uCosminexus Portal Framework システム管理者ガイド
ポータルの動作を設定するPortalResources.propertiesについて説明します。
PortalResources.propertiesは{設定ファイル格納ディレクトリ}に格納されています。デフォルトの格納ディレクトリは次のとおりです。
- 格納ディレクトリ
- {uCosminexus Portal Frameworkインストールディレクトリ}\conf
PortalResources.propertiesで設定する項目について,次の表に示します。PortalResources.propertiesで設定する項目には,Portal Managerを使用して設定できるものがあります。表中の「可否」欄に,Portal Managerで設定できるかどうかを示します。
また,PortalResources.propertiesには次の表に記述のない項目も記述されていますが,uCosminexus Portal Framework内部で使用する項目のため編集しないでください。
表10-1 PortalResources.propertiesの属性一覧
- (凡例)
- ○:Portal Managerで設定できる項目です。
- ×:PortalResources.propertiesの属性値を直接変更して,設定する項目です。
各属性の詳細を次に説明します。
- 注意
- {設定ファイル格納ディレクトリ}を示す場合は,${config.dir}と記述します。また,Webアプリケーションディレクトリを示す場合は,${webapp.dir}と記述します。
- <この項の構成>
- (1) 画面の設定
- (2) エラー画面の設定
- (3) ログイン処理の設定
- (4) ポートレット配置情報ファイルディレクトリの設定
- (5) リポジトリサービスの設定
- (6) ポータル管理グループの設定
- (7) コントローラ定義ファイルの設定
- (8) フォーム認証定義ファイルの設定
- (9) ログインの設定
- (10) ディレクトリサーバの設定
- (11) ディレクトリサーバのコネクションプールの設定
- (12) ユーザ情報リポジトリへのアクセス情報の定義
- (13) 障害監視の設定
- (14) Web Page Portletの設定
- (15) 保守ログの設定
- (16) ポートレットアクセスログの設定
- (17) ポートレットログの設定
- (18) 監査ログの設定
- (19) デフォルトエンコーディングの設定
- (20) URL変換規則の切り替え
- (21) レイアウトの設定
- (22) ポートレット並列表示の設定
- (23) パーソナライズ情報保存方法の設定
- (24) リポジトリの設定
- (25) ナビゲーションメニューの設定
- (26) 言語およびタイムゾーンの設定
- (27) クライアントサイドデータ通信機能を使用するための設定
- (28) Collaboration - Online Community Management連携機能の設定
- (29) 強制表示の設定
- (30) シリアライズ上限値設定
- (31) ポートレット表示属性管理ファイルの設定
- (32) コミュニティ情報キャッシュ数の設定
- (33) スマートナビゲーションの設定
- (34) レスポンスバッファサイズの設定
- (35) Webコンテンツポートレットパラメタ値保存ファイルの格納場所
- (36) 運用管理ポートレットの設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.PPassword
- 型:String
- 説明:パスワード変更で表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/screens/html
- デフォルト値:Password.jsp
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Login
- 型:String
- 説明:ログインで表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/screens/html
- デフォルト値:Login.jsp
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.PasswordSuccess
- 型:String
- 説明:パスワードの変更が成功したときに表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/screens/html
- デフォルト値:PasswordSuccess.jsp
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.WelcomeScreen.show
- 型:String
- 説明:ウェルカム画面の表示/非表示を指定できます。値の範囲はtrueまたはfalseです。trueを指定した場合は,ログイン前にウェルカム画面が表示されます。falseを指定した場合は,ウェルカム画面を表示しないで,[ログイン]画面が表示されます。
- デフォルト値:true
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.AfterLogOutScreen.show
- 型:String
- 説明:ログアウト直後に表示する画面(ログアウト後画面)を指定できます。trueを指定した場合は,ウェルカム画面を表示しないで,ログアウト後画面が表示されます。使用する画面テンプレートはjp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.AfterLogOutScreen.TemplateFileの値で指定できます。falseを指定した場合は,ウェルカム画面([ログイン]画面)が表示されます。
- デフォルト値:false
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.AfterLogOutScreen.TemplateFile
- 型:String
- 説明:ログアウト後画面で使用するJSPファイルを指定できます。jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.AfterLogOutScreen.show=trueの場合に,使用されます。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/screens/html
- デフォルト値:AfterLogout.jsp
(2) エラー画面の設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.default
- 型:String
- 説明:エラーが発生したときに表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値:default.jsp
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.nocont
- 型:String
- 説明:コンテンツの出力に失敗した場合に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値:jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.nologin
- 型:String
- 説明:ログインしない場合に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値: jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.timeout
- 型:String
- 説明:ポートレット並列表示の設定を行っていて,ポートレットの表示でタイムアウトが発生した場合に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値:jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.org.apache.turbine.util.security.PasswordMismatchException
- 型:String
- 説明:ログインの認証エラー時に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値: jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.jp.co.hitachi.soft.portal.util.security.FormParameterException
- 型:String
- 説明:[パスワード変更]画面で入力項目不足時に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値: jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.jp.co.hitachi.soft.portal.util.security.NewPasswordMismatchException
- 型:String
- 説明:[パスワード変更]画面で新パスワードと再入力した新パスワードが異なる場合に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値: jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.jp.co.hitachi.soft.portal.util.security.OldPasswordMismatchException
- 型:String
- 説明:[パスワード変更]画面で,旧パスワードが現在の設定と異なる場合に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値: jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.newwindow
- 型:String
- 説明:新規ウィンドウモードでポートレットの表示に失敗した場合に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/html
