uCosminexus Message Service for ebXMLのシステムを停止する手順について説明します。
ここでは,前提ソフトウェアを含めてシステム全体を停止する方法について説明します。ほかのシステムで前提ソフトウェアを使用している場合は,前提ソフトウェアを停止させる必要はありません。
前提ソフトウェアを停止させるときは,ほかのソフトウェアで使用していないかどうかを必ず確認してください。
uCosminexus Message Service for ebXMLのシステムを停止する手順の中で実行するHiRDBのコマンドについてはマニュアル「HiRDB コマンドリファレンス」を,Cosminexusのコマンドについてはマニュアル「Cosminexus リファレンス コマンド編」を参照してください。また,uCosminexus Message Service for ebXMLのコマンドについては「9. コマンドリファレンス」を参照してください。
- Hitachi Web Serverの停止
- Windowsの場合
Windowsのサービスから,"Hitachi Web Server"を停止してください。
- UNIXの場合
次のユティリティを実行して,Hitachi Web Serverを停止してください。
/opt/hitachi/httpsd/sbin/httpsdctl stop
Hitachi Web Serverを停止することで,送信側のMSHからのビジネスメッセージの受信を確実に遮断できるため,uCosminexus Message Service for ebXMLを停止するときはHitachi Web Serverを停止することを推奨します。
- J2EEサーバ,およびuCosminexus Message Service for ebXMLのアプリケーションの停止
次のコマンドを実行して,J2EEサーバ,およびuCosminexus Message Service for ebXMLのアプリケーションを停止してください。
- Windowsの場合
<uCosminexus Message Service for ebXMLのインストールディレクトリ>¥bin¥MSHAppStop
- UNIXの場合
/opt/ebxml/msh/bin/MSHAppStop
- タイマー監視の終了
次のコマンドを実行して,タイマー監視を終了してください。
- Windowsの場合
<uCosminexus Message Service for ebXMLのインストールディレクトリ>¥bin¥MSHTimerKill
- UNIXの場合
/opt/ebxml/msh/bin/MSHTimerKill
- JavaのRMIレジストリの停止
- Windowsの場合
JavaのRMIレジストリのウィンドウを閉じてください。
- UNIXの場合
psコマンドを実行し,JavaRMIレジストリのプロセスIDを確認します。
確認後,killコマンドを実行してJavaRMIレジストリのプロセスを終了してください。
JavaRMIレジストリのプロセスを終了するまでの,コマンドの実行例を次に示します。
#ps
PID TTY TIME CMD
3330 pts/1 0:00 -usr/bin/csh
20150 pts/1 0:00 ps
23714 pts/1 0:00 /opt/Cosminexus/jdk/bin/rmiregistry -J-cp -J/opt/ebxml/msh
#kill 23714 |
- CosminexusのPRFデーモンの停止
Cosminexusのcprfstopコマンドを実行して,CosminexusのPRFデーモンを停止してください。
- Windowsの場合
<Cosminexusのインストールディレクトリ>¥PRF¥bin¥cprfstop
- UNIXの場合
/opt/Cosminexus/PRF/bin/cprfstop
- HiRDBの終了
HiRDBのpdstopコマンドを実行して,HiRDBを終了してください。