6.3 トレースの出力形式

uCosminexus Message Service for ebXMLが出力するトレースの出力形式について説明します。uCosminexus Message Service for ebXMLが出力するのは,次に示すトレースです。

図中の番号は,次に示す表の項番と一致しています。トレースには番号は出力されません。

表6-1 トレースの出力項目

項番項目内容表示形式サイズ(バイト)
1通番トレースコードの通番です。4桁の整数値4
2日付トレースの取得日付です。yyyy/mm/dd10
3時刻トレースの取得時刻です。hh:mm:ss.SSS12
4予約予約されている領域です。4バイトのスペースが表示されます。なし4
5AP名トレースの出力元となるアプリケーション名です。uCosminexus Message Service for ebXMLの場合,"MSH"が出力されます。MSH16
6PIDトレースの出力元となるプロセスのIDです。8桁の16進数値8
7TIDトレースの出力元となるスレッドのIDです。Jxxxxxxx
  • Javaスレッドを示す"J"
  • xxxxxxx
    JavaスレッドIDを示す7桁の16進数値
8
8MIDメッセージIDです。KDEBnnxxx-Y16
9種別メッセージの種別です。
  • ER
    エラーレベルメッセージ
  • WR
    警告レベルメッセージ
  • IF
    インフォメーションメッセージ
  • FB
    メソッドの開始メッセージ
  • FE
    メソッドの終了メッセージ
2
10AIDトレースの出力元となるアクションのIDです。Ayyyyyyy
  • アクションを示す"A"
  • yyyyyyy
    アクションの通番を示す7桁の16進数値
8
11メッセージ各メソッドが出力するメッセージです。省略960

注※ 表示形式の詳細については,「10.1.2 メッセージの記述形式」を参照してください。