- デフォルト値:jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.direct
- 型:String
- 説明:ポートレットのURLを直接指定して複数のポータル画面を表示した時に,それぞれの画面でログインを行った場合に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/html
- デフォルト値:jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.layoutmax
- 型:String
- 説明:レイアウト表示数の上限を超えた場合に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/html
- デフォルト値:jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.portleterror.message
- 型:String
- 説明:ポートレットのコンテンツ取得時にエラーが発生した場合に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値:jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.portlettimeout.message
- 型:String
- 説明:ポートレットのコンテンツの取得タイムアウト発生時に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値:jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.jp.co.hitachi.soft.portal.util.servlet.AccessForbiddenException
- 型:String
- 説明:セキュリティエラーが発生した場合に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値:jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.jp.co.hitachi.soft.portal.util.servlet.LogoutWaitException
- 型:String
- 説明:同一セッションでログアウト中のリクエストが存在する場合に表示されるJSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値:jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.jp.co.hitachi.soft.portal.util.servlet.LoginWaitException
- 型:String
- 説明:同一セッションでログイン中のリクエストが存在する場合に表示されるJSPファイルです。ログイン時にセッションを更新しない場合(jp.co.hitachi.soft.portal.services.security.PortalUserManager.login.sessionrenewal=true以外の場合)に本ファイルを使用します。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値:jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.jp.co.hitachi.soft.portal.util.servlet.DoubleLoginException
- 型:String
- 説明:同一セッションでログイン中のリクエストが存在する場合に表示されるJSPファイルです。ログイン時にセッションを更新する場合(jp.co.hitachi.soft.portal.services.security.PortalUserManager.login.sessionrenewal=trueの場合)に本ファイルを使用します。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/errors/<デバイス名>
- デフォルト値:jp.co.hitachi.soft.portal.modules.screens.Error.defaultの値
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.modules.actions.LoginAction
- 型:String
- 説明:ログイン処理のアクション用JSPファイルです。格納ディレクトリは,次のとおりです。
- <PROJECT_HOME>/WEB-INF/templates/jsp/actions
- デフォルト値:LoginAction.jsp
(4) ポートレット配置情報ファイルディレクトリの設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.access.psml.dir
- 型:String
- 説明:ポートレット配置情報ファイルを格納するディレクトリを設定します。
- デフォルト値:/WEB-INF/psml/
- 属性名:
- jp.co.hitachi.portal.services.repository.filename
- 型:String
- 説明:リポジトリファイルへのパスです。この値は必ず指定してください。
- デフォルト値:なし
(6) ポータル管理グループの設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.empowerment.filename
- 型:String
- 説明:ポータル管理グループ定義ファイルへのパスを指定します。この値は必ず指定してください。
- デフォルト値:${webapp.dir}/WEB-INF/conf/EmPowerment.xml
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.empowerment.operator
- 型:String
- 説明:運用管理者を指定します。運用管理者は,ポータル管理グループの作成および削除,ポータル管理グループ内の管理権限の設定ができます。複数の人を指定する場合は,コンマ(,)で区切って指定してください。*を指定した場合は全てのユーザが運用管理者となります。Portal Managerからも設定できます。
- 例:taroとhanakoを運用管理者とする場合jp.co.hitachi.soft.portal.services.empowerment.operator=taro,hanako
- デフォルト値:*
(7) コントローラ定義ファイルの設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.controllers.filename
- 型:String
- 説明:コントローラ定義ファイルへのパスです。この値は必ず指定してください。
- デフォルト値:なし
(8) フォーム認証定義ファイルの設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.webapp.formbase.cfg
- 型:String
- 説明:フォーム認証定義ファイルへのパスです。
- デフォルト値:${webapp.dir}/WEB-INF/conf/formbase-auth.cfg
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.security.PortalUserManager.login.defaultLoginModule
- 型:String
- 説明:使用するログインモジュール名です。JAASコンフィグレーションファイル(jaas.conf)で指定したアプリケーション名です。
- デフォルト値:Portal
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.security.PortalUserManager.login.sessionrenewal
- 型:Boolean
- 説明:ログイン時のセッションID更新有無を設定します。trueを指定した場合,ログイン時にセッションIDを更新します。この場合,ログイン前後でセッション属性は引継ぎません。falseを指定した場合,ログイン時にセッションIDを更新しません。この場合,ログイン前後でセッション属性を引継ぎます。
- デフォルト値:false
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.serivces.repository.spi.LdapRepositoryModule.TimeOut
- 型:int
- 説明:ディレクトリサーバアクセス時のタイムアウト時間です。単位はミリ秒です。ディレクトリサーバアクセス時のタイムアウト時間の設定には,本設定以外に,jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.spi.LdapRepositoryModule.SocketTimeOutおよび,jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.spi.LdapRepositoryModule.ConnectTimeOutがあります。それぞれのタイムアウト時間の関係を次の図に示します。
図10-1 ディレクトリサーバアクセス時のタイムアウト時間
- デフォルト値:2,000
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.spi.LdapRepositoryModule.SocketTimeOut
- 型:int
- 説明:ディレクトリサーバアクセス時のコネクション(ソケット)のタイムアウト時間です。単位はミリ秒です。値の範囲は0〜7,200,000(2時間)です。製品出荷時には300,000(5分)です。なお,0を指定した場合,無限待ちとなります。
