付録A.6 キャッシュを使用したポートレット

ポータルのスループットやレスポンスタイムの向上には,キャッシュの使用が有効です。

ポートレットでキャッシュを使用するには,タグライブラリを使用します。ユーザのセッション単位で,一定期間ごとにキャッシングできます。タグライブラリの詳細は,「14.2 ポートレットユティリティタグライブラリ」を参照してください。

次にキャッシュを使用したポートレットを示します。

<%@ page contentType="text/html; charset=Shift_JIS" %>
<%@ taglib uri="http://soft.hitachi.co.jp/portal/utils" prefix="ut" %>

<%
 String nameSpace = PortletUtils.getNamespace(request, response);
 String cacheKey = nameSpace + "key1";
%>
<ut:cache name=<%= cacheKey %> time="10" scope="session">
<%
  // キャッシングするコンテンツ
%>
</ut:cache>