このマニュアルは,uCosminexus Message Service for ebXMLの概要,およびuCosminexus Message Service for ebXMLを使用するシステムの構築・運用方法を説明したものです。
対象読者
uCosminexus Message Service for ebXMLを使用するシステムを構築・運用するシステム管理者を対象としています。
なお,次に示す知識をお持ちであることを前提とします。
JP1と連携させる場合は,次の知識もお持ちであることを前提とします。
UOCを作成する場合は,次の知識もお持ちであることを前提とします。
セキュリティ通信を適用する場合は,次の知識もお持ちであることを前提とします。
マニュアルの構成
このマニュアルは,次に示す章と付録から構成されています。
関連マニュアル
Cosminexus Version 7を使用する場合にお読みください。
Cosminexus Version 6を使用する場合にお読みください。
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8を使用する場合にお読みください。
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7を使用する場合にお読みください。
運用管理ソフトウェアJP1 Version 8を使用する場合にお読みください。
運用管理ソフトウェアJP1 Version 7iを使用する場合にお読みください。
なお,このマニュアルでは,次のマニュアルについて,対象OSおよびバージョン番号を省略して表記しています。マニュアルの正式名称とこのマニュアルでの表記を次の表に示します。
このマニュアルでの表記 | 正式名称 |
---|---|
Cosminexus システム構築ガイド | Cosminexus システム構築ガイド |
Cosminexus Version 6 システム構築ガイド(Windows(R)用) | |
Cosminexus システム運用ガイド | Cosminexus システム運用ガイド |
Cosminexus Version 6 システム運用ガイド(Windows(R)用) | |
Cosminexus リファレンス コマンド編 | Cosminexus リファレンス コマンド編 |
Cosminexus Version 6 リファレンス(Windows(R)用) | |
Cosminexus リファレンス 定義編 | Cosminexus リファレンス 定義編 |
Cosminexus Version 6 リファレンス(Windows(R)用) | |
Cosminexus メッセージ | Cosminexus メッセージ 1 KAWS/KDAL/KDJE編 |
Cosminexus メッセージ 1 KDJE編 | |
Cosminexus メッセージ 2 KDSS/KEOS/KFCB編 | |
Cosminexus メッセージ 2 KEOS/KEUC/KFCB編 | |
Cosminexus メッセージ 3 KFCT/KFDB/KFDJ編 | |
Cosminexus Version 6 メッセージ | |
Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド | Cosminexus アプリケーション設定操作ガイド |
Cosminexus Version 6 アプリケーション設定操作ガイド | |
HiRDB システム導入・設計ガイド | スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用) |
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用) | |
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム導入・設計ガイド(UNIX(R)用) | |
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用) | |
HiRDB システム運用ガイド | スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(UNIX(R)用) |
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム運用ガイド(Windows(R)用) | |
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム運用ガイド(UNIX(R)用) | |
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 システム運用ガイド(Windows(R)用) | |
HiRDB コマンドリファレンス | スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(UNIX(R)用) |
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 コマンドリファレンス(Windows(R)用) | |
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 コマンドリファレンス(UNIX(R)用) | |
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 コマンドリファレンス(Windows(R)用) | |
HiRDB メッセージ | スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 メッセージ |
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 メッセージ (UNIX(R)/Windows(R)用) | |
スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 7 メッセージ (Windows(R)用) |
読書手順
このマニュアルは,利用目的に合わせて章を選択して読めます。使用目的別に,次の流れに従ってお読みいただくことをお勧めします。
このマニュアルでの表記
このマニュアルでは,製品名称を省略して表記しています。製品の正式名称と,このマニュアルでの表記を次に示します。
このマニュアルでの表記 | 製品の正式名称 | |
---|---|---|
HiRDB | HiRDB/Single Server | HiRDB/Single Server Version 7, HiRDB/Single Server Version 8 |
HiRDB/Parallel Server | HiRDB/Parallel Server Version 7, HiRDB/Parallel Server Version 8 | |
HiRDB/Run Time | HiRDB/Run Time Version 7, HiRDB/Run Time Version 8 | |
Internet Explorer | Microsoft(R) Internet Explorer(R) | |
JP1/AJS2 | JP1/Automatic Job Management System 2 | |
JP1/IM | JP1/Integrated Management - Central Information Master, JP1/Integrated Management - Manager, JP1/Integrated Manager - Central Console, JP1/Integrated Manager - Central Scope, JP1/Integrated Manager - View | |
Microsoft IIS | Microsoft(R) Internet Information Services | |
uCosminexus Application Server | uCosminexus Application Server Enterprise, uCosminexus Application Server Standard, uCosminexus Service Platform | |
uCosminexus Developer | uCosminexus Developer Light, uCosminexus Developer Professional, uCosminexus Developer Standard, uCosminexus Service Architect | |
UNIX | Linux | Red Hat Enterprise Linux AS 4(AMD64 & Intel EM64T), Red Hat Enterprise Linux ES 4(AMD64 & Intel EM64T) |