- ディレクトリサーバアクセス時のタイムアウト時間の設定には,本設定以外に,jp.co.hitachi.soft.portal.serivces.repository.spi.LdapRepositoryModule.TimeOutおよび,jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.spi.LdapRepositoryModule.ConnectTimeOutがあります。それぞれのタイムアウト時間の関係については,jp.co.hitachi.soft.portal.serivces.repository.spi.LdapRepositoryModule.TimeOutの説明を参照してください。
- デフォルト値:3,600,000(1時間)
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.spi.LdapRepositoryModule.ConnectTimeOut
- 型:int
- 説明:ディレクトリサーバアクセス時のコネクションを確立するまでのタイムアウト時間です。単位はミリ秒です。値の範囲は0〜7,200,000(2時間)です。製品出荷時には300,000(5分)です。なお,0を指定した場合,無限待ちとなります。
- ディレクトリサーバアクセス時のタイムアウト時間の設定には,本設定以外に,jp.co.hitachi.soft.portal.serivces.repository.spi.LdapRepositoryModule.TimeOutおよび,jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.spi.LdapRepositoryModule.SocketTimeOutがあります。それぞれのタイムアウト時間の関係については,jp.co.hitachi.soft.portal.serivces.repository.spi.LdapRepositoryModule.TimeOutの説明を参照してください。
- デフォルト値:3,600,000(1時間)
(11) ディレクトリサーバのコネクションプールの設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.spi.LdapRepositoryModule.MaxPoolSize
- 型:int
- 説明:ディレクトリサーバのコネクションをプールする最大数を設定します。0を設定した場合,ディレクトリサーバのコネクションはプールされません。値の範囲は,0〜10,000です。ディレクトリサーバのコネクションをプールする場合は,リクエスト同時実行数×2以上の値を設定してください。
- デフォルト値:0
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.spi.LdapRepositoryModule.PoolWaitTime
- 型:int
- 説明:ディレクトリサーバのコネクションをプールする設定の場合で,全てのコネクションが使用されている場合に,コネクションに空きが発生するまで待機する時間を設定します。0を設定した場合はコネクションに空きが発生するまで待ちます。単位はミリ秒で,値の範囲は,0〜7,200,000です。
- デフォルト値:1,000
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.spi.LdapRepositoryModule.PoolIdleTimeout
- 型:int
- 説明:ディレクトリサーバのコネクションをプールする設定の場合に,コネクションのアイドルタイムを設定します。コネクションがアイドルタイム以上使用されなかった場合,コネクションはクローズされます。0を指定した場合は,コネクションがクローズされることはありません。なお,アイドルタイムはディレクトリサーバの通信タイムアウトの設定(jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.spi.LdapRepositoryModule.SocketTimeOut)およびディレクトリサーバのタイムアウト時間より短い時間を設定する必要があります。単位はミリ秒で,値の範囲は,0〜7,200,000です。
- デフォルト値:0
(12) ユーザ情報リポジトリへのアクセス情報の定義
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.spi.CosminexusRepositoryModule.write
- 型:String
- 説明:ユーザ情報リポジトリへのアクセス情報の識別子(jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.spi.CosminexusRepositoryModule.write)を設定します。製品出荷時にはコメントアウトされていますので,統合ユーザフレームワークを使用したユーザ情報リポジトリへのアクセスを行う場合はコメントアウトを解除してください。また,このプロパティを設定する場合には統合ユーザ管理フレームワークのコンフィグレーションファイル(ua.conf)の設定を変更する必要があります。ua.confファイルの設定内容については,「4.3.1(2) 統合ユーザ管理フレームワークのコンフィグレーションファイルの設定」を参照してください。
- デフォルト値:なし
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.uservalue
- 型:String
- 説明:ユーザ情報リポジトリの検索条件を設定します(大文字,小文字を区別します)。
- loginid:認証に使用したログインIDでユーザ情報を検索します。
- userid:認証時に取得したユーザIDでユーザ情報を検索します。
- ログインIDは,[ログイン]画面で入力したIDです。また,ユーザIDはPortal Managerのマッピング定義のユーザID項目で指定した属性の値です。検索対象はユーザ情報(ユーザ属性やパーソナライズ情報)およびグループ情報です。
- Cosminexusの統合ユーザ管理でWebPasswordJDBCLoginModuleまたはカスタムログインモジュールを使用する場合はloginidに設定してください。
- デフォルト値:loginid
(13) 障害監視の設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.service.ActivityService.check.enable
- 型:Boolean
- 説明:活動監視機能を使用するかどうかを指定します。trueの場合,ActivityServiceは一定間隔で活動監視し,falseの場合は監視しません。なお,trueにした場合,jp.co.hitachi.soft.portal.services.ActivityService.log.enableをtrueにする必要があります。活動監視ログ出力機能がfalseの場合は監視しません。
- デフォルト値:false
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.ActivityService.log.enable
- 型:Boolean
- 説明:活動監視ログを出力するかどうかを指定します。trueの場合は活動監視ログを出力し,falseの場合は出力しません。
- デフォルト値:false
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.ActivityService.interval
- 型:int
- 説明:活動監視をする間隔です。単位は秒で,0の場合は活動監視を行わないことを示します。値の範囲は,0〜86,400です。製品出荷時には3,600(1時間)が設定されています。
- デフォルト値:0
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.ActivityService.timeout
- 型:int
- 説明:活動監視時にタイムアウトとみなす時間です。単位は秒で0の場合はタイムアウトがないものとみなします。値の範囲は,0〜86,400です。製品出荷時には3,600(1時間)が設定されています。
- デフォルト値:なし
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.webpage.cache.directory
- 型:String
- 説明:強制検証フラグファイルおよびディスクキャッシュの格納ディレクトリです。
- デフォルト値:${webapp.dir}/WEB-INF/cosmi/webpage/cache
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.webpage.cache.memMaxSize
- 型:int
- 説明:メモリキャッシュに格納する最大コンテンツ数です。値の範囲は1〜2,147,483,647です。
- デフォルト値:16
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.webpage.cache.diskMaxSize
- 型:int
- 説明:ディスクキャッシュに格納する最大コンテンツ数です。値の範囲は1〜2,147,483,647です。
- デフォルト値:128
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.TraceFile
- 型:String
- 説明:保守ログの出力先ディレクトリのフルパスおよびファイル名のプレフィックスを指定します。ただし,ほかのログのファイル名(ログ出力先のフルパス+ファイル名のプレフィックス)と同じ値は指定できません。同じ値を指定した場合は,デフォルト値が使用されます。
- 次の場合に同じ値と判断されます。
- 二つの値が一致している場合(大文字,小文字は区別しません)
- 二つの値のパスが一致していて,プレフィックスの最後に指定した数字だけが異なる場合
- 不正値(作成できないプレフィックスや相対パス)を指定した場合は,ログ出力されません。
- デフォルト値:${webapp.dir}/WEB-INF/log/portal
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.TraceLevel
- 型:String
- 説明:保守ログ出力レベルを設定します。指定したレベル以下の保守ログが出力されます。値の範囲は-1および0〜30の整数です。範囲外の値または-1を設定した場合にはログは出力されません。
- デフォルト値:0
