付録G.3 エラーコードの対応

CIIが定めるエラーコードを次に示します。トランスレータの実行時オプションで,エラー情報メッセージ又は受信確認メッセージの出力を指定した場合,トランスレータが出力するエラーメッセージに対応したエラーコードを設定して,CII運用メッセージを出力します。

表G-2 エラーコードの対応

エラーコードエラー内容対応するトランスレータの
エラーメッセージ番号※
(スペース)エラーなし
01取り決め以外の情報区分コード
02メッセージグループ・ヘッダが見付からない42
03メッセージグループ・トレーラが見付からない43
04シンタックスIDの不正38
05分割識別子シーケンスエラー40
10未定義制御タグの検出47
11不正データタグの検出
12マルチ明細ヘッダが実行形式SMテーブル(変換テーブル)上にない
13マルチ明細トレーラが実行形式SMテーブル(変換テーブル)上にない
14ローカル側(標準側)繰り返しが標準側(ローカル側)繰り返しを超えた
15データのレングスが最大値を超えた50
16チェックサム項目の値が数値ではない49
17数値変換の項目の値が数値ではない
18標準側データ長がローカル側データ長より大きい
19レコード区分がDではない(メッセージが見付からない)44
20過大レコード長
21メッセージトレーラ(X'FE')がない
22負のデータあり(9属性の時など)
30シーケンスNo.が昇順ではない41
31チェックサムの数値がメッセージグループ・トレーラ上の数値と一致しない11
32実行形式SMテーブルサーチ不能
(対応する変換テーブルなし)
33不正文字コードの検出7,34
34非透過モード時のメッセージ長不正
35縮小モード中のマルチ明細のネスト,又は拡張モードマルチ明細ヘッダあり46
36不正日付の検出
40UNAセグメントの不正
41UNBセグメントなし
42UNHセグメントなし
43UNTセグメントなし
44UNZセグメントなし
81交換エラー22~33,35,36,39,45,48,50
82同報エラー51
99その他のエラー14~20,52
(凡例)
-:該当しません。
注※
対応するトランスレータのエラーメッセージ番号とは,プレフィクス,出現元プログラム,メッセージレベルを除いた下4桁の数値です。例えば,メッセージ番号「42」はメッセージID「KBET0042T-E」に,メッセージ番号「11」はメッセージID「KBET0011T-W」に該当します。トランスレータのエラーメッセージについては,「付録B トランスレータのメッセージ」を参照してください。