5.4 永続化メッセージの削除

永続化メッセージとは,データベースに保存されているuCosminexus Message Service for ebXMLが送受信したメッセージのことです。データベースに保存された永続化メッセージは,送受信処理が完了するとCLOSED状態になります。CLOSED状態で,かつ,永続期限を過ぎた永続化メッセージは不要ですので,ユーザーが定期的に削除してください。永続化メッセージを削除することで,データベースの容量が許容範囲を超えて動作に支障を来すことを防ぎます。

永続化メッセージを削除するには,永続化メッセージ削除コマンドを実行します。永続化メッセージ削除コマンドの詳細については,「9.3 システム構築・運用コマンド」のMSHRemoveMessageを参照してください。

なお,高信頼配信が完了していない状態,つまりOPEN状態のときは,永続化メッセージを削除できません。障害などの理由からOPEN状態の永続化メッセージを削除するには,次の手順で削除してください。

  1. ビジネスメッセージを強制終了する。
    ビジネスメッセージ強制終了コマンドを使用して,OPEN状態のビジネスメッセージをCLOSED状態にします。
  2. ビジネスメッセージを削除する。
    永続化メッセージ削除コマンドを使用して,該当するビジネスメッセージを削除します。

これらのコマンドの実行形式については,次を参照してください。