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.TraceMode
- 型:String
- 説明:ポートレットデバッグ機能のトレースモードです。モードを記述します。値の範囲は,normal,compile,debugになります。
- デフォルト値:normal
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.MessageLevel
- 型:String
- 説明:メッセージ出力レベルを設定します。LOG_ERR,LOG_WARNING,またはLOG_INFOを指定します。
- デフォルト値:LOG_ERR
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.FileNum
- 型:int
- 説明:切り替えて使用する保守ログファイルの数を設定します。1から16の整数を一つ指定します。
- デフォルト値:1
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.FileSize
- 型:int
- 説明:一つの保守ログファイルの最大サイズを設定します。単位はバイトで,値の範囲は4,096〜2,147,483,647です。2,097,152(2MB)以上を推奨します。
- デフォルト値:1,048,576(1MB)
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.Ident
- 型:String
- 説明:ポータルサーバログを出力する際,イベントログのアプリケーション識別子として指定する文字列です。この設定は変更しないでください。
- デフォルト値:Portal Framework
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.requestcontroller.log.requestparameter
- 型:String
- 説明:保守ログに出力するリクエストパラメタの名前を指定します。uCosminexus Portal Frameworkがリクエストを受け付けた時に,このプロパティで指定したリクエストパラメタと一致するパラメタが存在する場合,保守ログにメッセージKDPF50011-Iを出力します。パラメタの大文字,小文字は区別します。複数指定する場合はコンマ区切りで指定してください。1,024文字まで指定できます。
- デフォルト値:com.cosminexus.admin.auth.name
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.requestcontroller.log.requestheader
- 型:String
- 説明:保守ログに出力するリクエストヘッダの名前を指定します。uCosminexus Portal Frameworkがリクエストを受け付けた時に,このプロパティで指定したリクエストヘッダと一致するヘッダが存在する場合,保守ログにメッセージKDPF50012-Iを出力します。ヘッダの大文字,小文字は区別しません。複数指定する場合はコンマ区切りで指定してください。1,024文字まで指定できます。
- デフォルト値:なし
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.requestcontroller.log.requestattribute
- 型:String
- 説明:保守ログに出力するリクエスト属性の名前を指定します。uCosminexus Portal Frameworkがリクエストを受け付けた時に,このプロパティで指定した名前と一致するリクエスト属性が存在する場合,保守ログにメッセージKDPF50013-Iを出力します。リクエスト属性の大文字,小文字は区別します。複数指定する場合はコンマ区切りで指定してください。1,024文字まで指定できます。
- デフォルト値:HINS_SAML_USER_ID
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.requestcontroller.log.portletcall
- 型:Boolean
- 説明:保守ログにポートレットの呼び出し開始および終了を出力するか設定します。trueを設定した場合,保守ログにポートレットの呼び出し開始および終了を出力します。trueに設定した場合,ポータル画面を表示するたびに画面に配置しているポートレット数の呼び出し開始および終了のログが出力されますので,保守ログファイルの数および一つの保守ログファイルの最大サイズを増やしてください。
- デフォルト値:false
(16) ポートレットアクセスログの設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.PortletAccessLog
- 型:Boolean
- 説明:ポートレットアクセスログの出力有無を指定します。trueを指定すると,ポートレットアクセスログを出力します。
- デフォルト値:false
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.OptionAccess
- 型:String
- 説明:ポートレットアクセスログの出力オプションを指定します。次のパラメタをコンマ(,)で区切って指定します。
- un:利用者名称
- tm:ポートレット処理経過時間(ミリ秒)
- er:障害コード
- lid:レイアウト名称
- lnm:レイアウトタイトル
- ud:ユーザ定義項目名
- act:ログイン/ログアウト情報
- 常に「利用者名称」,「ポートレット処理経過時間(ミリ秒)」,「障害コード」の順で出力されます。複数指定した場合は無視されます。指定した値の大文字,小文字は区別しません。
- 指定例:
jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.OptionAccess=un- 上記の場合は,「id=利用者要求カウンタ pn=ポートレット名称 un=利用者名称」がポートレットアクセスログファイルに出力されます。「利用者要求カウンタ」および「ポートレット名称」は必ず出力されます。
- デフォルト値:tm
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.TraceFileAccess
- 型:String
- 説明:ポートレットアクセスログの出力先ディレクトリのフルパスおよびファイル名のプレフィックスを指定します。ただし,ほかのログのファイル名(ログ出力先のフルパス+ファイル名のプレフィックス)と同じ値は指定できません。同じ値を指定した場合は,デフォルト値が使用されます。
- 次の場合に同じ値と判断されます。
- 二つの値が一致している場合(大文字,小文字は区別しません)
- 二つの値のパスが一致していて,プレフィックスの最後に指定した数字だけが異なる場合
- 不正値(作成できないプレフィックスや相対パス)を指定した場合は,ログ出力されません。
- デフォルト値:${webapp.dir}/WEB-INF/log/access
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.FileNumAccess
- 型:int
- 説明:切り替えて使用するポートレットアクセスログファイルの数を設定します。1から16の整数を一つ指定します。
- デフォルト値:4
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.FileSizeAccess
- 型:int
- 説明:一つのポートレットアクセスログファイルの最大サイズを設定します。単位はバイトで,値の範囲は4,096〜2,147,483,647です。
- デフォルト値:1,048,576(1MB)
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.OptionDelimiter
- 型:String
- 説明:ポートレットアクセスログ出力項目の区切り文字を設定します。
- 大文字,小文字を区別した0〜4文字のASCII文字だけで設定します。プロパティが存在しない場合,または誤った設定値が設定された場合(全角文字が設定された場合や文字数が設定できる範囲を超えた場合など)は,保守ログにメッセージ(KDPF60019-E)とプロパティ名を出力して,デフォルト値(半角空白1文字)を適用して処理を続行します。
- デフォルト値:半角空白1文字
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.api.log.application.FileName
- 型:String
- 説明:ポートレットログの出力先ディレクトリのフルパスとファイル名のプレフィックスを指定します。ただし,ほかのログのファイル名(ログ出力先のフルパス+ファイル名のプレフィックス)と同じ値は指定できません。同じ値を指定した場合は,デフォルト値が使用されます。
- 次の場合に同じ値と判断されます。
- 二つの値が一致している場合(大文字,小文字は区別しません)
- 二つの値のパスが一致していて,プレフィックスの最後に指定した数字だけが異なる場合
- 不正値(作成できないプレフィックスや相対パス)を指定した場合は,ログ出力されません。
- デフォルト値:${webapp.dir}/WEB-INF/log/application
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.api.log.application.TraceLevel
- 型:String
- 説明:ポートレットログの出力レベルです。指定したレベル以下のポートレットログが出力されます。値の範囲は−1および0〜30の整数です。
- デフォルト値:10
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.api.log.application.FileSize
- 型:int
- 説明:一つのポートレットログファイルの最大サイズです。単位はバイトで,値の範囲は4,096〜2,147,483,647です。
- デフォルト値:1,048,576(1MB)
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.api.log.application.FileNum