Windows | Windows 2000 | Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server Operating System, Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server Operating System |
Windows Server 2003 | Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition,Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition |
このマニュアルでは,Cosminexusの機能を省略して表記しています。機能の正式名称と,このマニュアルでの表記を次に示します。
このマニュアルでの表記 | 機能の正式名称 |
---|---|
CTM | Cosminexus Component Transaction Monitor |
DABroker Library | Cosminexus DABroker Library |
PRF | Cosminexus Performance Tracer |
このマニュアルでは,Java関連用語を省略して表記しています。Java関連用語の正式名称と,このマニュアルでの表記を次に示します。
このマニュアルでの表記 | Java関連用語の正式名称 |
---|---|
EJB | Enterprise JavaBeansTM |
J2EE | JavaTM 2 Platform, Enterprise Edition |
Java | JavaTM |
JDBC | JDBCTM |
JDK | JavaTM Development Kit |
JSP | JavaServer PagesTM |
Servletまたはサーブレット | JavaTM Servlet |
このマニュアルで使用する英略語を次に示します。
英略語 | 英字での表記 |
---|---|
AP | Application Program |
API | Application Programming Interface |
BLOB | Binary Large OBject |
BPSS | Business Process Specification Schema |
CA | Certificate Authority |
CC | Core Component |
CPA | Collaboration Protocol Agreement |
CPP | Collaboration Protocol Profile |
CPPA | Collaboration Protocol Profile and Agreement |
CSV | Comma Separated Value |
DB | Database |
DBMS | Database Management System |
DMZ | DeMilitarized Zone |
ebMS | ebXML Message Service |
ebXML | Electronic Business using eXtensible Markup Language |
EDI | Electronic Data Interchange |
GUI | Graphical User Interface |
HTTP | Hyper Text Transfer Protocol |
HTTPS | Hyper Text Transfer Protocol Security |
I/O | Input/Output |
IP | Internet Protocol |
JDBC | Java Database Connectivity |
MIME | Multipurpose Internet Mail Extension |
MS | Message Service |
MSH | Message Service Handler |
OASIS | Organization for the Advancement of Structured Information Standards |
OS | Operating System |
QoS | Quality of Service |
R&R | Registory & Repository |
RMI | Remote Method Invocation |
SMTP | Simple Mail Transfer Protocol |
SOAP | Simple Object Access Protocol |
SQL | Structured Query Language |
SSL | Secure Sockets Layer |
SwA | SOAP Messages with Attachments |
TCP/IP | Transmission Control Protocol/Internet Protocol |
TLS | Transport Layer Security |
UN/CEFACT | United Nations Centre for Trade Facilitation and Electronic Business |
UOC | User Own Coding |
URI | Universal Resource Identifier |
URL | Uniform Resource Locator |
UTC | Universal Time Coordinated |
UTF | UCS Transformation Format |
XML | eXtensible Markup Language |
適用OSの違いによる機能相違点の表記
このマニュアルは,WindowsおよびUNIXに適用します。OSによって記述を書き分ける場合,次に示す表記を使用して,それぞれの説明にOS名を明記しています。
このマニュアルでの表記 | 意味 |
---|---|
Windowsの場合 | Windowsに該当する表記です。 |
UNIXの場合 | UNIXに該当する表記です。 |
製品名とebXML仕様の用語との使い分け
このマニュアルでは,説明する内容に応じて,製品名である"uCosminexus Message Service for ebXML"とebXML仕様の用語である"MSH"とを使い分けています。二つの用語のこのマニュアルでの使い分け方を,次に示します。
このマニュアルの図中で使用している記号
このマニュアルの図中で使用する記号を,次のように定義します。
このマニュアルで使用している記号
このマニュアルのGUIの説明で使用している記号
このマニュアルでは,次に示す記号を使用してGUIを説明しています。
記号 | 意味 |
---|---|
[ ] | 画面の名称および画面に表示されている項目を表します。 |
「 」 | 入力値,可変値,またはメッセージなどを表します。 |
このマニュアルのコマンドの説明で使用している記号
このマニュアルでは,次に示す記号を使用してコマンドの文法を説明しています。
記号 | 意味 |
---|---|
| ストローク | 横に並べられた複数の項目に対する項目間の区切りを示し,「または」を意味します。 (例) A|B AまたはBを指定することを示します。 |
{ } 波括弧 | この記号で囲まれている複数の項目のうちから一つを選択することを示します。項目が横に並べて記号|で区切られている場合は,どれか一つを選択します。 (例) {A|B|C} A,BまたはCのどれかを指定することを示します。 |
[ ] 角括弧 | この記号で囲まれている項目は省略してもよいことを示します。複数の項目が横に並べて記述されている場合には,すべてを省略するか,記号{ }と同じくどれか一つを選択します。 (例1) [A] 「何も指定しない」か「Aを指定する」ことを示します。 (例2) [B|C] 「何も指定しない」か「BまたはCを指定する」ことを示します。 |
_ 下線 (アンダーライン) | 括弧で囲まれている複数条件のうち1項目に対して使用され,括弧内をすべて省略したときシステムがとる標準値を示します。 (例) [-s{A|B|C}]は「-sオプションにA,B,Cのどれも指定しなかった場合,システムはCが指定されたときと同じ処理をする」ことを示します。 |
<> 山括弧 | この記号で囲まれている項目は,該当する要素を指定することを示します。 (例) <プロパティ> プロパティを記述します。 |
... ピリオド | この記号の直前に示す記号を繰り返し,複数個指定できることを示します。 (例) <プロパティ>... プロパティは複数個,繰り返して指定できます。 |
常用漢字以外の漢字の使用について
このマニュアルでは,常用漢字を使用することを基本としていますが,次に示す用語については,常用漢字以外の漢字を使用しています。
鍵(かぎ) 個所(かしょ) 桁(けた) 必須(ひっす) 閉塞(へいそく)
KB(キロバイト)などの単位表記について
1KB(キロバイト),1MB(メガバイト),1GB(ギガバイト),1TB(テラバイト)はそれぞれ1,024バイト,1,0242バイト,1,0243バイト,1,0244バイトです。