1.6.3 ポートレットの画面構成と遷移(標準APIポートレット以外のポートレット)

ポータルのホーム画面には,複数のポートレットを表示できます。ここでは,次に示す標準APIポートレット以外のポートレットの,画面構成および画面遷移について説明します。

<この項の構成>
(1) ポートレットの画面構成(標準APIポートレット以外のポートレット)
(2) ポートレットの画面遷移(標準APIポートレット以外のポートレット)

(1) ポートレットの画面構成(標準APIポートレット以外のポートレット)

標準APIポートレット以外のポートレットの画面構成を次の図に示します。

なお,次の画面は標準の画面構成です。ポートレットのタイトルバーは,画面のテンプレートを使用してカスタマイズできます。カスタマイズ方法は,「5.2.3(3) メニューベースタイトルバーテンプレート」を参照してください。

図1-21 ポートレットの画面構成(標準APIポートレット以外のポートレット)

[図データ]

ポートレットは,uCosminexus Portal Frameworkが生成するタイトルバーと内容表示領域から構成されます。詳細を次に説明します。

タイトルバー
タイトルバーの右端には,次に示すボタンが表示されます。
[図データ](ヘルプボタン)
ポートレットにヘルプが設定されている場合に表示されます。クリックすると,別のウィンドウにそのポートレットに対応するヘルプ画面が表示されます。
[図データ](編集ボタン)
ログインしたあとに表示されるホーム画面で,パーソナライズできる各ポートレットに表示されます。クリックすると,ポートレットの編集画面が最大化状態で表示され,URLやパラメタなどを設定できます。設定できる内容はポートレットによって異なります。
ただし,ポートレットを新規ウィンドウに表示している場合には,このボタンは表示されません。
[図データ](最小化ボタン)
ポートレットを最小化表示(タイトルバーだけを表示)します。
なお,このボタンはシステム管理者によって設定されている場合だけ表示されます。
ただし,次の場合には表示されません。
  • ポートレットを最大化表示している場合
  • ポートレットの編集画面を表示している場合
  • ポートレットを新規ウィンドウに表示している場合
[図データ](最大化ボタン)
ポートレットを最大化表示(ポータル画面全体にこのポートレットだけを表示)します。
ただし,次の場合には表示されません。
  • ポートレットの編集画面を表示している場合
  • ポートレットを新規ウィンドウに表示している場合
[図データ](閉じるボタン)
クリックすると,ポートレットを閉じることができます。
ただし,次の場合には表示されません。
  • ポータル画面にポートレットが一つだけ表示されている場合
  • 対象のポートレットが強制表示ポートレットの場合
  • システム管理者が閉じるボタンを表示しない設定にしている場合
[図データ](元に戻すボタン)
ポートレットが最大化もしくは最小化表示されたとき,または編集画面が表示されたときに表示されます。
クリックすると,最大化表示または最小化表示したポートレットを元の状態に戻します。または,編集した内容を反映しないで,編集画面を閉じます。
ただし,ポートレットを新規ウィンドウに表示している場合には,このボタンは表示されません。
内容表示領域
ポートレットの内容が表示されます。

なお,ポートレットの表示状態と各状態で表示されるボタンの関係の詳細は,「5.2.6(3)(b) ポートレットに表示されるボタン(標準APIポートレット以外のポートレットの場合)」を参照してください。

(2) ポートレットの画面遷移(標準APIポートレット以外のポートレット)

標準APIポートレット以外のポートレットの画面遷移を次の図に示します。

図1-22 ポートレットの画面遷移(標準APIポートレット以外のポートレット)

[図データ]