3.5.1 Hitachi Web Serverの定義ファイル(httpsd.conf)の設定

uCosminexus Message Service for ebXMLのシステムでHitachi Web Serverを使用するためには,Hitachi Web Serverの定義ファイル(httpsd.conf)を編集する必要があります。Hitachi Web Serverの定義ファイル(httpsd.conf)は,次のディレクトリに格納されています。

<この項の構成>
(1) リダイレクタの設定
(2) 受信メッセージのリクエストボディに関する制限設定

(1) リダイレクタの設定

リダイレクタの設定をします。Hitachi Web Serverの定義ファイル(httpsd.conf)のいちばん下に,次の行を追加してください。

(2) 受信メッセージのリクエストボディに関する制限設定

受信メッセージのリクエストボディに関する制限設定をします。

uCosminexus Message Service for ebXMLでは,MSH実行環境定義ファイルで通信するペイロードの上限数およびサイズを設定しています。ただし受信時は,uCosminexus Message Service for ebXMLの不要な受信処理を減らすために,Hitachi Web Server側でもリクエストボディの制限設定をすることを強く推奨します。

Hitachi Web Serverの定義ファイル(httpsd.conf)内の任意の場所に,受信メッセージのリクエストボディの制限値を次の説明に従って設定してください。

対象ディレクティブ
LimitRequestBody
設定内容
"LimitRequestBody"のあとに0~2147483647の値を指定します。指定する値の単位はバイトです。デフォルト値は0です。値を0にしたままの場合,受信メッセージのリクエストボディが制限されません。リクエストボディの制限値の設定例を次に示します。

LimitRequestBody 10547200