1.7.1 構築から運用までの作業の流れ

uCosminexus Portal Frameworkのユーザ種別ごとに,構築から運用までの作業の流れを次の図に示します。

図1-23 uCosminexus Portal Frameworkの構築から運用までの流れ

[図データ]

各作業の内容を次に説明します。

  1. uCosminexus Portal Frameworkのインストール
    ポータルサーバにuCosminexus Portal Frameworkをインストールし,uCosminexus Portal Frameworkの基本設定およびPortal Managerのセットアップを行います。uCosminexus Portal Frameworkのインストールの詳細は,「2. uCosminexus Portal Frameworkのインストール」を参照してください。
  2. リポジトリサーバの構築
    アクセス制御とパーソナライズで使用するユーザ情報や設定した情報を格納するためのリポジトリサーバを構築します。uCosminexus Portal Frameworkでは,リポジトリとしてディレクトリサーバやDBが使用できます。リポジトリサーバの構築の詳細は,「3. リポジトリサーバの構築」を参照してください。
  3. ポータルサーバの構築
    ポータルサイトを稼動させるためのポータルサーバを構築します。ポータルサイトを管理する単位であるポータルプロジェクトを作成して構築します。ポータルサーバの構築の詳細は,「4. ポータルサーバの構築」を参照してください。
  4. ポータルのカスタマイズ
    システム管理者が,ポータルをカスタマイズします。ポータル画面の編集や,レイアウト形式の設定,ログの出力形式の変更などができます。これは任意の作業です。デフォルトのポータルの設定を変更したい場合だけ作業してください。
    この作業の詳細は,「5. ポータル画面のカスタマイズ」および「6. ポータル機能のカスタマイズ」を参照してください。
  5. ポートレットの開発
    ポートレット開発者がポータルに表示したいポートレットを開発します。この作業の詳細は,マニュアル「uCosminexus Portal Framework ポートレット開発ガイド」を参照してください。
  6. ポートレットの登録
    システム管理者が,Portal Managerを使用してポートレットをポータルに登録します。この作業の詳細は,「7. ポートレットの登録」を参照してください。
  7. ポータルの起動
    システム管理者が,構築したポータルを起動します。この作業の詳細は,「8.1 ポータルの起動と終了」を参照してください。
  8. 運用管理の設定
    7.で起動したポータルに,運用管理者または部門管理者がログインして,運用管理ポートレットで運用管理に必要な情報を設定します。この作業の詳細は,マニュアル「uCosminexus Portal Framework 運用管理者ガイド」を参照してください。
  9. ポータルの運用
    ポータル運用時に,運用管理者または部門管理者が運用管理ポートレットで運用管理の設定を変更します。この作業の詳細は,マニュアル「uCosminexus Portal Framework 運用管理者ガイド」を参照してください。