10.4.8 [レイアウト編集画面](拡張レイアウト)
レイアウト形式に拡張レイアウト形式を指定した場合に,標準画面レイアウトに関する情報を設定する画面です。この画面はシンプルカスタマイザで表示されます。
[レイアウト編集画面](拡張レイアウト用)で設定する項目を次に示します。なお,この画面では,レイアウト形式の変更はできません。
- タブの編集
レイアウト形式にタブ形式を指定している場合,タブの名称を変更します。
- ポートレットの配置
ポータルに表示するポートレットを追加,移動,および削除します。
この画面を使用する操作については,次の個所を参照してください。
[レイアウト編集画面](拡張レイアウト用)および画面の項目を説明します。
図10-40 [レイアウト編集画面](拡張レイアウト用)
![[図データ]](figure/z1040805.gif)
- [カスタマイズ対象]領域
- [カスタマイズ対象指定画面]で設定した内容(デバイスおよびレイアウトグループ)が表示されます。内容を修正したい場合は,[変更]ボタンをクリックして[カスタマイズ対象指定画面]に戻ってください。
- [カスタマイズ対象指定画面]の詳細は,「10.4.6 [カスタマイズ対象指定画面]」を参照してください。
- [レイアウト形式]
- 「拡張レイアウト形式」と表示されます。拡張レイアウトを使用する場合,レイアウト形式は変更できません。拡張レイアウト形式の詳細は,「2.5.3 標準画面レイアウトの形式」を参照してください。
- タブ
- レイアウト形式がタブ形式の場合に表示されます。
- [表示名]
- 現在,選択しているレイアウトのタブ名称を表示します。レイアウト形式がタブ形式の場合に表示されます。
- [表示名の変更]ボタン
- タブ名称を変更するためのダイアログが表示されます。このボタンは,レイアウト形式がタブ形式で,すでにタブが作成されている場合に表示されます。
- 変更可能エリア
- 利用者が任意に配置を変更したり,削除したりしてよいポートレットを設定するエリアです。変更可能エリアは,通常ポートレットエリアと自動追加ポートレットエリアで構成されています。変更可能エリアの詳細は,「2.6.1(1)(a) 変更可能エリア」を参照してください。
- 通常ポートレットエリア
- 利用者が任意に配置を変更したり,削除したりしてよいポートレットを設定するエリアです。利用者が変更可能エリアをカスタマイズしたあとで,管理者がこのエリアのポートレットの配置を設定し直しても,利用者の画面には反映されません。
- 自動追加ポートレットエリア
- 自動追加ポートレットを設定するエリアです。変更可能エリア内の上と下にあります。このエリアに設定したポートレット(自動追加ポートレット)は,利用者が変更可能エリアをカスタマイズしたあとでも,利用者の画面に強制的に表示できます。
- [レイアウト編集画面]では,自動追加ポートレットは網掛けされて表示されます。自動追加ポートレットの詳細は,「2.6.1(2)(b) 自動追加ポートレット」を参照してください。
- また,自動追加ポートレットを配置した場合,利用者のポータル画面で自動追加ポートレットがどのように動作するかについては,「7.5.4 自動追加ポートレットの配置」を参照してください。
- [自動追加ポートレット]アンカー
- [ポートレットの選択]画面が表示されます。この画面で,自動追加ポートレットエリアに追加するポートレットを選択します。
- 変更可能エリア内の上にある自動追加ポートレットエリアで,このアンカーをクリックした場合は,このアンカーのすぐ下(自動追加ポートレットエリア内のいちばん上)に,自動追加ポートレットが追加されます。
- 一方,変更可能エリア内の下にある自動追加ポートレットエリアで,このアンカーをクリックした場合は,このアンカーのすぐ上(自動追加ポートレットエリア内のいちばん下)に,自動追加ポートレットが追加されます。
- 変更不可エリア
- 利用者に配置を変更させたくないポートレットを設定するエリアです。[レイアウト編集画面]では,変更不可エリアは網掛けされて表示されます。変更不可エリアの詳細は,「2.6.1(1)(b) 変更不可エリア」を参照してください。
- 変更可能エリアと変更不可エリアで共通の画面項目
- エリアID
- エリアを特定するための識別子である,エリアIDが表示されます。
- [ポートレット追加]ボタン
- 選択した列にポートレットを追加します。
- ポートレットの上移動ボタン(
) - ポートレットを上に一つ移動します。このボタンは,自動追加ポートレットエリア内および通常ポートレットエリア内で複数のポートレットが設定されている場合に表示されます。
- ポートレットの下移動ボタン(
) - ポートレットを下に一つ移動します。このボタンは,自動追加ポートレットエリア内および通常ポートレットエリア内で複数のポートレットが設定されている場合に表示されます。
- ポートレットの削除ボタン(
) - ポートレットを削除します。
- タイトルコントロールドロップダウンリスト
- ポートレットのデザインを選択します。このドロップダウンリストには,システム管理者が設定したポートレットのデザイン名称が表示されます。デフォルトでは,「標準」が表示されます。
- [編集可]チェックボックス
- ポートレットの編集可否を設定します。ポートレットの編集を許可する場合,チェックボックスにチェックを入れます。チェックボックスにチェックを入れた場合,ポートレットのタイトルバーに編集ボタンを表示します。このチェックボックスは,システム管理者が設定したポートレットの属性によって表示されない場合があります。
- [すべての利用者に設定を反映する。]チェックボックス
- 変更した標準画面レイアウトを,利用者のポータル画面に強制的に反映する場合にチェックを入れます。詳細は,「7.5.5 拡張レイアウトのリニューアル」を参照してください。
- [設定完了]ボタン
- 設定した内容が反映されます。
- [終了]ボタン
- [レイアウト編集画面]を終了して,[ポートレット配置設定]画面に戻ります。[終了]ボタンをクリックする前に[設定完了]ボタンをクリックしていない場合は,設定内容が反映されません。ポートレット配置情報ファイルをインポートしてこの画面を表示した場合は,ファイルのインポートがキャンセルされます。