uCosminexus Portal Framework ポートレット開発ガイド
クライアントサイドデータ通信JavaScriptは,ポートレット開発者がクライアントサイドデータ通信機能を実現するために使用するJavaScript関数を提供します。ポートレット開発者は,クライアントサイドデータ通信機能を使用するためにはJSPファイルにJavaScriptファイル「csdc.js」への絶対パス参照を次のように記述する必要があります。
<script src="/ポータルプロジェクト名称/js/csdc.js"> </script>上記の“/ポータルプロジェクト名称“は,「request.getContextPath()」を使用して取得できます。
クライアントサイドデータ通信JavaScript関数の一覧を次の表に示します。
表14-15 クライアントサイドデータ通信JavaScript関数の一覧
JavaScript関数 説明 hptl_deserializeH2JS <csdc:serializeJ2H>タグライブラリでシリアライズされたデータをデシリアライズし,JavaScriptオブジェクトに変換します。 hptl_getPortalClipboardData
- userData領域またはポータルクリップボードウィンドウ内のJavaScriptグローバル変数に設定されているJavaScript配列オブジェクトへの参照を取得します。
- ペーストイベントハンドラ内には,この関数を定義する必要があります。
hptl_oncopy
- コピーイベントハンドラを実行します。
- コピーイベントハンドラを実行する場合は,この関数を使用する必要があります。
hptl_onpaste
- ペーストイベントハンドラを実行します。
- ペーストイベントハンドラを実行する場合は,この関数を使用する必要があります。
hptl_setPortalClipboardData
- userData領域またはポータルクリップボードウィンドウに存るJavaScriptグローバル変数に,JavaScriptオブジェクトを設定します。
- コピーイベントハンドラ内にこの関数を定義する必要があります。
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