2.8 大規模システムの場合の運用管理例
大規模システムの場合,運用管理機能を利用すると,運用管理者および部門管理者に対して,ポータル管理グループのアクセス権全般を管理する管理者,標準画面レイアウトのカスタマイズを実施する管理者,ポートレットの更新をする管理者というように,管理者の作業を分担させることができます。
管理者の作業を分担した運用管理体制の例を次の図に示します。
図2-17 運用管理体制の例
![[図データ]](figure/zu020410.gif)
- ポータル管理グループの管理者とは
- ポータル管理グループのアクセス権全般の管理者です。標準画面レイアウトやポートレットに対して,管理権限および利用権限を設定します。なお,この管理者になれるのは,運用管理者だけです。
- 標準画面レイアウトの管理者とは
- 標準画面レイアウトの設定,および標準画面レイアウトに表示するポートレットの選択をする管理者です。標準画面レイアウトを公開して,利用できるようにします。
- ポートレットの管理者とは
- ポートレットの生成,およびポートレットのパラメタを設定する管理者です。ポートレットを公開して,利用できるようにします。