3.6.3 HiRDBのクライアント環境変数の設定
(1) Windowsの場合
HiRDBクライアント環境変数登録ツールを起動してHiRDBのクライアント環境変数の設定をします。次に示す項目を,追加登録してください。
- グループ名称
- MSHGRPを指定します。
- PDCLTPATH
- SQLトレースファイルを出力する場合にだけ,HiRDBのSQLトレースファイル,およびエラーログファイルの格納先ディレクトリを指定します。
- SQLトレースファイルは,通常は出力する必要がありません。そのため,通常はPDCLTPATHの指定も必要ありません。
- なお,SQLトレースファイルを出力する場合,PDSQLTRACEでSQLトレースファイルのサイズも指定してください。
- PDHOST
- HiRDBがインストールされているマシンのホスト名を指定します。ホスト名は任意ですが,localhostとして設定しないでください。
- PDUSER設定
- ユーザID
データベースに接続するユーザーのユーザーIDを指定します。
- パスワード
データベースに接続するユーザーのパスワードを指定します。
- PDNAMEPORT
- HiRDBのポート番号を指定します。
- PDSQLTRACE
- SQLトレースファイルを出力する場合にだけ,出力するSQLトレースファイルのサイズを指定します。SQLトレースファイルのサイズは,0または4096~2000000000(バイト)の範囲で指定します。0を指定した場合,OSで出力できるファイルサイズの最大値が設定されます。指定しない場合は,SQLトレースファイルは出力されません。
- なお,SQLトレースファイルを出力する場合は,PDCLTPATHも指定してください。
- PDSWAITTIME
- 0を指定します。
- PDCWAITTIME
- 1800を指定します。
- PDSWATCHTIME
- 0を指定します。
- そのほかの環境変数
- 次に示す環境変数を,追加指定してください。
- PDIPC
- MEMORYを指定します。
- PDRECVMEMSIZE
- 次の計算式で求めた値を指定します。
<MSH実行環境定義ファイル(PERSISTコンテナのMESSAGE_ARCHIVE_DIVISION_SIZEキー)に指定した値> + 64
(2) UNIXの場合
uCosminexus Message Service for ebXMLが提供するクライアント環境変数ファイルのサンプルファイル(/opt/ebxml/msh/sample/db/conf/HiRDB.ini)を,HiRDBインストールディレクトリの任意の場所(/HiRDB/Client/HiRDB.iniなど)にCosminexusの実行ユーザーが参照できる権限でコピーしたあと,次の項目を編集してください。
- PDCLTPATH
- SQLトレースファイルを出力する場合にだけ,HiRDBのSQLトレースファイル,およびエラーログファイルの格納先ディレクトリを指定します。
- SQLトレースファイルは,通常は出力する必要がありません。そのため,通常はPDCLTPATHの指定も必要ありません。
- なお,SQLトレースファイルを出力する場合,PDSQLTRACEでSQLトレースファイルのサイズも指定してください。
- PDHOST
- HiRDBがインストールされているマシンのホスト名を指定します。ホスト名は任意ですが,localhostとして設定しないでください。
- PDUSER
- データベースに接続するユーザーのユーザーIDとパスワードを指定します。
- PDNAMEPORT
- HiRDBのポート番号を指定します。
- PDSQLTRACE
- SQLトレースファイルを出力する場合にだけ,出力するSQLトレースファイルのサイズを指定します。SQLトレースファイルのサイズは,0または4096~2000000000(バイト)の範囲で指定します。0を指定した場合,OSで出力できるファイルサイズの最大値が設定されます。指定しない場合は,SQLトレースファイルは出力されません。
- なお,SQLトレースファイルを出力する場合は,PDCLTPATHも指定してください。
- PDSWAITTIME
- 0を指定します。
- PDCWAITTIME
- 1800を指定します。
- PDSWATCHTIME
- 0を指定します。
- PDIPC
- MEMORYを指定します。
- PDRECVMEMSIZE
- 次の計算式で求めた値を指定します。
<MSH実行環境定義ファイル(PERSISTコンテナのMESSAGE_ARCHIVE_DIVISION_SIZEキー)に指定した値> + 64