4.9 デプロイ(J2EEサーバ)
WARファイルを作成し,J2EEサーバに組み込みます。この手順が必要なのは,J2EEサーバモードの場合だけです。デプロイ手順を次に説明します。
- WARファイルを作成します。
J2EEサーバを使用するためにmakewar.batファイルを使用して,WARファイルを作成します。
makewar.batファイルは次のディレクトリに格納されています。
- 格納ディレクトリ
- {uCosminexus Portal Frameworkインストールディレクトリ}¥bin
makewar.batファイルを実行してWARファイルを作成します。実行時に次の内容を指定します。
- 作成するWARファイルの格納ディレクトリとファイル名
- {PROJECT_HOME}
実行例を次に示します。
makewar c:¥war¥Portal.war c:¥work¥Portal
- 作成したWARファイルをJ2EEサーバへ組み込みます。
J2EEサーバを起動し,サーバ管理コマンドを使用して手順1.で作成したWARファイルをインポートします。コンテキストルートは,インポートしたWARファイル単位ごとに作成されます。そのあと,J2EEアプリケーションを作成し,カスタマイズでコンテキストルートにポータルプロジェクト名を指定します。コンテキストルートは,セキュリティポリシーファイル(server.policy)で設定した名称と同じになるようにしてください。
詳細は,次のマニュアルを参照してください。
- J2EEサーバの設定方法
マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」,または「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」
- サーバ管理コマンドの使用方法
マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション設定操作ガイド」,または「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」
- JNDI名とリソースアダプタの関連付けを設定します。
DBへの接続方法で接続プール機能を使用する場合,JNDI名とリソースアダプタの関連付けを設定します。WAR属性ファイルを編集し,WebアプリケーションDDで設定したJNDI名に対応するリソースアダプタ表示名を設定してください。WAR属性ファイルの詳細については,マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V8 リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」,またはマニュアル「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ リファレンス 定義編(アプリケーション/リソース定義)」を参照してください。