9.3.1 定義規則
- <この項の構成>
- (1) ドラッグ元画面
- (2) ドロップ先画面
(1) ドラッグ元画面
- <csdc:src>のdatatype属性を指定します。ドラッグ先の<csdc:dest>のdatatypeと一致するよう定義します。
複数datatypeを指定する場合は,コンマ区切りで指定してください。
- <csdc:oncopy>タグ内にコピーイベントハンドラの処理を定義します。
(I) JavaScript関数「getElementById(“html部品名称”)」を使用し,ドラッグ対象HTMLオブジェクトを取得します。
(II) JavaScript公開関数「hptl_deserializeH2JS」を使用し,(I)で取得した値をJavaScript配列オブジェクトに格納します。
(III) JavaScript公開関数「hptl_setPortalClipboardData」を使用し,(II)で作成したJavaScript配列オブジェクトを,userData領域またはポータルクリップボードウィンドウに格納します。
複数datatypeを指定する場合は,「hptl_setPortalClipboardData」を複数回呼んでください。
- <csdc:body>タグ内にHTML構成を定義します。
(I) HTML部品のvalue値に<csdc:serializeJ2H>を定義し,JavaオブジェクトをシリアライズしてHTMLに保存します。
(II) タグ内のアイコンを表示したい位置に,<csdc:dragicon>タグを定義します。
(2) ドロップ先画面
- <csdc:dest>のdatatype属性を指定します。ドラッグ元の<csdc:src>のdatatypeと一致するように定義してください。ただし,このバージョンでは,<csdc:dest>のdatatype属性に指定した,先頭datatypeだけ有効とします。
- <csdc:onpaste>タグ内にペーストイベントハンドラの処理を定義します。
(I) JavaScript公開関数「hptl_getPortalClipboardData」を使用して,userData領域またはポータルクリップボードウィンドウからJavaScript連想配列オブジェクトを取得します。
(II) JavaScript関数「getElementById(“html部品名称”)」を使用して,ドロップ先のHTMLオブジェクトを取得します。
(III) (I)で取得したJavaScript連想配列オブジェクトを展開して値を取得します。
(IV) (II)で取得したHTMLオブジェクトのvalueに(III)の値を格納します。
- <csdc:body>タグ内にドロップ先のHTML構成を定義します。