管理者(運用管理者または部門管理者)が自動追加ポートレットを変更可能エリアに配置したときの,利用者の画面の動作について説明します。管理者が自動追加ポートレットを変更可能エリアに配置した場合,利用者のログイン状態(ログインしているかどうか)によって自動追加ポートレットが配置される位置が異なります。
ここでは,利用者がログインしている場合,およびログインしていない場合に管理者が自動追加ポートレットを配置したときの,利用者の画面の動作について説明します。なお,自動追加ポートレットは,最上部に追加したと仮定します。
(1) 管理者が自動追加ポートレットを追加した場合
ここでは,管理者が自動追加ポートレット(ポートレット1,ポートレット2,およびポートレット5)を追加した場合について説明します。
(a) 利用者が初めてログインした場合
管理者が自動追加ポートレットを追加したあとに,利用者が初めてログインした場合,利用者の画面には,管理者と同じ並びでポートレットが配置されます。
この場合の自動追加ポートレットの動作について次に説明します。
(b) 利用者が再ログインした場合
利用者がログインしている状態で,管理者が自動追加ポートレット(ポートレット5)を追加したあとに利用者が再ログインした場合,ポートレット5がいちばん上に配置されます。
この場合の自動追加ポートレットの動作について次に説明します。
(2) 利用者が自動追加ポートレットを移動・削除し,管理者がポートレットを追加・削除した場合
ここでは,利用者Aが自動追加ポートレットを移動し,ポートレット2を削除(非表示)した状態で,管理者が自動追加ポートレット(ポートレット6およびポートレット7)を追加し,ポートレット5を削除した場合について説明します。また,この状態で別の利用者Bが初めてログインした場合について説明します。
(a) 利用者Aが再ログインした場合
利用者Aが再ログインした場合,管理者が追加したポートレット(ポートレット6およびポートレット7)はいちばん上に追加されます。なお,利用者が非表示にしたポートレット2は,非表示のままです。また,管理者が削除したポートレット5は表示されたままになります。
この場合の自動追加ポートレットの動作について次に説明します。
(b) 別の利用者Bが初めてログインした場合
(a)の状態で別の利用者Bが初めてログインした場合,管理者と同じ並びでポートレットが配置されます。
この場合の自動追加ポートレットの動作について次に説明します。