10.1.2 メッセージの記述形式

このマニュアルでのメッセージの記述形式について説明します。


KDEBnnxxx-Y

メッセージテキスト
Message Text

可変値について説明します。
説明
メッセージが出力された要因,およびシステムの動作について説明します。
対処
ユーザーが実施する対処について説明します。
対処に「保守員に連絡してください」が記載されている場合,購入時の契約に基づいて,システム管理者が弊社問い合わせ窓口へ連絡することを示します。

なお,「可変値に関する説明」および「対処」は,メッセージによって記述しないものもあります。

<この項の構成>
(1) メッセージIDの記述形式
(2) データベースのエラーコードとHiRDBのメッセージIDとの関係

(1) メッセージIDの記述形式

メッセージIDの記述形式の詳細について説明します。

KDEB
uCosminexus Message Service for ebXMLのメッセージプレフィックスで,固定値です。
nn
メッセージを出力したコンポーネントの識別子を示します。
xxx
メッセージIDの通し番号を示します。
Y
メッセージのレベルを表します。メッセージのレベルは英字1文字で示します。
メッセージのレベルを示す文字とその意味を次に示します。
E:エラー
W:警告
I:通知

(2) データベースのエラーコードとHiRDBのメッセージIDとの関係

データベースへのアクセスエラーが発生した場合にuCosminexus Message Service for ebXMLがメッセージに出力するエラーコードと,HiRDBのメッセージIDとの関係を,次に示します。

表10-1 データベースのエラーコードとHiRDBのメッセージIDとの関係

項番データベースのエラーコードHiRDBのメッセージID
1-nnnKFPA11nnn
2-1nnnKFPA19nnn
3+nnnKFPA12nnn
40HiRDBのエラーではなく,Cosminexus関連(DABroker Library)のエラーです。Cosminexusのメッセージを参照してください。
5上記以外

表で示した"nnn"は,HiRDBのメッセージIDの通し番号です。

uCosminexus Message Service for ebXMLが出力するメッセージにエラーコードが表示されている場合,エラーコードを基に,該当するHiRDBまたはCosminexusのメッセージを参照してください。HiRDBのメッセージの詳細については,マニュアル「HiRDB メッセージ」を,Cosminexusのメッセージの詳細については,マニュアル「Cosminexus メッセージ」を参照してください。