7.5.5 拡張レイアウトのリニューアル
拡張レイアウトを変更し,その変更を利用者に反映する場合,レイアウトをリニューアルする必要があります。レイアウトのリニューアルとは,ポートレット配置情報ファイルを編集して,その変更を利用者に反映することです。ここではレイアウトのリニューアル手順について説明します。
レイアウトのリニューアル手順を次の図に示します。
![[図データ]](figure/zu070220.gif)
各手順の内容を次に示します。なお,3.および4.の手順については,利用者をログイン制限※する必要があります。
注※ Webサーバなどでポータルへのアクセスを遮断します。
- ポートレット配置情報ファイルのエクスポート
運用管理ポートレットの[ポートレット配置設定]画面でポートレット配置情報ファイルをエクスポートします。このとき,ポートレット配置情報ファイルは,PC用としてエクスポートされます。ポートレット配置情報ファイルのエクスポートについては,「7.5.2(2) ポートレット配置情報ファイルのエクスポート」を参照してください。
- ポートレット配置情報ファイルの編集
テキストエディタなどを使用して,ポートレット配置情報ファイルを編集します。ポートレット配置情報ファイルについては,「7.5.1 ポートレット配置情報ファイルの作成」を参照してください。
- ポートレット配置情報ファイルのインポート
運用管理ポートレットの[ポートレット配置設定]画面で,2.で編集したポートレット配置情報ファイルをインポートします。このとき,ポートレット配置情報ファイルは,PC用としてインポートされます。インポートが成功した場合,[レイアウト編集画面]に遷移します。インポートが失敗した場合,画面上にメッセージが表示されます。ポートレット配置情報ファイルのインポートについては,「7.5.2(1) ポートレット配置情報ファイルのインポート」を参照してください。画面上に表示されるメッセージについては,「付録E PSMLファイルのインポート・エクスポート時に出力されるメッセージ」を参照してください。
- ポートレットの配置
[レイアウト編集画面]でポートレットを配置します。このとき,[すべての利用者に設定を反映する。]チェックボックスにチェックを入れます。
ポートレットの配置が完了したら,[設定完了]ボタンをクリックします。[設定完了]ボタンをクリックした時点で,ポートレット配置情報ファイルのインポートも完了します。ポートレットの配置については,「7.5.3 ポートレットの配置の設定」を参照してください。
- 注意事項
- [設定完了]ボタンをクリックする前に,Webブラウザを閉じる操作やキャンセル操作をしないでください。このような操作をした場合,ポートレット配置情報ファイルのインポート自体がキャンセルされてしまいます。
設定した内容は,次にユーザがログインしたタイミングで反映されます。ユーザがカスタマイズしているかどうかに関係なく,管理者が設定した情報を反映します。