6.8.4 プロトコルとサーバ名称を含まないURLを生成する変換規則の設定

URLの変換規則はプロパティファイル(PortalResources.properties)で設定します。プロパティファイル(PortalResources.properties)は{設定ファイル格納ディレクトリ}に格納されています。デフォルトの格納ディレクトリは次のとおりです。

格納ディレクトリ
{uCosminexus Portal Frameworkインストールディレクトリ}¥conf

プロトコルとサーバ名称を含まないURLを生成する変換規則を使用する場合は,次のプロパティを設定します。

表6-21 プロトコルとサーバ名称を含まないURLを生成する変換規則を使用する場合に設定するプロパティ

プロパティ名設定値必須
jp.co.hitachi.soft.portal.transurlflag

true

(凡例) ○:必須


なお,標準APIポートレットでセキュア属性を使用する場合は,jp.co.hitachi.soft.portal.transurlflagプロパティをtrueに設定していても,プロトコルとサーバ名称を含むURLを生成します。このため,次のプロパティも設定してください。

また,default.jspから<base>タグを削除します。default.jspおよび<base>タグについては,「5.2.4 レイアウトテンプレート」を参照してください。

表6-22 標準APIポートレットでセキュア属性を使用する場合に設定するプロパティ

プロパティ名設定値必須
jp.co.hitachi.soft.portal.url.proxy
  • リバースプロキシの使用に関係なく,SSLアクセラレーターを使用する場合
    SSL
  • SSLアクセラレーターを使用せず,リバースプロキシだけ使用する場合
    NONE
※1
jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpdomainHTTP通信をする際の,リバースプロキシまたはSSLアクセラレーターのホスト名称,ポート番号およびパス名を,次の形式で指定してください。

ホスト名称:ポート番号/パス名

ポート番号およびパス名は省略できます。
※2
jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpsdomainHTTPS通信をする際の,リバースプロキシまたはSSLアクセラレーターのホスト名称,ポート番号およびパス名を,次の形式で指定してください。

ホスト名称:ポート番号

ポート番号およびパス名は省略できます。
※2
jp.co.hitachi.soft.portal.transcontextflagjp.co.hitachi.soft.portal.url.httpdomainプロパティおよびjp.co.hitachi.soft.portal.url.httpsdomainプロパティで指定したパス名でポータルプロジェクト名を置換する場合はtrueを設定してください。×

(凡例) ○:必須

注※1 SSLアクセラレーターを使用する場合は,必須の項目です。

注※2 jp.co.hitachi.soft.portal.transurlflagプロパティがtrueに設定されている場合は,この項目を省略できません。省略した場合,エラーメッセージが表示され,処理が中止されます。