ポートレット並列表示,使用するスレッド数およびポートレット監視時間は,Portal Managerで設定できます。Portal Managerの起動方法については,「2.4.1 Portal Managerの起動方法」を参照してください。ポートレット並列表示,使用するスレッド数およびポートレット監視時間の設定手順を次に示します。
図6-13 [ポートレット並列実行の設定]画面
表6-24 [ポートレット並列実行]の設定内容
項目名 | 設定内容 |
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ポートレット並列実行 | ポートレット並列実行を使用するかどうかを指定します。指定する場合は[有効],指定しない場合は[無効]を選択します。デフォルトは[無効]になります。 [有効]を指定した場合でポートレット監視時間および各スレッド数が指定されていないときは,ポートレット監視時間および各スレッド数にはそれぞれのデフォルトの値が設定されます。 |
表6-25 [ポートレット監視時間]の設定内容
項目名 | 設定内容 |
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ポートレット監視時間 | ポートレットのコンテンツ取得時の実行監視時間を設定します。監視時間には0~86,400秒を設定します。0を指定した場合は監視しません。デフォルトは0(監視しない)になります。 なお,86,401以上またはマイナスの数値を指定した場合はエラーになります。 |
表6-26 並列表示使用時のスレッド数の設定内容
項目名 | 設定内容 |
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初期スレッド数 | ポータル起動時に使用する初期スレッド数を設定します。初期スレッド数には1~1,000を設定します。デフォルトは10になります。スレッド数は利用可能なすべてのポートレット数より大きくなるように設定してください。 |
最大スレッド数 | ポートレット並列表示使用時の最大スレッド数を設定します。最大スレッド数には1~1,000を設定します。デフォルトは100になります。 |
スレッド増分 | ポートレット並列表示使用時にスレッドが不足した場合に使用するスレッド数を設定します。使用するスレッド数には1~1,000を設定します。デフォルトは20になります。 |
なお,特定のポートレットのコンテンツ取得に時間が掛かる場合は,取得に時間の掛かるポートレットのコンテンツ取得監視時間を短く設定してください。監視時間を短く設定することで,ほかのコンテンツが取得されるようになります。監視時間を短く設定できない場合は,スレッドプールのスレッド数を増やしてください。