1.2 uCosminexus Portal Frameworkの特長
uCosminexus Portal Frameworkは,次のような特長を持っています。
- 情報を一画面に統合できる
ポートレットを介して,社内外の情報やアプリケーションを一画面に統合して表示できます。一画面に統合することで,ユーザが情報へアクセスする時間を短縮できます。
詳細は,「1.2.1 情報の統合」を参照してください。
- ポータルをパーソナライズできる
ユーザは,組織や役職に応じて,表示するコンテンツの構成を選択できます。
一人一人に最適になるように,ポータルをカスタマイズできます。
詳細は,「1.2.2 パーソナライズ」を参照してください。
- ほかのポータルに配置されたポートレットを表示できる
ほかのポータルに配置されているポートレットを呼び出して,ポートレットとして表示できます。
詳細は,「1.2.3 分散ポータル」を参照してください。
- ポータルの運用管理の権限と作業を切り分けられる
コンテンツが表示される画面のレイアウトを「運用管理者」が管理し,コンテンツの内容を「経営者」が参照するというように,ポータルを管理するユーザと利用するユーザの権限を明確に切り分けられます。また,ポータルの構築作業と運用管理作業を異なるユーザが実施したり,運用管理権限の一部を別のユーザに委譲したりして,運用管理に伴う作業の切り分けや分散ができます。
詳細は,「1.2.4 運用管理機能」を参照してください。
- シングルサインオンできる
ユーザIDが異なるアプリケーションに,そのつどログインする必要なく使用できます。アプリケーションごとにユーザIDとパスワードを使い分ける必要がなく,ユーザのログインの煩わしさを解消します。
詳細は,「1.2.5 シングルサインオン」を参照してください。
- コンテンツへのアクセス制御ができる
管理者は,組織や役職に応じて,表示するコンテンツへのアクセスを制御できます。
一部の部署や役職だけに必要な情報を,特定のユーザだけに表示できます。
詳細は,「1.2.6 コンテンツへのアクセス制御」を参照してください。
- 外部Webサイトへのデータ連携ができる
ポートレットのコンテンツから抽出したデータを送信した,外部Webサイトと連携することができます。これにより,ポータルシステムとWebサービスを連携することができます。
詳細は,「1.2.7 スマートナビゲーション」を参照してください。
- 複数のポートレット間で業務連携ができる
一つのイベントで複数のポートレットを動作させることができます。複数のポートレットで業務連携が可能になるため,業務効率を向上させるポータルサイトを構築できます。
詳細は,「1.2.8 ポートレット間通信」を参照してください。
- ドラッグ&ドロップなどの操作によって入力ミスを削減できる
ポートレットにデータを入力する場合,別のポートレットからデータをドラッグ&ドロップしたり,コピーしたりして入力できます。このため,データを直接入力することによる入力ミスを削減できます。
詳細は,「1.2.9 クライアントサイドデータ通信」を参照してください。
- いつでもどこでも情報にアクセスできる
携帯電話からもポータルを使用できるので,ユーザは外出先からいつでも情報を取り出せます。詳細は,「1.2.10 モバイルでの利用」を参照してください。
- ポートレットをメニューから簡単に表示できる
メニューバーにポートレットを登録すると,メニューをクリックするだけでポートレットを表示できます。また,ポートレットの中で特に頻繁に利用する画面へのショートカットリンクを登録したり,ポートレットを新規ウィンドウに表示したりできます。詳細は,「1.2.11 ナビゲーションメニュー」を参照してください。
- 使用する言語およびタイムゾーンを切り替えられる
海外などでポータルを使用したい場合など,個人ごとに使用する言語やタイムゾーンを切り替えられます。詳細は,「1.2.12 言語およびタイムゾーンの切り替え」を参照してください。
- サンプルのポートレットをすぐに使える
環境を設定すれば,すぐに使えるアクセサリポートレットを,サンプルとして提供しています。サンプルには,ポータルサーバ上にある各種ポートレットの新着情報を一望できるInformation Viewポートレットや,Webページへのリンクを登録するリンクポートレットなどがあります。
詳細は,「1.2.13 アクセサリポートレット」を参照してください。
- <この節の構成>
- 1.2.1 情報の統合
- 1.2.2 パーソナライズ
- 1.2.3 分散ポータル
- 1.2.4 運用管理機能
- 1.2.5 シングルサインオン
- 1.2.6 コンテンツへのアクセス制御
- 1.2.7 スマートナビゲーション
- 1.2.8 ポートレット間通信
- 1.2.9 クライアントサイドデータ通信
- 1.2.10 モバイルでの利用
- 1.2.11 ナビゲーションメニュー
- 1.2.12 言語およびタイムゾーンの切り替え
- 1.2.13 アクセサリポートレット