCSフォーマットに対する文字コードチェックを実施します。
- NULLマップ式が定義された要素に対して,スペースを出力します。
- コンポーネントのマップ式が評価できない場合,デフォルト式の値を出力します。
- 出力データ末尾の不要なスペース項目をカットします。
(3) Sea-NACCS EDIFACT電文の規則
Sea-NACCSフォーマットでのEDIFACT電文の規則を次に示します。なお,次に示す規則以外は,一般のEDIFACTフォーマットの変換と同じです。
- テストモードは判定しません。
- 出力変換(処理要求電文を出力する変換)で,実行時オプション「-SNCODE」が指定されている場合,Sea-NACCSフォーマットに対する文字コードチェックを実施します。
(4) Sea-NACCSフォーマットに対する文字コードチェックの規則
Sea-NACCSフォーマットに対する文字コードチェックの規則を次に示します。
- 出力変換で,かつ実行時オプション「-SNCODE」が指定されている場合に,Sea-NACCSフォーマットに対する文字コードチェックを実施します。
- Sea-NACCS文字セットの最大範囲でチェックします。なお,業務によって使用できる文字と使用できない文字がありますが,Interschemaでは常に使用できる文字として扱います。