- 型:int
- 説明:切り替えて使用するポートレットログファイルの数です。値の範囲は1〜65,535です。
- デフォルト値:1
(18) 監査ログの設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.auditlog.enable
- 型:Boolean
- 説明:監査ログの出力有無を設定します。
- true:監査ログを出力します。
- false:監査ログを出力しません。
- デフォルト値:false
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.auditlog.filter
- 型:String
- 説明:監査ログに出力するメッセージを抑止するメッセージIDを設定します。複数指定する場合はコンマ(,)で区切って設定します。256個まで指定することができます。
- デフォルト値:なし
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.auditlog.FileName
- 型:String
- 説明:監査ログの出力先ディレクトリのフルパスおよびファイル名のプレフィックスを指定します。プロパティで設定した出力先にログファイルとログファイルを制御するための監査ログコントロールファイル(拡張子が.conf)が出力されます。ファイルのパスはプレフィクスを含め250文字以下を指定してください。
- デフォルト値:${webapp.dir}/WEB-INF/log/audit
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.auditlog.message
- 型:String
- 説明:監査ログに出力するメッセージの重要度を設定します。複数設定する場合はコンマ(,)で区切って設定します。設定しない重要度のメッセージは監査ログに出力されません。
- ERR:Errorレベルのメッセージを出力します。
- WARN:Warningレベルのメッセージを出力します。
- INFO:Informationレベルのメッセージを出力します。
- デフォルト値:ERR,WARN,INFO
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.auditlog.FileSize
- 型:int
- 説明:一つの監査ログファイルの最大サイズを指定します。単位はバイトで,値の範囲は,4,096〜2,147,483,647です。
- デフォルト値:10,485,760(10MB)
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.auditlog.FileNum
- 型:int
- 説明:切り替えて使用する監査ログファイルの数を指定します。値の範囲は,2〜32です。
- デフォルト値:4
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.auditlog.encoding
- 型:String
- 説明:監査ログのエンコーディングを設定します。UTF-8またはWindows-31Jが指定できます。なお,Windows-31Jを指定した場合,次の項目にWindows-31Jに存在しない文字を使用すると,存在しない文字が文字化けします。
- ポータル管理グループタイトル
- 利用者条件
- デフォルト値:UTF-8
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.auditlog.clientip.source
- 型:String
- 説明:監査ログに出力するクライアントIPアドレスの取得元を設定します。ポータルサーバがNATデバイスの内側に設定されている場合は,NATの設定により任意のリクエストヘッダ(標準はX-Forwarded-For)にクライアントのIPアドレスを設定することができるため,そのリクエストヘッダを指定します。リクエストヘッダの値がコンマ区切りで指定されている場合,次のプロパティで指定された方法でIPアドレスを取得することができます。
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.auditlog.clientip.source.detail
- プロパティを指定しない場合,またはリクエストヘッダから値が取得できない場合は,IPヘッダー・パケットからIPアドレスを取得します。
- デフォルト値:なし
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.auditlog.clientip.source.detail
- 型:Integer
- 説明:監査ログに出力するクライアントIPアドレスをリクエストヘッダから取得する場合(jp.co.hitachi.soft.portal.util.log.auditlog.clientip.sourceを指定した場合)に,コンマで複数のIPアドレスが記述されている場合の取得方法を設定します。コンマ区切りで複数のIPアドレスが設定されていない場合は,このプロパティの設定値は無効となります。
- 0:全ての情報を取得します。
- 1:先頭のIPアドレスをクライアントのIPアドレスとして抽出します。
- なお,コンマ以外の区切り文字には対応していません。
- デフォルト値:1
(19) デフォルトエンコーディングの設定
- 属性名:
- document.defaultencoding
- 型:String
- 説明:次に示すファイルのデフォルトエンコーディングを指定します。UTF-8,Windows-31J,EUC-JPまたはJISを指定できます。この値は必ず指定してください。
- Fileポートレット
- ポートレット配置情報ファイル(PSMLファイル)
- ポートレット定義ファイル(jetspeed-config.jcfg)
- リポジトリファイル(Repository.xml)
- マッピング定義ファイル
- クライアント情報定義ファイル(UserAgentType.xml)
- フォーム認証定義ファイル(formbase-auth.cfg)
- コントロール定義ファイル(controllers.xml)
- デフォルト値:なし
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.transurlflag
- 型:Boolean
- 説明:URL変換規則の切り替えフラグです。指定できる値はtrueまたはfalseです。詳細については,「6.8 SSLアクセラレーターまたはリバースプロキシ使用時の設定」を参照してください。
- デフォルト値:false
- URLの変換規則を次の表に示します。
表10-2 URLの変換規則
プロパティ値 変換規則 変換後のURL false プロトコルとサーバ名称を含む {プロトコル}://{サーバ名称}:{ポート番号}/{ポータルプロジェクト名}/〜 true プロトコルとサーバ名称を含まない /{ポータルプロジェクト名}/〜
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.url.proxy
- 型:String
- 説明:リバースプロキシとしてSSLアクセラレーターを使用するかどうかを設定します。指定できる値はSSLまたはNONEです。SSLアクセラレーターを使用しないで,リバースプロキシだけ使用する場合は,NONEを指定してください。
- SSL:SSLアクセラレーターを使用する。
- NONE:SSLアクセラレーターを使用しない。
- デフォルト値:NONE
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpdomain
- 型:String
- 説明:HTTPで通信する際,URLに含まれるホスト名,ポート番号およびパス名を指定します。このプロパティは,プロトコルとサーバ名称を含めるURLを生成する場合に使用されます。値は次の形式で指定してください。
ホスト名称:ポート番号/パス名- ポート番号およびパス名は省略できます。ポート番号を省略した場合は,デフォルトのポート番号(80)が使用されます。
- なお,リバースプロキシなどの中継機器を使用する場合は,中継機器のホスト名とポート番号を指定してください。
- すべてを省略した場合は,ポータルサーバのホスト名とポート番号を使用します。
- デフォルト値:なし
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpsdomain
- 型:String
- 説明:HTTPSで通信する際,URLに含まれるホスト名,ポート番号およびパス名を指定します。このプロパティは,プロトコルとサーバ名称を含めるURLを生成する場合に使用されます。値は次の形式で指定してください。
ホスト名称:ポート番号/パス名- ポート番号およびパス名は省略できます。ポート番号を省略した場合は,デフォルトのポート番号(443)が使用されます。
- なお,リバースプロキシなどの中継機器を使用する場合は,中継機器のホスト名とポート番号を指定してください。
- すべてを省略した場合は,ポータルサーバのホスト名とポート番号を使用します。
- デフォルト値:なし
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.transcontextflag
- 型:Boolean
- 説明:URL変換を行うときに,jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpdomainプロパティおよびjp.co.hitachi.soft.portal.url.httpsdomainプロパティで指定したパス名でポータルプロジェクト名を置換する場合はtrueを設定してください。置換せずパス名を追加する場合はfalseを設定してください。なお,jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpsdomainプロパティでパス名の指定を行っていない場合はtrueを指定しても変換しません。詳細については,「6.8 SSLアクセラレーターまたはリバースプロキシ使用時の設定」を参照してください。
- デフォルト値:false
- 属性名:
- transinline.compat
- 型:Boolean
