3.3.2 スクリプトを使用するには
Webブラウザによって対応しているスクリプト言語が異なるため,ターゲットとするWebブラウザを決定してから使用するスクリプト言語を決定します。対応するWebブラウザが多いため,uCosminexus Portal Frameworkでは,スクリプト言語としてJavaScriptを推奨します。
ポートレットでスクリプトを使用する場合,通常の記述方法とは次の点が異なります。
- ポートレットのURLを作成する場合,適切なポートレットユティリティタグライブラリまたはポートレットユティリティクラスライブラリを使用します。ポートレットユティリティタグライブラリの詳細は,「14.2 ポートレットユティリティタグライブラリ」を,ポートレットユティリティクラスライブラリの詳細は,「14.4 ポートレットユティリティクラスライブラリ」を参照してください。
- JavaScriptおよびJScriptでは,ローカル変数宣言時に"var"宣言子を使用します。
- イベント処理をする場合,JavaScriptで記述します。bodyタグに記述するイベント(onloadやonunloadなど)は使用できません。フレーム内に表示するコンテンツの場合は,bodyタグに記述するイベントも使用できます。フレーム内にコンテンツを表示する方法については,「3.3.3 フレームを使用するには」を参照してください。
- スクリプトのオブジェクト名,関数名,およびグローバル変数名は異なる名称を指定します。
関数名およびグローバル変数名には,"hptl_user_ポートレット名"をプレフィックスとして付けてください。ただし,Webブラウザによっては名称の長さに制限があります。ターゲットとするWebブラウザで正しく表示されない場合は,単語を省略するなどして,名称を短くしてください。
- 例
- 関数:function hptl_user_kinkyu_display(){...}
- 変数:var hptl_user_kinkyu_cont=0;