uCosminexus Portal Framework ポートレット開発ガイド
日立APIポートレットでは,PCだけでなく携帯電話(iモード,およびEZweb)からアクセスできるコンテンツも作成できます。コンテンツは,クライアントのデバイス(PC,iモード,またはEZweb)ごとに対応する言語で作成する必要があります。
ポータルにアクセスできるクライアントのデバイスの種類と,対応する言語を次の表に示します。
表3-10 クライアントのデバイスの種類と対応する言語(日立APIポートレット)
クライアントのデバイス 対応する言語 HTML4.01に対応するWebブラウザのあるPC HTML iモード対応HTML2.0に対応するiモードの携帯電話 CHTML Version 3.3 for HDMLに対応するEZwebの携帯電話 HDML なお,クライアントのデバイスに合ったコンテンツを表示するために,対応する言語ごとに文書を書き換える必要があります。
- HTML/CHTMLの場合:ドキュメントタイプの宣言の追加,および背景色の指定
- HDMLの場合:ドキュメントタイプの宣言の追加
アクセスしてきたクライアントの種別を判別して,クライアントに合ったコンテンツを選択するために,マッピング定義ファイルを使用します。一つのポートレットに一つのマッピング定義ファイルが必要です。
マッピング定義ファイルとクライアント判別について次の図に示します。
図3-12 マッピング定義ファイルとクライアント判別(日立APIポートレット)
- 図の説明
- ユーザがポータルにアクセスしたときに,マッピング定義ファイルでユーザのクライアント種別を判別します。
- クライアント種別に合致したファイルを選択します。
- 選択したファイルをポータルで表示します。
マッピング定義ファイルは,ポートレット登録時に作成されます。Portal Managerでポートレットを登録するときに,マッピング定義ファイルの作成場所を指定します。ポートレットごとに作成したポートレットディレクトリの直下を指定します。
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