uCosminexus Portal Framework　ポートレット開発ガイド

3.19.5　processAction()実行

URLにアクション対象のポートレットが指定されている場合，URLとポートレットウィンドウ情報の内容を用いて，processAction()メソッドを実行します。

URLとprocessAction()実行との関係を次の表に示します。

表3-18　URLとprocessAction()実行の関係

URLのターゲットID			ポートレットの動作
コンテキストパス	画面配置	画面表示
使用不可	配置あり	表示	processAction()を実行しないで，ポートレットウィンドウ情報にエラーメッセージIDを設定する。
		非表示
	配置なし	表示
		非表示
使用可能	配置あり	表示	レンダーパラメタのキャッシュを削除して，processAction()を実行する。
		非表示
	配置なし	表示
		非表示

次の場合は，processAction()メソッドを実行しません。

• ポートレットウィンドウ情報にエラーメッセージIDが指定されている。
• 指定されたポートレット名のコンテキストパスが使用できない。
• アクション対象のポートレットの利用権限がない。
• リクエスト種別がアクション要求以外である。
• ターゲットIDが指定されていない。

URLで指定したポートレットに利用権限がある場合は，ポートレットの配置の有無，および表示の有無に関係なくprocessAction()メソッドを実行します。

なお，次の場合はエラー画面を表示します。

• コンテキストパスが使用できない。
• processAction()メソッドが実装されていない。
• processAction()メソッドの実行中に例外が発生した。

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