2.2 uCosminexus用の環境設定
Enterprise Searchでは,uCosminexusのcjclstartapコマンドを使用しています。このため,次に示す環境変数の設定が必要です。
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IWS_COSMINEXUS_PATH
uCosminexusインストールフォルダーの絶対パスを指定します。指定例を次に示します。
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C:\Program Files\HITACHI\Cosminexus
指定されたパスからuCosminexusのJava実行用コマンドの位置を特定するため,必ず指定してください。
cjclstartapコマンド実行時には,usrconf.cfgファイル,およびusrconf.propertiesファイルが必要です。値が設定されているのはusrconf.cfgファイルだけです。なお,設定ファイルはEnterprise Searchのインストールディレクトリ下のbatchディレクトリに格納されています。
定義の詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(サーバ定義)」または「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(サーバ定義)」を参照してください。
usrconf.cfgファイルで設定値が変更できるプロパティについて次の表に示します。
プロパティ名 |
デフォルト値 |
説明 |
---|---|---|
ejb.client.log.directory |
c:\Program Files\HITACHI\uCESearch\logs\batchlog |
ログの出力先ディレクトリを指定します。 |
ejb.client.ejb.log |
log |
ログ出力先のサブディレクトリを指定します。 ejb.client.log.directoryで作成したディレクトリの下に指定した名称でディレクトリを作成します。 |
usrconf.cfgファイルに指定できる定義について次の表に示します。
プロパティ名 |
説明 |
チャネル名に指定できる名前 |
---|---|---|
ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>.filenum |
ログの出力ファイル数を設定します。 |
チャネル名に指定できる名前を次に示します。デフォルトの設定はありません。
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ejbserver.logger.channels.define.<チャネル名>.filesize |
ログの出力ファイルサイズを設定します。 |
なお,環境変数の設定後に,Enterprise Searchをインストールしたマシンを再起動してください。