- 説明:jp.co.hitachi.soft.portal.portlet.PortletURI#transInlineURIメソッドについて,プロトコルとサーバ名称を含まないURLを生成します。プロトコルとサーバ名称を含むURLを生成する場合はfalseを指定してください。trueに設定した場合,または未指定の場合,08-03以前と同じ動作をします。この場合,jp.co.hitachi.soft.portal.portlet.PortletURI#transInlineURIメソッドには,次のプロパティが適用されません。
- jp.co.hitachi.soft.portal.transurlflag
- jp.co.hitachi.soft.portal.url.proxy
- jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpdomain
- jp.co.hitachi.soft.portal.url.httpsdomain
- jp.co.hitachi.soft.portal.transcontextflag
- デフォルト値:true
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.layout.outside.padding.without
- 型:String
- 説明:ポートレット間隔(padding)を二重に設定しないで表示させるプロパティ値です。trueを指定した場合は,ポートレット間隔(padding)を二重に設定しないで同間隔で表示します。falseを設定した場合は,ポートレット間隔(padding)を二重に設定して表示します。このプロパティは,表示形式がタブ形式で,レイアウト形式が行ベース,列ベース,またはユーザ登録形式のどれかの形式の場合に有効になります。それ以外の形式で配置している場合は,このプロパティにtrueを指定してもポートレット間隔は二重に設定されます。
- デフォルト値:true
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.layout.default.padding.size
- 型:int
- 説明:ポートレット間隔のサイズデフォルト値です。値の範囲は0 以上です。
- デフォルト値:3
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.layout.default.border.size
- 型:int
- 説明:ポートレットを囲む枠線の太さのデフォルト値です。値の範囲は0以上です。
- デフォルト値:1
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.layout.default.border.color
- 型:String
- 説明:ポートレットを囲む枠線の色のデフォルト値です。値の範囲は#000000 〜 #FFFFFFまたはHTML4.01で定義されているred,yellowなどの色名です。値の範囲外のプロパティ値が設定された場合は,デフォルト値で表示し,メッセージKDPF60019-Eをログファイルに出力します。
- デフォルト値:#CCCCCC
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.layout.default.active.color
- 型:String
- 説明:タブの活性色のデフォルト値です。値の範囲は#000000 〜 #FFFFFFまたはHTML4.01で定義されているred,yellowなどの色名です。値の範囲外のプロパティ値が設定された場合は,デフォルト値で表示し,メッセージKDPF60019-Eをログファイルに出力します。
- デフォルト値:#990000
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.layout.default.nonactive.color
- 型:String
- 説明:タブの非活性色のデフォルト値です。値の範囲は#000000 〜 #FFFFFFまたはHTML4.01で定義されているred,yellowなどの色名です。値の範囲外のプロパティ値が設定された場合は,デフォルト値で表示し,メッセージKDPF60019-Eをログファイルに出力します。
- デフォルト値:#DDDDDD
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.layout.default.ruler.size
- 型:int
- 説明:ルーラー幅のデフォルト値です。値の範囲は0以上です。
- デフォルト値:2
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.layout.default.ruler.color
- 型:String
- 説明:ルーラー色のデフォルト値です。値の範囲は#000000 〜 #FFFFFFまたはHTML4.01で定義されているred,yellowなどの色名です。値の範囲外のプロパティ値が設定された場合は,デフォルト値で表示し,メッセージKDPF60019-Eをログファイルに出力します。
- デフォルト値:#990000
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.layout.default.title.color
- 型:String
- 説明:タイトルバー,タブの非活性色,およびルーラー色のデフォルト値です。値の範囲は#000000 〜 #FFFFFFまたはHTML4.01で定義されているred,yellowなどの色名です。値の範囲外のプロパティ値が設定された場合は,デフォルト値で表示し,メッセージKDPF60019-Eをログファイルに出力します。
- デフォルト値:#DDDDDD
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.layout.default.background.color
- 型:String
- 説明:背景色のデフォルト値です。値の範囲は#000000 〜 #FFFFFFまたはHTML4.01で定義されているred,yellowなどの色名です。値の範囲外のプロパティ値が設定された場合は,デフォルト値で表示し,メッセージKDPF60019-Eをログファイルに出力します。
- デフォルト値:#FFFFFF
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.layout.default.maxdisplays
- 型:int
- 説明:レイアウトの表示上限数を設定します。値の範囲は1〜500です。プロパティが存在しない場合,または値の範囲外のプロパティ値が設定された場合は,デフォルト値(50)が設定されます。
- デフォルト値:50
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.multiportlet.option
- 型:String
- 説明:ポートレット並列機能の使用有無を指定します。値の範囲はtrueまたはfalseです。小文字で入力してください。またtrue以外の文字を指定した場合は,指定はfalseに設定されます。
- デフォルト値:false
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.multiportlet.timeout
- 型:int
- 説明:ポートレットコンテンツを取得するまでの監視時間を指定します。単位は秒です。値の範囲は0(監視しない),または1〜86,400です。
- デフォルト値:0(監視しない)
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.multiportlet.services.ThreadPool.init.count
- 型:int
- 説明:スレッドプールで確保するスレッドの初期個数です。値の範囲は1〜1,000です。
- デフォルト値:10
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.multiportlet.services.ThreadPool.max.count
- 型:int
- 説明:スレッドプールで確保するスレッドの最大個数です。値の範囲は1〜1,000です。ただし,次の注意点を考慮して設定してください。
- 最大スレッド数設定の注意点
生成できる最大のスレッド数より表示するポートレット数が上回ると,スレッド生成待ちになってしまいます。設定する最大スレッド数は,次に示す範囲で設定してください。
最大スレッド数 ≧ ポートレット数+Cosminexusのスレッド数
最大スレッド数の算出方法については,「6.9.1(2)ポートレット並列表示使用時のスレッド数」に記載している「最大スレッド数の算出方法」の説明を参照してください。
- デフォルト値:100
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.multiportlet.services.ThreadPool.minspare.count
- 型:int
- 説明:スレッドプール機能でスレッドを確保する増分個数です。値の範囲は1〜1,000です。スレッドを確保するときに指定個数分のスレッドを増加させます。
- スレッドプール内のスレッドの確保
スレッドプール内の空きスレッド数が増分個数未満の場合,最大個数以下の範囲でスレッドを確保します。
- デフォルト値:20
(23) パーソナライズ情報保存方法の設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.repository.commit.mode
- 型:String
- 説明:パーソナライズ情報がリポジトリに格納されるタイミングを指定します。指定できる値はnormal,sessionまたはrequestです。
- normal
- パーソナライズ情報をログアウトのタイミングで更新します。
- session
- パーソナライズ情報をログアウトおよびセッションタイムアウトのタイミングで更新します。
- パーソナライズ情報をログアウトのタイミングで更新します。
- request
- パーソナライズ情報をリクエスト単位に更新します。この指定が有効になるパーソナライズ情報を次に示します。
- ユーザがカスタマイズした標準画面レイアウト情報
