MSHReleaseMessage一時停止メッセージ解除

形式

MSHReleaseMessage -m <メッセージングコンテキスト識別子>

機能

ビジネスメッセージの送受信時,または送信結果通知時に何らかの障害が発生した場合,uCosminexus Message Service for ebXMLは,ビジネスメッセージを一時停止状態にする場合があります。障害に対処したあとビジネスメッセージの処理を再開させたい場合には,このコマンドで一時停止状態を解除し,タイマー回復コマンドを実行してください。

このコマンドを実行して出力されるメッセージは,共通トレースに出力されます。

オプション

-m <メッセージングコンテキスト識別子>
一時停止状態のビジネスメッセージのメッセージングコンテキスト識別子を指定します。必ず指定してください。
メッセージングコンテキスト識別子は,運用支援GUIから参照できます。運用支援GUIの詳細については,「5.5 運用支援GUIでのビジネスメッセージの照会」を参照してください。

戻り値

注意事項

一時停止状態になった場合は,必ず障害を取り除いたあとで,このコマンドを実行してください。障害を取り除かないで実行した場合は,ビジネスメッセージは再度一時停止状態になります。

実行例

メッセージングコンテキスト識別子(009f90e3-000000fead8741e6-8008-00000000000000000000ffff0ad2191f)に対する一時停止状態のビジネスメッセージを解除する場合の実行例を,次に示します。

MSHReleaseMessage -m 009f90e3-000000fead8741e6-8008-00000000000000000000ffff0ad2191f