3.7.2 共通情報のグローバルバッファ面数の計算方法

ここでは,共通情報で使用するRDエリアに割り当てるグローバルバッファ面数の計算方法について説明します。

グローバルバッファ面数の計算方法は,DBの構成状況やオプションの内容などの条件によって異なります。RDエリアごとに用意しているパラメタを使用し,該当する条件の計算方法を用いて算出してください。なお,グローバルバッファおよびグローバルバッファのオプションについては,マニュアル「スケーラブルデータベースサーバ HiRDB Version 8 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)」またはマニュアル「HiRDB Version 9 システム導入・設計ガイド(Windows(R)用)」を参照してください。

RDエリアごとに用意しているパラメタの目安を次の表に示します。

表3-19 RDエリアごとの計算用パラメタ

RDエリア名同時に発生するSQLの処理要求数1SQLで使用するページ数(目安)1トランザクション内の平均同時アクセス表数
RDPFC1×同時実行ユーザ数61
LOBPFC1×同時実行ユーザ数61
RDARRANGE1×同時実行ユーザ数31
RDPORTAL1×同時実行ユーザ数65
LOBPORTAL11×同時実行ユーザ数61
LOBPORTAL21×同時実行ユーザ数61
LOBPORTAL31×同時実行ユーザ数61
LOBPORTAL41×同時実行ユーザ数61
LOBPORTAL51×同時実行ユーザ数61
LOBPORTAL61×同時実行ユーザ数61
LOBPORTAL71×同時実行ユーザ数61
RDPORTLETGROUP1×同時実行ユーザ数31
RDLOBPG11×同時実行ユーザ数31
RDLOBPG21×同時実行ユーザ数31
RDCOMPONENTPORTLET1×同時実行ユーザ数61

注※ 同時実行ユーザ数は,「APサーバ台数×DB Connectorで設定するコネクションプールの最大数」で算出された値を指定してください。