カスタマイズBean(LayoutCustomizeBean)のsetContentsメソッドによって格納します。
- ユーザがポートレット単位に設定したカスタマイズ情報(ブックマーク情報など)
ユーザ情報取得Bean(PortalUserInfoBean)のsetCustomizeInfoメソッドによって格納します。
- なお,requestを指定する場合は,複数のカスタマイズ情報を関連した情報として管理している(リンク先とリンク先のタイトル名称など)場合,単一のリクエストごとに設定が完了している必要があります。複数のリクエストにわたって一連の情報を設定する場合,requestは指定できません。
- (例)setCustomizeInfoを複数使用し,複数のリクエストにわたって関連した情報を設定している場合。
- デフォルト値:normal
- 注意事項:
- normalが推奨値になります。
- normalの場合,セッションタイムアウト時にはパーソナライズ情報は更新しません。
- パーソナライズ情報の更新時に,他アプリケーション情報のDBへの登録が保留になっていた場合,各アプリケーションの情報も同時に保存されます。
- requestを指定すると,パーソナライズ情報を逐次ディレクトリサーバ/DBに書き込みます。このため,利用頻度およびディレクトリサーバ/DBの排他の方式によっては性能が低下する場合があります。書き込みのデータ量は,各ポータル利用者の全カスタマイズ情報のサイズになります。
- requestを指定すると,パーソナライズ情報をリクエスト単位にディレクトリサーバ/DBにへ書き込むため,その時点で書き込みエラーが発生する場合があります。エラー時はログにエラーを出力しますが,例外はスローしません。ディレクトリサーバ/DBの障害が発生した場合(一時的な要因も含む),リトライ処理はしません。再度ポータル利用者がカスタマイズ情報を更新する操作をするか,またはログアウトするまで格納処理が延期されます。
- requestを指定すると,パーソナライズ情報をリクエスト単位にディレクトリサーバ/DBに書き込みますが,情報が更新されていなければ書き込みません。ログアウト時にはsessionを指定した場合と同様に,カスタマイズ情報を書き込みます。
- リクエスト処理中に障害が発生した場合,書き込まないことがあります。
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.repository.customize.commitdata
- 型:Boolean
- 説明:レイアウトカスタマイズ機能(レイアウト変更画面)の設定完了時でのパーソナライズ情報のディレクトリサーバ/DBへの書き込みを制御します。
- true:設定完了時にパーソナライズ情報をディレクトリサーバ/DBに書き込みます。
- false:設定完了時にパーソナライズ情報をディレクトリサーバ/DBに書き込みません。
- パーソナライズ情報を書き込むタイミングについてはプロパティ(jp.co.hitachi.soft.portal.repository.commit.mode)を参照します。
- デフォルト値:true
(24) リポジトリの設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.repository.db.autoadd
- 型:Boolean
- 説明:ユーザのパーソナライズ情報を格納したテーブルに,ログインしたポータル利用者のレコードがない場合に,そのポータル利用者のレコードを自動的に追加するかどうかを指定します。
- true:自動的にレコードを追加します。
- false:自動的にレコードを追加しません。
- このプロパティは,次の条件をすべて満たす場合だけ利用できます。
- Portal Managerのメニュー部から[リポジトリの設定]−[マッピング情報]−[ユーザ情報]で表示される画面の「パーソナライズ情報を表すキー」の接続先がDBの構成情報を指定している場合
- 1.で指定した構成情報のテーブルが,ユーザIDを示す項目以外,NULLを格納できる場合
- 各イベントで発行するSQL情報
- uCosminexus Portal Frameworkでは,次の場合に,記載したSQLでDBにアクセスします。
- ユーザがログインした際に,ユーザのレコードが,指定した構成情報に対応するテーブル上に存在しなかった場合
insert into HPTLUSER (USERID) values(?)
HPTLUSER:指定した構成情報の「テーブル名」です。
USERID:指定した構成情報の「テーブルキーカラム名」です。
追加される値は,ユーザ情報リポジトリの検索条件の設定(jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.uservalue)で指定した値です。
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.repository.log.access
- 型:Boolean
- 説明:保守ログにリポジトリへのアクセス情報(開始,終了およびアクセス内容)を出力するか設定します。trueを設定した場合,保守ログにリポジトリへのアクセス情報を出力します。trueに設定した場合,リポジトリへのアクセスのたびにログが出力されますので,保守ログファイルの数および一つの保守ログファイルの最大サイズを増やしてください。
- デフォルト値:false
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.portal.controls.NavigationPanedPortletControl.NavigationPortletName
- 型:String
- 説明:ナビゲーションメニューに表示するポートレットを指定します。このプロパティを設定すると,管理者用レイアウトカスタマイズ機能のレイアウト編集画面にナビゲーションメニューの項目が表示されます。ナビゲーションメニューを使用しない場合は,プロパティをコメントアウトするか,または値を設定しないでください。
- デフォルト値:なし
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.i18n.supports
- 型:String
- 説明:サポートする言語をRFC1766に従って次の形式で指定します。
{言語コード}[-{国コード}[-{バリアント}]]- なお,国コードとバリアントは省略できます。また,複数指定する場合はコンマ(,)で区切って指定します。
- デフォルト値:ja,en
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.i18n.default
- 型:String
- 説明:デフォルトの言語をRFC1766に従って次の形式で指定します。
{言語コード}[-{国コード}[-{バリアント}]]- なお,国コードとバリアントは省略できます。
- デフォルト値:en
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.i18n.timezone.supports
- 型:Boolean
- 説明:タイムゾーンをサポートするかどうかを指定します。指定できる値はtrueまたはfalseです。falseを指定した場合,タイムゾーンを取得するユーザロケール情報取得APIでは,デフォルト値が返却されます。
- デフォルト値:true
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.i18n.timezone.default
- 型:String
- 説明:デフォルトのタイムゾーンを指定します。指定できる値はカスタムタイムゾーンIDです。
- デフォルト値:GMT+09:00
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.i18n.stringresource.appkey
- 型:String
- 説明:起動時に読み込むストリングリソースのアプリケーションキー名称を指定します。複数指定する場合はコンマ(,)で区切って指定してください。指定しないストリングリソースは初回使用時に読み込まれます。
- デフォルト値:hptl_customizer,hptl_common
(27) クライアントサイドデータ通信機能を使用するための設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.csdc.datatype.userData
- 型:Boolean
- 説明:クライアントサイドデータ通信機能を使用する場合のデータ転送方式を指定します。クライアントサイドデータ通信機能のデータ格納方式に従って,次の値を設定します。
- true:userDataおよびDOMストレージとポータルクリップボードウィンドウを併用する場合
- false:ポータルクリップボードウィンドウだけ使用する場合
- デフォルト値:false
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.csdc.datasize.threshold
- 型:int
- 説明:クライアントサイドデータ通信機能のデータ転送方式でuserDataとポータルクリップボードウィンドウを併用する設定の場合に,userDataからポータルクリップボードウィンドウに切り替えるデータサイズをバイト数で指定します。クライアントサイドデータ通信機能でデータ転送するときに,userDataに格納できるデータサイズを超えるデータを転送する場合は,ポータルクリップボードウィンドウを使用して,データ転送を行います。値の範囲は1〜2,147,483,647です。値の範囲外のプロパティ値が設定された場合は,デフォルト値が設定されます。
- デフォルト値:32,000(バイト)
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.csdc.datatype.userData.ext
- 型:String
- 説明:クライアントサードデータ通信を行う際のデータ保管領域の拡張設定を行います。
- none:userDataだけを使用する。
- usedomstorage:userDataとDOMストレージを併用する。
