7.6.1 登録(日立APIポートレット・Fileポートレット)

ポートレットの登録には,Portal Managerを使用します。Portal Managerの起動方法については,「2.4.1 Portal Managerの起動方法」を参照してください。

日立APIポートレットおよびFileポートレットを登録する手順を次に示します。

  1. Portal Managerのメニュー部から[ポートレットの設定]-[ポートレットの追加・変更・削除]を選択します。
    次の画面が表示されます。

    図7-6 [ポートレットの追加・変更・削除]画面(日立APIポートレット・登録)

    [図データ]

  2. [ポートレットの追加・変更・削除]画面で[新規作成]ボタンをクリックします。
    次の画面が表示されます。

    図7-7 [ポートレットの新規作成]画面(日立APIポートレット)

    [図データ]

  3. ポートレットの作成に必要な項目を設定します。
    ポートレットの新規作成で設定する項目を次の表に示します。

    表7-3 新規作成で設定する項目(日立APIポートレットおよびFileポートレット)

    項目名設定内容必須
    ポートレット名ポートレットの名称を指定します。指定できるのは,32文字までの半角英数字です。
    ポートレット種別日立APIポートレットの場合[Multi JSP Protlet]を,Fileポートレットの場合[Multi File Portlet]を選択します。
    ポートレットのタイトルポートレットのタイトルを指定します。ここで指定した文字列が,ポートレットのタイトルバーに表示されます。
    [ja]には日本語,[en]には英語で指定します。
    指定できる最大文字数は,半角でも全角でも80文字までです。
    指定しない場合,ポートレット名がタイトルとして使用されます。
    ×
    ポートレットの説明ポートレットの説明文を入力します。
    [ja]には日本語,[en]には英語で指定します。
    指定できる最大文字数は,半角でも全角でも80文字までです。
    指定しない場合,ユーザがレイアウトカスタマイズ画面([ポートレットの選択]画面)でポートレットを選択したときに,説明欄が空欄のままとなります。
    ×
    ウィンドウタイトルウィンドウのタイトルを指定します。ここで指定した文字列が,新規ウィンドウ画面でポートレットを表示する際,Webブラウザのタイトルバーに表示されます。
    [ja]には日本語,[en]には英語で指定します。
    指定できる最大文字数は,半角でも全角でも80文字までです。
    指定しない場合,ウィンドウのタイトルはポートレットタイトルになります。なお,ポートレットタイトルも指定されていない場合は,ポートレット名になります。
    ×

    (凡例) ○:必須  ×:任意

    注※
    プロパティファイル(PortalResources.properties)のjp.co.hitachi.soft.portal.i18n.supports属性で,日本語および英語以外の言語を追加している場合は,その言語の設定項目が表示されます。各項目で指定できる最大文字数は,日本語および英語の場合と同じです。

  4. [次へ]ボタンをクリックします。
    選択したポートレットの種別に応じた[ポートレットの設定]画面が表示されます。ここでは,日立APIポートレットの設定画面を示します。

    図7-8 [ポートレットの設定]画面(日立APIポートレット)

    [図データ]

  5. ポートレットを設定します。
    ポートレットを設定します。設定できる項目を次の表に示します。

    表7-4 設定できる項目(日立APIポートレットおよびFileポートレット)

    項目名設定内容必須
    ポートレット横幅サイズポートレットの横幅サイズを設定します。[指定なし][サイズ小][サイズ中]または[サイズ大]が選択できます。×
    画面モードフラグポートレットのタイトルバーに表示されるボタンを設定します。[最小化][最大化]または[閉じる]ボタンを設定できます。×
    表示方法ポートレットを,レイアウトカスタマイズ画面([ポートレットの選択]画面)でレイアウトできるポートレットとして表示させるかどうかを設定します。[レイアウト不可]にチェックを付けると,レイアウトカスタマイズ画面([ポートレットの選択]画面)上に表示されないで,このポートレットを使用する他のポートレットからだけ呼び出せるポートレットになります。×
    編集モードポートレットに編集画面を使用するかどうかを指定します。編集画面を使用する場合は[有効]を,使用しない場合は[無効]を選択します。×
    その他の項目ユーザが定義した任意のパラメタなどを登録します。[項目名]にパラメタの項目名を,[設定値]にパラメタの設定値を入力してください。設定できる内容の詳細は,「7.6.3 [その他の項目]に設定できる内容」を参照してください。×
    マッピング定義ファイルの場所マッピング定義ファイルの作成場所を指定します。マッピング定義ファイルはマルチデバイスコンテンツの項目で設定した内容を保存するためのファイルです。ここで指定された場所にマッピング定義ファイルが作成されます。ポートレットディレクトリ(「{PROJECT_HOME}/portlets/{ポートレット名称}/」)下の任意のファイルを指定します。
    なお,生成されるマッピング定義ファイルの拡張子は,.xmlとなります。
    マルチデバイスコンテンツクライアント種別ごとにポートレットに表示するコンテンツの格納先を指定します。該当するクライアント種別([HTML][CHTML]または[HDML])のテキストボックスに,「{PROJECT_HOME}/portlets/」下からのパスを入力してください。クライアント種別については,「6.4 クライアント種別判定の設定」を参照してください。
    指定例:/portlets/sample1/sample1.jsp
    ×
    iframeタグ:URL変換方式iframeタグのsrc属性に相対パスが指定されているときの動作を指定します。[通常モード]と[01-00互換モード]から選択できます。
    [通常モード]ではポータルサーバを経由してコンテンツを取得します。[01-00互換モード]ではポータルサーバを経由しないでコンテンツを取得します。
    デフォルトは[通常モード]です。
    ×
    ポートレット監視時間ポートレットの無応答監視時間(タイムアウト時間)を設定します。監視時間には0~86,400秒を設定します。0を指定した場合は監視しません。
    なお,86,401以上またはマイナスの数値を指定するとエラーになるので,指定しないでください。
    ×

    (凡例) ○:必須  ×:任意

    注※ 日立APIポートレットの場合だけ設定できます。


  6. [OK]ボタンをクリックします。
    ポートレットが登録され,[ポートレットの追加・変更・削除]画面に戻ります。