3.21.2 キャッシュの破棄
キャッシュに登録されたコンテンツ情報は次のときに破棄されます。
- キャッシュの有効期間が過ぎたとき
キャッシュ登録時に設定した有効期間が過ぎたときに,キャッシュからコンテンツ情報が破棄されます。キャッシュの有効期間は,表示対象のポートレットだけ確認されます。
- ポートレットがアクション処理対象であるとき
アクション処理対象のポートレットでは,アクション処理結果を反映させるため,キャッシュの有効期間内であってもキャッシュの情報が破棄されます。ポートレットアクションの処理が失敗した場合もキャッシュ情報は破棄されます。
- ユーザがログアウトしたとき
ログアウト時にセッション情報が破棄されると,キャッシュの有効期間内であってもすべてのキャッシュ情報が破棄されます。
- サブレイアウトが変更されたとき
表示対象サブレイアウトが変更されると,古いレイアウト内のポートレット情報は有効期限に関係なくすべて破棄されます。この処理は,リクエストコントローラ機能で行われます。同一レイアウト内(ポートレットの最大表示時や,通常表示に戻ったときなど)の画面遷移,およびレイアウト編集画面,またはポートレットのデプロイ・アンデプロイによる画面遷移の場合は,キャッシュは破棄されません。
リクエストコントローラ機能のキャッシュの初期化については,「3.19.1 キャッシュの初期化」を参照してください。