uCosminexus Message Service for ebXMLはユーザーに,ビジネスメッセージの送信結果,および受信メッセージの情報を即時に通知する機能を提供しています。この機能によって,例えば次の通知を受けられます。
ビジネスメッセージ情報の通知機能を使用すると,通知されたビジネスメッセージの情報を基に,uCosminexus Message Service for ebXMLのシステムと業務アプリケーションとを連携させたシステムの運用もできます。
ビジネスメッセージの送受信を通知するための機能には,次の種類があります。ユーザーは必要に応じてどちらかを選択して使用します。
システムの管理・運用にJP1を使用する場合,uCosminexus Message Service for ebXMLはJP1に,送受信したビジネスメッセージの情報をJP1イベントとして通知します。JP1イベント通知機能を使用すると,送受信したビジネスメッセージの情報を即時に確認できます。
JP1を使用したシステムの管理・運用の詳細については,JP1のマニュアルを参照してください。また,uCosminexus Message Service for ebXMLが発行するJP1イベントの詳細については,「付録E uCosminexus Message Service for ebXMLが発行するJP1イベント一覧」を参照してください。
ユーザーは,uCosminexus Message Service for ebXMLが提供するUOC(User Own Coding)用インターフェースを使用したプログラムによって,送受信したビジネスメッセージの情報をメモリで取得できます。取得した情報を,UOC内で自由に使用できるため,より柔軟性の高いシステム連携を実現できます。
uCosminexus Message Service for ebXMLが提供するUOC用インターフェースの詳細については,「8. UOCリファレンス」を参照してください。