1.6.2 ポートレットの画面構成と遷移(標準APIポートレット)

ポータルのホーム画面には,複数のポートレットを表示できます。ここでは,標準APIポートレットの画面構成および画面遷移について説明します。

<この項の構成>
(1) ポートレットの画面構成(標準APIポートレット)
(2) ポートレットの画面遷移(標準APIポートレット)

(1) ポートレットの画面構成(標準APIポートレット)

標準APIポートレットの画面構成を次の図に示します。

なお,次の画面は標準の画面構成です。ポートレットのタイトルバーは,画面のテンプレートを使用してカスタマイズできます。カスタマイズ方法は,「5.2.3(3) メニューベースタイトルバーテンプレート」を参照してください。

図1-18 ポートレットの画面構成(標準APIポートレット)

[図データ]

ポートレットは,uCosminexus Portal Frameworkが生成するタイトルバーと内容表示領域から構成されます。詳細を次に説明します。

タイトルバー
タイトルバーの右端には,次に示すボタンが表示されます。ただし,ポートレットを新規ウィンドウに表示している場合はボタンは表示されません。
[図データ](ビューボタン)
クリックすると,ポートレットのコンテンツが内容表示領域に表示されます。
[図データ](ヘルプボタン)
ポートレットにヘルプが設定されている場合に表示されます。クリックすると,内容表示領域にヘルプが表示されます。
[図データ](編集ボタン)
ポートレットに編集画面が設定されている場合に表示されます。クリックすると,内容表示領域にポートレットの編集画面が表示され,URLやパラメタなどを設定できます。設定できる内容はポートレットによって異なります。
[図データ](元に戻すボタン)
ポートレットが最大化表示または最小化表示されている場合に使用できます。
クリックすると,最大化表示または最小化表示したポートレットを元のサイズに戻します。
[図データ](最小化ボタン)
クリックすると,ポートレットを最小化表示(タイトルバーだけを表示)します。
ただし,対象のポートレットが強制表示ポートレットの場合には,このボタンは表示されません。
[図データ](最大化ボタン)
クリックすると,ポートレットを最大化表示(ポータル画面全体にこのポートレットだけを表示)します。
[図データ](閉じるボタン)
クリックすると,ポートレットを閉じます。ただし,次の場合には表示されません。
  • ポータル画面にポートレットが一つだけ表示されている場合
  • 対象のポートレットが強制表示ポートレットの場合
内容表示領域
ポートレットの内容が表示されます。

なお,ポートレットの表示状態と各状態で表示されるボタンの関係の詳細は,「5.2.6(3)(a) ポートレットに表示されるボタン(標準APIポートレットの場合)」を参照してください。

(2) ポートレットの画面遷移(標準APIポートレット)

標準APIポートレットの画面遷移を次の図に示します。

図1-19 ポートレットの画面遷移(標準APIポートレット)

[図データ]

ポートレットの内容表示領域に表示される画面は3種類あります。ビューボタン,ヘルプボタン,および編集ボタンをクリックした場合は,ポートレットの大きさはそのままで,内容表示領域に表示される画面が切り替わります。

ポートレットの内容表示領域に表示される画面の遷移を次の図に示します。

図1-20 ポートレットの内容表示領域に表示される画面の遷移(標準APIポートレット)

[図データ]