URLの変換規則はプロパティファイル(PortalResources.properties)で設定します。プロパティファイル(PortalResources.properties)は{設定ファイル格納ディレクトリ}に格納されています。デフォルトの格納ディレクトリは次のとおりです。
プロトコルとサーバ名称を含まないURLを生成する変換規則を使用する場合は,次のプロパティを設定します。
表6-21 プロトコルとサーバ名称を含まないURLを生成する変換規則を使用する場合に設定するプロパティ
プロパティ名 | 設定値 | 必須 |
---|---|---|
jp.co.hitachi.soft.portal.transurlflag | true | ○ |
(凡例) ○:必須
なお,標準APIポートレットでセキュア属性を使用する場合は,jp.co.hitachi.soft.portal.transurlflagプロパティをtrueに設定していても,プロトコルとサーバ名称を含むURLを生成します。このため,次のプロパティも設定してください。
また,default.jspから<base>タグを削除します。default.jspおよび<base>タグについては,「5.2.4 レイアウトテンプレート」を参照してください。
表6-22 標準APIポートレットでセキュア属性を使用する場合に設定するプロパティ
プロパティ名 | 設定値 | 必須 |
---|---|---|
jp.co.hitachi.soft.portal.url.proxy |
| ○※1 |
jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpdomain | HTTP通信をする際の,リバースプロキシまたはSSLアクセラレーターのホスト名称,ポート番号およびパス名を,次の形式で指定してください。 ホスト名称:ポート番号/パス名 ポート番号およびパス名は省略できます。 | ○※2 |
jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpsdomain | HTTPS通信をする際の,リバースプロキシまたはSSLアクセラレーターのホスト名称,ポート番号およびパス名を,次の形式で指定してください。 ホスト名称:ポート番号 ポート番号およびパス名は省略できます。 | ○※2 |
jp.co.hitachi.soft.portal.transcontextflag | jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpdomainプロパティおよびjp.co.hitachi.soft.portal.url.httpsdomainプロパティで指定したパス名でポータルプロジェクト名を置換する場合はtrueを設定してください。 | × |
(凡例) ○:必須
注※1 SSLアクセラレーターを使用する場合は,必須の項目です。
注※2 jp.co.hitachi.soft.portal.transurlflagプロパティがtrueに設定されている場合は,この項目を省略できません。省略した場合,エラーメッセージが表示され,処理が中止されます。