1.1 提供する機能

Enterprise SearchのJavaインターフェースは,アプリケーションプログラムからEnterprise Searchの検索結果を取得する機能を提供しています。これにより,様々な検索結果の取得をアプリケーションプログラムから実行できるようになります。

Enterprise SearchのJavaインターフェースから利用可能な機能の一覧は次のとおりです。各機能の詳細な使用方法は4章から12章のクラスおよびメソッドを参照してください。

表1-1 Enterprise SearchのJavaインターフェースから利用可能な機能の一覧

機能名内容/備考
キーワード検索単純キーワードやAND OR NOTおよびフレーズ検索など検索画面の1行検索と同じキーワードが指定できます。
ユーザー名検索コンテンツのユーザー名を指定して検索結果を絞り込みます。
ファイル名検索コンテンツのファイル名で検索結果を絞り込みます。
日時範囲検索前後1ヶ月以内/以前/以降/特定の範囲を指定可能です。
文章検索文章を指定した自然文検索ができます。
クロールタイプ検索WWWやNTFSなどのクロールタイプを指定して検索結果を絞り込むことができます。
アドレス検索コンテンツのアドレス情報を指定して検索結果を絞り込むことができます。
類似コンテンツ検索検索結果のIDを利用して類似コンテンツを検索します。
拡張子検索拡張子を指定して検索結果を絞り込むことができます。
ファイルサイズ検索ファイルサイズを指定して検索結果を絞り込むことができます。
検索結果のソート順指定検索結果のソート順を指定することができます。
検索結果開始インデクスの指定指定した検索条件の検索結果の任意のインデクス(N件目の位置)の検索結果を取得できます。
スニペットサイズの指定スニペット(検索結果エントリの本文の抜き書き)の取得サイズを指定できます。
ハイライトタグの埋め込み指定検索結果のタイトルとスニペット内の,検索キーワード部分を<span>タグで囲むかどうかを指定することができます。
ハイライトタグのクラス属性名指定検索結果のタイトルとスニペット内の,検索キーワード部分に指定される<span>タグのクラス属性名が指定できます。
HTMLエスケープの指定タイトルとスニペット内に含まれるHTML特殊文字のエスケープ有無を指定することができます。
ヒット件数返却指定検索時にヒット件数だけを高速に返却することができます。
属性検索コンテンツの属性を指定して検索結果を絞り込みできます。