MSHDeployMsgDef(メッセージ交換定義導入)
形式
MSHDeployMsgDef -c <CPAファイルパス>
[-i <CPA拡張定義ファイルパス>]
-p <パーティ識別子>
機能
CPAファイルおよびCPA拡張定義ファイルからメッセージ交換定義ファイルを生成し,生成したメッセージ交換定義ファイルをMSH実行環境に導入します。このコマンドを実行して成功した場合,メッセージ交換定義ファイルがMSH実行環境ディレクトリのmsgdefsディレクトリ下に作成されます。
CPAファイルをメッセージ交換定義ファイルに変換するとき,CPAファイルおよびCPA拡張定義ファイルの記述形式が正しいかどうかを,XMLスキーマによってチェックします。チェックの結果,記述形式が不正の場合はエラーとします。
uCosminexus Message Service for ebXMLの運用開始後,このコマンドを実行して生成されたメッセージ交換定義ファイルは削除しないでください。運用開始後にメッセージ交換定義ファイルの内容を更新したい場合は,新しいcpaidでCPAファイルを再作成し,このコマンドを実行して新しいメッセージ交換定義ファイルを生成してください。
なお,運用開始前のテスト段階であれば,生成したメッセージ交換定義ファイルに誤りがある場合,メッセージ交換定義ファイルをいったん削除して再生成できます。
このコマンドを実行して出力されるメッセージは,共通トレースに出力されます。
オプション
戻り値
注意事項
メッセージ交換定義識別子は,CPA識別子とパーティ識別子をハイフン(-)でつなげたものになります。このため,CPAファイルに記述するCPA識別子およびパーティ識別子そのものにハイフン(-)が含まれる場合,異なるCPAファイルに対してメッセージ交換定義導入コマンドを実行したときに,メッセージ交換定義ファイルのファイル名重複エラー(KDEB02309-E)が発生するおそれがあります。
メッセージ交換定義導入コマンドを実行したときに重複エラーが発生する事例の詳細については,「付録B.1 CPAファイルの各項目とuCosminexus Message Service for ebXMLでの規約」を参照してください。
実行例
CPAファイル(cpa001.xml),CPA拡張定義ファイル(cpa-ext.xml)を使用して,partyAのパーティ識別子に対するメッセージ交換定義ファイルを導入する場合の実行例を示します。
MSHDeployMsgDef -c C:¥tmp¥cpa001.xml -i C:¥tmp¥cpa-ext.xml -p partyA
MSHDeployMsgDef -c /tmp/cpa001.xml -i /tmp/cpa-ext.xml -p partyA