8.3.1 ヘルスチェックURL

uCosminexus Portal Frameworkは,負荷分散機などがアプリケーション監視するためのヘルスチェックURLを提供しています。このヘルスチェックURLを使用することで,uCosminexus Portal Frameworkが正常に稼動しているか監視できます。

<この項の構成>
(1) URL
(2) レスポンス

(1) URL

ヘルスチェックURLを次に示します。

{プロトコル}://{サーバ名称}:{ポート番号}/{ポータルプロジェクト名}/hptl_health.jsp

ポート番号が80の場合は,次のURLを実行します。

{プロトコル}://{サーバ名称}/{ポータルプロジェクト名}/hptl_health.jsp

例:http://portal-server/Portal/hptl_health.jsp

(2) レスポンス

ヘルスチェックURLにアクセスした時の,レスポンスを次に示します。

ステータスコード
レスポンスのステータスコードの一覧(例)を次に示します。ステータスコードが200の場合に正常に稼動していると判断してください。なお,サーバの稼動状態やネットワークの状態により,一覧に記載されているステータスコード以外が返される場合があります。

表8-14 ステータスコード一覧(例)

ステータスコード説明
200(OK)正常に稼動しています。
400(Bad Request)URLへのアクセス方法に誤りがある可能性があります。
404(Not Found)アプリケーションが停止している可能性があります。
500(Internal Server Error)サーバ内部エラーが発生しています。
レスポンスメッセージ例
正常に動作している時のレスポンスヘッダーを次に示します。

HTTP/1.1 200 OK
Content-Type: text/html; charset=UTF-8
Date: Tue, 22 Jan 2008 07:10:04 GMT
Server: CosminexusComponentContainer

レスポンスメッセージボディ
正常に動作している時のレスポンスメッセージボディを次に示します。

<html><body></body></html>