uCosminexus Message Service for ebXMLでは,データベースを使用してビジネスメッセージを永続化して管理しています。
uCosminexus Message Service for ebXMLは,送受信したビジネスメッセージを永続化メッセージとしてデータベースに格納し,ビジネスメッセージの高信頼配信を実現するために使用します。格納した永続化メッセージは,次の用途で使用します。
QoSレベルがBest Effortの場合も,永続化メッセージはデータベースに格納されます。ただし,高信頼配信をサポートしていないのでビジネスメッセージの再送や重複受信の確認はしません。
ユーザーは,データベースに格納された永続化メッセージの情報を,ビジネスメッセージの送受信履歴として照会できます。ビジネスメッセージの配信が完了したことを確認したいときや,送受信時に発生した障害の要因を調査するときに活用してください。
送受信履歴の照会は,uCosminexus Message Service for ebXMLが提供する運用支援GUIから行ってください。運用支援GUIの説明や操作方法については,「5.5 運用支援GUIでのビジネスメッセージの照会」を参照してください。