7.8.1 共通定義(Webポートレット)

Webポートレットは,登録する前に,種類ごとにプロキシサーバのホストやポート番号などの前提となる項目を定義しておく必要があります。

Webポートレットの共通定義の設定手順を次に示します。

  1. Portal Managerのメニュー部から[ポートレットの設定]-[ポートレット定義]を選択し,登録するポートレットの種別をクリックします。
    ここでは,Web App Portletを選択した場合の画面を示します。

    図7-11 [ポートレットの共通定義]画面(Web App Portlet)

    [図データ]

  2. ポートレットの共通定義を設定します。
    ポートレットの共通定義を設定します。次の項目を設定します。

    表7-7 設定できる項目(ポートレットの共通定義・Webポートレット)

    項目名設定内容
    プロキシホストプロキシサーバのホストを設定します。未設定の場合,Webサーバに直接接続します。
    プロキシポートプロキシサーバのポート番号を指定します。未設定の場合,80が設定されます。
    コンテンツキャッシュの有効期間※1コンテンツの有効期間のデフォルトを指定します。0以上の値を入力してください。未設定の場合,3,600が設定されます。なお,指定した値の単位は秒となります。
    リダイレクトの最大回数※1HTTPリダイレクトの最大回数を指定します。0~10の値を指定します。未設定の場合,2が設定されます。
    ユーザエージェント識別子の設定※2WebブラウザのUser-Agent情報をポートレットに設定するかどうかを指定します。指定する場合は[有効],指定しない場合は[無効]を選択します。デフォルトは[有効]になります。
    注※1 Web App PortletおよびWeb Page Portletの場合,設定できます。
    注※2 Web App Portletの場合だけ,設定できます。
  3. [OK]ボタンをクリックします。
    ポートレットの共通定義情報が登録されます。