ユーザ認証にuCosminexus Secure Unify - SSOを使用しない場合とuCosminexus Secure Unify - SSOを使用する場合の機能差異,および機能差異の対処方法を次の表に示します。
表6-4 uCosminexus Secure Unify - SSO連携時の機能差異
項目 | uCosminexus Secure Unify - SSOを使用しない時 | uCosminexus Secure Unify - SSO使用時 | 機能差異の対処方法 |
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未ログイン状態でポートレットのURL直接を指定した場合(ダイレクト呼び出しの場合) | ログイン状態に依存しないポートレットの場合,通常のログイン画面を表示します。 ログイン状態に依存するポートレットの場合,ポートレットのログイン処理に従い,処理を実行します。 | ログイン処理はuCosminexus Portal Framework使用時と同じです。 ただし,POSTデータの引き継ぎはできません。 | ログイン操作を実行すればログイン処理が行われます。 |
[ログイン]画面 | [ログイン]画面で,ユーザ名およびパスワードを入力します。 | [ログイン]画面は使用できません。 uCosminexus Secure Unify - SSOのログイン画面が使用できます。 | - |
[パスワード変更]画面 | [パスワード変更]画面で,パスワードを変更できます。 | [パスワード変更]画面は使用できません。 uCosminexus Secure Unify - SSOのパスワード変更画面が使用できます。 | - |
ユーザ情報取得項目 | 文字列型,DN型,バイナリ型およびマルチバリューが指定できます。 | 文字列型およびマルチバリューが指定できます。 DN型,バイナリ型は指定できません。 | ユーザ管理情報用リポジトリとしてLDAPまたはDBを用意すれば制御できます。 |
組織情報・グループ情報 | 使用できます。 | uCosminexus Secure Unify - SSOのリクエスト属性から上位組織情報・グループ情報を取得できないため,使用できません。 | ユーザ管理情報用リポジトリとしてLDAPまたはDBを用意すれば,使用できます。 |
(凡例) -:該当しません。