uCosminexus Message Service for ebXMLが発行する送信結果（失敗）イベントの詳細を次に示します。

表E-2　送信結果（失敗）イベントの詳細（イベントID：00001EF2）

項番	属性の種別	項目	属性名	通知内容
1	基本属性	メッセージ	−	送信に失敗しました。
2	拡張属性（共通情報）	重大度	SEVERITY	Error
3		ユーザ名	USER_NAME	MSH実行環境定義ファイルの（SYSTEM_INFOコンテナのDOMAIN_NAMEキー）の値
4		プロダクト名	PRODUCT_NAME	/HITACHI/COSMINEXUS/MSH
5		オブジェクトタイプ	OBJECT_TYPE	JOB
6		オブジェクト名	OBJECT_NAME	メッセージングコンテキスト識別子
7		登録名タイプ	ROOT_OBJECT_TYPE	JOB
8		登録名	ROOT_OBJECT_NAME	MSHSEND
9		オブジェクトID	OBJECT_ID	MSHSEND
10		事象種別	OCCURRENCE	SEND-FAIL
11		開始時刻	START_TIME	通知の時刻（UTC 1970-01-01 00:00:00からの秒数）
12		終了時刻	END_TIME	−
13		バージョン情報	RESULT_CODE	−
14	拡張属性（固有情報）	メッセージングコンテキスト識別子	IF0	ビジネスメッセージを識別するためにuCosminexus Message Service for ebXMLが付加するメッセージングコンテキスト識別子
15		メッセージ交換定義識別子	IF1	メッセージ交換定義ファイルを識別するためのメッセージ交換定義識別子
16		送信パーティ名	IF2	ビジネスメッセージを送信したパーティ名
17		受信パーティ名	IF3	ビジネスメッセージを受信したパーティ名
18		CPA識別子	IF4	ビジネスメッセージの送信で使用されるCPA識別子
19		会話識別子	IF5	送信したビジネスメッセージが属する会話を識別するための会話識別子
20		サービス名	IF6	送信したビジネスメッセージが属するサービス名
21		サービス名表記種別	IF7	サービス名の表記種別
22		アクション名	IF8	送信したビジネスメッセージが属するアクション名
23		メッセージ識別子	IF9	ビジネスメッセージを識別するために，ユーザーが指定できるメッセージ識別子。ユーザーが指定しない場合は，uCosminexus Message Service for ebXMLが付加します。
24		メッセージ生成日時	IF10	uCosminexus Message Service for ebXMLがビジネスメッセージを生成した日時
25		参照メッセージ識別子	IF11	送信したビジネスメッセージと関連する，別のビジネスメッセージのメッセージ識別子。ユーザーが指定しない場合は，表示されません。
26		エラー種別	RN0	次のどちらかを通知します。 RETRIED_OUT （リトライに失敗した） ERROR_SIGNAL_RECEIVED （エラーメッセージを受信した）
27		エラー詳細	RN1	ビジネスメッセージの送信に失敗した原因
28		ペイロード1のファイル名	PL1※	ペイロード（1番目）のファイル名
29		ペイロード2のファイル名	PL2※	ペイロード（2番目）のファイル名
30		ペイロード3のファイル名	PL3※	ペイロード（3番目）のファイル名
31		ペイロード4のファイル名	PL4※	ペイロード（4番目）のファイル名
32		ペイロード5のファイル名	PL5※	ペイロード（5番目）のファイル名
33		ペイロード6のファイル名	PL6※	ペイロード（6番目）のファイル名
34		ペイロード7のファイル名	PL7※	ペイロード（7番目）のファイル名
35		ペイロード8のファイル名	PL8※	ペイロード（8番目）のファイル名
36		ペイロード9のファイル名	PL9※	ペイロード（9番目）のファイル名
37		ペイロード10のファイル名	PL10※	ペイロード（10番目）のファイル名

（凡例）−：なし

注※

• ビジネスメッセージ送信時にペイロードを送信していない場合は，ペイロードのファイル名（PL1〜PL10）は通知されません。
• ペイロードのファイル数が10よりも大きい場合，または，イベント情報の総バイト数が4,096バイトを超える場合は，PL1に"ペイロードファイル名一覧ファイルのパス"が通知され，PL2〜10は通知されません。ペイロードファイル名一覧ファイルの出力場所は，次のとおりです。
  Windowsの場合
  <MSH実行環境ディレクトリ>\PayloadInfo\メッセージングコンテキスト識別子.txt
  UNIXの場合
  <MSH実行環境ディレクトリ>/PayloadInfo/メッセージングコンテキスト識別子.txt
  MSH実行環境ディレクトリは，実行環境参照定義ファイル（EXEC_ENV_REF_DEFコンテナのEXEC_ENV_IO_DIR_PATHキー）で，ユーザーが指定した値になります。