ebMS仕様で規定されているMSHの機能のうち，uCosminexus Message Service for ebXMLのサポート範囲を次に示します。

表A-1　uCosminexus Message Service for ebXMLのサポート範囲

項番	分類	機能	ebMS仕様での規定	サポート有無
1	高信頼配信	Best Effort（永続管理なし）	必須	○
2		At least Once（再送処理，メッセージ永続管理）	オプション	○
3		Once and Only Once（多重受信防止）	オプション	○
4		Message Order（会話内での配信順序保証）	オプション	×
5	会話管理	AP会話管理	どちらか必須	○
6		MSH会話管理		×
7	メッセージ交換方式	非同期	必須	○
8		同期（mshSignalsOnly）	オプション	○
9		同期（signalsOnly）	オプション	×
10		同期（responseOnly）	オプション	×
11		同期（signalsAndResponse）	オプション	×
12	伝送プロトコル	HTTP	問わない	○
13		SMTP		×
14	セキュア通信プロトコル	TLS V1.0	オプション	○
15		SSL V3.0	オプション	○
16	SSL認証	サーバ認証	オプション	○
17		クライアント認証	オプション	○
18	HTTP認証方式	ベーシック認証	オプション	○
19		ダイジェスト認証	オプション	×
20	セキュリティ（Message）	電子署名（XML Signature）	オプション	○
21		暗号化（XML Encryption）	オプション	×
22	ペイロード搬送	SimplePart（MIME Multipartの個々のパート）	必須	○
23		MIME Multipartでのネスト構造対応	オプション	×
24		リモートリソース	オプション	×
25	文字コード	UTF-8	必須	○
26		UTF-16	オプション	×
27	その他	マルチホップ	オプション	×
28		MSH状態問合せ（MSH Ping Service）	オプション	×
29		メッセージ状態問合せ（Message Status Service）	オプション	×

（凡例）○：サポートしている　×：サポートしていない