ビジネスメッセージが一時停止状態になった場合,次の方法で対処してください。
- 障害の原因をトレースから調査し,原因を取り除く。
障害の原因を取り除いてから,次の手順に進んでください。取り除かないまま手順を進めると,ビジネスメッセージは再度一時停止状態になります。
- 一時停止状態になったビジネスメッセージを解除する。
一時停止メッセージ解除コマンドを実行すると,該当するビジネスメッセージの状態が"受信中"または"送信中"になります。
一時停止メッセージ解除コマンド実行時には,該当するビジネスメッセージのメッセージングコンテキスト識別子をオプションに指定します。メッセージングコンテキスト識別子は,運用支援GUIまたはトレースから調べることができます。
一時停止状態になったビジネスメッセージが複数ある場合は,複数回一時停止メッセージ解除コマンドを実行してください。
一時停止メッセージ解除コマンドの詳細については,「9.3 システム構築・運用コマンド」のMSHReleaseMessageを参照してください。
- タイマーを再起動させる。
タイマー回復コマンドを実行すると,タイマーが回復します。"受信中"または"送信中"だったビジネスメッセージの送受信が行われます。
障害が回復されていない場合は,"一時停止"状態に戻ります。再度障害の要因調査から繰り返してください。