8.1 ポータルの起動と終了
ここでは,ポータルの起動と終了方法について説明します。
- <この節の構成>
- (1) 起動方法
- (2) 終了方法
(1) 起動方法
構築したポータルプロジェクトをWebアプリケーションとしてデプロイする必要があります。
- WARファイルを作成します。
ポータルを構築後,最初に運用する場合には,WARファイルを作成します。ポータルの設定を変更した場合も,再度WARファイルを作成してデプロイする必要があります。
{uCosminexus Portal Frameworkインストールディレクトリ}¥bin下のmakewar.batを実行します。
実行時に次を指定します。
- 作成するWARファイルの格納ディレクトリとファイル名
- {PROJECT_HOME}
実行例を次に示します。
makewar c:¥war¥Portal.war c:¥work¥Portal
- 作成したWARファイルをデプロイします。
最初に,J2EEサーバを起動します。サーバ管理コマンドを使用して手順1.で作成したWARファイルをインポートしたあと,J2EEアプリケーションを作成し,カスタマイズでコンテキストルートにポータルプロジェクト名を指定します。そのあと,作成したJ2EEアプリケーションをJ2EEサーバにデプロイして,開始します。J2EEサーバの起動からサーバ管理コマンドでのデプロイまでの詳細は,次のマニュアルを参照してください。
- マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」,または「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」
- マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション設定操作ガイド」,または「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」
- Webブラウザで次のURLを指定します。
http://{ホスト名}:{ポート番号}/{ポータルプロジェクト名}/index.jsp
ポート番号が80の場合は,次のURLを実行します。
http://{ホスト名}/{ポータルプロジェクト名}/index.jsp
- 注意
- CRCチェックエラーが発生した場合は,WARファイルに問題があるので,WARファイルを作成し直してください。
- uCosminexus Portal Frameworkを再起動する場合は,J2EEサーバをいったん停止してから再度J2EEサーバを起動してください。
(2) 終了方法
uCosminexus Portal Frameworkを終了するには,サーバ管理コマンドを使用して,WARファイルをデプロイしたJ2EEアプリケーションを終了し,J2EEサーバを停止します。サーバ管理コマンドでのJ2EEアプリケーションの終了方法については,次のマニュアルを参照してください。
- マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V8 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」,または「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ 機能解説 基本・開発編(コンテナ共通機能)」
- マニュアル「Cosminexus アプリケーションサーバ V8 アプリケーション設定操作ガイド」,または「Cosminexus V9 アプリケーションサーバ アプリケーション設定操作ガイド」