- クライアントサードデータ通信を行う際のデータ転送にuserDataを使用しない場合(jp.co.hitachi.soft.portal.csdc.datatype.userData=falseの場合),本プロパティの指定は無効となります。
- デフォルト値:none
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.csdc.datatype.userData.errorhandle
- 型:Boolean
- 説明:クライアントサードデータ通信を行う際のデータ転送方式でuserDataを使用する場合,userDataまたはDOMストレージへのデータ格納(コピー処理)でエラーが発生したときに,クリップボード方式に変更するかどうかを設定します。
- false:変更しない(エラーメッセージを表示し処理を中止します)。
- true:変更する(クリップボード方式に切り替え処理を続行します)。
- クライアントサードデータ通信を行う際のデータ転送にuserDataを使用しない場合(jp.co.hitachi.soft.portal.csdc.datatype.userData=falseの場合),本プロパティの指定は無効となります。
- デフォルト値:false
(28) Collaboration - Online Community Management連携機能の設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.collaboration.layout
- 型:String
- 説明:Collaboration - Online Community Managementで作成するレイアウトに表示するポートレットのポートレット名を指定します。複数のポートレット名を指定する場合は,コンマ(,)で区切って指定してください。複数指定されたポートレットを,上から順番に1列に並べて表示します。
- デフォルト値:informationview
(29) 強制表示の設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.portlets.forceportlet.supports
- 型:Boolean
- 説明:強制表示ポートレット,強制表示タブおよび強制表示レイアウトを使用する場合は,trueを設定します。falseを設定した場合,強制表示ポートレット,強制タブおよび強制表示レイアウトは使用できません。
- デフォルト値:false
(30) シリアライズ上限値設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.directaccess.postdata.size
- 型:int
- 説明:ポートレットのURLを直接開いた時に引き継ぐPOSTデータの上限サイズを設定します。単位はバイトで,値の範囲は0〜2,097,152です。プロパティが存在しない場合,または値の範囲外のプロパティ値が設定された場合は,デフォルト値が設定されます。
- デフォルト値:2,097,152(2MB)
(31) ポートレット表示属性管理ファイルの設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.portletarrange.filename
- 型:String
- 説明:共通情報用DBを使用しない場合に,ポートレット表示属性管理ファイルへのパスを指定します。
- デフォルト値:${config.dir}/portletarrange.xml
(32) コミュニティ情報キャッシュ数の設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.common.cache.LRUHashtable.EmPowermentDBModule.MaxCacheCount
- 型:int
- 説明:コミュニティ情報のキャッシュの最大数を指定します。値の範囲は1,000〜100,000です。リポジトリから取得したコミュニティ情報の数が設定値を超えた場合は,最も長い間,使われていないコミュニティ情報をキャッシュから削除します。プロパティの設定が存在しない場合はデフォルト値が設定されます。なお,本プロパティを有効にするためにはコミュニティ情報に関する情報を起動時にキャッシュしない設定(jp.co.hitachi.soft.portal.common.cache.LoadInfoForCommunity.Enabled=false)を行っておく必要があります。
- デフォルト値:10,000
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.common.cache.LRUHashtable.EmPowermentDBModule.layout.MaxCacheCount
- 型:int
- 説明:レイアウト情報のキャッシュの最大数を指定します。値の範囲は1,000〜100,000です。リポジトリから取得したレイアウト情報の数が設定値を超えた場合は,最も長い間,使われていないレイアウト情報をキャッシュから削除します。プロパティの設定が存在しない場合はデフォルト値が設定されます。なお,本プロパティを有効にするためにはコミュニティ情報に関する情報を起動時にキャッシュしない設定(jp.co.hitachi.soft.portal.common.cache.LoadInfoForCommunity.Enabled=false)を行っておく必要があります。
- デフォルト値:10,000
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.common.cache.LRUHashtable.JetspeedDiskCache.MaxCacheCount
- 型:int
- 説明:ディスクリソース(PSML情報,ファイル等)のキャッシュの最大数を指定します。値の範囲は1,000〜100,000です。ディスクから取得したリソースの数が設定値を超えた場合は,最も長い間,使われていないディスクリソースをキャッシュから削除します。プロパティの設定が存在しない場合はデフォルト値が設定されます。なお,本プロパティを有効にするためにはコミュニティ情報に関する情報を起動時にキャッシュしない設定(jp.co.hitachi.soft.portal.common.cache.LoadInfoForCommunity.Enabled=false)を行っておく必要があります。
- デフォルト値:10,000
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.common.cache.LoadInfoForCommunity.Enabled
- 型:int
- 説明:コミュニティに関する情報をサーバ起動時にキャッシュするか設定します。
- true:起動時にキャッシュを行います。
- false:起動時にキャッシュしません。
- デフォルト値:true
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.api.webapi.define.file
- 型:String
- 説明:WebAPI定義ファイルのパスを設定します。
- デフォルト値:${config.dir}/webapi.xml
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.portlets.filter.definition
- 型:String
- 説明:ポートレットフィルタ定義ファイルのパスを設定します。
- デフォルト値:${config.dir}/portlet_filter.xml
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.portlets.filter.enabled
- 型:Boolean
- 説明:ポートレットフィルタの使用有無を設定します。スマートナビゲーションを使用する場合はtrueに設定してください。
- true:ポートレットフィルタを有効にします。
- false:ポートレットフィルタを無効にします。
- デフォルト値:false
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.xml.api.datatypedef
- 型:String
- 説明:データ型定義ファイルのパスを設定します。
- デフォルト値:${config.dir}/data_put_definition.xml
(34) レスポンスバッファサイズの設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.JspService.buffer.size
- 型:int
- 説明:ポータルがクライアントに対するレスポンスを作成する際の,バッファサイズをバイト数で指定します。値の範囲は51,200〜2,000,000です。このバッファサイズはリクエストを実行するスレッドごとに確保され,確保後は解放されない領域であるため,スレッド数とメモリ使用量を考慮してサイズを決める必要があります。
- デフォルト値:200,000(バイト)
(35) Webコンテンツポートレットパラメタ値保存ファイルの格納場所
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.portal.portlets.component.parameterfilename
- 型:String
- 説明:Webコンテンツポートレットパラメタ値保存ファイルの格納場所を指定します。値はパス形式で指定してください。
- デフォルト値:${config.dir}/componentParameters.xml
(36) 運用管理ポートレットの設定
- 属性名:
- jp.co.hitachi.soft.portal.services.empowerment.removedeleteportlet
- 型:Boolean
- 説明:運用管理ポートレットのポートレットタブでOKボタンを押下したときに,削除された標準APIポートレット(標準APIポートレットを停止している場合)を管理・利用するポートレットから削除するかどうかを指定します。
- true:削除する。
- false:削除しない(削除する場合は,運用管理者が明示的に管理・利用の両方のチェックを外すか,削除するポートレットを取り消します)。
- デフォルト値:true
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